◆本書の目標到達点◆
◎基本的な読解法のマスター
◎大学受験の基礎完成レベル

◆本書はこんな人に最適！◆
□ 苦手な現代文を超基礎（中学~高１レベル）から固めたい人
□ 現代文の「基本的な読解法」を「ゼロ」からマスターしたい人
□ 興味深くやさしい問題文で，楽しく現代文学習を始めたい人

◆本書の特長~"正統"かつ"画期的"な読解法~◆

【１】自分に合ったレベルから段階的にレベルアップできる
　膨大な入試問題データベースから良問を厳選し，その難易度・問題形式等を分析してレベル別に再編（下表参照）。今の自分のレベルから志望校合格レベルまで，無理なく・無駄なく，段階的に学力を伸ばすことができます。

【２】読解時の「脳内活動」を完全解説！現代文の読み方・考え方がわかる！
　現代文が「できる」人は，文章を読む際に何を考え，どのように理解しているのか。その思考の過程を，簡潔な文章と４色フルカラーの図で視覚化。自分一人では理解が困難な文章でも，解説を読めば必ず「わかる」ように，一題一題，丁寧に解き明かしています。

【３】現代文の成績をグングン伸ばす「読解方略」を動画で解説！
　現代文学習の核となる「読解方略（文章の意味をきちんと理解しながら読むコツ）」を動画で徹底解説。どんな文章にも通用する“揺るぎない読解力”を身につけることで，現代文の成績を確実に，飛躍的に伸ばすことができます。「基本の読解方略」動画のダイジェスト版をご覧になりたい方はこちら！


《特別な製本について》
　本書は，通常の「本冊に別冊を綴じ込む」形式ではなく，「本冊と別冊を別々にしたまま１枚のカバーでくるんで合体させる」という特別な製本を採用しています。これにより，問題編と解説編がそれぞれ独立した１冊の本となり，丈夫で見やすく使いやすい問題集となっています。

◆目次（レベル１）■

序章
読解方略一覧「基本の読解方略」（1~5）
読解方略一覧「その他の読解方略」

第１講【評論】『役に立たない読書』林望〔実践女子大〕
第２講【評論】『日本の一文 30選』中村明〔オリジナル問題〕
第３講【評論】『多数決を疑う』坂井豊貴〔オリジナル問題〕
第４講【評論】『人新世の「資本論」』斎藤幸平〔オリジナル問題〕
第５講【小説】『子供の領分』吉行淳之介〔オリジナル問題〕
第６講【評論】『戦後精神の経験?』藤田省三〔中央大〕
第７講【評論】『「できる人」はどこが違うのか』齋藤孝〔名城大〕
第８講【評論】『イメージの心理学』河合隼雄〔センター試験〕
第９講【小説】『デューク』江國香織〔センター試験〕
第10講【小説】『メリー・ゴー・ラウンド』三浦哲郎〔センター追試験〕
［巻末付録］現代文の読解力を伸ばすための「おすゝめ本一覧」

《問題文選定の方針》
　本書で扱う問題文は，膨大な入試データベースの中から，読解力の向上に直結することはもちろん，単純に読んで面白く興味深い，または生涯に渡って役立つ教養が身につく，そういった視点から最適な良問を厳選し，レベル別に再編しています。また，レベル１では，「超基礎レベル」から現代文の力を確実に伸ばし，あらゆる入試問題に対応できる力を養うという観点から，著者が編纂・作成した「オリジナル問題」も含まれています。