受験生の皆さん!はじめまして!
理科Ⅱ類2年の橋新(はししん)と申します。
昨日まで駿台実戦模試を受験されていた方も多かったと思います。皆さんお疲れ様でした!
さて、今回は夏の東大模試も終わったということで、夏の模試の復習についてお話しさせて頂きたいと思います。
「模試が終わったら復習しましょう」
皆さんはおそらくこの言葉を耳にたこができるほど聞かされていると思います。
では復習とは何をするものでしょうか?間違えた問題を解きなおすことでしょうか?
同じ復習と言えど、しなければいけないことは人によって全く違うはずです。
A判定の人とE判定の人では違うでしょうし、同じE判定の人でも違うでしょう。
(もちろんA判定は復習しなくていいってことではないですよ(笑))
自分がするべき復習は何なのか、しっかりと考えて復習を行い、成績向上へと結びつけてほしいと思います。
皆さんの参考になるように、原因別にこれから行うべき対策を少しだけ書いていきたいと思います。
①基礎知識が抜けていてさっぱり答えられなかった場合
化学で高分子の分野が終わっていなかった、世界史の通史が終わっていなかった等の原因で一つの大問をほぼ全て落としてしまったという受験生もこの時期には多いと思います。そういった場合には良い機会だと思って、その分野を勉強することをおすすめします。もちろん自分なりの計画があって、後回しにしている人に無理にすぐにやれとは言いませんが、模試に出る内容は頻出する分野であることが多いので、あまり後回しにしすぎないようにしてください。そして、ある程度勉強したら、再度その模試の問題に挑んでください。
②半分程度は取れるがまだ目標には届かない得点であった場合
まずは手元にある自分の問題用紙をよく見てください。そして、一問ずつ丁寧に間違えた原因を分析してください。知識が足りなかった、問題演習が足りなかった、凡ミスをしたなど様々な要因があると思います。いずれにしても、この段階にくると自分が犯しやすいミスに気をつけて問題演習を繰り返し、抜けていた知識をその都度埋めなおすことの繰り返しが効果的だと思います。
③目標とする高得点が取れた場合
原因分析は②同様丁寧に行ってください。注意してほしいのは偶然できた問題がないかということと、いつもよくしてしまう凡ミスをしなかったかどうかです。高得点を狙えば、凡ミスはそうとう痛いミスになってきます。多少の凡ミスはしても高得点を保てるように、普段よくしてしまうミスはなくす努力をしましょう。
そこまで終わったら他の苦手な分野の復習に力を入れましょう。
と、ここまでいくつか対策を書きましたがあくまで一個人の意見です。
すぐに得点向上に結び付くとは限りませんが、皆さん自身でいろいろと試行錯誤しつつ、秋模試、そして本番に向かって頑張ってください!!
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