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2014年1月12日 12:32

諦めの哲学!?

こんにちは、東大特進スタッフの平山(1年)です。

まずは皆さんにご報告を。冬休みに特進生の合格を祈願して、スタッフの吉江さん、村尾と共に北野天満宮に行ってきました。合格祈願の学業札も購入しましたので、皆さんは天神様の御加護を手に入れたわけです。自信を持って受験会場に行きましょう。

さて、時期も時期なのでセンター試験の事について少し書きましょう(以下、あくまでも個人的見解です)。センター試験はあくまで東大入試における前哨戦に過ぎないわけですが、非常に重要であります。注意事項は今までいやとなるほど聞かされたと思いますが、それでも受験票を忘れたりする子が必ずいるので気を付けましょうね。

私にとってセンターは不本意な出来でした。昨年度においては必ずしも悪い点数では無かったのですが、試験翌日に初めに出会った友達二人が850点近辺の点数を取っていたので、半ば冗談ですが文Ⅲに志望変更しようかとさえ考えました。先生に一喝されて思いとどまりましたが。しかし、私にとってセンター試験はそれぐらいのインパクトがあったのです。

実際、試験なんて水ものですから思い通りに行く人なんてほとんどいません。誰でも"あそこでこうすれば良かった"とかいう思いを抱くはずです。しかし、センター試験で大事なことは大崩れしないことです。比重が小さいですから、たとえ隣の人と9点差がついたとしても1.1点しか違わない訳ですよね。だからこそ怖いのが、少しのミスが焦りを招いてしまい、ミスの連鎖へとつながることです。そうなるとかなりの大きな点差がついてしまうことになりますし、場合によっては足切りに引っかかる可能性もあります。だからこそ言いたいのが、一問を捨てる勇気です。一点に拘泥するのではなく、さらっと流す割りきりです。5点失ったことを気にするあまり、次の科目で焦ってしまい大きく失点する、そのような引きずりは最悪であります。軽やかに乗り切る、それがセンター試験における理想でしょう。

(以下無視しても結構(笑))
さてさて、ここで推奨したいのが諦めの哲学です。私、愛用の人生哲学なのですが、「おいおい、諦めるだなんて縁起でもない」と思うかもしれません。確かにセンター試験後に、真っ青な顔で「点数悪かったから東大入試諦めよ」みたいになってもらうと困ります。でも、ここで言う諦めの哲学はそういったものではありません。もっと前向きなものです。一度、「自分は東大に受からない、受かるわけない」と思い込んでしまうのです。そうすると、全てがバラ色に見えてきます。自分を強制的にマイナスからスタートさせることで、プラス要因しかなくしてしまうのです。ある意味底抜けの楽観主義って感じですかね。しかも、合格という絶対的目標から思考上解放されます。ガチガチに凝り固まった勉強がスムーズに進むこと間違いなしです。勿論、あくまで思考実験ですから本当に目標を捨てるといけませんよ。
だからセンター試験中につまずいたら「まぁ、もともと俺がセンター高得点とか無理なんだ」と心の中でつぶやくことです。そしたら気が楽になります。気にせず前に進むことが出来ます。
私自身、前述のとおりセンター試験後文Ⅰという目標を捨て去ってみました。半ば冗談というのは思考実験的にという事です。するとある意味吹っ切れます。しかも自分にとってプラスのデータばかりが目に入り、マイナスのデータは「不合格に決まってる俺にとっては当然だよね」と一顧だにせずに済みます。そこまでいけば勝ったも同然で、勉強を楽しむ余裕さえ出てきますよね。一度目標や驕り、欲望といった、すべてを捨て去ってみることが大事ってわけです。私の場合は、その後の第三回東大本番レベル模試の結果のせいで、またまた煩悩が出てしまったのですが......

以上、「努力すれば絶対に合格できる!」といったスポコン的受験観や「俺の才能があれば受験なんか余裕だぜ」という受験エリート的受験観(東大特進スタッフはこのタイプが多いので困るよね)とは違う、平山流受験の乗り切り方でした。
*参考にする必要はありません

とにかく頑張って下さい。応援しています。



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