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東大特進のまど: 2017年6月アーカイブ

皆さん、こんにちは!東京大学法学部3年の井之上旦です。
今は学部試験が1ヶ月前に迫り、勉強に追われる日々に突入しようとしています、、

さて、皆さんの手元に第1回東大本番レベル模試の成績表が返却されている頃かと思います。

この時期は、自分の成績に一喜一憂せず、自分の苦手分野、得意分野を分析し、夏休みにどのような比重で勉強するか考えましょう。

特にこの時期に文系の方であれば地歴で点数が低くても、心配することは全くありません。夏休みにしっかり知識を確認して、夏模試、秋模試に備えましょう。

一方、英数国は今回の模試でも得意科目に関しては点数が取れていると、今後自分の武器になりうるのではないかと思います。
また、点数が悪い科目があったならば早急な対策が必要です。

以前にもスタッフが言っていましたが、仮に点数が悪かったとしても、「どの分野が」「なぜ」点数が取れなかったのかを分析することが重要です。
このレベルまで分析しないと、点数が取れなかった原因を突き止められず、今後どのような勉強をしていかなければならないか指針が立てづらいと思います。

そして、成績が良かった科目があったとしても、勉強の比重を下げることは勿論よいのですが、全く勉強しなくなってしまうと、一気にできなくなってしまう可能性が高いです。
私も、6月の試験で英語の出来が良くて、夏休みに全く英語に触れなかったら成績が急降下して焦った記憶があります。(もう3年前ものことなのに覚えているくらいです(笑))

それでは、最後に突然ですが、英語が苦手な方に向けてアドバイスをしたいと思います。
英語では、英作文とリスニングに50~60点程という、全体の半分近い点数が配点されていると思われます。
そして、この二つは対策が容易で、比較的効率よく点数を上げることができます。(最終的には満点近く取る事も全然不可能ではないです。)
また、この二つは英語学習の根幹にもかかわるものなので、他分野の成績向上にもつながるでしょう。
そのため、英語が苦手な方は、まずリスニングと英作文から始めてみることをお勧めします!
特にリスニングに関しては、受験当日まで毎日欠かさず聞き続けることが重要です。
具体的に何をやればいいかなどはぜひスタッフに聞いてみてください!

以上、読んでくださりありがとうございました。

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こんにちは。
今年度もブログ登場率No.1をキープしているスタッフの勅使河原です(笑)。

先週末は今年度初めての東大本番レベル模試でした。
受験された皆さんお疲れ様でした!

手応えはいかがでしたか?
まだ点数のことはそんなに気にする時期ではないと思います。
ただ、「復習」して「今後の勉強方針」をたてることだけはしっかりとしてくださいね!

「復習」については、漫然と解説を読むのではなく、しっかりと「分析」をすることが大事です。

例えば、英語の第1問・要約問題でイマイチ得点できなかったとします。
このとき、原因はいくつかに分類できると思います。

①そもそも英文の意味がわからなかった
②1文1文の意味はわかっても、文章全体の構造が掴めなかった/大事なポイントを落としてしまった
③簡潔な日本語にまとめる能力が身についていなかった
④時間が足りなくて取り組めなかった/十分に取り組めなかった

こんな感じでしょうか。
原因によって、対策はかなり違ってきます。
①の場合は、単語力や文構造の読解能力が足りていない可能性が高いです。
夏休みまでの間に基礎力を固めましょう。
②は、現代文で文章の構造・論理の把握能力を高めること、
文章の読み方を工夫することが有効です。
読み方を工夫するとは、例えばパラグラフごとに一言で内容をメモして、
あとでメモを読み返すと文章の展開がわかるようにする、などのテクニックのことです。
③は演習を重ねて自分の手を動かすことの他に、
模範解答を読んで使える日本語表現などを盗んでいくことが大事です。
④は全体的に精読のスピードを上げられるよう、文構造の把握能力を高めたり長文読解の数をこなすことの他にも、
大問の解く順番について工夫できると思います。

このように、
出来なかった問題について分析→必要な対策を講じる
というプロセスはどの科目についても不可欠です。
特に、「対策を講じる」ことについてはスタッフも沢山お手伝いができますが、
「失敗の分析」については自分自身でやる必要があります。

このことを頭の片隅に置きながら、しっかりと復習に向き合ってくださいね!


最後に加えて、注意点を2つほど。

1つ目は「偶然できてしまった問題」も、「できなかった問題」と同じように復習すること!
得点できて結果オーライ♪とか言っている場合ではありません(笑)。
もし同じ問題が再び出されたら解けるか、を基準に判断すると良いと思います。
(ちなみに、模試とそっくりな問題が本番で出されることもあります。
私が受験生だった年の冠模試で出た世界史第一問・大論述が、本番のものとほとんど同じ主題でした。)

2つ目は、復習して必要な勉強が分かったら、
それを現実的な範囲で長期計画のなかに当てはめていくこと。
やはり受験本番までにかけられる勉強時間というのにはどうしても限界があります。
やらなければいけないことが山積みで気が遠くなってしまったときは
ぜひスタッフに相談してください。
取り組むべきことの優先順位も伝えられるし、
もしかしたら想定しているやり方より効率の良い勉強方法を、スタッフが知っているかもしれません。


では、頑張ってくださいね!

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