教科書の音読→受講テキストの音読→一問一答のサイクル
私の受験生活はひたすら苦手な教科の克服でした。国語が苦手で高2の3月のセンター試験本番レベル模試で現古漢60点台だった私はこれを克服しなければ大学生になることすらできないだろうと思っていました。
そこで夏の2ヶ月間を使って徹底的に国語に力を入れて勉強しました。その時に、私を救ってくれたのが林先生の現代文でした。そもそも解き方すら分からなかった私にとって、この講座は得意な人の読み方を基礎から丁寧に教えてくれ、これと並行して過去問演習講座センター試験対策分野別演習をすることで、実戦的な読解力を身につけることが出来、最終的に受験で強みにすることができました。
そして夏が終わり、秋に入って私がぶつかった壁は日本史でした。高校で理系クラスに所属していた私は、東進でしか日本史の授業を受けることができませんでした。しかも前に書いたように国語が苦手だった私は、夏の終わりまで日本史を集中して勉強することができないままでいました。
色々試行錯誤した結果導き出した勉強法が、教科書の音読→受講テキストの音読→一問一答のサイクルでした。音読を取り入れたのは高3の10月ぐらいからで、それまでは音読という学習法に抵抗感がありました。周りの先生に勧められて渋々始めた音読の効果は絶大で、なにより書いて勉強するよりもスピーディーにインプットが行えました。
教科書の音読でまず大まかなストーリーの流れを確認し、テキストの音読でその流れの中で重要な部分を頭に入れ、一問一答で単語レベルで定着させました。これを繰り返し行うことでインプットとアウトプットがバランスよくでき、本番までに一定のレベルまで持っていけたのが合格の理由だと思います。
私がこれから受験に挑む皆さんに伝えたいことは、”ゴールを見据えた計画を立てること”と”自分の限界を決めないこと”です。自分を甘やかすのも厳しくするのも自分次第です。受験が終わって自信を持ってやり切れたと言える受験生活を送ってください。応援しています!