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みなさんこんにちは。理科Ⅰ類二年の黄です。
昨日に引き続き、今日も東大の面白い授業を紹介していこうと思います。
前編では研究と社会に関連する授業を紹介しましたが、
後編ではまた系統の違うものを二つ紹介したいと思います。


つ目は、「東大・MIT国際講義:マテリアル工学入門」という授業です。

これは二年生のSセメスターに受講しました。
工学部のマテリアル工学科の先生が一二年生向けに行っている授業で、
工学の視点から50年後の社会をグループワークで考え、発表するというものでした。
この授業には国際講義という名前がついていますが、
工科大学として世界に名だたるMITの学生もMITの教授のもとで同じ授業を受けており、
同じテーマでグループワークを行っています。
最終発表会のシンポジウムは5月末に東大で行われたのですが、
皆良く準備された発表を行っていて、とても勉強になりました。
また、その前後一週間ほどMITの学生が東大に滞在し、
9月には東大の学生がMITに一週間ほど滞在し、親睦を深めたり見識を広げることができました。
MITでは授業を受けたり、Media Labを見学できたりと、大満足でした。
こういった海外の大学に行く機会が提供されている授業は、
数は多くはありませんが他にもありますので、
興味を持った人は大学に入ったら是非シラバスとにらめっこして探してみてください。

 
二つ目として、「Deep Learning基礎講座」という自主講座について紹介します。

これはまさに今(二年Aセメスター)私が受けている授業で、昨年から開講されました。
この講座はAILという「AIとDeep Learningに関する東大内の研究グループ」の教育活動の一環で、
人工知能で有名な東大の松尾先生の研究室にゆかりのある方々が授業を担当されています。
この講義の目標はDeep Learning技術の習得で、毎週結構な量の宿題が出ますが、
体系立ててDeep Learningを教えてもらえる機会はなかなかないので、毎週とても楽しみにしています。
自主講座なので大学から単位はおりないのですが、条件をクリアすれば修了証をもらうことができます。
私は教養学部に進学する予定で学科の授業は全て駒場なのですが、この授業のためだけに週に一度本郷に行っています()


さて、いかがだったでしょうか。
東大には他にも面白い授業はたくさんあります。
前期教養のうちは(特に理系は)必修でだいたい時間割が埋まってしまいますが、
広く色々な分野・学部の特色ある授業を受けてみると、

自分の興味の方向性が分かってきたり、進学選択の助けになったりするかもしれません。
東大の一二年生用のシラバスは御茶ノ水、渋谷の校舎にも置いてあるので、興味があれば是非手に取ってみてください。
長くなりましたが、この記事を読んで大学生活のイメージが少しでも湧いたら嬉しいです。
スタッフそれぞれ興味ある分野も違うので、東大の授業に興味がある方は
是非いろんなスタッフに話をきいてみてくださいね。

それでは、また!

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