2018年7月 2日 16:03

こんにちは、理科三類二年の礒田杏実です。
梅雨も明けていよいよ本格的に夏らしくなってきましたね。

私たち二年生は学部を決める進学選択が動き出したところです。
東大では入学時には学部が決まっておらず、始めの1年半の前期教養課程のあと、学部を決める進学選択という制度があります。昔は進学振り分け(略して進振り)と呼ばれていたようです。
主に前期教養での成績(各教科の平均点)に基づいて決まるのですが、特定の教科に重率をかけたり、志望理由書や面接を考慮する学部もあり様々です。
同じ学科に進学する場合でも科類によって難易度が大きく異なることもありますし、似たような内容を扱う学科が複数ある場合もあります。
制度は複雑で、毎年変更が行われています。聞きたいことがある人はスタッフに声をかけてくださいね。

入学前には科類や学部に対して漠然としたイメージしか持っていない人も多いとは思うのですが、志望校を決める上で大切なポイントですので、東大志望の皆さんは是非一度、進学選択制度について調べてみることをおすすめします。

これから暑い夏が続きますが体調に気をつけてお過ごしください!
この後小野さんに進学選択について書いていただきます!よろしくお願いします。






こんにちは、工学部4年の小野です。
4年生の私にとって進学選択は2年前の出来事なので、今とは少し違っているかもしれませんが、進学選択の際に感じた事、大変だった事などを少し書いていきたいと思います~。

まず礒田さんが書いてくれたように、進学振り分けは、前期教養学部の科目で特に2年のSセメスターまで(私の時はS1タームまででした)にとったものの平均(進振り点と呼ばれる)で決まります。単純に、ある学科を志望した人たちの中で、その平均点が高かった人から順に決まっていきます。各学部、学科で定員がきまっているので、点数が低ければ行きたい学部に行けない可能性も十分あります。逆に言えば、人気のある学科は進振り底点(センターでいう足切り点のようなもの)は高い傾向にあります。

進振り点について、科目によって所得できる単位数が異なるため、その分重みをつけていきます。例えば、2単位所得の科目で80点をとり、1単位所得の科目で89点をとった場合、平均点は(80×2+89)÷(2+1)=83点となります。単位数あたりの平均点になるため、所得単位数の多い科目では高得点をとる必要が出てきます。理系では実験や数学の必修科目がそれに該当します。
また、必修ではない科目では、点数のとりやすさ、先生の厳しさなどもまちまちで、補正なども科目間でないので、何をとるか吟味する必要があります。

自分がどの科類に所属しているかによっても進振りに影響が出てきます。例えば法学部では文科一類生の定員が他科類よりも多いため、自然と底点が低くなり文Ⅰからのほうが法学部に行きやすくなります。また、文科類から工学部に進もうと思えば特定の理系の必修科目の単位を所得していることが条件として付加される(要求科目という)ため、当然負担は大きくなります。

多くの学生は各学科の過去の進振りの底点などをみて、自分が行きたい学科に行くには何点取ればいいかを確認して、履修を組み立てたりしています。私は一年生の頃の成績があまり良くなかったため、二年生の時に試験で高得点をとるため必死に勉強した記憶があります。無事第一希望の学科に進めましたが、心身ともに疲弊したので、コツコツやっておくことに越したことはないですね(笑)

以上、だらだらと説明してきましたが、これ以外にも様々なシステムがあり、進振りについて完璧に説明できたわけではありません(第二段階、定員オーバーで行けなかった場合、定員割れなどがまだあります)。ただ、上に説明したことを踏まえると、

・進学振り分けは成績順なので、後々困らないように1年のときからある程度の成績は修めておくべき
・科類も進振りに影響するので、受験科類を決める前に自分が行きたい方面や学部についても考えた方がよいかも?

ということが挙げられます。もっと進振りについて知りたいという方は、ネットで調べてみるのもよいですし、校舎にいる3年生以上のスタッフに聞いてみてもいいと思います。スタッフによって色んな体験をしていると思うので、色んな先輩の意見を聞くといいかもしれません。


と、いうわけで、これから暑い日々が続きますが、夏バテしないようにしっかり食事と睡眠をとって、期末試験の勉強なども体調壊さない程度に頑張って下さい!!

ではまた~。






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