2018年6月 6日 16:22

化学の勉強について

こんにちは。工学部3年の谷田です。

とうとう梅雨入りしましたね。しばらく晴れ間の少ない日々が続くと思うと少し気が滅入ります。(洗濯物が干せない......)気が滅入るだけならどうとでもなりますが、天気の悪い日が続くと体調を崩してしまう、という人もいると思います。少し具合が悪いなと感じた時は無理をせず、ゆっくり休みましょう!


まだ夏休み前ということで英数の勉強が中心になる時期ではありますが、今日は化学の勉強について書いていくことにします。『東大の基礎知識』でも各科目の勉強法が紹介されているので、そちらもぜひ参考にしてみてください。補足の項目についているチェックリストにはぜひ目を通してもらいたいと思ってます。

さて、化学の勉強をするにあたっての大前提が、「化学基礎」の内容が完璧になっているか、ということです。「化学基礎」はほとんどの場合既習のはずです。原子の構造・結合についてや、酸化還元反応についてなど、特に理論分野の勉強のベースになる項目が多数含まれています。理論が苦手...という人は化学基礎に戻って勉強してみてもいいかもしれません。

「化学基礎」が完璧になっているなら、次に大切になるのが理論分野の勉強です。あたりまえといえばあたりまえですが、理論分野の内容なしに無機・有機の勉強や問題演習を行うことはできません。理論については覚えないといけない細々とした知識は少なく、むしろ話題にされている事象についての正確な理解が必要になると思います。状態図の表すことが分かっているか、化学平衡の式が表すことの意味が分かっているか、といった具合です。理論に関する記述問題(頻出のものも多く、また解答があまり長くならないものがほとんどだと思います)に対して正確な答えを瞬時に出せるかが、理論分野を理解しているかの一つの指標になります。理論に関しては計算に時間がかかる、計算ミスをしてしまう、などのことでよく相談を受けますが、使うべき式とその式の意味を理解していれば、計算にかかる時間を減らすことが出来ますし、計算を間違えてもミスに気付くことができる可能性が高くなります。

ただ、理論が完成していないからといって無機や有機を放っておくわけにはいきません。無機・有機はまだ学校で習っていない......という人も多いのではないかと思います。しかし、基本的に無機や有機で重要になるのは様々な物質の性質を知っているか、ということで、要するに暗記ができているかどうかが分け目になります。それならば、できるだけ早い時期から勉強を始めて、問題に触れる機会を増やしたほうが覚えるのは楽になります。また、無機・有機の勉強を通じて理論の理解が深まるということもままあるので、学校の進度に縛られず、勉強を進めておくとよいと思います。

結局のところできるだけまんべんなく勉強しておくのがいい、ということになってしまうわけですが、もし化学を得点源にしたいなら理論に特に力をいれて勉強する必要があります。以上が化学を勉強するにあたっての展望になります。では具体的にどのように勉強を進めていけばよいのでしょうか。

実際の勉強にあたっては、やはり教科書の内容をしっかりと理解しておくことが必要です。例えば、試験本番までには、教科書の本文に出てくる物質の名前、構造式、性質は全て書けるようにしておかないといけません。コラムについても、マルコフニソク則を知っていることで問題が解きやすくなる、等のことがあるので出来るだけ目を通して読んでおくことをおすすめします。もっとも、教科書によって記述の量には差があるので、何か参考書を持っておくとよいかもしれません。また、図録があると理解が深まります。

夏休みを中心に教科書の理解と並行して問題集を進め、秋の終わりごろには過去問演習を始める、というのが余裕を持った理想的なスケジュールです。順調にいくなんてことは稀で、どこかが手薄になってしまうことがほとんどなのですが......できるだけ試験本番に不安を持ち込まなくて済むようにしてください。


過去問や問題集の使い方など、書き切れていないこともたくさんありますが、大きな枠組みとしての勉強法としてはこのぐらいになるかと思います。気になることがあったら校舎にいるスタッフに聞いてみてください!
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