ページを更新する ページを更新する

合格

2631人の東進生の
現役合格の秘訣が満載!

東京大学
理科二類

no image

写真

志田すずなさん

東進衛星予備校福岡大橋校

出身校: 福岡県立 筑紫丘高校

東進入学時期: 高3・5月

所属クラブ: 山岳部

引退時期: 高3・8月

東大本番レベル模試

この体験記の関連キーワード

自分の可能性をやる前から否定しない

 この度、東京大学理科二類に合格でき、とてもうれしく思います。多くの人がそうなのではないかと思うのですが、私の中で東大生といえば、小さいころから東大に合格することを目標として勉強ばかりの生活を送ってきた人たち、というイメージがあり、自分が東大生になることがまだ信じられない感覚です。

私はこの合格体験記を通して、可能性を秘めているのにもかかわらず、東大を目指すのは自分には無理だと思い込んでしまっている後輩たちに、自分の可能性を自覚してほしいと思います。私が東大を目指そうと決めたのは、高校3年生になって、さすがに志望校を固めるしかない状況に追い込まれた時です。

私は将来何をしたいのかがわからなくて、特に行きたい大学も定まらないままこの時期を迎えていました。とはいえ受験生としての自覚はしっかり持っていたし、昔から負けず嫌いな性格をしていたので、高校でレベルの高い仲間に出会ってから、彼らに負けたくないという思いを原動力に、ある程度の基礎学力は身に着けていました。

そのような状況の中で友人が通っていた東進に足を運んでみて、そこで東大卒の先生と出会い、はじめは何となく、東大を目指してみようかな、と決めました。本気で頑張ってみる気持ちではいたけれど、無理だと思った時には志望を下げればいいのだから、とりあえず目標は高めに設定しておこうという気持ちもありました。圧倒的に遅れたスタートを切ったので、初めて受けた東大模試の結果は散々でしたが、東大レベルの問題に対し、自分は手も足も出ないわけではないことに気づき、この問題が解けるようになったら楽しいだろうなと思いました。

私は夏まで部活動を続け、9月の運動会でもリーダーの仕事をしたので、それまでの期間は、時間の隙間を縫って勉強し、東進の模試を受けては、微々たる成長は感じつつも、合格ラインには程遠い結果に打ちのめされる日々でした。秋になって勉強に本腰を入れるようになってからは、部活動や行事を言い訳にすることもできなくなり、こんなにも勉強しているのに思うような結果が出ないことを悲観するようになり、弱気になって志望校を下げようかと悩みました。

そのようにして、実際に1度別の大学の冠模試を受けてみたこともありました。この模試では合格圏内の結果を残すことができ、安心感を感じましたが、同時に、東大の問題のほうがおもしろいな、自分はやはり東大を受けたいな、と強く感じました。これを機に、なんとなく東大を目指していた私が、絶対に東大に受かりたい私に変わったと思います。

目標が明確に定まると、ますますやる気もわきました。最後の最後まで模試の結果は、良くはない、悪くはない、くらいの範囲で揺れ動いていて、安全圏に入ったことはありませんでした。それでも、最難関4大学演習や過去問演習講座で莫大な量の演習をこなして、自分は十分戦えるだけの力は身に着けているという自信を得て、本番を迎えました。

本番はすごくできたわけでも、すごくできなかったわけでもなく、普段の模試と同じような手ごたえでした。合格発表まで結果は全く読めませんでしたが、無事合格できていて、安堵と喜びで号泣しました。入試は過程を評価してくれません。本番に結果を残せた人が合格します。だから、いくら実力がはるか上の人が敵だとしても、自分が圧倒的に遅れたスタートを切っていたとしても、実力と運を身に着けるだけの努力をしていれば、勝てる可能性があるのが入試だと思います。

どうか自分の可能性をやる前から否定しないでほしいと思います。私は高校2年生まで、勝手な偏見とイメージで、自分に東大など無理だと思い込んでいたことを後悔しています。迷ったときにはぜひ、強気に勝負をしてみてください。しかるべき努力をすれば、可能性はあると思います。

合格データ合格の秘訣を聞いてみました!

Q
あなたのおすすめの東進模試を教えて下さい。
Q
部活に所属していましたか?
A.

Yes

Q
東進を選んだ理由
A.

通いやすい場所にあったから

Q
あなたにとって受験勉強とはどのようなものでしたか?
A.

勉強さえしていればいい時期も、人生において今くらいなのではないかと思うと、がんばろうと思えた

東京大学の合格体験記をもっと見る 参考になった!! 68