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大学入試の形式が変わることはなんとなく知っているけど、具体的にどう変わるのかわからなくて不安です。何が、どう変わるのですか?(国立志望・高1)【2019年02月】

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新テスト(大学入学共通テスト)では出題内容が大きく変わります。ですが、今からしっかりとした学力を身につければ大丈夫です。高1の時点で大切なのは、「どう変わるのかを正しく知る」こと。特に押さえておきたいポイントは「英語の激変」と「記述問題」の2つとなります。今回は、実際にどう変わるのか概略を説明していきます。詳しくはこちら……。

(1)英語が激変! 出題内容が大幅に変更

A)リスニングの比重がアップ
従来の大学入試センター試験ではリーディングとリスニングの比率が4:1。しかし「大学入学共通テスト」ではリーディングとリスニングの比率が1:1になり、リスニングの比重が大幅にアップします。リーディングだけでなくリスニングの対策も積極的にしていきましょう。

B)リーディングは実用的な英文の読解が中心に
「大学入学共通テスト」の試行調査ではすべてが読解問題で、今までの大学入試に多かった文法・語法問題は出題されていません。また英文の内容も、メールや記事、イベントの案内文など様々でどれも生活に即した実用的な英文です。試行調査ではインターネットでお店の評判をチェックする場面の問題も出題されました。ワクワクするような面白い文章が君を待っています!

C)リスニングの形式・内容の変化
「大学入学共通テスト」では、リスニングの比重が増すだけではありません。問題数やページ数が増加し、読み上げられる語数も増えます。さらに従来の大学入試センター試験では全ての設問が2回読み上げられたのに対し、新入試では、後半部分が1回しか読まれません。問題では、日常会話や大学の寮選び、講義のまとめや友人との議論など、実際に体験しそうな様々なシーンが出題されるので楽しみですね。

(2)国語・数学ではマーク形式だけでなく記述問題も出題

また「大学入学共通テスト」では、英語の出題が変わるだけでなく、他教科でも形式や内容の変化があります。最も大きな変更点は、国語と数学でマーク形式だけでなく、記述問題が出題される点です。国語では、複数の資料などをもとに文章をまとめる問題が出題され、数学でも記述問題が導入されます。普段から文章を書き、論理的に説明する力の強化を意識していきましょう。

東進では特別講義や説明会などで最新の情報をお知らせしています。高校生だけではなくご父母の皆様もご参加いただけますので最寄りの校舎にお問い合わせください。 さらに「変わる大学入試」を実感するために、「共通テスト対応高1模試」を実施しています。百聞は一見に如かず。実際の問題の感覚をつかむためにぜひ受験しましょう。

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