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プライドを持ちつつある程度ドライでいることを意識した
当初は自分の数学力を俯瞰することもできませんでしたが、夏までに青木先生の「数学の真髄」を受講して着実に数学の思考力を伸ばし、論理的矛盾のない記述を書くことが可能になり、部分点獲得を確実にし減点を避けることに繋がりました。これにより、夏以降は社会の論述への対応力向上に時間を割くことができました。
受験勉強では効率性は勿論重要ですが、量をこなしたという経験も大きな自信となります。限られた時間の中で、打てば響くように返却の早い東進の模試や添削サービスを使いこなすことで、本番当日の試験時間内にも鋭い取捨選択ができるような訓練が積まれたように思います。この点で、志望校別単元ジャンル演習講座は直前期の勉強に大いに役立ちました。東進のこのコンテンツでは、意欲や計画性さえあれば大量かつ多様な予想問題・冠模試の過去問に触れることができるからです。
私はこの受験期間中、プライドを持ちつつある程度ドライでいることを意識しました。苦手教科に対する負の感情になるべく蓋をして、絶えず自分で自分に期待をかけながら、点数に一喜一憂せずに勉強に対するモチベーションの変動を最小限に抑えました。実際これが功を奏して、ひとまず心身ともに健康に受験を終えることができたと思っています。この経験を活かして、大学入学後の進振り制度等の努力量の求められる場面を切り抜け、質の高い学びを得られる環境を手に入れたいです。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
明るく励まし続けてくださったことです。あくまで自分の考えた勉強計画を尊重して、心地よい距離感で見守ってくださったおかげで、受験を完走できました。
共通テスト前にお守りをくださったことです。それまでも自分の可能性を信じて明るく励まし続けてくださった担任助手の方からお守りをいただけて心強く思い、試験当日のメンタルも支えられました。
6月・1月にも東進は冠模試を行っていて、返却も速く、志望者内での自分の位置の確認に大いに役立ちます。毎回受けた方が良いと思います。問題もクセが強くなく、過去問で学んだことの再確認や、類似問題の抜けの点検にも使えます。
Yes
自宅からとても近く、自習室としての利用をする上で理想的だったからです。
残り時間で共通テストの理科基礎の過去問をみんなで解いたことです。志望校は人それぞれ違えど一体感が生まれて、試験に向けて気分が高揚しました。
忙しい中でもマルチタスクをこなす力がつき、受験期間中に複数の教科を並行して進めていく力に直結したと思います。国公立志望の場合尚更、この力が必要になってきます。
最も精神的に追い込まれたのは共通テストの直前期でした。合格をいただけていた大学がまだ一校もなく、浪人する可能性への不安等に襲われましたが、とにかく手を動かして量をこなし、むしろ本番までに解けない問題に出会えることの方に感謝をして、共通テスト本番を迎えることができました。
飽き性なので、やる気を高めようと自分に負荷をかけるよりは、読書や散歩など気分転換になることを行い、生活の中で自然に勉強がしたくなる状況を作れるよう試行錯誤しました。ひたすらに思いの強さで勝負しなくても、継続的に有意義な勉強が続けられれば大丈夫だと私は思います。
まわりに勧められたことがきっかけですが、東京大学の進振り制度に魅力を感じ、成績次第で理系学科への転向も可能であることが決め手でした。
社会に出るにあたり、避けては通れないものでした。もともと読書が好きなため新しい学びを得ること自体は好きですが、テストの点数を最大化することには興味が持てなかったです。それでも、自分の能力を社会に証明するためには必要なのだと言い聞かせて、机に向かいました。本番当日の受験を終えた直後は、国公立受験をした人の気持ちが私も分かるようになったことが1番嬉しかったです。
将来やりたいことは未定ですが、自分が第一志望校に進学できる恵まれた立場にいる人間であることは意識して、様々な選択をしていきたいです。これまで受けてきたポジティブなものを社会に何か還元すべく、社会問題の1つでも解決の一助になれるよう努力するべきだと考えています。
【 数学の真髄-基本原理追究編-文理共通 PART1 】
【 数学の真髄-基本原理追究編-文理共通 PART2 】