2019年12月10日 19:37

模試とセンター試験

こんにちは!医学部6年の早川義浩です。
いよいよ試験が近づいてきましたね・・・。僕も尻に火が付きまくっているところです。
お互いストレスmaxだと思いますが、頑張って乗り切りましょう。

今日は「模試」と「センター試験」の2つのテーマについてお話したいと思います。

①模試について
そろそろ秋の東大模試が返ってくるころではないでしょうか。
僕も、国家試験の模試というものがあるのですが、結果を見るたびにストレスmaxです・・・。
さて、模試について、復習法については1年生などにきいているところも多いと思いますので、自分からは違う視点からお話します。(6年ぶりに「模試」というものを受けるようになったので、、)
世間で言われている「模試」についての通説についてお話しようと思います。

・模試の結果に一喜一憂してはいけない。復習が大事。
間違ってはいないと思います。が、正直キレイごとだと思います。
人間なので、模試の結果に一喜一憂するのは当たり前です。模試というのは数少ない「数字」として出てしまう場です。数字というものの魔力は恐ろしいものであり、人間を狂わせてしまうのです・・・。
ですが、復習が大事なのは間違いないです。案外本番に似たような問題が出たりするし、ミスの傾向とかを知るのも重要です。一番大事だと思うのは、大勢の中で緊張感ある試験を受けた時に、自分がどのようなパフォーマンスをし、どの作戦(時間配分等)が崩されやすいか。を知るいい機会だと思います。

・模試の問題/採点は本番のより悪いので、気にしなくていい。(特に現代文
これは的を射ているようで、本質的ではないと思います。まず問題についてですが、現代文含め、悪問というのは想像している以上に少なく、全く吸収することの無い問題はほぼゼロといっていいでしょう。
いわゆる「ほならね理論」ではないですが、僕は受験生とスタッフに関しては模試の問題に対して、「この問題は悪い」といえる立場ではないと思います。これは模試や本番でどんなに高い点数を取っていても変わりません。

次に採点ですが、確かに大味な部分はあると思いますし、それは否定しません。ですが、それは仕方のないことだと思います。例として、普段の現代文の授業では、約50~70枚を2週間で採点すればいいのに対し、模試では文理合わせて受験者数が3000-9000人程度、それを(何人でやっているかは知りませんが)成績表を出したりする手間を考えると1-2週間で採点しなければなりません。とっても大変です。順位を出したりするので、採点者が異なってもある程度基準を統一しなければいけません。なので、大味な採点になることは仕方ないと思います。
ごく、ごくまれに「現代文スタッフがやった方がいい」という意見を見ますが、断言します。100%それはありません。


最近身をもって知ったのですが、人間は自分の結果が悪いと「問題が悪い」と言いたくなる生き物です(自分もです)。それは仕方ないのですが、それをぐっとこらえて吸収するか、問題のせいにして終わらせるは大きな分かれ道かとおもいます。
プロの人が言う「問題が悪い」と受験生が言う「問題が悪い」は意味合いが変わってくると思います。

②センター試験について
センター試験もそろそろ焦ってくるころでしょう。授業で前に出てきたスタッフが、自分の得点を870とか880とか聞かれて答えるたびに、焦りを感じる人もいるのではないでしょうか。
僕はどちらかというとセンター試験は嫌いな方です。本番の点数も、まあ・・・ね・・・。
なので、ここで皆さんにセンター試験についての不安を解消し、僕自身の鬱憤を解消するために、センター試験について語ろうと思います。

※最初に断っておきますが850-880とか取っている人は素晴らしいと思います。僕は一生かかってもたどり着きません。以下の内容は不安解消用だと思ってください。
また、センター利用や後期・医学部の人はそれぞれの目標を別に考えてください。あくまで「東大合格」というものに照準を当てています。

・目標点は?
まず、僕はセンター試験の目標は3つあると思います。
850と860と870?そんなんではないです。
ズバリ、

①800:100の位が変わる
②810:9割
③820:東大の換算得点でおよそ100点

この3つです。分かりやすいでしょう?
ぶっちゃけ、それ以上の点数を取る一番の意義は「大学入学後に自慢できる」こと、次は2次試験にいい気分で向かえること、です。この2つが要らない人はこのくらいが目標で良いでしょう。
(ちなみに僕の点数はこのゾーンに入っていたり)

ではなぜか?大きな理由は東大の圧縮にあります。
ご存知の通り、東大入試ではセンター試験の900点は110点に圧縮されます。
これだけ聞くと「へー」って感じですが、実際に計算してみましょう。

センター880点→880×11/90 →107.5556 (これを0、基準値にします)
センター820点→100.2222(-7.3334)
センター750点→91.6667(-15.8889)

センター国語1問(8点)→0.9778
センター社会(理科基礎)100点→12.2222

皆さん恐らく750はさすがに下回りたくない、820なら可もなく不可もなく、880は神、とか思っていることでしょう。これをどう捉えるかです。
15点って大きいだろ!って思いますが、二次で言うと数学1問でひっくり返る点数であり、また、1教科ごとにならすと、15/5=3点、つまり、1教科あたり3点分の差にしかなりません。リスニング2個分です。こんな差はすぐ引っくり返せそうじゃないですか?
「これは下回りたくない」ラインから「神」に持っていくよりはよっぽど簡単ですよね?

・でも0.何点で落ちるじゃん!じゃあ大事なんじゃないの?
これもよく言われますが、僕が嫌いな言葉の一つです。勿論受験は0.何点分だけ足りないということはあります。でもそれは「センターをあと~点取るべきであった」ではなく、「2次試験であと1点取るべきだった」とも言えませんか?そして、センター~点よりおそらく2次の1点の方が小さい差だと思いませんか?
なぜ、小数点以下の世界になった瞬間に、センターの話に置き換えるのか、全く理解できません

僕自身、2次試験もセンターも、とらえ方としては

1点2点で泣かないためにどのような点に対しても貪欲に取りに行くのではなく、「1点2点で泣く世界」に入った瞬間に負け

だと思っていました。
これは何故かというと、1点2点の世界に入った瞬間、国語の漢字とか、センターとかあまり必要のない所になぜか目が行ってしまうのです。センターを50点上げるよりも2次試験で6点上げる努力をしてください。これは、今の点数が伸び悩んでいる人ほど、上げやすいはずです。「1点2点で泣くゾーンからの脱出」を全ての受験生に考えてほしいです。

「阻害」を「疎外」と書いて東大から「疎外」された?
「疎外」ゾーンに入らないことを目標にしてください。

・でもセンターできない人は学力が足りないんじゃない?
一定の比例関係はありますし、センターが学力を表すいい基準であることは間違いありません。ですが、これも必要以上に考えないでほしいです。
所詮センターはただの「塗り絵ゲーム」です。比例関係はあるものの、一定のラインを超えると、2次は2次、センターはセンターだと思います。
まず、
理系の社会、文系の理科、数学の統計、国語の小説
これは2次と何一つ関係ありませんよね?これができなくても所詮「塗り絵ゲームが苦手な人」でしかありません。
そして他の科目。これに関しても同様に思います。

高校の時に行っていたハイスクールの校舎長に言われて印象に残っているのが(多分向こうはそこまで深く思って言ってないかもしれませんが)

センターと2次試験はソフトボールと野球のようなものだ

です。
まあ確かに野球できる人はソフトボールもできそうですが、100%ではないですよね?
例えば大谷選手とかイチロー選手とか、ソフトボールもできそうですが、別にできなくても野球の世界で活躍できればいいですよね?センターと2次もそんな感じだと思って下さい。
周り見る限り、センターが苦手な人、2次が苦手な人というのは一定数存在すると思います。

なので、センターが悪いからどうこうとかあんまり考えなくていいと思います。


以上になりますが、まとめると、センター試験は
自分の合格にとっての本当の目標ライン(足切・換算得点・センター利用等)を突破する

これだけ考えて、後は思い詰めないでください。
勝負は2次です。



皆さん、寒いですが、勉強頑張ってください!
現代文に来る人は会場でお会いしましょう!


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