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2017年10月10日 15:56

専門科目の授業について

こんにちは!理科Ⅱ類2年の武田です。たけたじゃなくてたけだの方です。同じ学年に2人いてややこしいですよね。

では今回は東大の授業についてご紹介したいと思います。前回は進振りについてご紹介したんですけどそれに関連して、進振り先での専門科目について話したいと思います。

前回なぜか進学先をお伝えしていなかったのですが、僕は理学部生物化学科に進学予定です。何をする学科かというと生物をミクロな視点で捉えて勉強するみたいな学科です。その学科の最も特徴的な授業は「分子生物学」という講義です。学科にふさわしそうな名前の講義ですね。これを取るか取らないかでその学期の辛さが変わると言われる鬼科目です。

内容としては、『Molecular Biology of The Cell』を読む。ただそれだけです。それがきついです。
この『Molecular Biology of The Cell』(通称Cell)は生物系研究者御用達の本なのですが、見た目は完全に枕もしくは鈍器の形状をしています。つまり何が言いたいかというとその異常なまでの分厚さです。1300ページ近くありながら文章は全て英語で読者の心への配慮が消え失せた逸品になっています。
毎週このCellの該当ページ(35ページぐらい)を予習として読んで小テストして質問をして終わるという流れです。教授曰くこの予習は3時間あれば終わるらしいのですが終わりません。5時間ぐらいかかります。

また他にも「Cell輪読ゼミ」というものも授業としてあります。医学部の人が多めの授業で、1人1人にCellの担当箇所が割り振られ、パワポを使って解説するという形です。これと『分子生物学』どっちも取ると週70ページ読むことになります。圧倒的成長ですね。

とまあヒーヒー言いながら毎日Cellを読んでいるのですが、気持ち的にはそこまできつくはないです。自分にとって興味のある科目なので。専門はどこも基本的に鬼畜な感じになっていますが、興味がある科目であればそこまで辛くはならないと思います。自分の向いている科目とはなんなのかを考えながら勉強していって頂ければと思います。

駄文長文失礼しました。
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