こんにちは、文科一類二年の井上真理奈です。
寒さも厳しくなってきましたが、受験生の皆さんは風邪などひかず元気にすごしていますか?
気付けば今年ももう終わり。時間がたつのは本当にあっという間だなあと、ぼんやり一年間をふりかえっていました。
全くの余談ですが、年を取るにつれて(特に大学生になってから)小さいころクリスマスや年末に感じていた、あの浮足立った、昂揚感のようなものを全く感じなくなってしまいました。年末年始の予定がつまりすぎているからだと思いますが。
クリスマスは、日本では恋人のためのイベントになってるし(おこですw)、年末だって年末の買い物にいくこともなくこうしてバイトをしている訳です。
クリスマスの日の朝に枕元のプレゼントを何回も確認してしまう感じとかお年玉もらってとびはねたくなる感じとか、もう一度経験してみたいものですね。笑
今日は、前回の麻薙さんに続いて、直前期について少し書きたいと思います。
正直な事を書くと、直前期は今でも思い出したくないくらい辛かった。笑
どんなに勉強してもやることは後から後から出て来るし、夢では数学の白紙答案を周りの人に嘲笑されてうなされるし...
試験前になるにつれ、ほぼ食べ物がのどを通らなくなり2週間で5kg近く痩せました。「もう無理まにあわない」という絶望感に襲われて涙がとまらなくなったことも何回かありました。
今から考えてみれば相当メンタルやられてるなあと思いますwでも同時に、東大二次試験の直前期は、私の人生の中で確実に、一番一つの事に集中した時間だったと思います。
朝から晩まで、文字通り寝食を惜しんで勉強していました。ふと気づいたら8時間くらいたっていた、というのを実体験した時でもありました。
なぜここまで追い詰められてしまったのか、という原因を考えてみたので、皆さんが私と同じ失敗をしないように、参考にして頂けたらと思います。笑
①数学が不安定
もともと数学はダメダメだったのですが、「復習」というものが非常に苦手な性質で、一度間違えた問題をできるようにする前に他の問題にあたる、ということを繰り返してきていました。そのせいで基礎的な問題もできないまま(土台が安定しないまま)難しい問題の解法をたた覚える、という勉強をしていたわけですが、その方法で実力がのびるはずはありませんよねw
テストゼミでも60点をとったと思ったら次は15点、の感じだったので数学には不安しか持つことが出来ませんでした。2月に入ってから、「難問は全て捨てて基本問題を徹底的に解き直す」という方針に転換しましたが、この方針は非常に私にはあっていたように思います。
やはりどんな事においても、「基礎を固める」ということ以上に大事なことはないと思います。苦手意識があるものに対しては尚更です。
②日本史の過去問に手を付けていなかった
一日約5年分、8時間くらいをかけてセンター後にやることになりました。なんとか間に合ったし、やった意味はあったと思ってるけど...(笑)
③世界史の戦後史に手を付けていなかった
センターで選べる程度の知識はあったのですが、東大の第一問・第二問に対応できる知識の量には程遠く、しかもその状況に気付いたのが試験の一週間前...
総括してみると、私は勉強を本当に場当たり的・非計画的にこなしていて、正確な現状把握ができていなかったのだと思います。また、自分に合わない、その上非効率的な勉強方法をとっていたことも敗因ですねw
一般に夏は受験の天王山と言いますが、私は特に現役生にとって、合否を決めるのは直前期だと思っています。
学校がなくなって一日中フリーに勉強できる時間を生かすも殺すも自分次第だと思うから、センター後(もちろんセンターも笑)死ぬ気で、ほんとに死ぬつもりで頑張ってくれたらいいなって思います。
応援してます^^
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