2020年7月 4日 13:31

書を捨てず、家にいよう

半年ぶりくらいのブログ投稿になります、文Ⅰ2年の石原です。

 

そろそろ夏休みがやって来る時期ですが、今年はなんだかあまりわくわくしませんね。一学期の間ずっとオンライン授業で家に籠っていた身としては、まあ授業が無い分多めに寝れるなあくらいしか思いません。学校の方針によりけりではあると思いますけど、多くの人は夏休みが短縮されてしまったり、休みだった分のテストが集中的にやってきたりと、僕と同じくあまりはしゃぐ気分になれないのではないかと思います。今後感染者が急増していったら、またほとんど遊びに行けない毎日かと思うとなおさらですよね。

 

「書を捨てよ、町へ出よう」なんて言った作家もいるわけですが、以前に比べて町へ出ることが憚られる現状、逆にこの機会を利用して、読書に没頭してみるなどというのはいかがでしょうか。読書習慣があまりないと言う人は多いと思います。身の回りの東大生を見ていても、色々本を読んでますという人は思っていたより少ないです(僕自身も胸を張れるほど読んでいる訳ではないですが...)。名前を聞いたことがある作家の本だけど読んだことないものとか、なんなら本屋をぶらついていてたまたま目に入ったもの、タイトルが面白そうなものなんかでも全然いいです。家にいる時間が長いことを利用して、本を読む楽しさに目覚めてしまいましょう!!!

 

三冊ほどですが、僕のおすすめの本を紹介したいと思います。もし書店などで見かけたら、一度手に取ってもらえるととても嬉しいです。東大出身の作家三人です。

 

①三島由紀夫『潮騒』...三島由紀夫らしい、均整の取れた美しい描写が読んでいてとても感動的です。高校生にとっては内容が抽象的・難解なことが多い三島文学ですが、この作品は割とスムーズに読み進められるのではと思います。

②大江健三郎『万延元年のフットボール』...三島の作品から一転、結構どろどろねちねちした感じの文体だなあという印象です。ちょっと難易度は上がりますが、(カズオ・イシグロを含めると)日本で三人しかいないノーベル文学賞受賞作家のうちの一人ですから、やはり一冊は読んでおきたいですよね。

③安部公房『砂の女』...ストーリー自体が結構面白いので、読んでるうちにぐいぐい引き込まれると思います。東大医学部出身ということもあり、理系の学問に明るかったのでしょう、ほうぼうに数学とか理科的な描写が登場します。といってもそんなに難しくないです。最近読んだ中でイチオシの一冊です。

 

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