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2017年7月 4日 13:18

東大からの留学

お久しぶりです、文学部四年の宮田です。
しばらくこのブログからも校舎からもご無沙汰していた間に季節は夏になり、早いなあという気持ちです。
受験生の方は天王山と言われる夏を控えてソワソワしている方もいらっしゃるのでしょうか。今年も昨日から物凄く気温が高くなるということで、夏バテや熱中症に気を付けて頑張ってくださいね。

さて、私はといえば、9月より東大の交換留学の枠を利用して海外の大学へ約10ヶ月留学することになりまして、その準備をしている日々です。航空券を取ったり、ビザを取得したりしています。
大学四年生から一年間ということなので、必然的に四年生を二回繰り返して、大学を五年で卒業ということになりました。ちょっと人生足踏みです。でも楽しみ。
今回は東大からの留学って実際どうなってるの?ということについて少しご紹介したいと思います。

まず、留学の種類は私が行く全学交換留学のような長期のプログラムと、サマープログラムなどの数週間のプログラムがあります。募集締め切りは長期のプログラムについてはとても早く、大体9月(欧米の大学の新学期)から行こうとするとその前の年の11、12月には書類提出が締切りといった感じです。
提出しなければならない書類は、志望理由書や今までの成績の状況を記したもの、また語学力を証明するスコアなどです。英語についてだとTOEFLやIELTSのアカデミックモジュール、それ以外の言語を使用する大学ではその言語でのCEFRを示す試験、などがそれにあたります。
TOEFLやIELTSは英検やTOEICに比べて受験料がとても高い(2万円以上します...)ので、私はその受験料を捻出するためにバイトに励みました(笑)。それ以外の言語については、大学の第二外国語で取り組んでいた言語で留学する人がやはり多いなあという印象です。フランス・ドイツ・中国・イタリア・ドイツなど枠がありますので、入試に合格してから、「どういう大学に留学してみたいか」で第二外国語を選ぶのもアリだと思います。
また、留学先で学ぶことのできる分野や受けることの出来る授業も大学によって異なるので、その選択肢をチェックしておくのも大事だと思います。キャンパスが格好良くてなんだかとても雰囲気が良くて行ってみたい!でも自分の専攻分野では受け入れがなかった...ということも時々あるようなので。

こういったことを踏まえると、やはり大学に入って早いうちから留学のことを考えておくのが一番スムーズに留学することに繋がりそうです。私のように四年からではなく三年から一年間留学に行く人は割とそんな感じで、ずっとしっかり考えてきたんだなあと見ていて思います。彼ら彼女らは二年生の大体夏までには語学のスコアを取っていた、ということですもんね。

こうした様に結構準備や申請に手間がかかること、またお金が必要であったり卒業も遅れてしまう可能性があることから、最近は留学をデメリットと考えてあまり積極的に考えていない・・・という声も聞きますが、なかなか長期で海外に行くという経験は社会に出てからではできないなーと思ったのが理由で私は応募を決めました。もし大学に入ってから行ってみたいなと思っていた方がいらっしゃれば参考にしてくださいね。

また、確実な情報は東大の海外留学・国際交流情報のサイトに載っています(「東大 留学」でgoogle検索にかけると大体出てきます)。毎年春と秋には駒場・本郷で留学説明会も行っているようですので、入学してからぜひ参加してみてください。

では!
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