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2016年9月 1日 16:29

新学期

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こんにちは、お久しぶりです! 文学部3年の宮田です。

殆どの方が今日から新学期だと思います。夏休み、いかがでしたか?
特に高校三年生の皆さんは夏休みが終わって、また学校に通いながら受験勉強を続けていくことになります。夏休み中のように時間が沢山有るわけではないので、限られた時間の中でやりくりしていくことが必要になりますね。
というわけで、今回は9月~秋模試~センターの流れについてざっとお話したいと思います。大体数ヶ月単位だとこういう風に流れていくよ、というのを頭に置いて勉強プランを立てていくと、効率的に進めていくことが出来るのではないでしょうか。


①9月1日~夏模試結果返却(9月三週目以降、21日前後)
 まだこの時期は夏模試が返ってきていません。既に自己採点などをして明らかに間違えたところ、苦手なところが判明している方はそこを潰してもいいですし、そうでなかったら夏休み中に時間をかけてやったところの復習をしてもいいかもしれません。
 また、この時期から数学や英語は過去問に本格的に取り組んでいきたいところです。休日にまとめて一年分解いても良いですし、分割して平日に少しずつ解き進めるのも良いでしょう。「初見の問題に遭遇した時に、どういう手順で解き方を考え、段階を追って解答に到達しているか、またそれぞれの段階(数学であれば、実験→解答作成→見直し)にどれくらいの時間をかけているか」ということを意識して演習を進めると、後々試験全体の時間のプランを立てるときに大きく役立ちます。

②夏模試結果返却~秋模試
 夏模試の結果返却から10月、11月の秋模試にかけてが、特に大事な時期になります。家でも自習室でもない、試験会場という場で出してきた解答には思った以上に自分の弱点がはっきりと表れています(ケアレスミスや、勘違いなども、実に自分が「よくやる」パターンのものを犯していたりするのです)。なので、まずは返却された模試の答案と間違ったところ、間違った理由、苦手だと判明した分野、それらを精査して、丁寧に復習する事。また、現時点での実力からして確実に取れたであろうところをはっきりさせておき、次回の模試の際にどのようにすれば取れるようになるのかを明らかにしておくこと。こうした細かい作業が次の模試できっと生きてくることと思います。
 ちなみに、秋模試は夏のものに比べて、理科や地歴の難易度を明らかに上げて出してきます。英・数にある程度の目途が立ってきた方は、この時期から地歴・理科の過去問演習に取り掛かったり、学習比率を上げていきましょう。ただし、英・数にまだ不安があるかたはそちらを潰すことが先決です。秋模試終了後からは徐々にセンター試験も視野に入れていかなくてはいけず、センター用の科目(文系なら理科、理系なら社会)対策も行わなくてはなりません。正直なところ、英・数に時間を割ける時期としては最後です。この時期に苦手分野を無くし、一通りどのような問題でも方針に困らず手を動かせること、を最低目標として学習していきましょう。

③秋模試~冬休み・センター試験
 長いように見えて、9~12月はあっという間です。ここからは本格的に受験シーズンに突入していきます。勉強に加えて体調管理やメンタルの調整がやらなければならないことに入ってきて、思った以上に忙しく、大変な時期だと思いますが、「とりあえずセンター試験までに何をやっておきたいか」というのを意識しつつ一日一日を消化していくと良いかなと思います。東大受験生にとってはセンター試験は終わりの日ではありませんが、その日に一応のゴールを持っていきたいわけです。試験会場に不安なく向かえるように、過去の問題から類推してまったく問題なく点数を確保できる状態まで学力をもっていってください。


...と、長々と書いてみましたが、天王山と俗にいう夏休みを終えた後も、実はものすごく大事な時期なので、頑張って下さいね!
ちなみに細かいテクニックとしてお勧めするのが、①毎日やることを決めておく②こまめに振り返りをする です(もうやってる人も多いかもですね)。
①については私は前夜に決めた翌日の勉強プランをリスト形式で付箋に書き出して机に貼っていました。一個ずつこなすごとに線で消し、「ここまでやった!」という達成感を得ると楽しいです。
②についてはお風呂の中や寝る前の布団の上、移動中の電車などでノートをざっと見直し、やったところについて理解できているかを確認・補足等あれば赤ペンで書き込みをしていました。

最後に。「一日問題集〇〇ページ解く!」と決めてそれに結構苦しんでいる人をこのお仕事を始めてから見かけたので...。問題集を進めるペースを大まかに決めておくことは大事ですが、それに捉われると苦しいときもたまにあると思います。大事なのは自分の理解の深度なので、たまに「ここは雑に進めてしまったかも」という時はペースを落として、採点や見直しに時間をかけてみて下さい。

受験生活が終わってからもうすでに二年半以上経過してしまった私ですが、受験時代に得てよかったと思うものや、受験時代もっとこうしておけばよかったと思うものが沢山あります(特に英語はもっとやっておけば良かったです...)。今受験生の皆さんが日々を悔いなく過ごしていけるよう、自戒も込めて、このブログを書きました。お役にたてば幸いです。
また何か東大生スタッフに相談したいこと、質問したい事などあればお気軽に東大特進までご連絡くださいね!丁度秋には一年生スタッフによる勉強会も企画しています。ぜひふるってご参加ください。




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