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面白そうと思えるものができる大学へ
地球科学、すなわち地学と聞いてこの体験記を読んでいる皆さんはまず何を思い浮かべるでしょうか。きっと大半の方は地学という単語を聞いてもピンとはこないと思います。物理ならコンピュータのプログラミングをする、化学なら薬を作る、生物ならその名の通り生き物の生態を調べる、などとイメージしやすいことでしょう。
そんな馴染みの薄い地学ですが実は地学というものは我々の生活を取り巻く環境そのものについての学問です。具体的には、地球がいつ生まれてこういう歴史をたどる過程で生物の進化が起こって地層ができて、また一方で宇宙とはどのように関わってきたのか、などです。僕はこの学問に魅せられて前述の学科に入学しました。
僕がまだ幼いころ、よく祖父と川に化石を探しに行っていました。化石のありそうな石(一般的にはノジュールという名で知られている)を見つけてはハンマーで少しずつ砕いてみて何か珍しいものはないか探していました。もちろん、所詮素人の子供が探した所で偉大な発見などはありませんしたが、一つものすごく小さなアンモナイトのような化石を見つけてとても喜んだ記憶があります。
このような経験から僕は将来今度は素人でなくその道のプロとして化石のみならず漠然と昔の物を研究したいと考えております。端的にいえば考古学を理系の切り口から研究したいです。それこそ化石とはまた大きく異なりますがピラミッドを調べたり遺跡を探す旅に出たりなどやりたいことを気ままにやりたいと常日頃思っています。ロマンがあるとは思いませんか?
ここまで読んで薄々気づいている方も多いでしょうが僕は明確にこれといった夢はありません。ただ自分の過去を振り返ってみて楽しかったこと、漠然と今興味を持っていることをしたいと気楽といえば気楽に進路を決めました。
この体験記を読んでいる方の中にもきっと具体的に何がやりたいとか将来何かを成し遂げたいなどが定まらず進路に悩んでいる人がいることと思います。そんな人たちに伝えたいのは夢がないなら無理に設定しようと悩まなくてよい、ということです。高校生の段階で将来絶対これになりたいと決まっている人はそう多くはないと思います(経験則)。かといってぼんやりテキトーに進路を決めてしまうのはもったいないです。自分が昔好きだったこと、今興味を持っていること、面白そうと思えるものができる大学へ行くことをおすすめします。
自分の今後の目標や夢とは少々ずれた話をしてしまいましたが、漠然とした夢で進路を選んだ自分から後輩へ少しでもためになる話ができればと思い書いた次第です。後輩の皆さんが納得の行く進路を選べることを心から願っています。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
週一回のチームミーティングで勉強のリフレッシュで会話できたのは印象に残っています。
Yes
・マイペースに勉強できるから。・距離的に通いやすいから。
他愛もない雑談をして笑いあっていた日々が懐かしいです。
メリハリをつけて生活することが文武両道の秘訣と考えます。学校にいるときはしっかり運動して帰ってきたら勉強をして、というサイクルで受験生になる前まで過ごしていました。
夏から秋頃は全体的にスランプでした。あまり乗り越えた感触はありませんでしたが直前期、それも国立入試5日前あたりから急激に理科が伸びた実感はありましたのできっと伸びるときが来ると信じて勉強することが大事です。
受かれば来年は自由にやりたいことができる、と楽しいことを考えていました。
自分の興味のあることが多かったから選びました。
起きたら歯を磨く、ご飯を食べるなどと同じように当たり前にするべき生活の一部でした。これは受験期のみならず高校三年間勉強はして当然のものと思っていて苦ではありませんでした。
研究の道に進めば避けては通れない人との交流を大事にできる大人になりたいです。、
【 スタンダード物理 原子・原子核 】
原子分野という独学ではなかなか取っ組み辛い分野を楽しく簡単に理解することができました。
【 難関化学PART1 】
高2終了時化学は超苦手科目としてスタートしましたがこの講座で基礎力をつけて最終的には入試で得点源の科目として戦えるようになりました。
【 高等学校対応 数学Ⅲ-標準- 】
数学は履修が終わるのが早ければ早いほど良い科目なので自分のペースで一気に進められたのはよかったです。