受験勉強においてよかったなと思うところ、改善するべきと感じたところを挙げながら私の受験勉強の話をしたいと思います。

私の受験勉強においてよかったと思う点は主に３つあり、１つ目は過去問を早く解き始めたことです。一般的には過去問は秋から本格的に行うものですが、東進では第一志望の過去問を夏休みが終わるまでに５年分解き終わるスケジュールが組まれているので、過去問を他の人たちよりも早く解くことができ、試験への慣れや傾向をつかむことができ、より効率のいい受験勉強ができたのではないかと思います。

２つ目は、東進の添削システムを利用したことです。受験が近づくにつれ不安になって自信がなくなって、周りの人に期待されていない気がして精神的にきつくなっていたけれど、赤い文字で埋まった私の英作文が返却されたとき、自分にこんなにも向き合って添削してくれる人がいるんだと嬉しくなったし、自分をこんなにも応援してくれる人がいるんだと思い精神的に楽になりました。精神的な話を除いても、東進の添削システムは国公立志望の人にとってはとても実用的なシステムだと思うので、活用することをお勧めします。

３つ目は、最後まで諦めなかったことです。精神論かよと思われるかもしれませんが、自分の中では一番大事でやってよかったことだと感じています。私は東進の共通テスト本番レベル模試ではいつも６.５割ほどしか取れず、他の模試でも最高で７.５割弱しか取れたことがありませんでした。特に、理科基礎の点数が安定せず、直前の模試では５０点台でした。ですが、そこから１ヵ月共通テストメインの勉強を必死にやったことで、理科基礎は全教科の中で最高の９４点を取ることができました。自己採点では全教科合計８０％を取ることができ、今までの点数を大幅に超えることができました。

ここまでは私がやってよかったことでしたが、反対に改善すべきだと思ったことは３つあり、１つ目は、秋から単語帳や文法書をみることをしなかったことです。私は、高２の秋から単語帳を使って単語を暗記していました。１日１０セクション（６００～７００単語）目を通す、と自分に課して単語帳を回していました。おかげで単語を言われたら単語帳の中の大体の場所がわかるほどには覚えられました。ですが、それぐらい覚えたことによって慢心してしまい、秋以降は単語帳をほとんどしなくなりました。結局単語も忘れてしまい、夏以前の努力が無駄になってしまいました。また、覚えたけど忘れてしまったなという単語、文法があっても、それを見返すと自分が他の単語も忘れたと認識してしまうと思ってもう一度単語帳、文法書を見返すことが怖くなり、余計にやらなくなってしまいました。皆さんには、いくら自分が覚えたと思っても継続的に暗記することをお勧めします。

２つ目は計画立てが全然できていなかったことです。正確には計画は立てたのですが、すぐに計画通りにできなくなっていたのです。計画通りに事が運ばないと、ふわふわしたまま勉強することになり俯瞰して自分の勉強の進み具合を見ることができないので、自分が今何をすればいいのかが漠然としかわかりません。実際私も目の前のことでいっぱいいっぱいになって、苦手な英語に取り掛かる時間がやるべき時間より少なかったです。破綻しない計画立て、そして計画通りに動くことが受験勉強では本当に重要なので頑張ってください。

３つ目は、未来の自分がなんとかやってくれるだろうという甘えをどこかで持っていたことです。今の自分にできないことが未来の自分にできるはずありません。無理です。私は超楽観主義者なのでなんとかなるよね～と思っていましたが、なんとかなるわけないです。自分に厳しく、受検勉強頑張ってください。以上が私の受験勉強における良い点悪い点でした。

最後に、私は将来哲学と経済学の視点からジェンダー平等を達成したいと考えています。男尊女卑でも、女尊男卑でもない、真の男女平等社会を築くため、まずは大学で経済学、そして院で私の尊敬するデカルトの思想について研究し、どうすれば目標達成に貢献できるのかを常に考え努力していきたいと思います。ここまで読んでくださってありがとうございました。