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2017年8月 8日 16:21

弁護士になりたい


こんにちは、法学部4年生の歌代彩花です。

以前英語についての記事を書いてから、2回目のブログになります。

ところで東京は台風が過ぎましたが、北陸の方は引き続きお気を付け下さい。


今回は、東大生が法曹(裁判官・検察官・弁護士)になる道のりについて少しお話します。法曹志望でない方も10行程度飛ばしてからぜひ読んで見てください。


東大を目指している皆さんの中には、『国際弁護士になりたい!』『検察官になりたい!』等と思っている方もいるのではないでしょうか。私もその一人でした。

現在法曹になるための主要なルートは、制度改革により2004年より創設された法科大学院(ロースクールとも言います)を修了し、司法試験の受験資格を得て、司法試験に合格することです。

もっとも、法科大学院に進学する時間的・経済的な負担を減らす趣旨で、2011年より司法試験予備試験(以下予備試験と記します)が実施されています。つまり、この試験に合格すれば、2年間短縮して法曹になれるのです。したがって、働きながらの社会人や、最近ではより早く資格を得ようとする学生がチャレンジしています。平成28年度は、出願者12,767人、 最終合格者405人(法務省ホームページより)で、合格率は約3パーセントとなっています。

自分は平成28年予備試験に合格し、今年の5月に司法試験を受験致しました。

短期10か月での合格を目指して猛勉強したのですが、そこでの経験は東大受験よりも辛いものとなりました。ライバルが予備校のカリキュラムを一通り終えてからの出遅れたスタートとなった自分は、答案練習会での点数は一桁台からスタートしましたが(東大世界史の点数が一桁であるのと似ている感覚です)、試験直前の模試では10位台に上りつめました。

その過程では、全てを完璧にするのが物理的に不可能な時間的制約の中で、試験に出やすいポイントをなんとかして見抜き、鍛練し、ゴールとの距離を測っては修正する日々でした。また、アウトプットと並行してのインプットを重視しました。

辛い日々の中で、「自分の東大受験直前の2月を永遠とやっている」と感じて過ごしていました。

もっとも、東大受験の時は1日9時間の勉強が限度であったのに、大学2年生になって13時間くらいできるように成長していました!笑

東大受験、東大の定期試験を経て、自分の勉強法が確立し、そしてより洗練していったと感じます。
具体的には、ゴールからの逆算・アウトプットからのインプットは東大受験の頃から意識していたことでした。受験での成功体験が、将来の夢のための試験でも生きてきます。模試の順位などで一喜一憂し、自分を見失いそうになります。しかし、敵たる東大入試を分析し、効果が高い分野を洗い出し、徹底するというやり方は、どんな試験でも通用すると、自信を持ってお伝えしておきます。

なお現在自分は法律事務所に内定致しまして、M&A(会社の売り買い)に携わっていきたいと考えております。

スタッフの中にも法曹志望・法学部がおりますので、東大入学後法曹へ、というのをイメージするためにもぜひとも気軽にお声かけくださいね!

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近頃夜は寝やすく感じていましたが、台風が通ると一気に蒸し暑くなりますね。

皆様、お体を冷やしすぎないように、ご自愛くださいませ。(℃^)/


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