2019年10月29日 16:23

受験勉強を振り返ってみて

こんにちは。
東京大学文科Ⅰ類2年で、法学部に内定が決まった水田です!

ブログを書くのは7月29日以来です。3ヶ月ぶり2回目ということで、まだまだキーボードをたたく手が緊張で震えています。

さて以前の記事ではいわゆる"進振りと選択"について色々と書きました。自分が以前、大きな選択をしたのはいつかな、と考えると、受験期だなという気がしたので、このことについて書こうかなと思います。
まずはじめに、僕がどんな感じで選択をしていたかを書いて、そして少し、それを応用というか、なんか役立つ形に落とし込めたらなと思います。

僕は先ほど「大きな」選択と言いましたが厳密には、細かな、それでいて大切な、断続的な選択、を受験期にはしていたなと感じます。
仰々しく書きましたが、別になんてことはない「今日は何の勉強をしようかな」とか「過去問をいつくらいから解きはじめようかな」とか。そういう感じのことです。

僕はあまり几帳面ではなかったので、一日のうち、この時間からこの時間までは数学、そしたら英語の長文を終わらせる。隙間時間には古文単語を・・・。みたいな計画立てをあまりしていませんでした。
なんかもっと、ざっくりと。今日は大体これをやろうかな、みたいなことをリストで書き出して、そしたら、気分が乗った順番にそれらをこなしていきました。(特に、入試が近づくにつれてこの傾向は強くなっていっていた気がします。)

どうやってそのリストを作っていたかというと、自分の脳内で簡易版東大模試みたいなのを解き、(もちろんかなりざっくりと。この分野の記述問題、みたいな設問を、問題集や資料集に書いてある情報を入試問題風に直したりしながら。)なんかこういう問題が出た時に解けなさそうだな、とか。世界史でこの分野の記述問題が出たら解けなさそうじゃないかな、とかそういうことをシミュレーションして、それで机の上にある教材をぱっと眺めて、そういう穴をつぶすにはこの教材をやったらいいかなという感じです。(もちろん、前日の積み残しととかがあれば片付けていましたが。)

もしかしたら人によっては、そういった勉強方法では不安だ、なにか一つの参考書を解ききって1つの塾の講座を受けきった方がいい、というように感じる人もいるのかなと思います。僕もこの気持ちはものすごく分かります。東大特進の授業は、とりあえず取って、すぐにではないけれどt-podで受験までには消化しましたし、東進衛星予備校で取っていた講座も、なんやかんやですべて見ました。

この自分の、自習のしかたと塾の使い方を自分で振り返ってみて、勉強は2種類に分解(分類ではない)できるのではないかなと思いました。それは
・受験にあたり、自分が必要だと思う能力を身につける勉強
・受験にあたり、自分に安心感を与えてくれる勉強

前者は当たり前だな、と思われるかもしれませんが、後者については意外と(色々な意味で)見落とされがちなような気がしています。

さて、ここまでを踏まえて(前者の分類にそもそも納得しないという人もいるかもしれませんが)、皆さんが今やっている勉強はどちらなのでしょうか。
2月25日・26日に受験会場に座り、合格に値する答案を仕上げる知識量・コンディションに到達するために、何を得ているのでしょうか。(ちなみに、勉強ではありませんが、受験期直前は体調管理に重点を置く人が多いのは、「安心感」が足りなくなる可能性を低く抑えるためだと思っています。)

自分のやり方を正当化したいわけでは決してないのですが、あまりにも「安心感」に偏った勉強をしてしまうことは、お勧めできません。(勉強それ自体の目的化とも言われます。)学校の、塾の授業というのは「ノウハウの宝箱」みたいなものといえるかもしれません。そのノウハウをしっかり、授業に出て、自分のものにすることはとても大事です。授業を最後まで受けた、というその事実は皆さんに、受験当日に「これだけやったんだから大丈夫だろう」という安心感を与えてくれることと思います。そのために、授業の予習と(特に)復習をすることも大事です。しかし、多くの人が同じような宝箱を持っているなかで、自分はさらに、東大の入試問題と対峙した時に解答用紙に何を表現できるのか、そのことも同じくらい大事だと、受験を経験して、思います。

よく「受験当日からやるべきことを逆算しろ」と言われていますが、このことは「決められた勉強・授業があって、それを受験までにこなすような計画を立てろ」という意味ではないと僕は、勝手にですが思っています。むしろ、もっと抽象的に「受験期の自分に必要なあれこれを考えて、今それと比べて自分に足りていないことは何であるのかを考え続けながら勉強をしなさい」という意味ではないのかと。

人には人の勉強方法があるし、むしろ自分の勉強方法をもっていることはすごく大事だと思います。でも、勉強法云々とかおいておいて、勉強には2種類あるんじゃないの?と考えて、自分の勉強を振り返ってみるとか、この記事中でハイライトされた部分を、自分に問うてみるとか、そういうことは、皆さん受験勉強で1分1秒が惜しいとは言えど、決して無駄なことではないのでは、と思います。

長くなってしまいました。ここまで読んでくださってありがとうございます!

辛い時期かもしれませんが、無理はせずに、一歩一歩前に進んで、ここ最近天気が悪いし、これから冬が訪れるけれども、乗り越えていってほしいなと思います。

それではまた!
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