はじめまして、東大特進スタッフで文科二類二年の馬場絢子です。
いよいよ夏休みも残りわずかというところですねー
勉強は大方計画通りに進みましたか?
ここらで一度立ち止まって、この夏にできたこと・できなかったことを振り返ってみましょう。
これからやるべきことが明確になれば、秋以降だれるのを防げるはずです。
9/16の第二回東大本番レベル模試は夏の成果およびこれからの課題のいい指標になりますよ!
さて、わたしたち二年生は今進振りの時期を迎えています。
受験生のみなさんは進振りにどんなイメージをもっていますか?
文1,2、理3を目指している人は大多数がそのまま法、経済、医に進もうと思っていることと思いますが
文3、理1,2志望者はまだ自分がどんな学部学科に行くのか、イメージがついていない人もいますよね。
わたしはというと、他の文Ⅱ生に違わず経済学部にすすむつもりでこの科類に入ったのですが、前期教養学部で学んでいるうちに少しずつ考えを変えていきました。
進振り制度の存在は、
高校生のときのせまい知識、経験で志した学問にしばられることなく、柔軟に進路を選択することができることを意味します。
ですから、東大で学ぶことにこだわるならば、志望科類に固執せず自分の学力をよく考え最も適した科類に入ってしまうことも一つの手だと思いますよ。
しかし各学部学科にはある程度の進学要件があることがほとんどなので、目指すところが固まっている場合は要注意です!
是非スタッフに相談してみてくださいね。
ところで文Ⅰから法、文Ⅱから経済、理Ⅲから医のような王道進路をとる人にとっては進振り制度は時間の無駄だと思っている人もいるのではないでしょうか。
しかしわたしはそうではないと思います。
高校生のときに決めてしまった学部で学ぶのと、大学で様々な物事に触れた上でやはりこの学部がいい!と思えたうえで学ぶのとでは大きくモチベーションが異なるからです。
前期教養の二年間は無為に過ごすためにあるのではなく、これからの自分の学びを考える大切な時期になります。
高校生のみなさんも進路に悩むことがあるかとおもいますが、東大受験生に限っては大学に入ってから悩もう、と合格後の目標にしてしまうのもアリだと思いますよ。
どうでしょう、安心して勉強に打ち込めそうですか?