東大レポート: 2020年9月アーカイブ

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東京大学のオープンキャンパスは、今年度第1弾を9月21日・9月22日にオンラインで実施するそうです!
事前の参加登録かつ一部の企画は事前申込(定員制)が必要とのことですので、希望される方は下記URLをご参照ください。


よろしくお願い致します。

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2020年9月11日 16:21

進振り~

こんにちは。二年生スタッフの熊谷です。

だんだんと涼しくなってきて、夏の終わりを感じますね。東大生の夏休みは9月の後半まで続きますが、後期が始まる頃にはすっかり秋になっているのですかね。

そんな夏の終わりの風物詩?「進振り」が今日のブログのテーマです。過去のブログをお読みいただければ、だいたいどんなものかは分かると思うのですが、今回はその補足と実際に進振りを終えて思うことを書きたいと思います。

過去ブログを読んだ方は「追い出し」とか「優三割規定」とかのいかつい用語にひるんでいる方も多いのではないでしょうか。

実際進振りは東大生が今後の進路をかけて争う「戦い」であり、制度をよく知っていた方が有利に戦いを進められるのは間違いありません。ですが、これらを今理解できないからといって焦る必要はありません。

東大にはクラス制度があるため、新入生は同じクラスの二年生(上クラ)のサポートを受けることができます。まず、進振りを見据えた履修の組み方や、第二外国語の授業の攻略法を入学して間もなく教えてもらう機会があります。また、ラインなども気軽に聞けるような関係ですので、成績や進路に関する相談にも乗ってもらえることができます。

ここで私が強調したいのは、「先輩を頼ろう!」ということです。全部自分で制度を調べて、作戦を立てることもできますが、それでは効率が悪かったり、あるいは実情を知ることができなかったりします。実際に私も、進振りの制度については勿論、各学部でどんな勉強をしているのかということや、進学にあたり求められる力など、資料からは分からないことも先輩から聞いていました。話を聞くことでモチベーションも上がりますし、必要な情報だけを効率よく知ることができます。


ちなみに私はこの進振り制度の恩恵を享受している方で、文Ⅱから理転することに成功しました。小山君が書いてくれた日程表にもあったように、進学選択にあたって事前の希望調査とその時点での成績による順位発表があります。その段階で私は、定数ギリギリの順位、すなわち自分が底点という状況でした。そこからみんなの点数も変化する(追い出しによる)し、志望変更する人もいるので、その学部には行けないかなーと思っていました。できる限り第二段階には行きたくなかったので、第一段階で内定を得たかったのですが、運を天に任せてみたところ、内定を頂けたという感じでした。

自分の中では9割方無理だろうなと思っていたので、すごくびっくりしています。もし妥協して経済学部で志望を出していたら、あとで底点を見て「いや行けたじゃーん」って絶対後悔してたと思いますし、ビビらずブレないっていうのは案外大切なのかなと感じました。



何だかまとまりのない文章になってしまいましたが、今回受験生の皆さんに伝えたかったのが、①「先輩を頼ろう」ということと②「できるだけ最後まで志望を変えない」ということです。①に関しては東大特進スタッフを大いに活用してほしいという意味です。時間の少ない受験生にとって、先輩にきくことで情報集めのコストをカットできると思います。また②に関しては、難しい所ではありますが、自分の選択に後悔しないようにするための一つの基準にしてもらいたいなと思います。近年、科類ごとの足切点や合格点が傾向と変わることが多いですし、今後志望科類や出願科類を決めていく上で参考にしてほしいなと思いました。

以上で今日のブログはおわりです。人それぞれ色んな進振りエピソードがあります。もし興味がある方は気軽に二年生スタッフに聞いてみてください!それではまた!




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一年生スタッフの松尾龍介(まつおりょうすけ)です!

もう九月ですか、早いですね。受験生だった頃は、「もう〇月やん、今月からは絶対ガチる」と毎月の初めに言っていたような気がします。(笑)

今日は東京大学の秋以降の様子について僕が知っている範囲でブログを書こうと思います。間違えてたらコメントで教えて下さい。

なんと言っても、今年は9月20日・9月21日五月祭オンライン開催されます!

五月祭とは、東京大学における学園祭のひとつで、例年は5月に本郷・弥生キャンパスで開催されています。今年はコロナウイルスの影響でこのような形での開催となりました。

五月祭公式ホームページ(https://gogatsusai.jp/93/visitor/を見てみると、とても面白そうな企画がたくさんあります!

今年は東大のキャンパスまで行かなくても自宅から五月祭を楽しむことができる大チャンスです!
受験生の皆さんもぜひ息抜きにオンラインでお越しください!
僕もどこかで何かをしているかもしれません。(笑)


次に、1年生の秋学期の授業についてなのですが、一部(実験、体育、第二外国語)の対面授業が再開されることとなりました!しかし希望者は引き続きオンライン受講ができるとのことです。

ここで、
①東京で対面授業を受ける
②東京でオンライン受講する
③実家でオンライン受講する

の三つの選択肢が僕の頭に浮かんできましたが、コロナ感染のリスク等々を考えて現在は③にしようかなと考えています。秋以降に東大特進大阪校で見かけても本当に東大生かどうか怪しまないようにしてください。というか大学生っぽいことをほとんどしていなくて自分でも自分が大学生かどうか怪しくなってきました。(笑)


部活動やサークル活動、クラス会なども徐々に始まってきているみたいで、東京に行きたい気持ちがますます高まります!(10月・11月くらいに行くかも)

以上、二回目のブログとなりました。

わからないことがあったら周りのスタッフに何でも聞いてください!皆さんの受験勉強を応援しています!!!

最後まで読んで下さりありがとうございました!
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2020年9月 2日 16:09

進振り?

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こんにちは、2年生スタッフの清水です。
先日の第2回東大本番レベル模試お疲れ様でした。所感は校舎に掲示しておきましたので自習室利用や授業の際に見てくださいね!

さて、その東大本番レベル模試の翌日、東大2年にとって非常に重要なイベントがありました。それは、

第一段階進学選択内定者発表

です。つまり、「希望の学部学科に行けるか?」という合格発表みたいなものです。
昨日のブログを書いた小山は喜ばしいことに「文学部日本史学専修」という希望の学科に行けたようですが、僕は...内定しませんでした...............。
ぴえんを通り越してぱおんであります。

特進のスタッフは大変優秀なようで、僕以外はほとんど内定している模様なので、ここは僕が一肌脱いで皆さんの参考になるような話をしたいと思います。

1.どうして内定しないの?

 昨日の小山の解説にあった通り、前期課程を修了するには必修科目(言語など)、総合科目(文理混合。広範囲)、主題科目(ゼミのようなもの)など合わせて約60単位を取得しなくてはなりません。まずここでつまずくと、そもそも進振りに参加できず、留年することになります。特に単位を落とすと大変なのが第二言語で、二年連続で単位を落とすことがしばしばある要注意科目です。幸いにも僕は第二言語を「可」で乗り切ったので進振りには参加できたのですが、希望の学部に行くためには他にも必要なものがあります。それが点数です。では、昨日出た原評価の話に戻りましょう。

2.なんで点数が低いの?

90~100  優上
80~89    優
65~79       良
50~64       可(これ以上は単位が出る)
     ~49       不可(単位が出ない)

 東大ではこの原評価を使い、一年生からの全科目の原評価を平均した「基本平均点」と呼ばれるものを出してそれにより進振りを行っています。科目ごとに計算に入れられる単位数が決まっていて(必修科目は6、総合科目は12など)、それよりも多く単位を取った場合はその中で点数の良いものから平均点を出してくれるという親切設計になっています。基本平均点は平均点とは厳密には別ですが、平均点と考えて問題はありません。

 このような仕組みを利用して行われるのが追い出しという悪足掻きです。僕を含め、点数が低いことを察した学生は、余分な科目を履修して良い点数を取ることで平均点を上げようと努力します。点数が来やすいと噂の科目に群がる様は中々悲しいものではありますが、泥臭く頑張った僕は1.5点ほど平均点を上げることに成功しました。因みに、他の人は3点くらい上がったようです...。このような差が生まれる背景には、追い出しができない科目の存在があります。それが必修科目、具体的には第二言語です。言語間格差や先生による格差など言いたいことは色々ありますが、前途ある皆さんにはこれだけは伝えたい。第二言語を制したものが進振りを制す。

 さて、第二言語の点数が悪くてもその他の科目で取り返すことは可能です。ただ、そこには大きな壁が存在します。それが「優3割規定」です。驚くことに、東大の成績評価は相対評価で、上位3割しか80点以上の点数を得られないのです。天才秀才の集まりである東大生の中で上位3割に入ることは並大抵のことではなく、相当頑張ったつもりでも「良」が付くことは日常茶飯事でした。さらに、120点満点のテストで、30点しか落としていないと感じても結果は「良」など、絶対評価だった高校生の頃には信じられない現象が数多く起き、感触と評価が一致しないところも学生を苦しめます。部活やバイトで忙しい僕のような学生(僕はかまけていたという方が正しいですが...)には越えにくい高い壁、「優3割規定」。その壁を越えられなかった僕はなかなか大変な思いをしております...。

3.科類と学部
 これから東大を受験される皆さんの中で、どの学部に進みたいか分からないから、進振り制度のある東大に進学したいと考えている方も多いと思います。僕も高校までの勉強でこれをやりたいと思えるものもなかったことから、漠然と東大に入ればなんとかなるという考えのもと、受験勉強に励んでいました。実際に、東大に入った後も優秀な成績を収めることでどの学部にも入れるという状態になることは可能であり、僕の友達にもそのような人がいます。しかし、辛い受験勉強を終えてた後もたゆまぬ努力を続けられるほど僕は強くなく、また、その友達のように高効率の頭脳も持ち合わせていなかったことからなんとかはなりませんでした。ここでは、科類選びの重要さを僕の事例で少しだけ紹介します。

 僕は文科一類に合格しました。小山の紹介にあった通り、文Ⅰ→法学部は定員が多く、普通に勉強していれば確実に内定できるとされています。単位が足りないのは論外ですが、単位さえ取っていれば内定できるといっても過言ではありません。一方で文Ⅱ・文Ⅲ→法学部となると、科類内で上位にいないと行くことができません。文Ⅱの経済学部、文Ⅲの文学部でも同じような現象が起きます。このように、科類ごとに優先的に進学できる学部が存在することで多少羽目を外しても降年しないような親切設計になっている一方で、優先学部が自分の肌に合わない学生にとっては科類の壁が立ちふさがるという相当厳しい仕組みなのです。それでは僕の場合を見ていきましょう。

 特に行きたい学部もなく、併願校は経済学部を受けるなど法学部にはあまり魅力を感じていないことには薄々気づいていたものの、文Ⅰという響きに惹かれて入学しました。文科一類では法と政治の授業が必修なのですが、予想通りあまり興味が持てず進振りで他学部に行くことを画策します。ここで立ちふさがったのが第一の壁、第2言語です。フランス語はとてもとても難しく、微妙に英語に似ているために混乱を極めた僕は可を連発します。さらに、挽回を狙った僕に優3割の壁が立ちふさがりました。良を連発した僕は追い出しの甲斐なく進振りを迎えます。ここで科類の壁が僕を襲います。進振り先を選ぶことは本当に大変で、点数的に行けないところが多く困りました。

 このようにして第1段階で見事内定を得られなかった僕ですが、文Ⅰは実は色々な学部に行きやすいということが分かってきました。多くの学部に文Ⅰ枠という優先枠があり、意外といきやすいのです。これを考えると、僕が進振りに失敗しているのは東大の制度だけの問題ではないということが分かってしまいますが、その通りです。これから受験される皆さんは、ぜひ、どの科類に行くのが自分の進路を考える上で良いのかを検討することをオススメします!
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2020年9月 1日 15:54

進振り!

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こんにちは、二年生スタッフの小山です。
先日の第二回東大本番レベル模試お疲れ様でした。所感は校舎に掲示しておきますので自習室利用や授業の際に見てくださいね!

さて、その東大本番レベル模試の翌日、東大二年にとって非常に重要なイベントがありました。それは、

第一段階進学選択内定者発表

です。つまり、「希望の学部学科に行けるか?」という合格発表みたいなものです。
自分は「文学部日本史学専修」という所に進学することになりました。

 東大受験生の皆さんは進学選択(通称・旧称?「進振り」)の存在は知っていることでしょうが、その詳しいこと、つまりどのような手続きをするのか、決まらなかったらどうなるのか・・・なんてことはあまり知らないと思います。いい機会なので、今回はその辺りについて簡単に説明します。科類選択の参考にもなるかもしれません。「東大の基礎知識」と併せて読むとさらに理解しやすいことかと思います。

1.そもそも進振りとは?

 東大生は入学後最初の二年間は全員「教養学部前期課程」に属し、文科・理科混合の授業を行います。前期課程の後には後期課程があり、法学部、医学部、工学部、文学部、経済学部・・などに分かれます。この橋渡しをするのが「進振り」です。

 前期課程を修了するには必修科目(言語など)、総合科目(文理混合。広範囲)、主題科目(ゼミのようなもの)など合わせて約60単位を取得しなくてはなりません。この単位認定の方法には試験やレポートがありますが、大学という所では単位認定の際、単位が出るか/出ないかのみならず、「優・良・可」などの評価がつきます。これは、原評価という得点(1~100)によっており、以下のような対応になっています。

90~100  優上
80~89    優
65~79       良
50~64       可(これ以上は単位が出る)
     ~49       不可(単位が出ない)

 東大ではこの原評価を使い、一年生からの全科目の原評価を平均した「基本平均点」と呼ばれるものを出してそれにより進振りを行っています。(算出方法は少し複雑なのでここでは省略します。)

 ちょうど、センター+二次試験550点を元に上から合格を出していく入試のようなものです。今は公表されていませんが、合格最低点にあたる底点というものがあり、その高さも学科選びにおいて大きなウエイトを占めます。

 しかし進学選択の枠はどこからでも平等というわけではありません。文Ⅰ→法学部は定員が多いので普通に勉強していれば受かりますが、文Ⅲ→法学部となると常にクラス上位にいないと行けません。また、理転の場合は要求科目として理系科目が設定されており、その単位を取っていないと進学の資格が与えられません。

2.進学選択の手続き

 先に述べたように、進振りに向けての争いは一年生の前期から始まっております。しかし、進振りに向けていろいろ動き出すのは二年生になってからです。今年の日程を書き出しておくと、

4月~5月       ①各学部ガイダンス
6月29日      ②第一段階定数発表
6月29日~7月1日   ③第一段階進学志望・不志望登録
7月10日      ④第一段階志望集計表発表
8月11日~9月3日   ⑤第二段階進学志望登録
8月21日      ⑥Sセメスター成績発表
8月21日~26日    ⑦第一段階進学志望登録変更
8月31日      ⑧第一段階進学選択内定者発表
9月16日      ⑨第二段階進学選択内定者発表
9月16日~17日    ⑩第三段階進学志望登録
9月24日      ⑪第三段階進学選択内定者発表

となります。詳しくは前期課程のホームページを見てください。
※今年はコロナウイルスの影響で試験日程にずれが生じたことでいろいろと後ろ倒しになってます。例年とは違う所がありますのでご注意ください。

 二年生はまず、①のガイダンスに出席(今年はオンライン)し、説明を聞いて学科を決めはじめます。②では今年の募集定員が発表されます。これも大学入試と似ていますね。

 そしてその日から、③第一段階進学志望・不志望登録が始まります。第一段階は「本命」にあたり、1つしか選択できません。これが後述する第二段階・第三段階との大きな違いです。まだ決めかねているという理由であえて「不志望」にする人もいます。
 
 この結果を受けて出されるのが④の集計表です。個人の順位も出るので、自分が今どの位置にいるのかというのがわかります。しかし基本平均点に使われるのはこの時期まだ授業をやっている2Sセメスターまでの成績なので、まだ自他ともに上がることも下がることもあります。

 特に一年生の時にあまり単位を取らず、2Sで間に合わせる予定の人は、その分が「0点」扱いになっているためこの時点では異常に低い=参考に値しない点数になっていますので、ここで行けるか行けないか判断するのは早計です。

 試験が終わると、⑤第二段階進学志望登録が始まります。これは第一段階と違い、いくらでも登録できます。学科によっては「志望理由書」が必要ですが、これは第一段階で内定したら無駄な努力なので第一段階の発表後に書き始める人が多いです。

 ⑥成績発表=基本平均点確定がされると、一気に情勢は動きはじめます。集計表が最終的な基本平均点に基づいたものになり、⑦の進学志望登録変更で定員ギリギリ、あるいは完全に定員外になってしまった場合、逆に、行けないと諦めていた先が狙えそうな場合は動きます。ここは完全に心理戦ですね。定員外でも動かずにいたら上が動いて内定した、逆に定員内だと安心していたら上が増えて落ちてしまったなどはよくあることです。

 そして、⑧第一段階進学選択内定者発表が昨日のことです。ここで失敗してしまったら第二段階や第三段階を狙うか、再チャレンジのため降年します。

3.FAQ(よくありそうな質問)

①ある1科目で低い点を取ってしまったら?
→基本平均点に参入する単位数は決まっており、点数が高い方から計算されます。同じ系列の授業で高い点を取れば「追い出し」ができます。しかし必修は追い出しが難しいのでちゃんとやりましょう。

②第三段階でも決まらなかったら?
→(少なくとも去年は)降年です。

③第二段階・第三段階は全学部学科であるの?
→全学部学科ではないです。



以上、進振りについていろいろ見てきましたがいかがでしょうか。割と大学入ってからもハードかも....なんて思ったかもしれません。わからないことがあったら授業の時にでも遠慮なく二年生スタッフ等に聞いてみてください。
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