東大特進のまど: 2013年10月アーカイブ

2013年10月27日 14:53

秋から冬にかけて

こんにちは。東大生スタッフの平山祐暉です。

さてさて、気が付いてみればもう銀杏が色づく季節。私が東京大学に入学してから半年以上たってしまいました。裏返せば皆さんが東京大学に入学するまであと半年。勿論合格が大前提ですが。

一年生の冬学期は文系にとって多少余裕が出てくる時期です。必修科目が減る関係でほとんどの学生がコマ数を減らすことになります。夏学期サボった人はそんなことありませんが(だからこそ"ちゃんとサボろう")。ただ、私の場合には授業にかわってサークルの方が忙しくなりました。この時期に代替わりするサークルも多く、それと共に仕事や責任が降りかかってきます。気楽に活動できるのは夏学期まで、逆にこれからはある程度自由にやれるので真に楽しくやれるのかもしれません。

華の無い私が大学生活の話をしても話にならないですし、このブログの読者である君たちには花に見とれる余裕もないはずなので、受験勉強の話をしましょう。もうすぐ秋の模試があります。おそらく皆さんはそれを一つの目標として計画を立ててきたと思いますので、良い成績をとって勢いにのりたいところですね。是非是非頑張ってください。

自分の受験生時代を思い返してみると、秋は伸び悩みの季節でした。第二回実戦、オープンで、第一回と全国順位的(偏差値的)にはほとんど変わらなかったのですが、学校の同じクラスの人たちに成績で抜かれてしまい非常に悔しい思いをしました。それが冬に伸びるバネになったと思うので、身近に競い合える仲間がいるのは本当に大事なことだと思います。特進の授業や勉強会で切磋琢磨し合える仲間を作っていけばいいのではないでしょうか。

冬に伸びた外在的要因は上に述べたとおりですが、勉強面では論理の把握、構成というものが以前よりできるようになったことが成績を押し上げる要因となりました。以下、そのことについて詳述します。

大学とは学問の府です。学問は、論文という表現形式をとる限り論理というものから逃れられません。論文は論理をきちんと構成することで説得力を増し評価を得られるものだからです。そのような学問なるものを学ぶに値する学生を選抜するために入試は存在するのです。だから大学入試、とくに日本の最高学府である東京大学の入試問題には、学生が論理をきちんと把握しているのか、そして自ら構成することができるのかという点を調べるためのものという側面があります。受験生は論理という名の敵(味方かな?)に立ち向かっていかねばなりません。

論理は基礎学習の段階ではあまり重要ではありません。英単語を覚えることに論理構造はどこにも潜んでいません。勿論、社会科目では関係あるとも言えます。教科書を単語に線を引きながら読むのと論理構造を記しながら読むのとでは効果が全く違います。当然、後者の方が二次試験につながることでしょう。

論理が真に重要になるのは二次試験において、特に論述においてです。論述はある意味受験生が将来論文を書く能力があるかどうかを試しているわけですから、きちんとした論理構築が必要となります。だからこそ、過去問対策を秋、冬にこなすことで訓練をする必要が生じるのです(因みに東大の一年生はALESS(理系)、ALESA、基礎演習(文系)といった論文を書く練習をする必修授業があり、訓練は大学に入っても続きます)。

ところがこの論理構築能力、あるいは把握能力は一朝一夕に身につくものではありません。私の場合、昔から文学が好きで、どちらかと言えば非論理的な人間でありました。だから英語の第五問などは勘が働き高校二年生の頃から高得点が取れていましたが、逆に第一問は苦手としていました。要するに論理的なものがやや苦手だったということです。また、比較的早い時期からセンター模試である程度の点数が取れていたので、東大入試で求められる基礎学力は夏ごろには必要最低ラインを越えていたように思います。だからこそ夏から秋にかけて成績を伸ばすためには論理がキーポイントだったと思うのです。でも、残念ながらその論理を扱う能力は伸びず、成績は横ばいでした。

しかし、今から思えばこの秋は準備期間にすぎず、この時期があったからこそ冬に成績が大幅に伸びました。各科目少しずつ伸びたのですが、その原因は同根だと思います。それこそが論理を扱う能力だと思うのです。

私にとっての突破口は日本史でした。東大特進のテストで、夏は全く点が取れませんでしたが冬に向けて順調に伸びていきました。それはひとえに論述対策のおかげです。過去問を解いて複数の(←ここ大事、もちろん野島先生のが一番秀逸ですが、例えば赤本の解答にも学ぶ点はたくさんあります)模範解答と比較検討したうえ、全て先生に持っていき添削してもらいました。その過程で、与えられた資料に潜む論理関係を読み解き、自ら論理を構築して解答にまとめる術を身につけたのでした。

そして日本史を震源として他教科にも効果は及びました。現代文は論理構成がつかめるようになったので第一問の点数が伸び、英語は要約、段落整序がスムーズに解けるようになりました。世界史の第一問もまとまったものが書けるようになりました。

以上、自分の体験を交えてつらつら書きましたが、受験生諸君に私からできるアドバイスは、常に論理に気を付けることです。むやみやたらと過去問を解いても成績は伸びません。ある程度の点数まで取れる人はなおさらです。ここで必要なのは文章を(林先生のプリントや宮崎先生の構成図のように)論理的に読むこと、そして(信頼に足る模範解答のように)論理的に文章を書くこと。具体的な方法は授業中に耳がタコになるぐらい説明されるはずです。また、アウトプットの練習には添削が必須です。自分で気が付かない点を第三者(できれば先生ですが、友達と見せ合いっこするのもいいんじゃないかな)は指摘してくれるでしょう。こうした努力を続ければいつか飛躍的な成長をすることができるかもしれないです。こういったことは暗記のように徐々に成果が出るというよりも、掴んだら急激に伸びるもののように思われます。だからいつの日かと信じて辛抱強くやらねばならぬのです。

最後に、自分の文章を読み返してみると、やはり因果関係がおかしな部分とかありますね。勿論、こういったブログには厳密な論理構成は求められていません。それに論理の飛躍が真実を抉り出し、面白さを生み出すこともあります(主に評論という舞台で)。ただ、みなさんは受験勉強をしているのですから、それに応じたスタイルを身につけていってください。頑張ってね!

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2013年10月19日 11:46

ちゃんとサボろう

どうも―。東大生スタッフ1年の森川です。8月や9月は帰省やら何やらであまり勤務に入れませんでしたが、これからはフツーに入っていきます。

ということで、遅ればせながら自己紹介を。出身は灘で、二次の選択は生物化学、センターは日本史でした。高校までは少林寺拳法部(幽霊化)、地学研究部(たまに活動するぐらい)というほぼ帰宅部員な生活をしていました。だが今は、理Ⅲで伸び伸びと暮らしており、サークル活動もバンバンやっています。鉄門ハンドボール部はプレイヤー不足の為、始めて数か月の僕がスタメンになるほど。裏千家茶道同好会は楽しくお茶をたてたり、茶会に行ったりしていますが、とにかく正座痛すぎ(涙)。そのうえ副部長になってしまいました。昼はフリスビー界究極のスポーツ「アルティメット」にいそしんでいます。とまぁ、急激に忙しい生活をしている訳です。理Ⅲって人間を変えるね。

そんな忙しい生活の中でも必要になってくるのが、当然「休憩・息抜き」です。それは、受験を控えている高1から高3の皆さんに対しても通じることです。というわけで、息抜きもとい手抜きについて書きたいと思います。

と、エラそうなことを書きましたが、極論すれば息抜きのやり方は人それぞれであり、その息抜きによって失われたかといって、息抜きをせずに何かをやり続けるのは良くないという事は誰しも分かっているでしょう(そのようなことを証明した論文を読んだことはありませんが...)ということで、此度は僕の例をあげたいと思います。

高1高2のときは、まぁフツーにゲームしてました。皆さんの場合も、特に制限を付ける必要はありませんが、自身の意志が弱い(=誘惑を適度なところで断ち切れない)タイプの場合は、やめときましょう。高3になってもずるずる続いてしまいます(それでも受かるという自信がある人は構いませんが...)自分の意志の強さを客観的に鑑みるのは難しいですが、試験前2週間はゲームをやめる、といったことが出来るかどうか実験してみると良いでしょう。

そして問題なのは高3になってからです。僕は実のところを言えば、通学中に普通に携帯でゲームをし続けていました笑笑。ただ、テレビゲームや某携帯ゲーム機等でゲームする事だけは心を鬼にしてやめ、その時間を勉強......に回したのは事実ですが、そんなに長く勉強できる性分ではなかったので、そこに新たな息抜きを導入しました。それは......好きな科目の単語つめこみです。僕はもともと何かを暗記するのが好きだったので、テストでも出ないようなことまで覚えることを楽しんでいました。なんか変態っぽいですね(涙)。

じゃ、暗記するのが嫌いな人は何をするんだってなりますが、それは自分で考えてみて下さい。息抜きしなくてもいいって人もいれば、全然集中力が無いから息抜きばかりしてしまうという人もいるだろうというのは上述の通りです。そんな人にも分かってほしいのは、勉強にかかわることの責任は自分で取るしかないという事です。ま、それを分かった上でやるのならば、誰も文句言えませんがね。

如何でしたでしょうか。テキトーに名前を付けるとしたら、「サボり学」みたいなもんかな。てか、そんなことはどうでもいいです。今回言いたかったのは、有意義なサボり時間を過ごしましょう!!ってことです。

いやー、長く書いてしまいましたねー。何かごめんね。というわけで、これにて失礼。さいならー。
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