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2009年5月 4日 23:04

初夏を迎えて

すっかり暖かくなりました。暑い日もありますね。東大3年の藤井です。

新型インフルエンザが世を騒がせていますが、皆さん体調は大丈夫ですか? 「イマイチ体調がすぐれないな」と感じた時は無理をせず、休養をとってください。かく言う私も受験生時代、決して誉められる様な生活習慣を送っていた訳ではないのですが、とにかく手洗いうがいと3食きっちり食べることだけは徹底して行っていました。

食べることは生きること、そしてその前の手洗いうがいを欠かさない―いずれも原始的ですが、強力な体調維持法ではないかと思います。

 

話は変わりますが、東大特進コースではいよいよ今月から、受験生の方々を対象とする「5・6月特別講座」および高2生の方々を対象とする「5・6月特別公開授業」が開講となります。

受験生の方々には、夏に控える東大模試で一定の成果を残し夏という天王山を有意義に乗り切るための準備として、高2生の方々には、約2年後の東大合格に向けて何をしてゆけばよいのかというヴィジョンを明らかにしてゆくための契機として、本講座をご受講頂ければ幸いです。

 

特に受験生の方々の中には、手をつけられていない部分や教科がまだまだあるという方も多くいらっしゃるでしょうし、学校行事や部活が忙しいという方も大勢いらっしゃるでしょう。

そういう方々には、「どうも苦手で仕方がない」或いは、得手不得手に拘わらず「どう勉強していいのかわからない・全く今後の指針が見えてこない」という教科に絞って、今回の講座をご受講されることをお勧め致します。

 

勉強のスタイルは人によって異なるとはいえ、やはりこの時期は基礎固めと苦手分野の克服に力を注ぐべきでしょうし、この時期にいかにズボラをせず基礎を疎かにしなかったか、苦手と付き合ってやったかということは、夏の模試ではなく秋の模試、ひいては受験本番そのものに響いてきます。

成績に波を作らず良い結果をキープする為には、苦手を一つ一つ潰し、点数を徐々に底上げしてゆくことが有用かつ肝要です。

無論、言うに易く行うに難し。

それは私が自分の肌を以て経験したことです。「なんでこんな初歩的な所でつまずいとんねん!?」「また積分ミスっとる!!」「あーあ整数問題わからへん」等々、数学(文系)の苦手な自分が不甲斐ないやら歯痒いやら腹立たしいやら...悶々とした思いを抱えてこの時期はひたすら数学に取り組んでいました。

その中でも、軌跡と領域、図形方程式、整数、確率など、頻出分野に的を絞り、とにかくその中の良問を繰り返し解き続けました。勿論直ちに成果が出たわけではありませんが、少なくとも夏以降、数学が足を引っ張ることは無くなったことを考えると、春前から夏前にかけて腐らず嫌がらず苦手と向き合っていたことが少なからず奏功したんだろうと思います。総合的な点数もその分上がりました。

・・・。

長くなりました。要は、まず何をしなくてはならないかを洗い出し、注意深く優先順位をつけましょう。

そして問題に当たる際にはダラダラと時間をかけるのではなく、制限時間を意識しましょう。勿論、頭で考えて終わりにするのではなく、紙の上にアウトプットすること。解けた問題も解けなかった問題も、必ず復習しましょう。その際、解答のプロセスに注意を傾注すること。

この時期にどれだけのことを行えたかということは、夏の成果を左右するだけでなく、秋冬の負担をも左右します。日を追うごとに焦燥感に駆られてゆくのは必至ですから、不得意な分野はできる限りこの時期に潰し、後に残さないように学習を積んでゆきましょう。

長い道のりですが、長いからこそ着実に、一歩ずつ。

 

今後の学習指針等についてわからないことや相談されたいことがあれば、会場あるいはフリーダイヤルにて東大生スタッフに忌憚なく質問なさってください。もちろん、私共からも声をお掛け致します。

そして!今月から始まる講座の会場には、今年東大合格を勝ち取ったスタッフが勤務致します。何といっても、彼らの経験は最も新鮮です。きっと皆さんのお役に立てることと思います。

 

長文、失礼致しました。

末筆ながら、皆さんの健康と更なる向上、そして有意義な高校生活を送られることを祈念致します。

 

 

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