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2017年11月 2日 15:09

私も受験生です!

皆さんこんにちは!教養学部3年の長村洋昂です。ブログには久しぶりの登場となります。

高3の皆さんは数ヶ月後にせまった本番に向けて受験勉強に励んでいることと思います。最近雨がずっと続いたり、気温がころころ変わったりしていますが、体調管理には十分気をつけてくださいね。

さて、じつはこの私も、この数ヶ月間、ある試験に向けて、高3の皆さんと同じように受験勉強に励んできました。その試験は、国家総合職試験(教養区分)といいます。

高校生の皆さんには耳慣れない試験かもしれませんが、この試験は財務省や外務省などの中央官庁に入るための試験、すなわち官僚になるための試験なのです。

さきほど(教養区分)と書きましたが、国家総合職試験には大きく分けて専門区分と教養区分の2種類があります。官僚になるためには、専門区分か教養区分に合格した上で、各官庁ごとに行われる面接試験を突破しなければなりません。このうち専門区分は、入省する年の前年の春に受験するもので、もう一つの教養区分は入省する2年前の秋に受験するものです。

教養区分では最初に筆記試験から成る1次試験があり、これを突破した後、グループ討論や政策立案などから成る2次試験があります。筆記試験は、国数英理社から満遍なく出題され、文字通り受験生の教養を問うものとなっています。

筆記試験の内容は基本的には高校で扱う内容となっています。難易度的にはセンター試験と同じくらいで、形式もセンター試験と同じくマーク式です。そう聞くと、東大を受験する皆さんはなんだ簡単じゃないかと思うかもしれませんが、これが実はなかなか手強い試験なのです。なぜなら、試験では理科と社会両方とも出ますし、周りの受験生には東大生がたくさんいて競争率が結構高いからです。

なので私も、試験の数か月前から参考書や問題集を買って対策を始めました。1日の勉強時間は大学受験の時ほどではありませんでしたが、私は体育会系の部活に所属しており、それと並行して勉強を進めるのは結構しんどかったです。ですが幸い10月1日に行われた1次試験に合格することが出来ました。

ところで1次試験にむけて勉強するなかで、大学受験の経験が生かされているなと感じることが多くありました。それはもちろん大学受験の時に学んだ内容が今回も出題されたということもあるのですが、それ以上に、大学受験の時に培われた自己マネジメント能力が限られた時間で勉強をする上で役に立ったなととても強く感じたのです。

このように大学受験をがんばったことが、大学に入ってから自分にいい影響をもたらしているなと感じることが、今回に限らず、何回かありました。どうでしょう、そう聞くと受験勉強に対するモチベーションが少し上がりませんか?

2週間後には2次試験があります。2次試験はグループ討論に政策立案と、対策の難しい手強い試験ですが、頑張りたいと思います!

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