後悔や挫折を繰り返したこの一年の一日一日が私にとって大切なもの
上智大学はどの学部学科でも東進の模試でD判定より上をもらえたことが無く、結局十分な自信が持てないままでの受験となりました。しかも上智大学は受験日程が他より早く、私も他の大学での受験体験を積めないままで一発目が上智となり、不安や緊張との戦いとなりましたが、東進の担任助手の先生の「根拠のない自身を持て」というエールを思い出しがんばりました。
誇れる所や他の受験生より勝っている点など無く、すぐやる気は途切れるし成績は上がらないしで、他の受験生に負い目を感じる日々が続き、何度か私に大学受験など無理なのではないかと思ったこともありました。それでも親や友達、東進の先生方に励ましてもらいながら何とか勉強を続け合格することができました。
先で書いた「根拠の無い自信」というのは、勉強が足りていないのにも関わらず自分に過度に期待をすることではなく、つまづきながらも必死でくらいついたこれまでの自分を認めてあげることを言っているのだと私は思います。受験が終わった今、後悔や挫折を繰り返したこの一年の一日一日が私にとって大切なものだったのだと気づくことができました。
具体的に私に自信を持たせてくれたのはなんといっても過去問でした。ただ問題を解くのではなく、なぜ間違えたのか・自分の弱点はどこか・次回の過去問ではどう対策するのかを考えながら大切に解いていったのが良かったと思います。
受験会場にも時間配分や解く問題の順番などを書いた私だけのための紙を持っていき、周りの雰囲気に飲み込まれず自分のペースを貫きました。受験は自分との戦いなので、いかに自分をよく分析し攻略するかが上智大学合格の鍵だと思います。受験生がんばれ!!