ページを更新する ページを更新する

2018年6月17日 10:18

センター試験本番について

こんにちは。理科3類2年の天野康一です。
今日は全国統一高校生テストの実施日です。僕らが受験生だった頃は1年に1回しかなかったこのテスト、今年から1年に2回になったみたいですね。優秀な成績を取れば豪華な(?)決勝大会にも招待されるので、受験生の皆さんには普段のセンター本番レベル模試に増して頑張ってほしいです。
ということで、今日はセンター試験の本番について、どんな雰囲気?緊張するものなのか?といったことを、僕の体験談を交えて書いていきたいなと思います。最後までお付き合いしていただけたら嬉しいです。
まずは、センター前日。特にいつもと変わらず過ごすのがいいと思います。本当の勝負は二次試験ですしね。センター前日ごときで緊張していたら二次試験の前日はどうするの、くらいに思っていればいいです。(笑)
確認するべき点としては、社会の暗記事項(とくに理系の方はここに時間を割きましょう)、古漢の単語、あと強いて言うなら英語の発音アクセントくらいでしょうか。前日に本番と同様のシミュレーションをする、ていうのもいいと思います。国語は時間が厳しい試験なので、前日のうちにこういった時間配分でやればいいんだな、という最終確認をすると安心ですね。
さて、センター当日になりました。まあこの日も必ずやってくるわけです。目を覚まし、普段つけないテレビを何となくつけると、「今日は大学入試センター試験の実施日で...」という放送が流れていて、おおついに今日か、なーんて思ったりしました。予定通りのバスで1時間くらい山道を登ると、会場に近づくにつれ、バスの中は受験生でいっぱいになっていきました。みんな単語帳なり参考書なり開いて勉強していますが、僕はバスの中で文字を見ると乗り物酔いしそうで怖かったので、目をつぶってウトウトしていました。会場に着くと、すでに学校の先生が応援に駆け付けてくださり、少しお話しをして握手などしてから会場に入りました。
だいぶ早めに行ったので、会場にはまだ数人しかいませんでした。ちなみに僕が受験した会場は50人くらい入れる小さめの教室でした。
僕は灘高校出身なのですが、灘の生徒はみんな同じ会場ということもあり、会場内にも高校の友達が多くいて、もはや緊張感のかけらもない雰囲気でした。(笑) 隣の席の子も灘の同級生で、普段学校で受ける模試と全く同じ心構えで受験できたので、本当に良かったなあ、と思います。他の受験生がみんな緊張した表情でもくもくと参考書に向かっているなか、僕たちは「地理どの地域が出るかな~」とか「英語スピード勝負する?」など、ヘラヘラした感じでしゃべっていました。
時間が経ち、試験監督の方々が入ってきました。僕の会場は、年配の男女が2人ずつ、みたいな感じでした。1教科目は社会です。地理、世界史、日本史は1冊になっていて、それとは別に公民で1冊になっている感じでした。これら2部が1つの袋に入っていて、まず袋から問題冊子を出す必要があるのですが、この作業が異様に難しかったのを覚えています。まあいつも通り、センターなんだなあっていう感じで問題を淡々と解いていきました。
ここで少しだけ体験談から脱線しますが、センターに関しては形式が変わることはありません。よく試験というのは形式が変わるものでもないから焦る必要は無い、なんて励ましみたいな言葉をよく聞きますが、東大の二次試験に関してはこれは嘘ですよね。今年の英語なんかは形式が変わりすぎています。一方、センターに関してはマーク形式ということもあり、問題の雰囲気などもほとんど変わりません。これだけを強く頭に入れておけば、センターで緊張してしまうなんてことは多少なりとも防げると思います。
さて、話を戻して、次はセンター国語ですが、試験中は普段通りかなあ、と思っていたのですが、次の休み時間で友達と答え合わせをしたところ(←あまりお勧めしません笑)答えが皆バラバラでした。(笑) まあいいや、と気持ちを切り替え、英語は満点以外受けつけないという心持ちで臨みました。
試験が終わり、外に出ると、当然もう真っ暗で、雪が降っていました。うーん微妙かなーという感じでしたが、2日目で失点しなければ、まあ気持ちよく二次に切り替えられるかな、と思っていました。
家に帰って、数学のデータの分析のところのみ確認して寝ようと思っていたのですが、解答速報がどうしても気になり、夜にネットで確認してしまいました。(←絶対にお勧めしません笑) 案の定国語で失敗していましたが、明日は1点も落とさないぞ、と気持ちを引き締めることが出来たので、僕としては良かったと思っています。(まあおそらく大半の受験生は、1日目終了後解答速報を見ないように、とアドバイスされると思います。見たところでもう点が変わるわけでないし、動揺して2日目に悪影響が出るかもしれないからです。)
2日目の朝も、1日目と同じ感じでした。試験監督の方も1日目と全く同じで、雰囲気も特に変わらず。数学と理科については、数Ⅰ、数Ⅱを解かないことだけに気を付けていれば満点が取れる自信があったので、取りあえずいつも通り落ち着いてやることを意識しました。
最後の科目の理科になると、周りの受験生も疲れているんだなっていうのが見てわかりました。普段の模試なら解き終わった後居眠りすることもあったのですが、前述したように決して油断が許されない状況だったので、見直しをこれでもかというくらい何周もしました。
理科についてなのですが、(理系の場合)60分+休憩10分+60分で130分の試験の扱いになります。というのも、理科1教科目に何を解くかは各々の自由で、2教科目との間に普段と同じ休憩を取ってしまうと、問題のネタばれが友達間で起こってしまうからです。なので、この小休憩10分間は私語厳禁です。たしかお手洗いもそんな気軽に行ける感じではなかったくらいです。
まあこんな感じでセンター2日間が終わる感じなのですが、少しは本番の雰囲気が伝わりましたでしょうか。先程も言いましたが、センターは緊張したら負けです。緊張する必要なんてない試験です。普段通り解いていけばいいですよ。試験中に、うーんいつも通りだなこれは、なんて思えたらしめたものです。
皆さんの健闘をお祈りしています。
それではまた!
| | コメント(0)

コメントする

月別 アーカイブ

2022年6月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30