何か1つの物事に打ち込んだ経験をしておくことが重要
大学受験を通じ、学力は勿論のこと、学力以外にも2つ大切なことがあると思いました。
1つ目は「自分にとっての良い努力方法を知っていること」です。かなりの勉強量をこなしても、自分にとって最適な勉強方法を知っておかないと成績が伸びずに苦労すると思います。
よって「自分にとっての良い努力方法」を知る為、早めに「何か1つの物事に打ち込んだ経験をしておくこと」が重要だと感じます。それは勉強でもいいですし、人によっては勉強以外のことかもしれません。打ち込んだ物事に対して何か結果が出れば、それが「自分にとっての良い努力方法」なんだと思います。
また自分だけではそれが正解かわからなくても、東進の担任や担任助手の方のアドバイスによって、正しい方向に進んでいることを確認することも出来ました。
2つ目は「実際に本番を経験していること」です。仮に順調に学力をつけても、本番でそれを発揮できなければ意味がありません。僕の場合、中3の入学時から常に本番を想定した東進模試を経験できたことは、大きな経験になりました(そして本番レベルの模試で良い成績が取れれば、それは何よりの自信となります)。人によっては勉強以外の部活や趣味等で「大会」という本番を経験できる場があるかもしれませんし、それを大学受験に生かすことも出来るはずです。
僕も経験したことですが、仮に趣味であっても「本気で頂点を狙うこと」「それを達成するために努力すること」という根本の部分は大学受験も変わりません。「この時期だと遅い」ということはないかもしれませんが、可能であれば受験勉強が本格化する前の高1・高2の時期に、上記の点については意識して欲しいと思います。皆様の健闘を祈っています。