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文理選択に悩んでいます。どうやって決めれば良いのでしょうか?【2018年9月】

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基本は、自分が興味のあることや学びたい学問、将来やりたいことをもとに選びましょう。そのためにも、時間をつくって将来の夢や目標を考えることが大切です。では現役合格者が何を悩み、どう決めたのかを紹介します。

1.現役合格者の文理の決め方は?

東進が現役合格者を対象に行ったアンケートによると、文理選択の理由の第1位は「興味のある学問があった」です(東進タイムズ2018年9月号より)。そして、第2位「得意科目があった」、第3位「苦手科目があった」、第4位「将来の夢を実現するため」と僅差で続きます。「夢・目標の実現のためにどうするべきか」を考えて選択することが大切です。 すでに興味があったり、夢があったりする場合は、関連する科目が得意ということも多いでしょう。また、得意科目が学びたい学問や将来の夢につながることもあります。「悔いを残さないか」と自分自身に問いかけて決めましょう。 注意すべきは、苦手科目があるからそれがない方を選ぶという決め方です。なぜなら、自らの将来の可能性を安易に狭めることになりかねないからです。もし、不得意科目を避けて文理を選び、あとからやりたいことが見つかった場合、文転・理転、または大学に入ってから転部することになり、かなりの回り道になってしまいます。苦手は今から克服するチャンスがあります。5年後、10年後の自分をイメージして、慎重に選択しましょう。

2.先輩たちも悩んでいた!?

同じく、東進が現役合格者を対象に行ったアンケートによると、先輩たちが最も悩んでいたのは、「自分の選択が本当に正しいか?」でした。次に、「夢・やりたいことまたは興味のある分野が複数あった」「将来の職業が定まっていなかった」と続きます。また、少数意見ですが、「数学または理科だが、行きたい学部が文系だった」「国語または社会が得意だが、行きたい学部が理系だった」という回答もありました。

文理選択に迷うのは君だけではありません。先生や先輩のアドバイスを聞いたり、長い社会人経験を持ち活躍している人の話を聞いたりして、文理を決める参考にするのもよいでしょう。

3.将来を考える時間を作ろう

後悔先に立たず。高校生の今、自分の将来を考えることはとても重要です。興味のある分野や職業について、よく考え、とことん調べてみることで、将来の夢が見つかるかもしれません。その際、視野を広げることを意識しましょう。本を読んだり、イベントや講演会に参加して社会で活躍する人の話を聞いたりすると、幅広く将来を考えるための情報を収集できます。 夢が決まれば、文理も決めやすくなります。それだけでなく、「夢を実現したい」という思いが生まれ、勉強に対するモチベーションや、大学に入った後の生活・行動力も異なってきます。将来の夢を持っていることは、大きな強みになります。ぼんやりと過ごすのはもったいない! まだ時間のある高2・高1の時期に、自分の将来についてじっくり考えてみましょう。

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