一番大切にしていたことは「素直」
東進に入る前は部活が忙しいということもあり、必要最低限のことだけとにかく頭に入れて意味も考えずに暗記して学校の定期テストを乗り越えていました。だから、定期テストは点数が取れるのに、模試になるとぜんぜん出来ないタイプでした。それが悔しかったので、東進に入学してから、どうやったら暗記したものを問題を解くときに発揮できるかを考えながら必死に勉強を始めました。
英語はとにかく音読です。合宿で教わったように、音読しながら、日本語の意味がすらすらと出てくるようになるまで何度も何度も繰り返し同じ長文を読みました。私にとって東進の音読室で英文を読むのは恥ずかしくて勇気がいることでしたが、夏の英語合宿でできた友達が大きな声で音読し、頑張っている姿を見て、私もやろうと思い夏休みは一日も欠かさず長文音読を続けることができました。勉強を一緒に頑張る仲間は本当に大切な存在だと改めて気づきました。また単語は同じものを100回くらい繰り返すことが大事です。覚えたと思っても何週間かすると忘れてしまうからです。高2のころから始めて、高3の冬まで使い古しました。
日本史は一問一答に出てくる単語を暗記するより、どうしてその法令を出すことになったのかというような社会的背景を考えながら勉強すると絶対に忘れません。制度でもその名前ではなく内容や目的を覚えるほうが内容一致問題などで役に立つと思います。歴史の流れや因果関係をつかむためには、教科書を読むことがオススメです。
最後に私が勉強で一番大切にしていたことは、「素直」です。東進の先生方はプロなので、アドバイスを素直に受け止めて、真似するようにしていました。また、校舎長をはじめ東進には生徒のことをしっかり見て、声をかけてくれる担任助手の方が沢山いるので、やったほうがいいよと言われたことはすぐに実践してみるといいと思います。