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東大レポート: 2019年7月アーカイブ

2019年7月29日 13:53

東大と進振りと私

 こんにちは!東京大学文科Ⅰ類2年生の水田光です!東大特進コースでの勤務は2年目ですが、ブログを書くのは初めてです。緊張しますね、他人に向けて何かを発信するというのは...。

 

 先週、岡田さんが東大の進学振り分け制度、いわゆる「進振り」について書いてくれました!(進振りとは、東大生が2年生から3年生になるにあたり、自分が専攻する分野を決めて、進む学部を選択するイベントのことです。)

 

 2年生である僕ももちろん、この進振りで自分がどの学部に行くのかを決めなければいけません。

 

 先に結論を話してしまうと、僕は法学部への進学を考えています。

(文科Ⅰ類から法学部。岡田さんほどのインパクトがない...。この進振りのブログはとても面白いし、入学してからの参考になる情報がたくさんあるので、ぜひ一度目を通してみてください!721日の記事です。)

 

 文科Ⅰ類から法学部への進学、と聞くとなんとなく「惰性でそのまま進んだんじゃないの?」みたいな印象を持たれがちで、実際周りのおなじ境遇の人たちも「まあ、法学部」みたいなことを口では言っています。このような印象を持たれても致し方ないなと思います。

 

 しかし、僕はあくまで一部の人たちしか知りませんが、文科Ⅰ類から法学部に進む人たちは皆、なあなあに大学生活を過ごして法学部にそのまま流れるように進んでいる、というわけではないということを伝えたいです!

 

 まずは僕のお話から。

 

 僕が文科Ⅰ類に入った理由は「入れるから」という単純なものでした。高校の頃は経済理論や行動経済学に少し興味があり、哲学や国際関係論にも少し興味がある、という感じでした。このような興味分野を考えると文科Ⅱ類だな、と漠然と考えながら受験勉強をしていたわけですが、夏くらいから急に成績が上がり始め、文科Ⅰ類も十分狙えるような成績が模試で出始めました。そこで、目標は高い方が良いだろう、と思い志望校を文科Ⅰ類に設定しなおしました。

 

 そして130日。僕の手元には東大の願書が。一年間、受験勉強しかしてこなかった自分が改めて、将来のキャリアや興味分野などを1日で考えることもできるわけもなく、模試のとおりに文科Ⅰ類をマークして願書を提出。その後は「文科Ⅰ類に入れば進振りで広い選択肢があるから!」と自分に言い聞かせる日々が続きました。

 

 さて、大学に入ると、必修の科目が多いものの、その必修のなかで選択の幅があったり、ゼミや論文で各テーマが自由に選べたりと、様々な学問の教養への門戸が開かれていました。もともと興味があった経済学や国際関係論の授業をとり、哲学を取り扱っているゼミに入り、法学や政治学にも触れました。レポートでは教育・開発経済について書きました。これらの過程で様々な入門書を開きました。そして、すでに学部を選択した先輩や、あるいは入学時点で専攻をすでに決めている同級生と話をしました。こうした経験の中で、1つだけ自分にとって明白となったことがありました。それは

 

「どの学問も、入門として概論を学んだり、モデルケースを知ったりする段階では知的好奇心が満たされとても楽しいこと。そして、どの学問も、専門性を持って学んでいくとなると、必ずしも自分が確信をもって「この学問こそが自分の学びたい学問だ!」とはならないこと」

 

です。

 

 何でだろうか、ということを考えました。そして、1つの答えが頭に浮かびました。それは「自分はまだ、何かを好きだと自信を持って言えるほどに人生経験を積んでいないし、特定の学門に深く触れたわけではない」ということです。だから、他の学門の入門書を読むと、すぐに「こっちも面白そう」となってしまう。

 

 そこで僕は、自分の興味を考えつくして学部を選択するのではなく、社会が、生活が反映されたものとしての法律を、手段として使いこなせるようになるべく学び、社会に出て、そしてその中で自分が興味あることは何であるのかということを探していきたいなと思いました。もし仕事をしていく過程で、ピンとくるものに出会い、何かを深く学ばなければいけなくなったとしたら、そこでまたたくさん勉強をしようと。

 

 きれいごとを並べましたが、ありていに言ってしまうと選択の先送りです。ただ、もう少しきれいごとを重ねていいのであれば選択を先送りにすることを選択した、ということです。(岡田さんとは逆ですね(.;)

 

 周りの人が法学部に進む理由も様々です。

 

 人権問題に熱心に取り組む弁護士の先生に憧れて弁護士を志している人、テクノロジーの面からの教育へのアプローチを法的に支援したいという思いを持っている人など...。また、何か特定の分野に強い興味がないからこそ、そういう強い思いを持って活動している人たちを支えるために法律環境を整えたい、と考えている人もいます。

 

 周りからどう見られるかも確かに大事ではありますが、そこに縛られすぎることなく、選択をしてみてほしいです。選択の基準に優劣なんてめったにつきません。(少なくとも皆さんが悩むようなことに関しては)

 

 こんな長々と自分語りをしてしまって恐縮です。ここまで読んでくださった人は本当にありがとうございます...!最後に、ささやかなメッセージを。

 

 受験勉強を進めていて、大学に入るにあたって、あるいは入ってから、「なぜ自分はあのような選択をしてしまったのか」と後悔の念が頭をよぎるときがあるかもしれません。でも、未来は得てして予測が難しいものです。だからぜひ、過去の自分には寛容になってあげて欲しいです。(反省は大事ですけど)彼の、彼女の選択を"生かして"あげるために今自分が出来そうなことは何か。これが大事な事なんじゃないかな、と思います。

 

それでは失礼します!

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2019年7月25日 16:02

東大の授業!~試験編~

こんにちは!2回目のブログ登場です!文科3類1年の小山大貴です!

今回は、前回に引き続き「東大の授業!」シリーズ第3回ということで、番外編として試験について書いていきたいと思います。3回目にして番外編を出すあたり、短命打ち切りの予兆な気しかしませんが。

東大前期教養では、先週の水曜日、木曜日の補講日を経て、金曜日からSセメスター(S2ターム)期末試験が始まりました。この試験期間、いつまで続くかというと、、8月1日まで続きます。実に2週間。

では、その2週間の間に何回試験があるかというと、レポートのみの科目数にもよりますが、1年生はだいたい10科目前後です。1日に2科目ある日もあれば、完全オフの日もあるという感じです。

友人は昨日のテストが終わったあと、「明日から4連休だ!!」と喜んでました。今日の1限に数学の試験がある僕の前で。まあ今日終わりましたが。

じゃあ試験自体はどんな感じなの?というと、自分が今まで受けた&聞いた限りでは、論述式問題とマーク式問題があるようです。問題の内容は、教授ごとにバラエティに富んでいます。授業中に論述問題を示し、テストまでに入念に解答を練り上げることを求める教授がいたり、毎年ぶっつけ本番で長めの論述を課す教授もいたりです。

好きな科目の試験は、解答を作っていて本当に楽しいです。前のブログでお話しした通り、自分は日本史を専攻したいんですが、日本史の論述を書いているときはテストとは思えないほど楽しかったです(笑) ※東大の授業!~初年次ゼミナール編~を参照(宣伝)

その一方で、テストは進振りに向けての戦でもあります。(進振りについては他の記事でいろいろ書いてくれているので気になる人は探してみてください!)特に、テスト出席者の上位3割しかもらえない「優」評価の争奪戦は激しいものがあります、、ただ、クラス内では、いろいろ情報共有をして助け合ったりもしています。

と、いう感じで試験そのものはかなりキツいですが、新鮮でもあります。正直、一番「大学の勉強をしているな」と感じるときかもしれないです(笑)

以上、東大の試験についてお話しさせてもらいました!また次のブログでお会いしましょう!
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こんにちは。

東大特進スタッフの文科Ⅲ類2年 岡田です。

 

高校生の皆さんはそろそろ夏休みが始まった頃でしょうか。

私は2つあったテストが終了し、夏休みを迎えました!(授業がほとんどなかったSセメスターは、ずっと夏休みのようなものでしたが)

そしてこれから、東大生なら避けて通ることのできない『進振り』の洗礼を受けるのです。

ここで(めっっっっちゃ長い)私の話をさせてください・・・。

 

東大生だからなのか、周りの人から「将来何するの?」と聞かれることが多々あり、そのたびに私は困ってしまいます。

なぜなら私にはハッキリとした将来の夢がないからです。

夢の無い人生、、、とほほ

そりゃあ、誇りを持って働きたいし、何かしら人の役に立ちたいし、もちろんお金も稼ぎたいとは思っていますが、、、具体的に何をしたいの?と聞かれると、、、(T_T)

 

進路を考える際、高校生だった私は、「したいことがないからまだ学部を決められない。」ということもあって、入学後に選択できる東大を目指しました。

科類を選択する際も、「何を勉強したいか分からない。でも、法でも経済でもない何かがいい。」と思って文科Ⅲ類に決めました。

(最低点が一番低いからというのも大きな大きな理由の一つですが^^)

「きっと様々な経験を経るうちに、やりたいこと見つかるやろ!」

そう、楽観的な私は考えていました。

 

それから入学して1年半、、、いや何にも決まってへんわ。

浅く広く興味を持ち、かつ飽き性の私には、一つに絞ることができなかったのです。

考えてみれば当然の結果です、、、。

コードブルーを見れば医者になりたいと言い出し、美味しいものを食べるとグルメリポーターになりたがるような、脆弱な意志の持ち主が、いつの間にか進路を見いだすなんて、できるわけないのです。(自省)

 

そこで一旦、文系では一番点数が髙そうな後期教養の国際関係論コースを目指そうと思いました。

国際関係とかまあまあ興味あるし、点数髙いとこやったら周りの賢い人たちに刺激されて頑張れるんちゃう!?と思って、学部ガイダンスに臨みました。

「国際関係論コースは国際法と国際経済を軸にして勉強します。」

序盤で告げられたこのセリフで、私の決心は崩れ去りました。

「私の思ってた国際関係論じゃない、、、」(じゃあどんなんやと思ってたんや、完全なるリサーチ力不足やろ)

国際関係論コースに骨をうずめる気で満々だった私は途方にくれました。

 

その後、教育学部や教養学部の文化人類学コースのガイダンスを受け、文学部の社会学部や社会心理学部の先生とお話しして、、、それでもまだ決まらない。

唯一分かったことは、どの学部でも、研究の対象に大きな違いはなく(人間という大きな枠組みで考えると)、それをどの視点から研究するかの違いだということです。

そして悟りました。また選択の余地のある学部を選ぶと、再び何を勉強するのか迷うのだろうと。

これまでの私は、未来での選択肢が増えるように行動してきました。

学部選択の余地があって就職の幅が広がるであろう東大を受験し、どの学部にも進めるよう(それなりに)良い成績をとるなど、未来のために頑張ってきたわけですが、いざ選択を前にしたら、どうすればいいのかわからなくなってしまいました。

 

ここで私は、"選択肢を狭める"進路を選ぶことにしました。

具体的には農学部の農業資源経済学専修を第一志望にすることにしました。

「え???文3から突然農学部?」

きっとそんな反応もあるかもしれません。私もそう思っているので()

簡単に説明すると、高校生の頃から人並み以上には食品ロスに興味があり、適当に進路について検索していたら農学部のページに行きつき、そこで食品ロスのワードを見つけ、ビビっときたのです。

食品ロスだったら2年間興味を持って勉強し続けられるはず、という(根拠のない)強い自信がでてきた勢いで、教授に相談しに行きました。

「数学がとても苦手で、、大学でも経済の勉強とか全然してないんですけど、、それでもついていけますか、、」と泣きついたところ、「理系の生徒も多いし、数学が苦手でも卒業はできます。それにあなたが関心を持っている食品ロスを勉強するならここがふさわしいと思います。」と。

教授、一生ついていきます、、、!

 

といった感じで私は進学先を決めました。(これで終わりかい)

今では、「将来何がしたいの?」と聞かれたら、「食品ロスの解決につながる仕事をしたいです!」と答えられます。

ほんの2ヶ月前までは思いもしなかった選択肢ではありますが、きっと後悔はしないはずです(^O^)

まだ確実に内定が決まったわけではないですが決まり次第、理転や農学部について紹介できればと思っています!

そろそろ終わりますが、受験生の皆さんもたまに将来について考えてみてくださいね。

それでは最後までこの長ったらしい文章を読んでくださった方に感謝いたします!

 

岡田

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2019年7月19日 19:08

僕の駒場生活

最近天気が安定しないですね。雨が降ったりやんだり、それでいて暑い日が多い。こんな中外出するのもな、と思い、家にいることが多いわけです。家でなんかすごいことをしてやる!

はじめまして、こんにちは!理科三類1年の小川です。

知っている人が多いと思いますが、東京大学では1,2年生は駒場キャンパスで教養学部として学び、3年生以降にそれぞれの学部にわかれ、本郷キャンパスで専門分野を学びます。つまり僕は現在駒場キャンパスで学習をしています。大学生になって何をしようかと考えている人、多いんじゃないですか?参考になるかはわかりませんが、実際に東大生の一人として僕がどんな生活をしているかについて書こうと思います。

今年の4月、東京大学に入学しました。なにせ入試で身体を動かすことが少なかったので、とりあえず部活をしたいなと思っていました。4月は新歓で様々な部活に参加しました。バスケ、バドミントン、アメフト、ボート、、、などなど。東京大学には鉄門と呼ばれる、医学部生の部活があります。理科三類の生徒はこの鉄門の部活に入ることが多いです。鉄門の部活は医学部のカリキュラムにあっているからです。その結果、鉄門の部活の練習頻度は週3日程度であるのがほとんどです。運動をしたくて仕方がなかった僕は週3日じゃ足りない!と思い、兼部をしようと思いました。しかし曜日の都合などでうまく兼部ができませんでした。では実際に今の一週間にスケジュールを書こうと思います。

月曜日、授業は17時前に終わります。この日は部活がありません。なので家にそのまま、、帰りません。家にいても一人であまり楽しくないからです。授業が終わると、クラスの人と学食に行ってご飯を食べ、グダグダとしていることが多いです。

火曜日、授業は19時前に終わります。火曜日はせっかく練習があるのに、授業が遅くまであって行けません、、。というわけで授業が終わると学食へ行き、ご飯を食べ、グダグダしていることが多いです。

水曜日、授業は12時過ぎに終わります。午前で終わる。これこそ大学の良さ、って感じですね。こんなに早く終わる日にはたっぷり部活を、、。残念。この日は部活がありません。学食で昼ごはんを食べた後、近くに住んでいる友達の家に行って遊んでいることが多いです。

木曜日、授業は15時前に終わります。この日はやっと部活にいける日です。夜まで部活をやっています。

金曜日、授業は17時前に終わります。この日も部活はありません。授業が終わると学食へ行き、ご飯を食べ、グダグダしていることが多いです。

土曜日、部活は朝にあります。昼には帰宅し、その後は寝たり起きたりしてます。

日曜日、試合があれば試合に、なければ家に、といった感じです。試合のときは一日つぶれ、家にいるときはゴロゴロしている。そんな感じです。

授業にはほとんど出て、部活にはいけるときに行き、他はダラダラしている。そんな感じです。これが入試の反動というやつですか??

要するにどんな生活をするかは自分次第。自分のしたい生活を考えると、勉強のモチベ―ションにもなるかもしれないですね!
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こんにちは。理科一類の一年生スタッフの平﨑雄太です。昨日の小山君と同じくブログは初登場です!


本日は、「東大の授業!」シリーズ第二弾として、第二外国語の紹介を行いたいと思います。


皆さんご承知の通り、大学に入ると英語に加え、もう1つ外国語を習得することになります。語学好きの人はわくわくしているでしょうし、そうでなく、憂鬱に感じている人もいるのでしょうか。とはいえ、英語に苦手意識があり、嫌いだといっていても、第二外国語は好きだといっている人もいますよ。


履修のしくみを少し説明すると、1Sセメスターでは、文科生は週に読解、文法、(会話に重点を置いた)演習の3つの授業が必修となります。その他にインテンシブという週2セットの授業も選択で履修することが可能です。理科生の場合、演習の授業が必修ではなく、週2つの必修となります。とはいえ、一回の授業は105分なので、高校での授業約4つ分に当たりますので、少なすぎるということはないでしょう(実際苦労している理系の生徒が何人もいますよ笑)。そう考えると、文科生や、選択での履修を行う人はとても大変ですね。あと、TLP生は読解、文法、演習、インテンシブの全てを履修することとなり、週5コマ第二外国語を勉強することになります(驚)。


ここからは、少し個人的な話をさせて頂くと、僕自身はスペイン語を選択していて、上記の必修に加えて、演習の授業を選択しました。演習は、必修の授業とは異なり、ネイティブの先生が担当でした。理科生で、非TLP生の選択ということもあって(TLPには数点足りずに落ちました(泣))、履修者はなんと3人。教員との距離が非常に近かったことが印象的です。


ここで言語ごとの違いを少し紹介したいと思います。まず履修できる言語は、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、中国語、朝鮮韓国語などがあります。履修者が多いのは、中国語とスペイン語ですね。逆に、イタリア語や、ロシア語、特に朝鮮韓国語などは履修者が少ないです。朝鮮韓国語に関しては、履修者が少なすぎて、理系の朝鮮韓国語履修者全員で一クラスなどとなっているようです。けれども、その分クラス内での結びつきが強いみたいですよ。


最後に試験に関する話を少しすると、第二外国語の点の付け方は様々です。期末試験や中間試験だけで点をつける教員もいますし、小テストと、期末試験などを組み合わせる人もいれば、何と小テストだけで点数をつける先生もいます。まあでも、小テストと試験を混ぜて点数をつける教員が多いような気はします。


ちなみに、試験ですが、試験日に行う教員もいますが、そうなると試験は一限となり、寝坊して受けられなくなる学生が何人かいるようです。(単位を落とすので冗談じゃ済まされません)。それを受けてか、最終授業の授業内にする教員も多いですね。実際僕の教員もそのタイプで、先日試験を受けてきました。想定してたよりも簡単で、その夜にはクラスメートと、スペイン語単位回収パーティーを開きました笑。(そのうちの一人は試験の感触が悪く、単位が危ういということでしたが、、)。

以上軽く第二外国語に関して紹介させていただきましたが、もっと知りたいなどということがあれば、スタッフにどんどん聞いてくださいね。お待ちしています!
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2019年7月 9日 17:53

お気に入り授業ベスト3!

みなさんこんにちは、文科一類2年の柳澤良美です!高校三年生のころ勉強の合間にこのブログを眺めていたので、二年経って書く側になったものかと非常に感慨深いです(:_;)
前回までは高3生に向けて夏の講座の紹介をしていましたが、今回は主に高1・2年向けの内容で書いていきたいと思います!テーマは、(私の独断と偏見に基づく)前期教養学部の授業ベスト3!!!です!これは高1・2生向けの内容なのか?という声が聞こえてきそうですがスルー。高1も高2も高3も楽しめる素晴らしいブログですね~!
では早速いきましょう!

第3位 情報認知科学
楽しそうだからという理由で履修しましたが、今から考えると教養が身に付いた非常に良い機会でした(二週間に一度くらい、「あ、これ〇〇ヒューリスティクスだ情報認知科学でやった」というような瞬間があるんですよ笑)。この科目は理系科目に分類されていますし、普通の文系大学生なら学ばないような内容だったと思います。 私にとって、文系で大学に入っても理系分野の教養を身につけられるという東大のいいところを反映した授業だったので、銅メダルです!!

☆第二位 英語一列☆
英語一列は、主にリーディングの授業です。と思っていました。授業を受ける前までは。が、私の受けた授業では先生が外国人で、実際はリーディングというよりスピーキングの授業になっていました。鳥のせせらぎのように美しい発音で話すクラスメイトの横で、お饅頭を食べているかのようにモゴモゴとしか話せない私でしたが(お饅頭に罪はありません、まさに習うより慣れろという感じで、ハイレベルな環境に揉まれながら成長したと思います(T_T)特によーく覚えているのが、フランス系カナダ人の先生が、英語でフランス語の説明をしていたことです。 東大はこんなトライリンガル体験もできちゃう場所なんだと、最も学問的に驚いたので、銀メダル!!

★第一位 国際関係論★
これは、国際関係について学ぶ授業です。そのままですね。有名な授業で、東大特進コースの授業やスタッフの方のお話でも耳にしていたので取ってみました。授業の内容は受験勉強で頑張って覚え理解を深めた世界史の知識を基礎として、そこから国際関係について深く学んでいきました。私はこの授業が大好きで、とても楽しかったので、その前提として世界史をやっておいてよかった~、と実感しました(^^)皆さんの今の学習もこうして大学の学びに確実につながっていますよ♪ 受験勉強での学びを生かしつつ、発展的な学習をでき、また自分の好きな分野を見つけられたので、金メダル!!

ランキングは以上です!完全に私の独断と偏見によるランキングです、また、理系の人は視点がずれていてごめんなさい・・・。
一年半授業を受けてきて、前期教養学部の授業には東大ならではのいいところが沢山あるなと思います。まず、前述したとおり、文系でも理系分野の授業を受けて教養を深められること。そして、クラスメイトや授業内容がハイレベルで自分を成長させてくれるものであること。さらに、たくさんの授業を受ける中で自分の好きな分野・興味を発見できること。などなどです!
みなさんも、東大に入ったら多様な授業を受けて成長するとともに自分のお気に入りの授業に出会うことでしょう!
こんな授業を受けたいな~というのは勉強の大きなモチベーションになるはずですので、大学生の自分の学びを想像しつつコツコツ勉強頑張っていきましょう(^^)

では次回もお楽しみに!
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こんにちは。東大理科二類2年の兒玉です。つい4日前にもブログを書きましたが、再び登場です。

ここ何回かのブログは東大特進のおすすめ講座を紹介していましたが、今回はちょっと趣向を変えて、別のものをオススメしたいと思います。

東大のオープンキャンパスの時期がやってまいりました!!!

オープンキャンパスは、年に一度、大学が高校生を対象に模擬授業や研究室見学などを行うという、ビックイベントです!東大内部の雰囲気はなかなか味わえるものではないので、東大受験を考えている高校生にとっては貴重な機会だと思います。また、実際に東大にいる教授や学生とディスカッションをする企画もあるようなので、大学に所属している人から話を聞くことは大変有意義なことだと思います。

このブログを読んでいる人の中には、東大を受けようか迷っている高校生も少なくないと思います。実際、高校にいるうちは大学がどんな場所かなんて正確な情報はあまり入ってこないし、自分が大学生になるという実感もあまり湧かないことでしょう。オープンキャンパスは大学自ら情報を高校生向けに発信してくれるので、そのような悩みも多少は解消されるはずです!東大受験を志している必要は全くありません。受験を考えていなかった人でも、オープンキャンパスへ行けば新たな発見に出会えるかもしれないので、少しでも興味がある人は是非参加してみてください!(勿論、東大受験を決めている人がよりモチベーションを高めるために参加するのも全然アリです!)

ただ、1つ注意が必要です。オープンキャンパスの時期だからといって、テキトーに本郷キャンパスに入っても誰も大学説明会などは開いてくれません...。事前予約が必要です!僕の友達も三年前、オープンキャンパスが行なわれている日に本郷キャンパスに行ったのですが、予約を怠ったらしく一部の資料館の展示しか見れなかったそうです...。(裏を返せば予約をしなくても少しは大学のことを知れるということです(笑)が、予約をすれば東大の教授や学生と話ができる上に模擬授業も受けられるので、予約は絶対にした方が良いです!)

下に予約の詳しい日時などは掲載しておくので、確認しておいてください。

そして!!

地方から東大のオープンキャンパスに参加しようと考えている皆さんは、夏休みを利用して東京に泊まるという方が多いと思います。もし東京滞在時に時間が空いている時は、東大特進の校舎へお越しください!本郷キャンパスから近い御茶ノ水と、駒場キャンパスから近い渋谷に校舎がございますので、ぜひ自習室などを利用したい時にお使いください。東大のオープンキャンパスと違って、何とこちらは予約不要です!!現役東大生スタッフがいることもありますので、話をするだけでも...って人も、お気軽に来て下さいね。

それでは、実りある夏をお過ごしください!

東京大学オープンキャンパス
実施日時:8月7日(水)、8月8日(木) 10時~17時(予定)
参加登録期間:7月10日(水)17:00~8月8日(木)
事前申込期間:7月17日(水)17:00~7月31日(水)
詳しくは東京大学ホームページをご覧ください。


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