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 こんにちは。文科一類一年の金重信汰です。
 今回は、試験本番までの過ごし方と実際の本番での過ごし方を僕の経験をもとに書かせてもらいたいと思います。

試験本番までの過ごし方
 いよいよ一週間前となった今日、ほとんどの受験生が残された勉強課題に追われ、終わらない終わらないと必死になって勉強している時期だと思います。僕自身もそうでした。当然、人によって残っている勉強量は様々なので、新しい問題に手をつけようとしている人や、今までやった問題を復習している人もいると思います。自分自身に合った計画を立ててもらうのが一番なのですが、僕自身の去年の過ごし方から少しアドバイスがあります。まず、過去問について。自分の持っている年数分全ての問題を終わらせた、または終わる計画だという人はそれで良いのですが、全ての問題は終わらないかなという人も沢山いらっしゃると思います。過去問は絶対にやらなくてはいけないというものではないので、残っている過去問から自分の苦手分野を取り出して、演習に使う材料にしましょう。そのうえで、問題が残ったならそれはそれで構いません。使いたいところだけ引き出せば十分です。僕は、実際に去年15年分終わらせたのは、英語だけでした。数学は微分積分の計算問題を計算力維持に使い、地歴は今まで特進や学校の授業で扱ったものを関連範囲とともに復習しただけでした。古文は苦手で出来るようにならなかったので適度に諦めました(反省)。次に、新しい問題と今までの復習について。この残りの期間一番に考えてほしいことは、取れるところを確実に取れるようにする勉強です。つまり、残りの期間苦手分野に集中し過ぎて、得意分野をおろそかにしないようにということです。苦手分野を克服するためにそこに重点を置くことは大切ですが、安定を目指して得意分野もしっかり復習しましょう。新しい問題についてですが、問題を解く感覚を失わないようにやはり英語と数学は新出問題にもあたるようにしてください。復習と新出は各自自分の勉強状況に合わせて、上手く配分しましょう。知識の再確認も忘れずに。何が一番全体としての点数の伸びに有効かを考えるようにしてください。
 本番までの過ごし方として、生活リズムも気になると思います。今までの生活リズムを維持してもらうのが良いと思いますが、勉強のことが気になったり、受験へのプレッシャーで眠れず、夜遅くまで勉強してしまうこともあると思います。不安で夜遅くなってしまうのは仕方のないことですが、それでも一番大切なのはより良い状態で受験に臨むこと、つまりしっかりとした睡眠時間を取ることです。これからの一週間身体を休めることも大事なことだと意識して過ごしてください。
 余談ですが、夜眠れないとき、眠れないにしても目を閉じて横になっているだけで身体は休まっているそうです。特に受験前日など、寝転がって眠れない時間を無駄とは考えずに、身体のことを考えてゆっくり休むようにしてください。


試験本番の過ごし方
 休憩時間は以前の記事にもあるように自由に過ごしてください。ここでは、試験直前と試験中について書きます。
 試験直前について。基本的に勉強する必要はないと思いますが、試験中、国語や英語は何となく文章が頭に入らないこともあると思います。それを防ぐために、試験前に少し今まで読んだことのある文章を持って行っておいて、読んでみて頭をならすのも一つ有効だと思います。僕も実際に、国語は講習で扱った文章を、英語は和訳の問題を一つ読んでから試験に臨みました。
 次に試験中について。一番言いたいのはまず落ち着くこと。とにかく、始まった瞬間が大切です。ここでまずしっかり落ち着いて臨みましょう。焦った状態で何となく問題に取り組まないように。ゆっくり時間を取って問題に臨むのも良いと思います。また、始まった瞬間だけでなく、分からないところにぶつかった際も焦ると思います。そこでももう一回落ち着くためにゆっくりと深呼吸しましょう。とはいっても試験中深呼吸のことなど忘れていると思います。僕は自分の受験番号にしょうもない語呂を考えておいてそれを見て落ち着いてから深呼吸して再度問題に取り組みました。机に出しておいてよいものに何か落ち着く要素を盛り込んでおいても良いかもしれません。


以上、残りの時間の過ごし方について書いてきましたが、総じて言いたいことは、今までの自分を意識して準備していくこと。試験までも試験本番でも、普段の自分を一番に頑張ってきてください。応援しています。
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