2014年9月アーカイブ
2014年9月25日 20:07
Welcome to 勉強会 Part 2☆☆
2014年9月18日 15:52
成績表とにらめっこ
こんにちは、文科Ⅰ類二年の平山です。ブログには約二か月ぶりの登場になります。
さてさて二年生恒例の進振り発表ですが、私は法学部へ進学することに内定しました。何の変哲もなく面白みのない結果ですよね。しかし私にも葛藤めいたものはありました。というのも私は文学や現代思想、政治学などに興味があり、受験生時代も文Ⅰか文Ⅲで迷ったほどだったからです。結局親の意見や文Ⅰの方が進振りで有利な点を鑑み文Ⅰを志望することにしたのですが、大学に入っても特に法学への興味はわかず、むしろ他の分野に心惹かれるものが多くありました。そのため他学部に進学することも視野に入れていたのですが、結局のところ関心の範疇にある政治学は法学部で学ぶのが適当なこと、思想系統も法哲学や政治哲学の分野で勉強できることを考え、法学部に進学することにしました。法学部の中ではマイナーなⅢ類(政治コース)に進学予定なので、偏屈者のスタッフとして覚えておいてください。
私事を長々と失礼しました。さて、ここからが本題です。みなさん、夏模試の成績表は届き始めましたか? よかった人、悪かった人、様々でしょう。しかし模試の成績ごときに一喜一憂していては本番まで命が持ちませんよね。まるで他人の成績表を見るような気持ちで自分のそれをとらえ、冷静に分析して秋模試に向けての勉強計画を立てていきましょう。
ここからは秋の勉強計画を考える一助となるべく、得点の型ごとに分析していってみましょう。私が文系なので文系向けの記事になってしまうことをお許しください。
①英数完成型
まずあげられるのは英数完成型です。受験勉強が順調に進んでいる方だと思われます。社会の出来にはばらつきがあることと思われますが、秋にしっかりと知識の詰め込みや論述対策を行えると冬頃には結果が出ることでしょう。全く問題なしです。過去問演習頑張って下さい。
②英〇数×型
数学ができない方です。文系に多くいます。この時期に半ばあきらめる方もいますが、それはまだ早いでしょう。英語で補完できている方も同じです。とにかく東大受験生が使う典型問題集や過去問を繰り返しやることが大切です。それに歯が立たない人はレベルが一つ下の問題集を使って一か月ぐらい鍛錬すれば基礎が身につくのではないでしょうか。数学力の根本的上昇にはつながりませんが、解答を覚えていくといった地道な勉強法も案外効をなすかもしれません。ただし注意すべきは社会の進捗です。数学もできない、社会も遅れているでは話になりません。社会科目も最低限知識の詰め込み程度は完璧にしておくことが必要でしょう。論述対策も過去問に手を付けるなど始めていく必要があると思われます。
③英×数〇型
英語ができない方です。英語はなかなか伸びにくい科目ではありますが、やりようはあるはずです。基礎ができていない人は猛反省して詰め込むことが必須です。ただ時間があまりないことを考えると文法書をやるとしても範囲を絞ってみたり工夫が必要でしょう。単語や文法はそこそこできているのに、という方は問題の解き方に問題があるのかもしれません。そういう場合は演習を積むことで比較的早く点数が伸びることでしょう。正しい解き方というのを東大特進の授業などで身に着けていってください。リスニングができない方はただただ聞くのみです。あと注意しておいた方がいいのは、数学は水ものなのでたとえ今回よかったとしても次はどうかわからない怖さがあるということです。それを考えるとやっぱり英語は重要ですよね。頑張ってやりましょう。社会科目も②と同じく並行して積極的にこなしていきましょう。
④英×数×型
この方は必死で頑張りましょうという他ありません。とにかく英数のどちらもできなければ合格はありえませんから②③の要領で点数を上げることです。社会科目は現時点で他の型の人と大差ないかもしれませんが、これから英数に時間を割く必要が出てくるため差が開いてしまうかもしれません。それも致し方ないので知識の詰め込みなど最低限のことはしっかりやっておいて過去問演習等はセンター明けにとっておくというような戦略が妥当でしょう。ただ、夏に英数が振るわなくても秋には持ち直した例も多々あるので過度に落ち込むことなく合格を目指して頑張ることが大切です。
今回は四類型に分類してみましたが、もちろん様々な得点の取り方がありますし人それぞれ固有の事情とかもありますから、あくまで参考程度のものです。自分なりに反省して今後の勉強計画を立てていってみてください。もちろん東大特進スタッフも力添えいたします。
最後に東大特進スタッフの話を聞くときの注意点を少し。まず第一に一人に頼りすぎないこと。私をはじめとするスタッフは、当然普遍的な話をしようと心がけていますが、個人の体験によりかかることになるのは仕方のないことです。だからこそ一人の話だけを絶対化するのは危険ですし、そもそも多くのサンプルをかき集めて利用できるところを自分のものにした方がいいですよね。だから多くのスタッフと話してみてください。スタッフの方からも絡んでいくこととは思いますが、みなさんの方からも積極的に相談してきてくれたらうれしいです。
一方、スタッフの話に聞く耳を持たない方も結構いらっしゃいますがそれはそれで大きな損をしているはずです。特に危険なのは自分で考えすぎるドグマティックな人です。成績が良い方は全く問題ない、というより素晴らしいのですが、成績がなかなか伸びない方は一度スタッフや先生の話をよく聞いてみることをお勧めします。言われることに従って愚直にやる、そういったこともまた必要なときは必要なのです。
つまりスタッフの話を信じすぎるのもダメ、聞かなさすぎるのもダメ、、結局中庸がよろしいわけでアリストテレス的結論に達したわけです。ようするに何もアドバイスできていないわけなのですが(笑)、少し心にとめておいてくれたらうれしいです。
長々と書いてきましたが、ようするに秋模試に向けて頑張って下さいということです。とりあえずは今週末の第二回東大本番レベル模試ですね。個人的には夏模試で思ったような点数が取れずに気落ちしていたところ、なかなかいい結果を出すことができて反転攻勢のきっかけになったような思い出の模試です。みなさんの健闘をお祈りいたします。
2014年9月16日 16:34
冬期集中講座の時間割が決定しました!
2014年9月16日 15:42
第一回ワークショップ、大盛況!!
こんにちは。理科Ⅰ類2年スタッフの佐藤柚花です。
今回は昨日開催された「トップリーダーに学ぶワークショップ」についてお話ししようと思います。
記念すべき第1回は、あの有名な経済学者、竹中平蔵先生をお招きしての開催となりました!!
1時間強のご講演・質疑応答の後、6人組で「2020年東京オリンピック(パラリンピック)に際して日本ができること」を考え、全体に向けて発表するミニワークショップを行いました。
ご講演の内容はざっくり言うと「トップリーダーになるには」が中心テーマだったと思いますが、とっっっても面白く分かりやすく話してくださいました。私も後ろで聞かせて頂いたのですが、お仕事なのを忘れて聞き入ってしまいました......途中で撮影係だったのを思い出してあたふた。
生徒さんの顔もずっと上がりっぱなしで、聞いていた通り本当にお話の上手な方なんだなあ......と思いました。
ワークショップについては、初対面の生徒さん6人で大丈夫かな......と勝手に心配していましたが、まったくその必要はなかったみたいですね。皆積極的に自分の意見を言っていて、キラキラしてました(^○^)!短い時間で話をまとめて、力強く発表してくれました。
< ↑ ご講演の様子です >
次回のトップリーダーに学ぶワークショップは......
黒川 清 先生をお招き致します!!
詳しくはチラシを見て頂きたいのですが、ざっくり言うとものすごい医学者の方です。
東大の名誉教授、内閣特別顧問などを歴任されていますね。
私たちの年(平成25年)に入学式の祝辞を述べて下さった方で、とても印象に残っています。
次回もきっと充実したイベントになるに違いない!と思いますので、是非ご参加ください!!
今回は特に医学系のお話ではないそうです。文系の方も是非どうぞ(^v^)
※定員200名に達し次第締め切ってしまいますので申し込みはお早めに!
2014年9月 8日 21:16
4ターム制とは?
- 週複数回授業による学習の集中度強化
- 短期完結型の科目導入による履修の自由度向上
- 長期休暇期間の設置に伴う短期留学や社会体験等の機会の充実
2014年9月 4日 14:59
東大2年生のビッグイベント、進振り!
2014年9月 2日 14:12
理系東大生と秋休みの前に立ちはだかる、期末試験。
こんにちは、理科Ⅰ類2年スタッフの佐藤柚花です。
前回氷上の妖精てっしーこと勅使河原さんが主に7月の期末試験について書いてくれたので、私は9月の期末試験について書きたいと思います。
勅使河原さんがちらっと触れてくれていましたが、理系の一年生には2度の「1学期期末試験期間」がやってきます。1度目は7月後半(文系と同時)、2度目は9月の頭(今年は9月1~3日)です。そう、まさに今です(笑)。7月のうちには言語(英語や第2外国語)の必修科目と各自自由に選択した総合科目の試験が行われ、9月には理系(数学や力学など)の必修科目の試験があります。5教科を3日で行うので、8月中にしっかり対策をしておかないと大変なことになります。。。
試験の難しさは、科目というより教官によってまちまち。理系科目では特に「授業でやっていないことが出た!」「教官の趣味に偏りすぎでは?」......なんて理不尽な出題が見られやすい気がしますが、それでも基本的に授業でやったことや(あれば)指定された教科書に沿ってきちんと学習して試験であがけば評価してもらえます。
東大受験もまだ終わっていない受験生に対して東大の期末試験対策について述べるのもあれですが、簡単に言うと個人戦ではないことが多く、クラスの中で割り振られた科目についてそれぞれが作った「試験対策プリント(通称シケプリ)」、同じ教官の試験の「過去問」(様々なルートで掘り出すことができます)などをクラス内で共有して活用することができます(素晴らしいシケプリを作ればクラスを越えて活躍することも!)。クラスの仲の良さはとっても大事だということがよくわかりましたね。
さて、理系の1年生は試験に必死になっている頃だというのにどうして理系2年生の私は悠々とブログを書いているのかといいますと、2年生は文理関係なく7月までに試験が終わってしまうからです~(ぱちぱち)。というのも、2年生はいよいよ学部を決定する「進学振り分け(通称進振り)」を迎えるので、7月のうちに試験を終え、8月には成績発表を受けて、9月に諸手続きを行わなければならないからです。
......今ここまで書いて気付いたのですが、第1段階の結果発表は9月3日なので明日です。あれ?(笑) (第1段階などの進振りの制度については、前に私がブログで触れていたと思うのでそこを見てもらえればわかると思います)。
2年生スタッフの一部は明日学部が決まるので、触れていいのかな......?っていうのを察した上で、聞いてみたい方は聞いてみてください(笑)。
では、理系1年生と受験生の皆さん、勉強頑張ってくださいね!!