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2009年8月アーカイブ

2009年8月 2日 15:59

8月に入りました

こんにちわわ。

スタッフの世羅孝祐@文Ⅰ一年です。

昨日から八月に入りましたね。

東大生の夏休みは多種多様です。

僕は明日の夜から大阪へ行きます。

東大特進@大阪での勤務です。

他にも、外国へ行ったりビジコンに出たりと、

色々考えているんですが、

選考があったりするものも多くまだ未定・・・。

あとはクラス旅行とゼミ合宿が決まっています。

 

今日は趣向を変えて、一学期に読んだ本の話をしてみましょう。

特に、高校生に読んでもらいたいものをあげておきます。

余裕のある人や、高校二年生の方などは一冊読んでみてはいかがでしょうか。

 

・高山博「ハードアカデミズムの時代」

僕が今所属している高山ゼミの講師である高山博教授の本。

先生は世界史学者で中世シチリア史の大家として知られていますが、

グローバリゼーションに関する本もいくつか書いていらっしゃいます。

というより、先生によれば

シチリア島は当時のキリスト教・イスラム教を含むなど様々な文化圏の衝突・融合の地であり、

この地域の研究は現在のグローバリゼーションを理解するのに大きな意味を持つそうです。

そんな彼が自信のイェール大学での博士号取得の経験を踏まえて

来る「学問のグローバル化」時代において学問を志すもののあり方に言及した本です。

読みやすいのでオススメ。

 

・フランクル「夜と霧」

この本は有名なのでご存知の方も多いのでは。

ユダヤ人精神科医の著者が、自分のアウシュビッツ時代の経験をもとに極限状態における人間の行動について書いた本です。

極限状態においても人間としての愛や尊厳を維持しようとする姿勢にうたれると同時に、人間の負の面というか、このような凄惨な現場が現実にあるということを深く受け止めることのできる名著でした。

 

・藤原帰一「正しい戦争は本当にあるのか」

著者の藤原先生は東大教授です。

あくまで国際関係学を通じた論理的な平和構築への考え方に触れられる本です。

この本の素晴らしいところは読みやすさですね。

字も多少大きめで、しかも対談形式なので口語で読みやすい。

世界史や日常生活への見方が変わると思うので是非一度読んでみてください。

あ、ただ、世界史を一通り知ってからの方がよく分かるかも。

 

・著者名忘れた・・・「騙されやすい日本人」

日本人は危機感が足りなさ過ぎる。

それは海外の人々に「ガリブル(騙されやすい)ジャパンニーズ」と、

哀れみと侮りをもって揶揄されるほどである。

日本というシステムの問題点について、

政治や外交、マスコミなどの観点から批判的に書かれている。

文系諸君には是非一度読んでもらいたい本。

 

 

他に小説なども結構読みましたし、

さらに濃い学術本も夏休み中にかなり読むつもりです。

何か興味があれば、是非気軽に聞いてください。

 

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2009年8月 1日 16:54

どうもはじめまして!

はじめまして。東京大学理科一類一年の中谷宙央(なかやみちあき)です。なかたにそらお、ではありません笑

出身高校は筑波大学附属駒場高校です。二次は物理・化学、センターは倫理を選択しました。

何をか書こうかと思ったのですが、みんなが大学のこと、受験のことについて語ってくれているみたいなので、ここでは僕と苑田先生とのエピソード(?)について語ってみたいと思います。

苑田先生との衝撃的な出会い。これは春のプレ講座のときです。初めて先生の授業を受けたとき、ガツーンと頭にくるものを感じました。こんな凄い授業をする人がいたのか・・・とただただ圧倒されっぱなしで、僕の世界観がガラッと変わったような感覚を覚えました。

事実、なんとなくこれから時代は生物学だよなぁと理二を志望していた僕は、物理をやりたい!と思い、理一に志望を変更しました。

この頃、僕は物理がほとんど未習状態だったのですが、苑田先生になんとしてもついていこう、と必死に物理の勉強に取り組みました。特に夏の大部分は物理に費やしたように思います。(ちなみに、僕はハイスクールのほうで苑田先生の授業を受講して、4月~8月の間で全範囲をやりきりました。)

当然、東大特進にも可能な限り出席し、毎回一番前のお気に入りの席に座り、そしてできるだけ質問に行くようにしていました。中にはばっさり切り捨てられたことも、時には「真空状態でも熱は伝わりますか?」というような受験とは何の関係も無いようなことにも答えて頂きました。

最後の受験直前の質問会。そこにいたのは僕一人でしたが、苑田先生は僕の質問に丁寧に下さり、たしか一時間くらい話していたような気がします。少し見た目は近寄りがたいオーラがありますが、実はとても優しい先生なんですね。

はじめるのが遅かったこと、あまり効率的な学習ができなかったせい(自分の能力不足)もあり、本番までに満足できる実力はつきませんでしたが、苑田先生なしにはここまでこれなかったことと思います。

いろいろと萎えたときも先生の授業を受けるとなんかまたやる気を取り戻せたように思います。

苑田先生に教わったことが、今大学でとても役立っていることは言うまでもありませんが、あらゆる点においていろいろとためになったと思っています。

この場を借りて、お礼をしたいと思います。

 

・・・以上熱く語りすぎて、どこか危険な宗教みたいな香りがただよってきますね笑

長文失礼しました。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

 

では、苑田先生みたいに、とはいかないまでも、僕も受験生のみなさんの助けになれるように精一杯頑張りたいと思うので、宜しくお願いします。話しかけてくれるとマジでテンションが上がります笑。話すのは大好きです(みんなの前で話すのは苦手です笑)

ではでは(^^)

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