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2016年11月アーカイブ

2016年11月25日 19:27

高1高2生に向けて

こんにちは。東京大学法学部4年の平山です。

ここ最近、高校三年生向けの記事が続いてきたので、今回は下級生向けに書きたいと思います。個人的に考える高1高2の勉強方針を確認した上で、余裕のある時期だからこそできることをお伝えしようと思います。

まずは高1の勉強方針について。大学受験までまだまだ時間はあるし、他にやりたい事も沢山あるしということで、勉強に身が入らない人も多いのではないでしょうか。実際私も部活第一で、毎日練習に明け暮れていましたし、帰宅後も趣味の読書に打ち込んでいた記憶があります。

しかし今から思えばこの時期は意外と大事です。理由は皆が試験勉強を開始する時のスタート位置にこの時期が大きく影響してくるからです。つまりここできちんと勉強をしておけば、高校三年生を有利にむかえられ、ひいては第一志望に合格する確率も上がるというわけです。

具体的にはどのような事をすればよいのでしょうか。まずは定期試験対策です。これはきちんとやる。もちろん勉強しなくてもできる方はやらなくて結構ですが。これに加えて、宿題以外に毎日勉強できていれば良いと思います。例えば英語を必ず少しは読むとか。リスニングするとか。数学の簡単な問題集から2,3問解くとか。基礎的な力を身につけることが出来るだけでなく、日常的に勉強する習慣がつくので、受験勉強にスムーズに移行できるかなと思います。

次に高2の勉強方針について。いよいよ受験勉強を開始しようかという頃だと思います。一方、この時期はまだ高2と言うこともあって勉強に身が入らない人もいるかもしれません。私は高2の秋に部活を引退し、暇な時間を手に入れたのですが、その時間を勉強に全て投入する気にはなかなかなりませんでした。逆に言えばこの時期からきちんと勉強をスタートしておけば、例えば2月の東大同日などで良い成績を収めることにつながるのかもしれませんね。

この時期は、おそらく文理を問わず英数の基礎固めが最優先事項になると思います。理社と国語は正直後回しでもなんとかなります。英語でも数学でも、何をやるにせよ習慣づけることが大事です。必ず毎日何かをやると言うことですね。そのためには勉強計画を作ることが重要で、カレンダーとにらめっこしながら毎日のノルマを設定していけばよいのかなと思います。具体的に何をするべきかは人によってさまざまだと思います。自分のレベルに合わせて、問題集を選択し、解き進めてみてください。

最後に下級生の余裕がある時期にやっておいて良かった、或いはやっておくべきだったことを列挙したいと思います。

まずは英語のリスニングです。通学の時間を利用して毎日聞いていました。スマートフォンを手に入れてからはBBC6 minutes Englishを聞いてみたり、自宅でCNN Student Newsを観てみたり。正直どれだけ効果があったかは疑問ですが、日々親しむことで英語へのモチベーションも上がりますしお勧めです。

あとは英語の簡単な本を読んでみるとか。Penguin Readersとかですね。長文への苦手意識は少なくとも薄まります。小説とかだと内容も面白いので良いですね。

また、社会科の授業で扱ったことに関する本を読んでみるとかもいいですね。私は世界史日本史選択だったので、歴史に興味を持ってたまに図書館で手に取っていました。歴史のシリーズものとか面白いですよね。

最後に、これは私の趣味ですが、文学作品は良く読んでいました。国語の力にもなりますし(その割に成績は普通でしたが)、歴史の勉強にもなります。何か適当に手に取ってみると面白いかもしれません。

長々と書いてきましたがこれぐらいにしておきます。私も気が付けば大学4年生、高1高2の頃から気付けばかなりの年月が経っています。この記事も参考程度にして頂ければと思います。何はともあれ大学入試に向けての準備を怠らないよう、頑張って下さいね。

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みなさんこんにちは。理科Ⅰ類二年の黄です。
昨日に引き続き、今日も東大の面白い授業を紹介していこうと思います。
前編では研究と社会に関連する授業を紹介しましたが、
後編ではまた系統の違うものを二つ紹介したいと思います。


つ目は、「東大・MIT国際講義:マテリアル工学入門」という授業です。

これは二年生のSセメスターに受講しました。
工学部のマテリアル工学科の先生が一二年生向けに行っている授業で、
工学の視点から50年後の社会をグループワークで考え、発表するというものでした。
この授業には国際講義という名前がついていますが、
工科大学として世界に名だたるMITの学生もMITの教授のもとで同じ授業を受けており、
同じテーマでグループワークを行っています。
最終発表会のシンポジウムは5月末に東大で行われたのですが、
皆良く準備された発表を行っていて、とても勉強になりました。
また、その前後一週間ほどMITの学生が東大に滞在し、
9月には東大の学生がMITに一週間ほど滞在し、親睦を深めたり見識を広げることができました。
MITでは授業を受けたり、Media Labを見学できたりと、大満足でした。
こういった海外の大学に行く機会が提供されている授業は、
数は多くはありませんが他にもありますので、
興味を持った人は大学に入ったら是非シラバスとにらめっこして探してみてください。

 
二つ目として、「Deep Learning基礎講座」という自主講座について紹介します。

これはまさに今(二年Aセメスター)私が受けている授業で、昨年から開講されました。
この講座はAILという「AIとDeep Learningに関する東大内の研究グループ」の教育活動の一環で、
人工知能で有名な東大の松尾先生の研究室にゆかりのある方々が授業を担当されています。
この講義の目標はDeep Learning技術の習得で、毎週結構な量の宿題が出ますが、
体系立ててDeep Learningを教えてもらえる機会はなかなかないので、毎週とても楽しみにしています。
自主講座なので大学から単位はおりないのですが、条件をクリアすれば修了証をもらうことができます。
私は教養学部に進学する予定で学科の授業は全て駒場なのですが、この授業のためだけに週に一度本郷に行っています()


さて、いかがだったでしょうか。
東大には他にも面白い授業はたくさんあります。
前期教養のうちは(特に理系は)必修でだいたい時間割が埋まってしまいますが、
広く色々な分野・学部の特色ある授業を受けてみると、

自分の興味の方向性が分かってきたり、進学選択の助けになったりするかもしれません。
東大の一二年生用のシラバスは御茶ノ水、渋谷の校舎にも置いてあるので、興味があれば是非手に取ってみてください。
長くなりましたが、この記事を読んで大学生活のイメージが少しでも湧いたら嬉しいです。
スタッフそれぞれ興味ある分野も違うので、東大の授業に興味がある方は
是非いろんなスタッフに話をきいてみてくださいね。

それでは、また!

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みなさんこんにちは!
肌寒い日が続きますが、体調はいかがでしょうか。
ブログ初投稿の理科Ⅰ類二年黄です。

高3は学校でもセンター対策が始まった頃でしょうか。
今回は私が受けてきた東大の面白い授業を四つご紹介したいと思うので、
皆さんの息抜きになったら嬉しいです。

一つ目は、「UROP」という授業です。
これはUndergraduate Research Opportunity Programの略称で、
学部学生のための研究入門コースという副題がついています。
一二年生が主に過ごす駒場Ⅰキャンパスの隣には駒場Ⅱキャンパスがあり、
そこに位置する東京大学生産技術研究所という工学を中心とした研究所の中に、
実に110を越える研究室が居を構えています。
この中で興味をもった研究室を訪ね、1セメスター間研究に触れることができる
というのがこの授業の大枠です。
私は合原研究室に受け入れていただき、画像認識をテーマに研究を進めました。
期間は短いのでできることは限られていましたが、やる気次第なので、
発表会ではそこまでやったのか!、と驚くような成果を発表した人もいました。
四年生以降で本格的に研究を始める前に研究の雰囲気を味わうことができたので、
将来の進路を考える上でもとても参考になりました。
余談ですが、私はこの授業を2年のSセメスターで受講したのですが、
二年生の特進スタッフの橋新と杉本も同じ時期にこの授業をとっていました(笑)

二つ目は、「キャリア教室2」という授業です。
これは社会連携ミニプロジェクトで、学外の方から与えられた課題に対し
チームで解決案を提示するというものでした。
東大ではワークショップ形式の授業は少ないですし、文系理系で一緒にグループワークをする機会もあまりないので
新鮮で楽しかったです。
またNECと財務省に見学に行く機会もあったりと、普段大学の中ではあまり感じることの無い社会を手軽に感じることができた良い機会でした。
また余談ですが、私は一期生として今年の2月ごろの授業をとったのですが、
こちらは当時同じく一年生の特進スタッフだった長村と藤田も履修していました(笑)
更に「キャリア教室1」は現在各界で活躍されている方々を講師に呼んで講演していただく
オムニバス形式の授業だったのですが、
これは同じく当時一年生スタッフだった堀川が履修していました(笑)
特進スタッフはみな興味の方向性が似てるのでしょうか。。。

書いているうちにとても長くなったので、残り二つは次回の投稿に回したいと思います。
それではみなさん体調にお気をつけて。

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2016年11月16日 16:36

いよいよ・・・

こんにちは! 文科二類2年の岡林です。
最近急に日が落ちるのが早くなりましたね。駒場の銀杏並木もきれいに黄葉しています。
季節の変わり目ということもあって、今月頭には体調を崩している人が多いように感じました。皆さんは大丈夫でしょうか?温かい格好をしてくださいね!

そういえば第2回オープン・実戦も終わりましたね。夏休みの頑張りが発揮できたでしょうか?
僕は高3の時、この模試で思うように結果が出ませんでした。学校の食堂で愚痴をぶつぶつ呟きながら模試の復習をしていた記憶があります(笑)
まあでも、この時期には少し悪い結果が出た方がラストスパートもかけやすいのかな、なんて思います。

次のメジャーな二次試験形式の模試の前には、皆さんにとって一大イベントがありますね。


そうです。センター試験です。


いよいよ2ヶ月を切りました!センター対策はどうしようか、とそろそろ本格的に考える人も出てきますね。スタッフが現役の時の勉強計画は、「秋以降の学習アドバイス」の記事のリンクから見ることが出来るので参考にしてみてください。
これからの時期は、まめに逆算をしていかないと慌ててしまうと思います。センターの勉強も、いつからどれくらいのペースで行えば間に合いそうか、少しペースが遅れてしまったとしても間に合う期限はいつなのか、等々。自分に嘘をつかず、不安な科目はどう対処するのかしっかり考えて下さい。

具体的な科目の話をしようと思います。全て思うように点が取れない人向けです。

1.英数
どんなミスをしたのかちゃんと分析する事。単語が分からなかったのか、読み飛ばしていたのか。計算ミスなのか誘導に縛られ過ぎたのか。センターの英数に時間をかけることはわりと贅沢な時間の使い方だと思います。だからこそ1回の演習から学びきることが重要です。「〇〇年のこの大問はこういうミスで点を落とした」という記憶は、センター試験を解く時、絶大な効果を発揮します。センターは基本似た形式でしか出ないからです。「家でやった時ここ落としたな~」という経験は一種のドーピングのようなもの。個人的には、試験直前は参考書ではなく、自分がしがちなミスをまとめた紙を見直した方が効果的だと思います。

2、国語
苦手だった僕は10月くらいから週一で一年分解いていました。本番は153点です(笑)
直前まで過去問を解いても年によって波があったので、当然の結果かなと思います。ただ国語も英数と一緒で、ミスの仕方をちゃんと分析する事。選択肢の選び方も、経験でだいぶ変わってくるかと思います。時間が一番足りない教科と言われますし、本番に何かしらよくないことが起こったことも考えて、動きをシミュレーションしておきましょう。他の教科に比べて、途中で分からなくなったら融通が利かないので......

3.社会
二次と形式が違い、直前でも普通に知らない単語にめぐりあいます。でも、ちゃんと教科書に書いてあるのでしっかりチェックしましょう。この時期に知らないような単語はそこまで頻繁に出るものではないと思いますが、念には念を入れましょう。過去問自体を解くのに時間はかからないので、間違った問題の周辺知識をちゃんと教科書で復習すれば、すぐに安定して高得点が取れるようになると思います。

4.理科基礎
なんせ過去問が2年分しかないので勉強しにくいとは思います。僕らの代から理科基礎が導入されたのですが、僕は理科の過去問を使って勉強していました。一通り教科書を読んでいれば、これは解ける、これは理科基礎じゃない、というのが分かるでしょうし、まあ理科で出される難易度を越えるものは出ないだろう、という憶測です(笑)




まだまだ気が早い、と思ってたらあっという間にセンターです。しかし気を張りすぎず、今はまだ二次試験対策をメインでやっていくのが良いと思います!
それでは、くれぐれも体には気を付けて!
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こんにちは。4年スタッフの勅使河原です。
東京は肌寒い日が続き、家の近所の公園でも木々が次々と色づいてきています。
寒さに負けず紅葉シーズン&来たる冬を満喫すべく、
私は最近新しいもこもこのコートを買って上機嫌です(笑)。

さて、昨日おとといは秋の東大オープンでしたね。
東大志望者はほとんどの方が受験されたことと思います。
お疲れさまでした!
きっとまた今は復習に追われていることでしょう。
今回は1週間後に東大実戦があるため、
近々の目標が分かりやすく定まっているなか見直しができるのでいいですね。

悔しいケアレスミスや計算間違えをくり返さないように!
知識不足が発覚した分野はしっかりと穴埋めをするように!
万一似たような問題が出題されたら必ず得点できるように!

オープンで失敗してしまった人はリベンジ、
うまくいった人は好調をキープできるように、
今週も頑張ってください。


そして小野くんも先週書いていたように、
そろそろ具体的な点数が気になる時期です。
来週東大実戦も終わり現状を把握したら、
現在の点数(実力)と2月25、26日時点の目標点数(実力)を比べ、
その差はどうやったら埋められるかを自分で考えて、
残りの3か月半の勉強計画を見直してください。




駒場祭も近づいてきた時期なので、そちらについてもちょこっと^^
今年の駒場祭は11月25日から27日の3日間です。
1年生のクラスの出店やサークルの発表が中心となる、
とてもフレッシュな学園祭です(笑)。
私も1年時は「こまば焼き」と称して、大判焼きをクラスで販売しました(笑)。
(当時名前に惹かれて購入くださったみなさま、
中身はなんの変哲もない大判焼きで、すみませんでした......><)
今年も今ごろ1年生は看板作りしたり、試食会を開いたり、
また発表のあるサークルは追い込みをかけたりしていることでしょう☆

駒場は文系の入試会場でもあるので、
受験生のみなさんも余裕があれば足を運んでみてください。
キャンパスの雰囲気を感じて入試当日や大学生活に思いをはせ、
モチベーションを高めるのもひとつの受験準備です^^
そしてもしキャンパスで東大生スタッフを見かけたら、
「東大特進に通っている〇〇です!」
とぜひ声をかけてくださいね。
スタッフもとても喜ぶと思います!!


それでは勉強がんばってください(*^^*)♪




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2016年11月 3日 18:11

もうすぐ秋模試!

こんにちは!東大特進スタッフ二年の小野です。科類は理科Ⅰ類です。ブログをはじめて書くので、内容に困っていますがとりあえずもうすぐ実施される秋模試と、じきに開催される駒場際について書こうと思います。

 

まず、秋模試について。

二度目の東大型の模試ということで、形式に対処できるようにはなっているということで、夏休みから今までにやったことが問われます。これは僕の個人的な意見ですが、今回の模試からそろそろ自分が何点取ったかに対してシビアになっていってもいいんじゃないかなあと思います。時期が時期だと思いますしね。勿論、理社などでは範囲がまだ終わってない方もいると思うので、その場合は自分が学び終わった範囲に関しては何点取れているか、模試後にじっくり評価してみましょう。

 

次に、駒場祭について。

今月の25、26、27に駒場祭があります。この駒場祭で、いわゆるミスター東大・ミス東大が決まります。これに代表されるように、五月祭に比べるとアカデミック感はそこまでなく、どちらかというとイベント感の強いものとなっています。予定がない方は、是非いらっしゃってください。(特に高2や高1の方)

 

味気のない文章になってしまいましたが、高3の方にとっては模試の多くなる忙しい季節ですので、体調管理には気を付けて頑張って下さい!

 

小野 真暉

 

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