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2017年8月アーカイブ

2017年度「冬期集中講座」の時間割が決定しましたので、ご案内いたします。
パンフレットは9月中旬には皆様のご自宅にお届けできる予定です。
お申込みの際は、パンフレットに記載されている時間割も必ずご確認ください。




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2017年8月31日 19:52

1年生のSセメスター

みなさん、こんにちは!

この前、ブログ初登場だった、文科Ⅰ類1年 森谷美祐ですが、なんと続けての登場となってしまいました!

またお前かよ、と言わずに読んでいただけると嬉しいです!(^^)!

 

今回は、今年の4月に入学した私の、夏休みまでの4か月(つまり1年Sセメスターですね)の授業を振り返ってみようと思います。

読みながら入学後をイメージしてもらえると嬉しいです。

 

今年の授業は、4/5から始まりました。入学式は毎年4/12なので、入学式より先に授業がはじまります...(笑) 不思議な感じですよね。

私の大学での初授業は、法Ⅰという授業でした。文科Ⅰ類の一年生はほぼ全員受講する授業です。大教室で何百人もの学生を前に、教授がマイクを使って行なう授業で、大学生になったんだなぁ、としみじみ感じたのを覚えています。

 

今回のSセメスターで一番つらかった授業は何かというと、それはぶっちぎりでALESAでした。

ALESAってなんだよ、と思ったそこのあなた。簡単に説明すると、

英語の文献を主に用いて、英語をはなす外国人の先生の指導のもと、英語で自分で論文を書く授業、です。

(ALESAは文系生のみで、理系生にはALESSという授業があります。英語で自分で論文を書く、という点では共通しています。文理共に必修です。)

帰国子女ではないうえに、英語の文章を書くのは東大の英作文がやっとの私には、キツイ授業でした。(英語は苦手だというみなさん、入学後もこういったかたちで英語力は求められるので、今のうちに努力しておくべきだと言えます)

さらに、ALESAは、授業自体の出席、毎週の課題の提出状況、授業態度を非常に重視するので、その面でも精神的につらかったです。

もし、今回ALESAの単位がとれなかった場合は、来年、2年生になってから、1年生にまざってもう一度ALESAを受講しなくてはなりません。文系の2年生は、必要な単位をほとんど取り終えて、Sセメスターは自由に時間を使っている人も多いので、なかなかつらいことになります。

ちなみに、私は、SセメスターにALESAを受講しましたが、クラスによっては1年Aセメスター(夏休み後から年度末の学期ですね)の人もいます。

 

つらい授業の事ばかり書いてきてしまいました。楽しかった、好きだった授業は何かというと、心理Ⅰです。

こちらは選択授業でした。先生が毎回、心理学的な実験のビデオを見せてくださったり、時にはスマホを用いて、授業中にその場の教室にいる学生が参加して実験をしたり、となかなか面白かったです。

心理学の歴史から、心理学とはなにか、有名な学説等を紹介してくださる導入的な授業で、非常に興味深かったです(その割にテストの出来がよくなかった気もしますが...汗)

 

ちなみに、週何コマくらい授業があるかというと、上限で15コマ(TLP生は18コマ)までとれます。

1年Sセメスターは、必修の授業も多いので、14~15コマ取っているの人が多いですね。

 

少しは、入学後のイメージが湧いたでしょうか...?

まだまだここに書き切れなかったこともあるので、東大での生活を知りたいなぁと思った人は、ぜひ、スタッフに話しかけてみてください!

受験勉強辛いことも多いかと思いますが、東大生になった自分をイメージしつつ、頑張ってもらえればと思います。

ではまた。

 

 

 

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東大生スタッフが、東大本番レベル模試の所感を作成しました。
参考にしてみてください。



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2017年8月29日 16:06

夏模試 結果について

みなさん、はじめまして。このブログ初登場の、文科Ⅰ類1年 森谷美祐です。
あまり今まで授業の時に校舎に顔を出せていないので、お話ししたことない人が多いかもしれません...。
これから授業や自習室を利用する際など、見かけたら気軽に話しかけて下さい!

はじめてのブログは、去年の自分の夏休みを思い出しつつ、少しアドバイスになるようなことを書きたいと思います。

高3のみなさんは、この夏に東大型の模試を受けた人がほとんどだと思います。

模試の出来はどうだったでしょうか。良かった人、ショックを受けるくらい悪かった人、それぞれだと思います。(実際、去年私は、模試の判定があまり良くなく、とっても落ち込みました...)


判定などの結果が返却されるのはもう少ししてからかなと思いますが、
今になって思うことは、模試の判定結果に気持ちを左右されないことが大事、ということです。
(お前が言うな感がすごいですが(笑)、私自身、あんなに落ち込む必要が無かったな、と思うところで、去年の反省を踏まえて書いています...)

当たり前のことですが、
A判定をとって落ちる人もいますし、D・E判定をとって受かる人もいます。
慢心したり、落ち込んだりしていては、模試を受けたことがマイナスになってしまいます。


模試が返却されたらやるべきことは、

・返却答案を見て、もう一度復習してみる

・自分がした自己採点と返却答案を比べて、答案の書き方という点で、どうすれば得点を最大化できるのか考える

・以上を踏まえて、秋模試での目標、それに基づいた勉強計画をたてる

かな、と思います。

判定に気持ちの面で必要以上に左右されずに、受験本番で合格を勝ち取ることを見据えて、残りの夏休み、そして秋以降も頑張ってもらえればと思います!

なにか悩みや相談があれば、いつでも特進スタッフまでお気軽にどうぞ!

ではまた。

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2017年8月28日 20:06

ある東大生の夏休み

こんばんは

薬学部3年の橋新(はししん)です。

本日3回目のブログ更新、33個目のブログ記事ということで昨年とは比べものにならない更新回数ですね!

昨年はブログに書くネタがありすぎてどれにしようか迷いましたが、今年は書くネタが足りなくて困っています笑

書くことが他に思いつかないので僕の夏休みについて書こうかと思います。

 

僕の所属している薬学部では幸い3年生は夏休み中にする課題はなく、8/1~9/24まで夏休みを満喫することができます。ただ、4年生になると大学院の入学試験(薬学部では4年で外に出る人は少なめです。)が待ち構えているので人生最後の夏休みになるかもしれません,,,

また、夏学期に単位を落としてしまった人は夏明けに単位回収のための追試があるので、ほどほどに勉強しねければなりません(本日発表があり、僕の単位は無事でした(笑))

 

さて、そんな最後の夏休みにした/することは以下の通りです。

1.サークルの夏合宿+サークルの練習

僕は大学の合唱団に所属していて、その合唱団の合宿で8月上旬に新潟の山奥へ、つい先日千葉の海岸にいってきました!!

練習は大変でしたが、山の空気はおいしかったし、海で花火をしたのはいい思い出です。(なおはしゃぎすぎて怪我したので最近はひきこもりせいかつです。)

2.関西への帰省

もうこんなに長く帰省できることもなかなかないとおもったので、少し早めに帰省しました。

やはり実家は最高ですね。実家通学勢がうらやましいです。聞くところによると、実家通学勢は1人暮らしがうらやましいそうですが...

3.友達と遊ぶ

これはこれからの話です。まだそんなに遊んでないです...

4.申し訳程度にお勉強

経済学や株式市場のお勉強を始めました。まだまだはじめたところなのであまり聞かないでくださいね...

5.東大特進のスタッフ

時々校舎にいますので気軽に話掛けてね!!

 

至って平凡な夏休みですね...インターンにもいっておらず、就活もしてません。幸せですね...

こんな感じで東大生になっても常に忙しい訳ではないので安心して東大にきてくださいね!!

 

それでは今日はもう勤務もおわりですし、このへんで筆をおきます。

 

さようなら!

 

 

 

 

 

 

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2017年8月28日 14:31

進振りについて

みなさんこんにちは!東進東大特進コーススタッフ理科Ⅱ類2年の武田聖です。ブログとか正直初めてでワードみたいに文字を斜体にもできたりするんだーと少々感心しながら書いています。今日は8月28日、ちょうど1週間ほど前に進振りが終わったので、そのことをネタに書こうかなと思っています。

進振りとは大学に入ってから自分の希望する学部を選べるという東大独自の制度です。ただ、入学する段階でどこの科類にするかという選択は必須であり、枠数の関係でその選択によってどの学部に進学するか決まる人が多いです(文Ⅰ→法学部など)。ですが、枠は少ないものの選択できる学部には幅があるため、ある程度点数のある学生は皆希望する学部に進学していきます。この制度を利用して理転や文転を大学2年時に行う方も多く見受けられます。

進振りのスケジュールに関して僕のケースを例に挙げて説明します。まずは用語から。東大は2学期制でSセメスターとAセメスターに分かれています。そしてターム制といってそのセメスター毎に前半のタームと後半のタームに分かれています。例えば2年のSセメスターの前半のタームを2S1と呼びます。

文系が1Aで必修から解放される一方、理系は必修が2S1まであるのでそこまでに必修の単位を取り切りつつ、2S2までに他の進学選択に必要な単位数を取りきらなければいけません。理科Ⅱ類ですと60単位近く必要となります。この1単位というのは「105分の授業7回に出席+テストで50点以上取る」が達成されることで取得できます。教員によって多少の違いはあるものの多くはこのような形です。週1コマ13回をセメスターでやりきって2単位取得というのが普通のケースです。またキャップ制というものが近年採用され、1つのセメスタ―で30単位までしか取得できないという意図のよくわからない内容なのですが、この制度の下東大生は自分の時間割を考えています。僕の場合は1Sが15コマ27単位、1Aが16コマ30単位、2Sが9コマ11単位でした。さっきの説明と違うじゃんとか思われるかと思いますが、実験や体育の単位の計算が少し違うのでこのような形になっています。加えて長期休みにも主題科目と呼ばれる授業を取って僕の合計取得単位数は74単位でした。主題科目については8月15日のブログを見て確認して下さい。

2S2までで必要な単位を取りきって次に待つのは第一段階進学選択です。どの学部や学科を希望するか1つだけ決めることが出来ます。この結果発表は8月21日でした。ここで希望の学部や学科に行けなかった人は第二段階進学選択に移ります。ここでは希望を何個も出すことが出来、点数の高い人から順に進学選択アルゴリズムで振り分けられていくらしいです。このアルゴリズムは今年から採用されるので不備がないか少々怖い所です。この結果発表は9月11日で、ここまででほとんどの人の進学先が決定します。ここでも決まらなかった場合には第三段階進学選択に移り、結果発表は9月21日だそうです。9月25日から2Aが始まってしまうのでかなり日程的には厳しそうです。

とまあこんな感じで文字ばっかりでめちゃくちゃ読みづらい文章になってしまったので、ここからは顔文字とかビックリマークとか多用しながらまとめていきます。

意識すべきこととしては、2Sまでに「単位を取りきる!テストで良い点を取る!希望する学科を決める!」ということですかね(*^_^*)そうすれば行きたい学科には行けます!

まあ優秀な東大生と一緒に受ける相対評価のテストなので、良い点を取るのは難しいですが、「あの学科に行きたい!」という気持ちの下頑張っている人は多く見受けられます。他大に進学した人が遊び呆けてても気にせず勉学に励んで下さい^^;

完全に東大の1年生向けの内容になってしまったのですが......(-_-;)

受験生の方々も東大に入ったらこういうことを考えるんだー程度に捉えておいて頂ければと思います。「大学入っても勉強かー」と思われるでしょうが、休みは多いので(1つ前のブログは特例です)楽しく過ごせると思います。

ではこのあたりで。駄文長文失礼しました。

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2017年8月28日 13:40

医学部生の夏休み

みなさんこんにちは!東大特進コーススタッフ5年の佐藤元彌です。現在医学部医学科の5年生で普段は東京大学医学部附属病院で実習をしています。

夏休みも最後の1週間となりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

今夏は東大系の模試が3つあったため堪えた人も多いかもしれませんが、その分自分の弱点が多く見つかったと思います。点数や判定が気になっている人も多いかとは思いますが、「答え合わせをする」「自己採点する」だけではなく、「自分の間違えた問題・間違えた箇所を復習する」「自分の理解が足りていない分野・ポイントを発見する」「これからどういう勉強をすればよいかを考える」が非常に大事です!

「模試が返ってきてから復習しよう」と思っても、時間が経てば自分がなぜ間違えたのか分からなくなってしまうので、フレッシュなうちに見直しておきましょう。また、学校が始まってしまうといろいろ忙しく今後の勉強のプランが立てにくかったりもするので今のうちに秋以降どう勉強していけばいいのかを考えておきましょう!

秋も11月付近には東大模試が再び行われます。それまでに知識を完璧しておくのは難しい人も多いと思いますので、どういう分野を集中的にやっておくか、また、時間感覚を養っておくことも非常に大事なので、普段の問題を解くときから○分でやる、というように制限をかけて演習を行うのも大事だと思います!

さて前置きが長くなりましたが、今日はこの夏休みに医学部の公衆衛生学の実習でカンボジアとミャンマーに行っていたのでそのお話でもしようかと思います!

まずその前に...医学部生の夏休みについて少しお話しておきたいと思います!

部活をやっている学生は夏休み期間には「東日本医科学生大会(東医体)」「西日本医科学生大会(西医体)」というものがあり、それが8月の第1~2週にかけて行われます。
両者ともかなり大きな大会で、国体に次いで大きな体育大会なんです!

その後は学年によって過ごし方が異なりますが、3・4年生であれば夏休み明けにテストがあったりしてその勉強に追われたり(私も去年の夏休みの終わりは外科のテストに追われました)、5年生であれば初期臨床研修(医学部を卒業した後2年間は初期臨床研修医(いわゆる「研修医」として働きます)の病院探しのためにいろいろな病院に訪問して様々な見学に行ったりします。
6年生は上記の初期臨床研修の病院の採用試験・面接があるので、7~8月は大変な時期となります(夏休みどころじゃないわけです汗)。

話を戻しますが、東大医学部の5年生では夏休み期間前後に「公衆衛生学実習」という授業があり、学生は様々な公衆衛生に関わるプログラムから自分のやりたい実習を選ぶことができます。
公衆衛生は「疫学」(疾病の原因の探求や予防を個人ではなく集団に焦点を当てて考える学問)や「生物統計」「医療制度」など分野が幅広いため、人によっては統計学実習をやったり、がんの啓発活動のポスターを作ったりなどしています。

それで私は現地の疫学や医療制度の視察という形でカンボジア・ミャンマーに行ってきました。
色々書きたいのですが、手短に...!

まず何が一番日本と違うかと言うと
外科手術のできる病院が少ない
現地では手術器具・麻酔の器具が十分ではないため、もし心筋梗塞で倒れた場合は近隣諸国(タイ・バンコクやシンガポールなど)にヘリで輸送してもらうしかありません。現地の駐在している日本人の人はヘリで運んでもらえるような保険に加入しているそうです。
プライベートな病院が多い
日本以外の国であれば大体そうだと言えばそうなのですが、お金持ちの人はプライベートの綺麗で医療水準の高い病院に行き、そうでない人は公立の病院に行く、といった形がとられています。日本ではどの病院も同じような保険診療がなされていて、高い医療を受けることが可能ですが、途上国では公立の病院はタダ(!)ですが、待ち時間が長い、質が低いなどの問題があり、お金持ちの人は高いけれどもプライベートの病院にいって診療してもらっています。
衛生環境が残念...
プノンペンやヤンゴンといった首都であればなかなか感じるのも難しいですが、今回訪れた農村とかでは日本では遭遇できない物にたくさん遭遇しました。
農村では下水道はもちろん、上水道は存在していないし全員雨水もしくは井戸水を利用しています。しかも井戸水も中をのぞくと色んなものが浮かんでいるし...(汗)
それからニワトリが歩き回っている横で調理したり、作ったものにはハエが止まっていたり(涙)という感じです。

ただ、途上国の衛生環境としてはかなり改善されつつある方で、
エイズ・結核がかなり減ってきている
途上国はどこもエイズの蔓延に悩まされていますが、カンボジアは医療スタッフの努力と現地の人々の性格がいいこともあり、かなり減少してきています!先生の話ではアフリカと比べるとアジアの教育はやりやすいと言っていました(アフリカの農村では10月の5か月後は3月というような簡単な計算も理解してくれないなど大変みたいです)。
むしろ生活習慣病が問題になってきている
アジアの人々は遺伝子的に膵臓でインスリンを出しにくいので、西洋の人と比べると糖尿病になりやすい傾向にあります。
カンボジアやミャンマーでも例外ではなく、日本で見慣れた糖尿病薬(メトホルミンのような)が現地のクリニックの薬棚にずらっと並んでいました。
糖尿病では食事指導がかなり大事なのですが、日本とは違って子供のころから栄養教育を受けてきたわけではないため、かなり治療が難しいという話も聞きました。

というように全然未開の地!みたいなわけではないので、自分のような綺麗好きな人でも全然大丈夫でお腹を壊すことも体調を壊すこともありませんでした(^^)


...話始めればきりがないのですが、このあたりにしておきます!
現地にいるといかに日本で生活することが楽であるかを痛感させられます。

医学部でなくとも東大では国際交流プログラムが多数用意されているので、興味のある人は入学したら(入学する前でもいいですが)是非いろいろ調べてみてください!
では!
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2017年8月27日 11:15

東大生。

こんにちは。
スタッフの勅使河原です。
この記事が今月30回目のブログ更新になるはずです。
このブログの開設以来、ぶっちぎりNo.1の更新率。素晴らしい\(^o^)/

そろそろ夏休みも終わりが見えてきましたね。
もしかしたらもう始業式があった人もいるくらいかな?

高3生の皆さん、「受験の天王山」はいかがでしたか?
思い通りに勉強を進められた人、素晴らしいです。
ただ受験はまだまだ終わるわけではありません。あと6か月もあります。
ガス欠にならないように注意しながら、入試までの計画をしっかりと立てる/見直してくださいね。
やり残したことがある人。多分受験生の大半は何かしら後悔を残しつつ夏休みを終えることと思います。
大丈夫です、受験はまだまだ終わるわけではありません。あと6か月もあります。
夏の失敗点は何だったか分析して、その反省を活かして
しっかりと優先順位を見極めつつ、秋以降を過ごしてください。

高1、高2生の皆さんは充実した夏を過ごせましたか?
私自身、高校の思い出で真っ先に浮かんでくるものは
秋の文化祭に向けて友達と夢中になって準備した日々です。
同じように、秋には学校行事や部活のイベント等を控えている人も多いと思います。
勉強ももちろん大事ですが、高校生活では「やりたいことをやりきって」悔いのないよう過ごしてくださいね。


さて。私は最近、周りに東大生が多い環境って恵まれているなー、と思うことがよくあります。

これまで私はどちらかと言うと、他大生など「東大以外」の人が集まるコミュニティに比較的多く顔を出しており
ある意味「東大生らしからぬ」生活をしていました。
ですが、ここ数ヶ月は部活などの関係で「東大生」と一緒に過ごす時間がぐんと長くなりました。

そうやって客観的な目で東大生をみた時に思うのは
「東大生って相手の意見をきちんと受け入れつつ、自分の考えをしっかりと持てる人が多いなー」
ということです。
何か相談されたり、議論になったときに、
まずは相手の話の真意を見極めて共感する。
そうして相手を理解した上で、ブレない自分の「芯」に基づいた意見を言える。
という人が、私の周りの東大生にはとても多いです。

これって結構難しいことだと思います。
価値観の違う相手を理解しようとする心の余裕を持つこと、
その一方で人に流されないで自分を持ち続ける自信を持つこと。
多分これって、普段から自分の頭で考える習慣が身についているから出来ることですよね。

それが出来る人たちにたくさん出会えただけでも、東大に入った甲斐があったなーと思う今日この頃です。
私もぜひ、そんな「東大生」になりたいな。

皆さんも東大に入るとたくさんの尊敬できる人との出会いに恵まれることと思います。
そんな未来に思いを馳せつつ、今日も一歩一歩勉強頑張ってくださいね。

以上、本日の勅使河原のつぶやき(?)でした(笑)。
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2017年8月25日 11:37

上京組の住宅事情

こんにちは。今週3回目の登場、理科Ⅰ類2年の谷田です。

今週3回目ということで、さすがにネタも浮かばなくなりつつあり何を書こうか大分迷ったのですが、今回は東京へ引越すにあたっての住まいさがしについて書くことにします。首都圏に住んでる人にはあまり関係の無い話かもしれません。その点はごめんなさい。

また、まだ夏休みなのにそんな話かよ、と思われる方もいるかもしれませんが、実はこの時期から入居の申し込みを受け付けている物件が結構あります。そして、条件のいい物件は当然早く埋まってしまうので、早めのリサーチが重要というわけです。ちなみにこれは二次試験の際の宿泊先についても同様です。

さて、本題に戻って、上京するにあたってまず考える必要があるのが、アパートなどを借りて完全に独力で生活するか、あるいは食事などが提供される学生会館などで生活するか、ということです。当然ですが、どちらにも良い点・悪い点があります。ちなみに私は井の頭線沿線にある学生会館に住んでいます。(ちなみに、工学部に進むにあたって春休み頃に本郷キャンパス付近のアパートに引越す予定です。)
もちろん個々の物件による部分は大きいですが、傾向として良い点、悪い点をそれぞれに挙げるならば、

アパート
〇自由度の高い生活が送れる
〇様々な物件を比較して決められる
〇自立できる
〇家賃は少し安め
×自炊しないで外食ばかりしているとかえってお金がかかる可能性がある
×家具などをある程度買い揃える必要がある
×宅配などの受取りが面倒
×家事の負担が大きい

学生会館
〇料理や掃除など家事の負担が軽い
〇同じ会館に住む人と仲良くなれる
〇家具などが備え付けられている
〇宅配などを管理人に受け取ってもらえる
〇セキュリティがよりしっかりしている
×アパートより家賃がかかる
×共用設備の利用時間(お風呂、洗濯機など)が制限されてしまう
×他の住人と共有する空間が多い分気を使う
×選べる物件が少なめ

といったところでしょうか。

私が住んでいる学生会館だと、お風呂・洗濯機・手洗い場・トイレといった水回りの部分はすべて共用です。個人の部屋には水道関係のものは一切ありません。ガスもないので個室で利用できるインフラは電気とインターネットぐらいです。それでもたいていの事は問題ないのですが、お風呂と洗濯では少し苦労しています。

まず、お風呂に入れるのが日・祝日やお盆、年末年始などを除く19:30~23:00、洗濯ができるのが毎日6:00~23:00と限られています。洗濯はともかく、お風呂の時間が限定されている点、休日に入浴できない点はかなり辛いです。お風呂とは別にあるコインシャワーであればいつでも使えるのですが、10分ごとに100円かかってしまいます。これが積み重なると結構な出費です。さらに、洗濯機を使うのにも150円かかります。一見些細なことかもしれませんが、共用設備の利用可能時間なども調べておくことをオススメします。
また、アパートだと比較的気軽に友達を呼べると思いますが、学生会館だとその点は少し気を使わないといけなくなります。物件によっては部外者の立ち入りが禁止されています。
アパートに住むか、学生会館に住むかでは大分生活が変わると思います。

さて、どちらの生活を選ぶにせよ、もう一つ重視したいのがどのあたりに住むかです。
まずは本郷に進学することを見据えてあらかじめ本郷キャンパス付近に住むか、それとも駒場キャンパスの近くに住むか、という点です。私の周りでは駒場キャンパス近くに住んでいる人の方が多い気がしますが、医学部に進学することがほぼ確定している理Ⅲの人だとそうでもないようです。既に長くなってしまっているのでここでは駒場キャンパス付近についてのみ書いていきます。

駒場キャンパスの最寄り駅は京王井の頭線の駒場東大前駅で、井の頭線沿線に住む人が多いです。また、井の頭線は各駅で様々な路線に接続しているため、そちらから通っているという人もいます。ただ、通勤ラッシュの中での乗換がしんどい、時間がかかる、などあまりいいことはないようです。さらに、京王線は別ですが、違う会社の路線を乗り継ぐと定期券代も高くなってしまいます。多少の条件の差であれば、井の頭線沿線に住むのが無難だと思います。また、駅周辺にスーパーや銀行があるか、なども考慮するとよいと思います。

他にも、最寄駅までの距離や部屋の広さなど、気にしたいことはたくさんありますが、まずは上2点について考えるとよいのではないでしょうか。ある程度の期間を過ごす場所になるので、是非納得のいく物件選びをしてください。

さて、今日は(今日も?)勉強の事とは少し離れた話題でしたが、大学に入ってからのことを具体的に考えておくことで、モチベーションは間違いなく上がります。一人ですべて決められる、という事柄ではありませんが、是非いろいろと調べてみてください。また、スタッフにも是非聞いてみてください!

今日はこのあたりで失礼します。

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2017年8月24日 17:31

秋以降の過ごし方

こんにちは!
ロースクール2年の麻薙と申します。
実は入学1年目なのに、飛び級のような形になって2年生になるのがロースクール既習コースの面白いところです(普段の自己紹介では、紛らわしいので1年と言っています(笑))。ロースクールの生活について6月に記事を書いたので、ぜひそちらも見てみてください。

さて、本日2度目の更新になってしまいました。
8月は1日1更新以上というこのブログ開設以来初めての更新頻度の高さですね\(◎o◎)/!
このまま維持したいものですが、ネタが枯渇しがちなので、こんな記事が読みたい!などの要望がありましたら、お気軽にスタッフにおっしゃってください☆


夏の暑さがぶり返してきてはいますが、そろそろ夏休みも終わりということで、
今日は秋以降の過ごし方について書きたいと思います。

夏休みが終わった9月は一番中弛みしやすい時期だと思います。
夏休み1か月頑張った!と燃え尽きてしまったり、夏休みに自分のペースで生活していたからと学校に通うのが辛くなったりするとともに、模試がない&返ってきていないのでモチベーションが保ちづらかったりします。かくいう私も休日の勉強時間が2時間/日という日々を送ってしまい、後からめちゃめちゃ後悔しました...。


まずは学校のある日々の中で自分の勉強時間を確保するルーティンを取り戻しましょう。

また模試の復習は済んでいるでしょうか?今年は夏模試が3個もあったので、まだ終わっていないという人はいませんか?
模試は受けた後+返ってきた後の2回復習すべきです(1,2か月後や直前期に解き直すのもあり!)。だ終わっていない模試の復習があったらきちんと終わらせましょう!


それが終わったら、いよいよ入試本番まで半年を切ったので、改めて秋以降の計画を立てると良いでしょう。9月~11月の模試、~12月、~センター、センター~と区切るのがおすすめです。
入試本番までに過去問を何年分何周したいか、センターの勉強はいつから始めるかといったことを考慮に入れましょう。

文系の人は過去問演習を本格的に初めていきましょう。
注意しなければいけないのは、過去問演習と並行してインプットも続けることです。世界史の一問一答は直前まで何度も繰り返し、過去問を解いていて知識があやふやだと思った部分は教科書や参考書を当たって周辺知識まで確認しましょう。
まだ基礎知識レベルが怪しい人は無理に過去問演習にかかることはありません。早めにインプットを終わらせるように頑張りましょう。

9月後半になると模試が返って来始めると思います。
つい結果に一喜一憂してしまうものですが、大事なのは「復習」です!(笑)
どこで減点されたのか答案を確認し、問題をもう一度解き直すと良いでしょう。
また模試の結果を踏まえて勉強計画を修正しましょう。各科目、また科目内の出来を見てどのようなバランスで勉強していくかが大事です。悩んだときにはスタッフまでご相談ください☆


ここまでできたら、あとは勉強あるのみ、です!(笑)
夏休みの勉強の成果は11月頃まで出てきません。焦ることもあるかと思いますが、頑張った分は必ず結果に出ます。信じて勉強しましょう。
モチベーションの維持が難しくなったときはいつでも校舎までお電話ください!受かった後に待ってる楽しい大学生活の話などお聞かせしますし、愚痴も聞きます♪
秋の美味しい味覚も楽しみつつ、勉強も頑張りましょう☺
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2017年8月24日 12:10

美術系の学部学科について

こんにちは。4度目か5度目の登場の團です。東京では連日雨だったようですが、帰省のため免れた晴女です(※兵庫出身です)。

 

いきなり私事をぶっこみます。

私は今二年生で、ついこの間進振りの第一次内定者が発表されたのですが、文学部美術史学科という所に無事決まりました。美術そのものや、学芸員など美術関係の仕事に興味がある人は遠慮なく話しかけてください!

 

美術系の学部学科は他にも文学部美学芸術学学科(通称美芸)があり、それぞれ底点や学ぶ内容に違いがあります。

そこで今日は文学部美術史学科、美学芸術学学科について見ていこうと思います(そんなの興味ないんだよ!という人、すみません)。名称が長ったらしいので美術史、美芸と略します。

 

・キャンパスについて

文学部の美術史と美芸は有名な赤門のある本郷キャンパスになります。

・底点(進学するのに最低限必要な点数のこと)について

底点が近年で最も高い年で見ていくと、美術史が68.2(2013年)、美芸が72.1(2013年)になります。つまり行きやすさでいうと、美術史>美芸となります。しかし底点は科類によって変わってきたり、年度によって大分違ったりするので注意が必要です。

※底点比較にはUTaisaku-Webというサイトが便利です!

・学ぶ内容について

美術史は現に存在する作品を調査分析し、歴史的展開をあきらかにすることを目的とし、美芸は美や芸術といった概念を追究することを目的とするため。授業内容は大分変わってきます。美術史は学部に入りたての時関西の美術館や寺をまわり、現地調査をするそうです。また美芸は概念の問題になってくるので吐血するほど本を読まされるそうです(※先輩談)。

 

いろいろざっとまとめてみましたが、今回触れなかったものでは教養学部にも比較芸術コースというものもあり、このコースの三浦教授が前期教養でもっている美術論、比較文化論はイチオシです。

 

このように美術系の学部学科でもいろいろあるので先輩に話を聞きながら自分に合いそうな所が選べると良いですね!

 

ではまた。

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2017年8月23日 17:14

医学部について(後編)

こんにちは!医学部医学科4年の早川です。
このブログには3回目の登場になります。
前回は、受験について書かせて頂きましたが、1年生2年生の方が受験についての記憶が新しい、そして最近医学部でブログを書く人が少ない、とのことで、再び医学部の勉強、生活についてお話したいと思います。(興味ない人すみません・・・)
これを見て、少しでも医学部の事を知っていただけると嬉しいです!世間で医学部・医学部とか騒ぐ場面も多いですが、じゃあ実際何してるの?って感じですよね。

前回は3年生までの勉強などを中心に話したので、今回は4年以降についてお話ししたいと思います。

3年生までは「基礎」といって体の基本的な仕組みについて学びますが、4年生では「臨床」といって実際の病気・治療法・診断法について学びます。

科目としては、循環器内科、呼吸器内科、心療内科、腎臓内科・・・などなど夏休み前だけでも10個以上あります。でも、こういう名前の方が、馴染みがある人が多いのではないでしょうか。

そして、座学の勉強の他にも、実際の医者が行っている、コミュニケーションについて学ぶ実習もあります。

例えば、「医療面接」という実習では、病院にはじめて来た患者さんに、「どこが痛いですか?」「では、昨日の夜は何を食べましたか?」「お薬は何を飲んでいますか?」等の質問をし、何の病気かを調べる、というシミュレーションのようなものです。教官含む10人以上の人に監視されてやるので、結構緊張して言葉が出なくなります・・・。

他にも、「救急実習」というものは、道端に人が意識不明で倒れていた時に、心臓マッサージ、AED(学校や駅によくあるやつです)などをして蘇生しようとする、という実習です。AEDの使い方などを教えてもらえるので、結構面白いです。

そして、4年生の12月にはCBTという大きな試験があります。センター試験みたいに全部マーク式で、範囲はもちろん今までの全範囲。そして学年内の順位もでる、というおそろしい試験です。(大学入ってから、順位の出される試験はこれだけではないでしょうか)この試験に合格することで、国から「一段階上に上がった医学部生」として認定されます。

そしてそのCBTが終わると、病院での病院実習になります。ここからは先輩から聞いた話なのですが、実際の病院に行って、担当の患者さんが付き、診断法、治療法、手術などを生で見て学ぶ、というものです。先程のCBTに合格したかどうかによって、病院で出来ることが法的に増える、という感じです。
担当の患者さんのところに行って「調子はどうですか?」「昨日は何を食べましたか?」などの質問(調査)をしたり、カンファレンス(病院内での会議)に出て、「この〇〇さんという患者さんは、~という病気を持っていて、~という症状があります。これに対し、~という治療法を行ってます」などのようなことをベテランの先生の前で発表したりもします。これが6年生まで続きます。

病院実習は、東大病院(東大の大学病院)がメインですが、日本赤十字病院、虎の門病院などに行っている人もいます。

さらに、5年の冬休みには、希望者には海外の病院で実習することもできます。アメリカ、台湾など長期で行って海外の医療を見ることが出来ます。

6年の8月くらいに「マッチング」という医学部生版の就活のようなものがあり、そこでどこの病院で研修医として働くかが決まります。東大病院が多いですが、横浜・静岡・千葉などで働く人もいます。

卒業直前の6年の2月に国家試験があり、それに受かると晴れて「お医者さん」になれるわけです。

医学部志望の方、これを読んで少しでも受験のモチベーションに繋がってくれると嬉しいです!
それ以外の方も、「医学部ってこんなところなんだ~」と、少しでも医学部の実情(?)を知ってくれると嬉しいです。

毎回自分のブログは他の人より長くなってしまってすみません。
熱中症に気をつけて頑張って下さい!
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2017年8月22日 12:59

東大の建物(駒場編)

こんにちは。理科Ⅰ類2年の谷田です。一昨日に続いての登場です。

昨日、進学選択第一段階の内定者が発表されました。私は無事、第一希望だった工学部航空宇宙学科に内定しました。3年になると本郷キャンパスに通うことになり、あまり駒場に来ることもなくなってしまうのだなーと思うと少し名残惜しい気もします。せっかくなので、駒場キャンパスにある建物(といってもすべてを知っているわけではないのですが)を紹介してみようかと思います。


1号館
正門を入ってすぐ正面のところにある、どことなく安田講堂に似た建物です。旧制第一高等学校の本館だったという歴史があり、登録有形文化財に指定されています。ちなみに、駒場キャンパスには旧制第一高等学校ゆかりのものがぽつぽつあります。興味がある人は探してみてください。
比較的小さい教室が多く、主に外国語の授業に利用されています。また、製図室もあるため、図学の授業も行われています。

講堂(900番教室)
旧制第一高等学校の講堂だった、こちらも歴史ある建物です。900番教室は駒場キャンパスではもっとも多くの人数を収容できる教室で、人気のある選択授業や、法学部の専門科目の授業などに使われます。また、2階にはオルガンがあり、定期的に演奏会などが開かれているようです。駒場祭のときにはその大きさを活かし、音楽系のサークルや劇団などが使う屋内ステージになります。

5号館
駒場キャンパスの中では比較的新しい建物です。高校の教室2つ分くらい?の少し大きめの教室と20人前後しか入らないぐらいの小さめの教室が主にあり、大きめの教室では理系の必修の授業や総合科目の授業、小さめの教室では主に言語の授業が行われます。個人的には結構お気に入りの建物です。

7号館
5号館とは違い、古めの建物です。かといって歴史があるということもありません。1階にはロッカールームがあり、2~4階が教室になっています。比較的大きい教室が多く、やはり理系の必修、総合科目の授業が主に行われます。文系の人にとっては少しなじみの薄い建物かもしれません。教室の天井から謎のひも?が何本もぶら下がっていたのが印象深いです。あのひもは何なんでしょうか。

11,12,13号館
ひとまとめにしてしまっていますが、どれも似た雰囲気で、正直書くことはあまりありません。割と古め。必修の授業と総合科目のいくつかを受けましたが、普通の教室だな、といった感じです。使われ方は5号館と似ている気がします。雨の日には11号館前に巨大な水たまりができるので皆さん気をつけましょう。


ここまでは文系の入試でも使われる建物ですね。実際に受験したわけではないのでなんともいえないですが、5号館だったら当たり、7号館だったらはずれな気がします。ただ、どの教室も試験を受けるにあたって支障があるということはありません。


10号館
割ときれいです。各机にパソコンが置いてあるためか、入試では使われません。おそらく外国語の授業しか行なわれてません。映画を見られるらしいです。

情報教育棟
iMacがたくさんあります。一面にiMacが並ぶ景色はけっこう壮観です。1年Sセメスター必修の情報の授業や、総合科目の情報系の授業はここで行われます。

21KOMCEE WEST/EAST
正式名称は「21 Komaba Center for Educational Excellence」で、"理想の教育棟"というコンセプトのもとつくられたそうです。明るくて開放的な建物です。
WESTにはスタジオやカフェがあるなど、特徴的な建物です。またKOMCEE WESTのホールでは講演会などが開かれていることもあります。ディスカッションしやすいように教室が設計されています。
EASTには教室の他に実験室があります。1年Aセメスターから2年Sセメスターにかけての基礎実験の授業はここでおこなわれます。設備が基本的に新しいもので、快適に実験できます。

コミュニケーションプラザ(北館・南館・和館)
こちらも明るく開放的です。南館は食堂になっています。北館は、生協の購買部・書籍部があるほか、音楽実習室・舞台芸術実習室・身体運動実習室などがあります。体育などの授業で使われることもありますが、どちらかというと課外活動の場です。また、和館はただ和室があるだけの建物です。新歓期になると新歓コンパ等でよく利用されています。

駒場小空間(多目的ホール)
駒場キャンパスの端の方にある、少し小さめのホールです。定期的に演劇サークルや音楽系のサークルによる公演がおこなわれています。


他にも色々とありますが主だったものはこのくらいでしょうか。改めて見てみると様々な施設があり、結構恵まれた環境なのかなと思います。


長くなりましたが、今日はこのあたりで終わりということにします。
ありがとうございました!


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2017年8月20日 18:43

甲子園

こんにちは。

理科Ⅰ類2年の谷田です。

今日、校舎では第2回東大本番レベル模試をしています。今年から夏休みにも東大本番レベル模試が行なわれるようになったのですが、実施日が夏休み終盤と言うこともあり、夏休み中の勉強がどれほどのものだったかを測る、という性格もあるように思います。今も隣の教室で受験生が問題と真剣勝負をしています。

真剣勝負といえば、この時期、別のところでも高校生による真剣勝負が繰り広げられています。そう、夏の甲子園です。(強引)

私は野球が好きで、プロ野球も高校野球もよく見ているのですが、この時期はやはり高校野球を良く見ます。1回戦から熱い試合が繰り広げられているわけですが、2回戦、3回戦となるにつれてさらに白熱した試合となっているような気がします。

追いつき追い越されの末延長戦で決着がついたり、大差をつけられてもすさまじい粘りを見られたり、という試合が多く、終盤になってもどちらに転ぶか分からなず、最終回に決勝点が入るという試合もいくつもありました。その中でも特に印象的だったのが昨日の第四試合、大阪桐蔭対仙台育英の試合でした。

大阪桐蔭は言わずと知れた強豪で、春のセンバツで優勝したこともあり、今大会も優勝候補として挙げられていました。そんな大阪桐蔭に対して7回まで互いに無得点と競りながらも、8回表、仙台育英は1点を許してしまいます。そして互いに点を取れないまま迎えた9回裏、仙台育英はランナーを出せないまま2アウトまで追い込まれてしまいました。ところが一転、ヒットでランナーが出ると大阪桐蔭のミスもあり、仙台育英はサヨナラ勝ちをしました。


字面ではあまり伝わらないですが、衝撃的な幕切れでした。野球は9回2アウトから、とはよく言われますが、それにしても衝撃を受けました。驚異的な粘りもそうですが、普段ならあり得ないようなミスがでたことにも驚きました。これが真剣勝負の怖さなのかもしれません。

ここでも強引にこじつけますが、勉強においても終盤はやはり重要です。大抵の人間は時間に余裕がある時よりも余裕が無いときの方が力が発揮できます。ただ、同時に大抵の人間は時間に余裕が無いときは焦ります。夏休みも終盤、やりたいことをやれなかった焦り、思っていたほど力が伸びていない不安などあるかもしれませんが、そんなときこそ落ち着いて、切迫感を集中力に変えるよう意識してください。どうにも話の収まりが悪い感はありますが、皆さんの健闘を祈っています。



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2017年8月19日 10:34

最後の夏

こんにちは!文科Ⅰ類2年の若林です。

5度目の登場です!前回書かせていただいたのが8月2日で、個人的にはつい最近の記事だと思っていたのですが最近はブログ更新頻度がすさまじいですね!はるか後ろの方まで辿らないと直近の僕の記事が出てきませんでした笑
記事がどんどん増えていくのは本当に良いことです!ただ、これだけ幅広い話題に関して記事が上がっていると、正直ネタ切れです... 困った。またまとまりも中身もない話をしてしまいそうですが、お許しください笑

さて、僕は今日このブログを大阪校のPCから書いています。前回記事にも書いていたんですが、帰省中なんですね~
大阪は暑い!どう考えても東京より暑いですね。暑すぎて外に出た瞬間気力を失います。校舎に来るだけで汗が止まらない止まらない。気候区分もそろそろC帯脱退か...?なんて思ったりします。

それでもやはり帰省は楽しいものですね!中高同期はもちろん、小学校の同級生、中学受験時の塾の同級生に至るまで、いろいろなつながりの人と会うことができました。みんなどんどん立派になっていくので、置いてけぼりにされないように頑張らないと...

そろそろ本題に入りましょう。今日は、僕が大阪で過ごした最後の夏(こう書くととてもカッコよく見えますね!単に高3の夏休みのことです)について書こうと思います。※ちなみにですが昨日の甲子園の大熱戦は見逃しました

僕は夏休みから『21時に寝て3時に起きる』という生活習慣を定着させていきました。これは、『寝る量は1.5の倍数時間がよい』『起きてから6時間後に一番頭がよく働く』という情報を参考に(鵜呑みに)したんです。
『東大の試験は9時からやから...6引いたら3時か!じゃあ3時に起きよう!』『4.5時間は短すぎるよなあ...かといって7.5時間は寝すぎやし...やっぱ6時間やな!てことは3時(27時)から6引くと...21時か!21時に寝よ!』という我ながらperfectな計算だと思うのですが、当時から、そして今でもこの話をすると『おかしい』とか『変すぎる』とか散々な言われようです泣
実際のところ、9時ごろに頭が一番働いていたのか、また1.5の倍数時間寝るのは本当に体に良かったのかはわかりませんが、1つ、非常に大きな効果がありました。

それは、SNSに取られる時間が急減したことです。ライン、ツイッター、フェイスブックにインスタ...
見たらあかん、我慢我慢、と思っていても気づけば勝手に画面を眺めてしまっていること、ありませんか?
僕はそのクチでした。『1時間に1回しか確認しない!』と決めても守れない事の方が多いほどの意志の弱さでした。
しかし、21時寝3時起生活に変えてから、そんな我慢をせずともよくなりました。
なぜか?それは、見ていて面白くないからです。
起きてすぐ、21時から3時までの新着をチェックしたら、そこから3時間はほとんど新着なんてありません。botが少し動くくらいです。動かないTLを見ていても何にも面白くない。ラインを3時に返しても相手からは朝まで帰ってこない。自然とスマホから手が遠のきます。

そしてその時間を学習に充てました。個人的な意見ですが、朝は集中できますよ。夜だと2時間かかる学習が、朝だと1時間、長くとも1時間半ほどで終わっていたと思います。
いかがでしょうか?結構画期的な生活だと思いませんか?
ここまで極端にしなくとも、早寝早起きは本当におすすめです。

次に、具体的な学習の中身について書いていきたいと思います。
朝起きて最初に取り組んでいたのは、リスニングでした。英検1級用の問題集や、BBCの6 minutes English、TED等を使っていましたね...
それが終わると次は、数学です。過去問をメインの演習教材にしていました。3問程度解き、解説を読む、といういたってオーソドックスなやり方です。苦手だったこともあり結構時間がかかっていました。
数学が終わると大体疲れて眠くなってしまうので、目覚ましがてらランニングに行っていました。6時半ごろでしょうか。頑張れそうなら英語のリスニングをしながら、そういう気分でないときは好きな音楽を聴きながら走っていましたね笑
帰ってくるとシャワーを浴び、朝ご飯を食べ、7時45分頃に家を出発し、某予備校の自習室に行っていました。大阪校がまだ僕が受験生の時は開校していなかったんですよね...できていれば家からも近いので毎日通っていたところなんですが...
移動中は、ルーティンワークとして(往復で)『鉄壁6章、世界史一問一答30ページ、古文単語帳10ページ』をやっていましたね。毎日それだけやるとさすがにかなり覚えられますよ笑

予備校につくと、英語(過去問演習)→世界史(論述系)→地理(論述系)→数学(復習)の順に演習していました。休憩として、軽く理科基礎をやったり(学校では生物基礎化学基礎選択だったのですが、生物は点が取りにくく不安だったので物理基礎をやったりしていました。結局生物基礎化学基礎で受験したのですが笑)、リスニングをしたり、タペストリーを眺めたりしました。あ、もちろん普通にぼやーっと休憩している時間もありましたよ!

これが終わるのが大体19時30分。ここからルーティンワークをやりながら帰宅し、晩御飯を食べ、お風呂に入り、21時には就寝していました。そして、3時に起きるわけです。

僕はこんな感じの『最後の夏』でした!字面だけ見るとなんとも無味乾燥な夏休みに見えてしまうかもしれませんが、意外と楽しく過ごせましたよ!(当たり前ですが、大学の夏休みの方が圧倒的に楽しいですけどね...笑)
みなさんも、学習にひたすら没頭する、という夏休みを悲観的に捉え過ぎず、楽しく乗り切って下さいね!

なんだか合格体験記のようになってしまいました。気になる点、聞きたい点があればなんでもどんどん質問して下さいね!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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2017年8月18日 20:54

世界史はつまらない?

こんにちは。スタッフ4年の近藤です。

 

前回は私が大学に入ってから一番好きになった学問(経済学)についてブログを書きましたが、今回は私が受験生時代に一番好きだった教科について書きたいと思います。

 

それは世界史です。

最初は「暗記量が多くて嫌だな」としか思っていなかったのですが、ある程度知識が身についてくると、国や大陸といった大きなスケールでダイナミックに展開される歴史の虜になっていきました。

 

しかし、受験生の皆さんの中には、「どうも歴史科目は好きになれない、面白くない」という方も多いのではないでしょうか?そんな皆さんが歴史に「開眼」する?きっかけになればと思い、ある本の一節を紹介します。

 

PHP研究所から20171月に出版された『教養としての「世界史」の読み方』という本です。著者の本村凌二氏は、長年東京大学でローマ史を研究されていた方で、この本では「古代史を専門とする歴史家(つまり本村氏)が解読する世界史の一例」が示されています。

本の中で本村氏は次のように述べています。

 

「これまで日本人が学校で習う歴史が面白くなかったのは、歴史に関する知識が受験を目的としたものに特化されてしまっていたからです。歴史の教科書も授業も、常に古代から現代に向かう一方通行で、今はこうだが、過去はどうだったのかとか、今こうなったきっかけはどこにあったのか、というように、現代から古代に向かっていく思考や因果関係はまったくといっていいほどありません。その結果、古代史は古代史だけ、中世史は中世史だけで考えることになるので、知識をただ丸暗記する面白くない学問になってしまっていたのです。」

 

確かに、因果関係も何も考えずに、用語の丸暗記で勉強が終わっている人もいるかもしれません。しかし世界史はもっと面白いものだと本村氏は主張します。

 

「でも、実際の歴史は途切れることなく今に繋がっています。今起きている問題の背後には、必ずそれに関係する歴史が存在しています。もっと言えば、たとえば「ローマの歴史の中には、人類の経験のすべてが詰まっている」という言葉に象徴されるように、今直面している問題のほとんどは、すでに過去に人類が経験しているので、歴史に学ぶことで今後の展開を予測し、問題を解決する道を見いだすことができるのです。」

 

本ではこの後、ヨーロッパが現在抱える諸問題(ブレグジット、ギリシア問題、難民問題)などについて、歴史と絡めて解説されています。

 

さて本の中では痛烈に批判されていた「受験世界史」ですが、少なくとも東京大学の入試問題に関しては、「今との繋がり」を意識した出題がなされていると思います。例えば2004年度の第1問は、次のような問題でした。

1985年のプラザ合意後、金融の国際化が著しく進んでいる。1997年のアジア金融危機が示しているように、現在では一国の経済は世界経済の変動と直結している。世界経済の一体化は16,17世紀に大量の銀が世界市場に供給されたことに始まる。(中略)1618世紀における銀を中心とした世界経済の一体化の流れを概観せよ。」

 

また私が受験した2014年度の第1問は、ロシアの19世紀の対外政策に関する問題でしたが、この年ロシアのクリミア編入が起こっています。

このように東大が「今と繋がる歴史」について問うている以上、受験生の皆さんもそれを意識した勉強をする必要があるでしょう。そしてそうしていれば、世界史学習が無味乾燥のものでは自然となくなるはずです。

 

最後に一言アドバイスです。東大受験生の皆さんは歴史のいわゆる「ヨコのつながり」を意識する傾向が強いですが、それは「タテの流れ」をある程度理解してからにしましょう。例えば「古代オリエントの諸帝国の位置関係」について整理出来ていますか?まずは地域史を理解することで、世界史学習が楽になると思いますよ。

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2017年8月17日 18:44

東大のプログラム

こんにちは

スタッフ4年の高柳です。
8月も後半になりましたね。夏休みもあと少し、頑張っていきましょう!

ご存知の通り、大学生の夏休みはとっても長いです。
8月から9月の中旬まで、2ヶ月近くあります!
その夏休みを利用して、皆色んなところにいっています。

私はつい先日まで、高知県の佐川町という所にいました。
どうしてそんなところにいたかというと、東大のフィールドスタディ―型地域政策プログラム(通称FSプログラム)というものに参加していました。

FSプログラムとは、ざっくりいうと、「日本の地方に行って、地域に入り込んでその地域の政策について知って、自分たちからもなにかを提案してみよう!」という今年から新しく東大が始めたできたてほやほやのプログラムです。

生まれも育ちも神奈川、大学も東京といった自分にとっては、下水道も無い田舎で約2週間の滞在はなかなか刺激的でしたが、とても楽しかったです(*^_^*)

見たこともないぐらい綺麗な川や星、独特ののんびりした時間...などなど東京では味わえないことを満喫してきました!(遊んでるだけではないですよ!笑)
ただ、日に焼けてちょっと黒くなったのと、いもけんぴの食べ過ぎで太りました。

今後はヒアリングの結果を東大に持ち帰って東大の教授とディスカッションしながらまとめていく予定です)^o^(

自分はあちこち出掛けるのが好きなので、毎年何かしらのプログラムを利用して国内の各地、時には海外にいっています。
補助金がもらえたり、一般の観光客がいけないようなところに行けたり、メリットがたくさんあります!
特に私のような旅好きにはたまらないです。
もし興味がある人がいたら是非聞いてくださいね。

いままで参加したものの中で印象的だったものをいくつか紹介したいと思います(^^)/

・南京フィールドワーク
南京大学との共同のプログラム。南京の街をひたすらに歩き回る。
中国人の友達がたくさんできました。
鶏の足やカエル料理が印象深かったですね...

・福井県体験活動プログラム
大学1年の夏に参加したプログラム。地方行政・地方活性化に興味をもったのはこれがきっかけなのかなあと思います。
イノシシを丸ごと裁いてそのままバーベキューで食べました(おいしかった)。

・東京大学サイエンスキャンプ@スーパーカミオカンデ
主題科目ですが、大学2年の冬に参加しました。
なんといってもあのスーパーカミオカンデの中に入れたのが良かったです。


東大には他にも国内、海外問わず色んなプログラムがあるので、勉強に疲れたら調べてみて下さいね♪

ではまた!
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2017年8月17日 12:46

受験体験談(古)

こんにちは!医学部医学科4年の早川です。
前回のブログでは、大学生活(医学部)についてお話したので、今回は受験時代の体験についてお話したいと思います!
自分が受験したのは2014年、今から3年以上前のことです。
まず、3年前の受験と、今の受験の違いは何でしょうか。何点か挙げたいと思います。(興味ない人は飛ばしてください)

①(理系のみ)複素数が無く、行列
今の理系の生徒さんは複素数平面を勉強していると思いますが、当時は複素数平面が無く、「行列」という範囲が代わりにありました。
ちょうど2014年度は行列が範囲にある最後の年で、「今年の理系数学では、行列が出そう」と学校や塾の先生が口をそろえて言っていました。(実際は出ませんでしたが)
受験時代は正直どうでもいいと思っていた範囲でしたが、いざなくなるとちょっとさみしいかもしれませんね。
ちなみに行列というのはこんなものです。大学に入ったら多分やると思います。↓
「行列 数学」の画像検索結果
②(文系のみ)センターの理科が1科目で、理系と同じ問題を解く
今の文系の皆さんは、「物理基礎」「生物基礎」などの50点満点の科目を2つ解きますが、当時は文系の人は「生物」など理系と同じ科目を1つのみセンターで解く、といった感じでした。今は当時に比べ、科目が2つだからきついのか、「基礎」だから楽なのかは、分かりません。
ちなみに2014年度は生物や地学が難化し、文系の同級生の落ち込み方が半端なかったですね・・・。

③東大本番レベル模試が年3回、絶対評価のみ
今年は6月、8月、10月、1月の4回東大本番レベル模試が実施されていますが、(みなさん、4回とも受けてくださいね!)去年までは6月、9月or10月、1月の3回のみでした。また、2014年度までは絶対評価(目標点まであと〇〇点、みたいな)のみでしたが、2015年度から相対評価(理ⅠB判定、など)が付きました。なので、東大本番レベル模試は3年間でかなりの進化を遂げていると言えます。実際、相対評価がある方が、問題の難易度を考慮した、自分の試験の出来が分かるので、受験生にとっては大きいと思います。
ちなみに相対評価導入時は、伝説の「F判定」が存在しました。おそろしい・・・

他にも、センター数学の範囲など、いろいろありますが、いい加減長いと思いますので、割愛します。

では、当時の受験時代の思い出についてお話したいと思います。

まずセンター試験。やはり、全受験生にとって鬼門となるのは国語ですね。前年度の国語の平均点が大きく下がり、学校の同級生はみんな「さすがに今年は易化するでしょ~」って言ってたのですが、いざ始まってみると、そこにある問題はあれ?なんか難しくないか・・・??源氏物語だと・・・!という感じでした。試験終わった後高校の同級生と一緒に「国語きつくない?」「これは難化でしょ!」とお互い言い合って、安心した記憶があります。
この年の国語の平均は前年度を下回る99点。満点なし、という衝撃の結果でした。

皆さんにお伝えしたいことは、センター国語、二次の数学は難易度が上がると一気に崩れやすいので、仮に難しい問題が出たとしても、「これは皆解けていないだろうな」と思って落ち着いて解くことが大事だということです。「どうしよう、どうしよう、皆と差が付いちゃうよ・・・」と考えてしまうと、パニックで総崩れになってしまうので、「難しい問題は皆できない」という認識を持つことが大事です。

休み時間には、同じ部屋の高校の友達と、試験監督の真似をして遊んでいた気がします。意外と観察してみると、俳優みたいな喋り方をする人、駅の案内みたいな喋り方をする人、滑舌が物凄く悪い人・・・いろいろな人がいて面白いです(試験官の皆さんすみません)

二次試験では、「某関西の男子校の人が他の受験生を煽っている」という話を聞いていたので、内心オドオドしながら会場に向かいました・・・が、行ってみるとそんなことは無く、皆黙々と席に着き、黙々と帰っていく、という感じでした。大学入学後に分かったのですが、この年はその高校の理Ⅲ合格者が少なめの年で、そこ出身の人も比較的おとなしい性格の人が多かったので、とてもラッキーだったのだと思います。
教室は何と農学部の実験室のような部屋で、部屋に蛇口があってビックリです。(ここでやる必要あるのか・・・)
化学が何と40問・・・という虐めのような問題数でしたが、他は何ともなく、無事終えることが出来ました。問題の取捨選択は大事ですね。
おじさんみたいな人も結構います。(テレビとかでもたまにやっていますね)僕の斜め後ろにもいたのですが、解答用紙を紙飛行機みたいな折り方をしていて、物凄く謎でした・・・
あと試験の時に隣に座っていた人が、一年後に理Ⅲに入学したのですが、2015年に入学してきた時に、「去年の入試の時隣に座ってましたよね?」と話しかけてきてくれたのはとても嬉しかったです(笑)

前回に続き長くなってすみません。皆さんにお伝えしたいことは、「周りがどんな環境でも、自分だけを信じるべき」ということです。国語がどんなに難しくても、数学5完余裕と周りにあおられても、「自分はこんなに勉強してきたのだから大丈夫!」と思い続けることが大事です。

では、残り半年、ここからがしんどいですが、頑張って下さい!
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2017年8月16日 20:43

東大の図書館について

みなさんこんにちは!

工学部物理工学科3年の杉本です。

 

最近天気が悪いですね...。東京は8月に入って15日間雨が続いているそうです。

そういえば私が受験生だった年も、夏休みなのに夏らしくない天気が続き、毎日どんよりしながら勉強していました。受験生のみなさんにとってはただでさえ勉強漬けで大変な毎日なのに、こんな天気は嫌ですよね!はやく晴れて欲しい!!!

 

さて、最近スタッフのブログ更新頻度が高く、少々ネタ切れ気味なのですが、今日は大学の図書館について書こうと思います。

 

皆さんは図書館をよく利用しますか?

ちなみに私が高校生のころはまったく利用していませんでした()

いまたくさん利用している人もそうでない人も、大学生になるとなにかと図書館を利用する機会は増えます。東大には素敵な施設がたくさんありますが、その中でも図書館はとても身近な存在になると思うので、ここで少し紹介させてください!

 

東大1,2年生が通う駒場キャンパスには、食堂と生協の近くに一つ図書館があり、テスト前になると自習スペースがほぼ埋まってしまうほど(!)東大生はよく利用しています。

私もよく利用していましたが、広さも立地もちょうど良くてお気に入りでした。

 

また本郷キャンパスには、総合図書館と、各学部や学科ごとにあるより専門的な図書館があります。実は東大は今「新図書館計画 アカデミックコモンズ」というもの推進していて、今までの伝統ある総合図書館の外観を残しつつ、内部を全面改修すべく工事中です。

先日その計画の一環として総合図書館新館が一部完成したのですが、とてもきれいでした!(ちなみにこれを設計されたのは東大の川添善行先生です。)

 

みなさんが入学し、本郷キャンパスを利用する頃には今まで以上に素敵な図書館が完成しているはずです!もし興味があればぜひ調べてみてくださいね。

 

少し短くなってしまいましたが、今日はここで終わりにさせていただきます。

体調管理には気を付けて、良い夏をお過ごしくださいね!

 

 

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2017年8月15日 20:45

高2の夏休みの過ごし方

夏休み3回目の登場となりました、教養学部3年の黄子彦です。
もう夏休みも残すところ2週間ほどとなってしまいましたが、今日は高2の夏休みの過ごし方について書いていきたいと思います!!大変遅くなりましたが、参考にしてもらえると嬉しいです。

高校に入学したのがついこの間のように思えますが、受験生まであと半年となってきましたね。
この半年、何をやるべきかというと、とにもかくにも英数です。(もう耳にタコができるくらい聞いたかも知れませんが(笑))
英語は言語ですから慣れて馴染まなければならないですし、数学は不連続に伸びるので、どちらも時間をかける必要があります。
高2のうちに英数を固める、これは東大受験の定石と言っても過言ではないのではないでしょうか。

では、具体的にどんなことをするかというと、まずは何よりも苦手な部分・あやふやな部分を固めましょう。
数学は、苦手・なんとなく放置していた分野はありませんか?
英語は、文法・構文の穴はないですか?単語も継続して勉強していますか?
秋に入ると学校行事に全力を注ぎたい方も多いでしょうから、これまでの穴はこの機会にしっかり埋めておきましょう。
また、英語力を伸ばす方法として、自然な英語に触れるという意味で、時間のある夏休みに洋書を読んだり、洋画を観たりすることをオススメします。
特に多読は英語を読むスピードを上げる上では一番いいやり方だと思うので、絵本や児童文学で良いので、是非読んでみてほしいです。

また、今週末の8/20(日)には第2回東大本番レベル模試もあり、東大型の問題に触れたり、自分の実力を測ったりするいい機会だと思うので、是非活用してみてください。
私も英国数を高3に混ざって受験して緊迫感を味わい、理科はまだ解けるレベルになかったので持ち帰って高3の時に演習用に使いました。この方法は結構オススメです(笑)
思い立った日が吉日ですので、是非お気軽に校舎に電話してお申し込みください(*^^*)
それでは、残り2週間、頑張っていきましょう!
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2017年8月15日 16:07

主題って?

こんにちは。ブログ登場二回目の文科Ⅰ類二年の水谷です。

どんよりした天気が続いて気分も暗くなってしまいますね...
とはいいつつも今週の日曜は東大本番レベル模試です!夏休みも後半に入り、中だるみしがちな時期ではあると思いますが、気を引き締めて頑張りましょう。

今回は、大学で私が受講した主題科目を紹介したいと思います。教養学部の前期課程の講義は基礎科目・総合科目・主題科目の大きく三つに分けられます。基礎科目は語学など必ず受講しなければいけない講義で、総合科目はA~F系列にわたって比較的自由に選択できる講義です。主題科目は、少人数のゼミ形式で行われるものや、課外活動を中心としたものが多いです。私は、(1)グラフィックデザイン概論、(2)国際ビジネス法務の最前線 という主題を受けました。二年生のSセメスターに受講したのでまだ記憶は新しいです。順に紹介していきます。

(1)グラフィックデザイン概論
保田さんというグラフィックデザイナーの方が講師となって、毎週講義とワークショップを行う授業です。定員40名だったので、初回の授業の際に選考がありました。お題は確か、「デザインが日常生活に与える影響とは何か自由に論述せよ」、と「東京大学のフォントを書け」だったと思います。なんと倍率は5倍でした!全ての主題がこんなに人気なわけではありませんが、定員が決まっているものは課題やレポートなどの選考があります。毎週の講義では、グラフィックデザインの歴史や色相環、photoshopの使い方などを学びました。ワークショップではグループに分かれて話し合い、発表といった形だったので受講生とも仲良くなることができ、とても楽しかったです。最終課題は東大のパンフレット作成でした。このブログに載せられないことが残念で仕方ないのですが、講師の想像を上回るクオリティの高い作品が沢山出来上がり、刺激を受けました。

(2)国際ビジネス法務の最前線
特に定員はありませんでしたが、十数名集まりました。ゼミなので、基本的に毎週課題があり、それをもとに討論し、教授が解説するというものでしたが、テーマが難解でついていくのが大変でした。周りの優秀な学生に圧倒されてばかりでした...。アメリカの最高裁判例を批評したものをアミカスブリーフというのですが、それについてや(もちろん英語で書かれています)、アメリカの企業論争、特許法(米日の違いを中心に)についてなど幅広く話し合いました。このゼミを受講してよかったことは二つあって、1つは、優秀な学生と知り合いになれたこと、もう一つは課外活動として、官公庁の人や弁護士の人、更にはアメリカ最高裁Judge leaderのお話を聞けたことです。普通に学生生活を送っているだけではなかなか出来ない経験だったと思います。駒場で開講されているゼミなので、学部に進学した後のAセメスターも受講しようかなと考えています。

いかがだったでしょうか。詳しく知りたいという方がいましたら、校舎で私に聞いてください♪
他にもたくさん面白そうな主題が前期課程では開講されています。吟味してみてください!
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こんにちは。
よく校舎に来てくれている生徒さんから
「最近ほぼ毎日ブログが更新されていて嬉しい!」
との声を頂き、
キーボードを叩く手にますます気合いが入っている勅使河原です(笑)。

さて、皆さん。大学生の夏休みって、本当に楽しいです。
まず、一人旅や友達との旅が気軽にできるようになる。
時間がたっぷりあるし、経済的にも、自分でアルバイトしてお金を貯められるようになるので
自分たちだけで好きに旅行計画をたてることができます。
行動範囲も広がります。
ちょっと頑張れば海外旅行にも行けるし、
国内も一箇所だけじゃなくて各地を転々と訪れることも可能です。
旅好きにはたまりません。

そんな私は、昨日までの10日間、東京を離れていました。
今回は
大阪→長野(岡谷)→広島
と巡ってきました。
バイト・部活・遊びと、それぞれ異なる目的があって行ったのですが
どこも本当に楽しかったです。

・大阪

大阪には、ここ東大特進の業務の一環で行ってきました。
というのも、8月5日(土)に東大特進の3年生の保護者様を対象にした「保護者会」があったからです。
関西圏の皆さんのお父様お母様のなかには、来て下さった方も多いのではないでしょうか。
私は東京出身なので関西は「アウェイ」ではありますが
私たちスタッフが受験の経験談をすると笑ってくださったり大きく頷いてくださったり、
とても温かく迎えてくださったのが印象的でした。

今回は「仕事」で行った大阪だったので、観光は梅田をぶらつく位しかできませんでしたが、
「食」は満喫してきました!
たこ焼き、お好み焼き、串カツ、ミックスジュース......食い倒れの街はさすが、何を食べてもおいしいですねぇ。
特に串カツは大阪校勤務に入るたびに食べに行ってしまいます......カロリーなんて気にしない←。

・長野(岡谷)

長野には5日間、フィギュアスケート部の合宿で行ってきました。
岡谷という諏訪湖近隣の町の、山の上にスケートリンクと合宿所があって
ちょくちょく合宿でお世話になっています。
山の上なので、東京よりも涼しくて快適でした!
私はフィギュアスケート部としてはもうOGなので、現役選手を教えるのが中心なのですが
それでも滑って走って筋トレをして、全身ばっちり筋肉痛になって帰ってきました(笑)。
部には数ヶ月前に受験を終えたばかりの1年生ももちろんいて、
大学から新しくスケートを始めた子も多いなか
5日間で見違えるほど上達して、OGは涙腺が緩みまくりでした。

・広島

いま私の父が広島に単身赴任していて、
父を訪ねつつ3日間広島で遊んできました。
そんなご縁があるのでこれまでも何回か広島には行っているのですが、
便利だし山も川も身近だし、良いところですね。
今回特によかったのが、世羅高原という広島市内から車で1時間半くらい?のところにあるヒマワリ畑です。
満開のヒマワリは生命力がみなぎっていて、
それが辺り一面に広がる様子はただただ圧巻でした。


さて、私がひたすら楽しい夏休みを過ごしていたことが少しでも伝わったでしょうか(笑)。
もちろん授業期間や試験前はかなり勉強しなくてはなりませんが、
長期休み中は本当に自由に時間を使うことができます。
旅行以外にも留学したり、インターンしたり、自動車の免許合宿に行ったり、バイトに勤しんだり、色んな人がいます。
興味があれば、スタッフにもどんな夏休みを過ごしているのか、聞いてみてくださいね。
受験生の皆さんにとっては、今年は我慢の夏だとは思いますが、
来年の今頃には楽しい夏休みを過ごせているよう、頑張りましょう!応援しています!
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2017年8月13日 16:14

2/24 2/25 2/26 3/10

みなさんはじめまして!

教育学部 総合教育科学科 教育社会科学専修 教育実戦・政策学コース3年の草田里美です。

所属コースの正式名称を書いてみました。とっても長いんですね。「正式名称ってなんだろう?」とさきほど検索して初めて知りました。笑 教育なんだか社会なんだか科学なんだかという感じです。

さて、今日で夏模試が二つとも終わりましたね。受験された皆さん、お疲れ様でした。今日校舎に受験された方々が自習しにいらっしゃっていて、偉いなあととても感心しているところです。「模試受けた日は家に帰ってダラダラしていたよ~」なんて口が裂けても言えないですね。。。

他の優秀なスタッフのようにかっこいい(堅苦しい)文章を書けないので、ゆるゆるとつれづれなるままに、「私の東大受験(当日、合格発表)」のことについて書いていきたいと思います。リラックスして読んでいただければ嬉しいです!

2015年2月24日

東大からは電車で1時間以上離れたところに住んでいたので、ホテルを予約していました。このために2/24の午前に家を出て渋谷へと向かいました。途中乗換駅でお昼を食べたのですが、緊張していてなかなかご飯が喉を通らない。いつも学校で早弁をするほどすぐお腹がすいて鳴り出すのに、緊張ってすごいですね。

渋谷駅で母と別れ、東大特進の渋谷校に最後の自習をしに来ました。するとびっくり、受付周りで関西出身の人たちが余裕そうに話していたのです。しかも関西弁(当たり前)。びびりました。「数学は40点は堅い。」とか「世界史は絶対このテーマ出るで!」等すごい発言ばかり。なんとかイヤホンでしのぎました。

その後母と合流して渋谷マークシティに繰り出しました。夕食を食べた後、母に「甘いもの食べよう!」と言われて「某ールド某トーン」に連れ出されました。こっちは大事な受験前日なのに。しかも、このお店、アイスを作りながら店員さんが歌ってくれるサービスがあるんですね。大きな声で歌ってくれるので、聞いているうちにこちらが恥ずかしくなってきてしまいました。そしてアイスを母と二人でいただきました。おいしかったです。東大に合格したら是非いってみてください!

そうしてホテルに戻り勉強していたら、隣から機械音がしてきました。このホテルには色々なコースがついているエステ器がついていて、それを母が使っていました。気持ちよさそうにしている母を「いいなあ」と横目に最後に知識の確認をしていました。

夜は言うまでもなく緊張のせいで眠れませんでした。

2015年2月25日

一日目です。朝から泣きそうでした。寝れなかった上ご飯も喉を通らない状態でした。そんなこんなでなんとか会場につきました。受験教室には高校の同期が多くいて、緊張は一瞬で解けました。国語をなんとかやりすごし、お昼の時間になりました。高校同期と建物の外に出てご飯をたべていたところ、水が入っていないプール(駒場キャンパス13号館の前)のようなところに出たり入ったりして遊んでいる変な人(しかも全身ジャージ)がいて、「浮かれてるなあ」と思ってよく見たら、なんと、高校同期でした。ちなみにその人はぶっちぎりで文Ⅰに合格しています。(私の出身校は至ってまともです。)

そうして数学に備えてトイレに行きました。ここでハプニング!なんとトイレを詰まらせてしまったのです!これにはさすがにあわてました。どんなボタンを押してもうんともすんとも言いません。しかも外には長い長いトイレの待ち列。迫りくる数学の開始時間。どうしようと思っていたら、たまたま高校同期が順番待ちをしていました(また高校同期の登場です)。その同期が試験監督に知らせに行ってくれて、なんとか事なきを得ました。ちなみに二日目には直っていました。直してくれた方に感謝です。皆さんも詰まらせないように気をつけてくださいね。

そして、数学が終わり、結構できたので解放感に浸り、夕食もきちんと食べれました(アイスはこの日は食べていません)。ホテルに戻り社会の復習をしていると、今度は隣から機械音ではなく歌声が。もちろん母です。卒業式の謝恩会で指揮を務めるからと、歌を歌いながら指揮の練習をしていたらしいのですが、今やらなくてもって感じですよね。今でもその歌を聞くとその日のことを思い出します。

2015年2月26日

2日目。起きたハプニングといえば、おやつに持っていった大好物の卵ぼーろをぶちまけたくらいです。周りの人にすごく嫌な顔をされました(当たり前)。

英語のリスニングが全く分からず、一瞬泣きかけることもありましたが、終わった時には満面の笑顔でした。

2015年3月10日

合格発表の日です。もちろん眠れず、10時頃からリビングルームでスタンバイしていました。すると、母が録画してあった2011年放映の「東大合格物語」というテレビ番組を流し始めたのです。それは東大受験生を1年間密着したもので、合格掲示板のシーンのところでは、あの「とぅーるっ、とぅーるっ、とぅーるっ」という音と共に番号や「あった!受かった!」というシーンが次々に映し出されていました。「なぜこの日に流すのー!」と思いましたが結局最後まで見ちゃいました。見終わると気付けば発表30分前。部屋にパソコン片手に閉じこもり(2015年入試はネット上での合格発表です)、まだかまだかとずっと更新をし続けていました。そして、11:45くらいでしょうか、いきなりぱっと番号が映し出されたのです。文科Ⅲ類のところに移動し、最初から番号を見ていきます。頭の中では、先程のテレビ番組の「とぅーるっ、とぅーるっ、とぅーるっ」という音。恐る恐る見ていくと、自分の番号がありました。自室から階段を転げ落ちるようにしてリビングに戻り、家族に報告しました。こうして受験生活は終わりました。

 

以上です。ご飯が食べれなくても、寝れなくても、泣きそうになっても、トイレを詰まらせても、何しても、実力さえあれば合格できるということがわかっていただけたら幸いです。

あとのこり、半年。後悔のないよう、適度な休憩も挟みつつ、毎日を過ごして下さい!もし夏模試の結果が悪くても、決してあきらめることはしないでください(私はE判定、D判定です!)。

応援しています!何か相談があればいつでもスタッフに話しかけてくださいね。

おしまい。

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こんにちは。経済学部金融学科4年の近藤です。

このブログに登場するのは、なんと2年半ぶり(201412月以来)になります。ご無沙汰してしまい、申し訳ありません...

2年半前はピチピチの1年生スタッフでしたが、この間に前期教養学部文科Ⅱ類から経済学部に進学し、ついに4年生になってしまいました。

受験生時代の記憶は段々薄れつつありますが、その分大学生活についての知識は蓄えてきたので、校舎で見かけた時には気軽にお声掛けください!

 

ところで、東大を目指されている皆さんの中には、ゆくゆくは経済学部に進学したいという方も多いのではないでしょうか?実際、東大経済学部の人気は年々上昇していて、2年次に行われる進学選択においても多くの学生が経済学部を志望しています。

では、そんな経済学部で研究されている経済学とは一体どの様な学問なのでしょうか?高校のカリキュラムでしっかりと学習しないこともあって、経済学という学問に具体的なイメージをあまり持てていない人が少なくないかもしれません。(高校生時代の私も恥ずかしながらそうでした。)

そんな皆さんにぜひ一度読んでいただきたいのが、伊藤元重東京大学経済学部名誉教授(インタビュー時は経済学部長)のインタビュー記事です。ちなみに伊藤教授は、国際経済学を専門とされる著名な学者でありながら、政府の経済財政諮問会議の民間議員を務められるなど現実の政策立案にも深く携わられている方です。

https://www.ut-life.net/study/faculty/dean/eco-m.itoh

この記事の中で伊藤教授は、経済学には①数学 ②政策立案 ③経営 ④歴史 ⑤統計 の5つの側面があると仰っています。このように間口が広い学問であることも、経済学人気の1つの要因かもしれませんね。

 

私自身はというと、②政策立案 の側面が強い「マクロ経済学」を主に勉強しています。このマクロ経済学の世界で最も有名な人物といえば、間違いなくジョン・メイナード・ケインズでしょう。「修正資本主義」を唱え、アメリカの「フランクリン・ローズヴェルト大統領」による「ニューディール政策」に影響を与えた人物として、高校世界史でも重要な人物です。

現在でも天才経済学者として名高い彼ですが、意外にも受験勉強には苦労したそうです。ハロッドというケインズの弟子による『ケインズ伝』には、受験勉強中にケインズが友人に書いたこんな手紙が登場します。

「僕はいま、数学の基礎を慌てて習得しようと企てて、頭をぼんやりさせ(中略)、天よ、いずれの受験生にも助けを垂れたまえ。」

「僕は16時間、勉強し続けている。ほとんどその間中いやでたまらない。今日は安息日なので勉強はお休みだ! 僕はその方がいいと思っている。」

皆さんも共感する部分が多いのではないでしょうか?(16時間の勉強でそこまで弱音を吐かなくてもとは思いますが...)

いずれにしても、どの時代のどの国のどんな人であっても受験勉強は辛く苦しいものです。しかし、それから逃げていても良い結果は生まれません。夏休みも中盤に差し掛かり、中だるみする時期かもしれませんが、受験生の皆さんは適度な息抜きを挟みつつも、集中して頑張って欲しいなと思います。そして何か不安に思うことがあれば、是非東大特進コースにご相談ください!

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2017年8月11日 11:47

東大の体育館について

こんにちは。
度々の投稿になります、機械工学科3年の足立です笑

突然ですが、最近東大の体育館のいくつかが取り壊されて新しい体育館が新設されることに決まりまして、取り壊される前に東大にはどのような体育館があるのかを振り返ってみたいと思います!!

まず駒場キャンパスでは体育館が3つあります。(記憶違いで不足があったらすいません...)ちなみに下記の3つの体育館は全て無料で利用することが出来ます。
1つは第一体育館【通称一体(いちたい)】で3階建てになっている体育館です。1階では剣道や柔道などの武道、2階では卓球、3階ではバレー、バスケ、バドミントンなどが主に行われていたと思います。
2つ目は第二体育館【通称二体(にたい)】でこの体育館は2階建てです。特徴としては第一体育館より1階あたりの面積がかなり広いことですね。1階はバレー、バスケ、フットサル、セパタクロー、バドミントンなどの様々なスポーツに使われていて、2階は筋トレをする場所になっています。私もたまに利用するのですが御殿下(後述)にくらべると器具が全体的に古い印象がありますね。
3つ目はトレーニング体育館というところで、その名の通りトレーニングの器具や体操用のマット?のようなものが用意してあります。あまりこの体育館には詳しくないのですが、体操部やチアリーディング部が使っているようなイメージがあります。また、フィットネスという筋トレをメインに行う授業があるのですが、それもこの体育館で行われていたと思います。
現在はこの3つの体育館ですが、来年度にはまず第二体育館の取り壊しが始まり、数年後に国費体育館というのと駒場コモンズという体育施設のようなものが出来ると聞いています。第二体育館が無い間は仮設体育館ができるそうですが、大きさは流石に小さくなってしまうようで第二体育館利用者としては悲しい限りです(泣)

次に、本郷キャンパスでは御殿下記念館という体育館がありこの中には屋内プール、ジム、屋内スポーツのための場所や器具、ボルダリングなど様々なものがあり非常に便利です。また、ヨガやダンスの講座も用意されていてそれに参加している人もよく見かけますね。ちなみに私はバドミントンと筋トレのために利用しています。利用料はかかりますが、学生は格安で利用できるので年間通して利用できる1年パスを持っている人が多いですね。全体的に清潔感がありキレイな施設でとても快適に利用することが出来ます。

とまあこのような感じになっています。
いまこのブログを読んでいる皆さんの中で入学される人がいたら駒場の体育館事情はかなり変わっているかもしれませんね。
短いですが今日はこれで終わりです!!ありがとうございました!!
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2017年8月10日 13:43

東大の食堂について

こんにちは!暑いですね....暑すぎますね...
スタッフ3年の橋新です。
今日は大阪校から更新します。

今日は東京大学の食堂について紹介しようと思います。(息抜き記事です。)

・駒場編(主に大学1,2年時に使用)

駒場キャンパス周辺には残念ながら定食屋が少ないため、駒場の食堂は多くの人がよく利用することになると思います。そんな駒場キャンパスでよく利用される食堂を紹介します。

1.Cafeteria 若葉
通称一食(いっしょく、いちたべ)の名で親しまれており、駒場生が最も利用する食堂です。
基本的に平日7:45~20:30、土曜11:00~14:00で営業しているそうです。生協側も席取りの規制などいろいろな対策をしてくださっていますが、お昼時には常に満席で、大人数だとなかなか席につくことができません。
駒場の1年生は授業のない時間、同じクラスの人とここで過ごしていることも多いようです。

2.Dining 銀杏
平日の昼間だけ開いている食堂です。通称二食と呼ばれ、セットメニューや定食などの料理があることが特徴です。個人的な意見ですが、この食堂が一番おいしいと思います。
また、この食堂は貸出も行われており、新歓期には様々なサークルや部活がコンパを行っています。

3.イタリアントマト・Cafe.Jr
通称イタトマと呼ばれるチェーン店です。平日 08:30~21:00
土・日・祝日  10:00~17:00で営業しており、日曜日には大活躍します。

4.1号館北西角パンショップ 

ここは2限も3限も授業があって食堂に行くと、授業に間に合わない
という時に活躍します。
平日の8:30~16:30で営業しているようです。

他にも駒場Ⅱキャンパスの食堂やLever son Verre(フランス料理店)、Cafeteria COMOREBIなどがあります。個人的には駒場Ⅱキャンパスのイタリアンのお店が好きだったのですが、今調べたら閉店してるみたいです泣。

・本郷編(大学3年時以降に主に使用)

1.本郷中央食堂
東大で一番大きい食堂。(個人の感想です。)
定食メニューが多いのが嬉しいが、基本的にややこんでいるのが残念。
現在改装中であり、再開は来年度の予定。

2.銀杏・メトロ食堂
法文2号館の地下?にある食堂。平日11:00~20:00で営業しているそうです。ここの特徴はセットメニューのおかずをいくつかの中から選べることでしょう。(実は駒場の二食にもコンボという名で似たようなメニューがありますが...)

3.本郷第二食堂
書籍部やプール(御殿下記念館ではない方)の上にある食堂です。平日8:00~14:30の営業だそうです。ここのメニューはほぼ駒場の一食と同じというイメージです。

他にも農学部食堂やスタバなどがありますが多すぎるので割愛します。
また本郷には周りに多くのご飯屋があるので、たまには
行ってみてもいいかもしれませんね!

書いてみて思ったのですが、食堂多いですね...
ちなみに営業時間については東大のHPを参考にしております。

それではまたブログか校舎でお会いしましょう。





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2017年8月10日 11:18

死生学・応用倫理

暑いですね、毎日東京は最高気温が30度越えとか...こうも暑いとげんなりですね。
東大文学部4年の宮田です。1ヶ月程ぶりの登場です。
目下私は来月に迫った留学に備え荷物をパッキングし、必要なものを買い足す日々です...
インスタントお味噌汁をたくさん買いました!

さて、留学のことは前回書いてしまったので、何か他に大学に関することを書きますね。
専攻している社会学については、「社会学って何なのかよくわからない」と思ったことも留学を決めた一因なので、帰国してからスッキリと話せるようになっていればいいなあと思います(笑)
ということで、今回は専攻では無いながらも、割といくつかの授業を履修して、私の学部後期課程のいわばサブテーマでもあった死生学・応用倫理について書きたいなと思います。

東大の学部後期課程では、前期教養と違って所属する学部での授業を取り、単位を取得して卒業していくのがスタンダードですが、一つの学部の中におさまらない部局横断型のプログラムも開講しています。その一つが「死生学・応用倫理プログラム」です。いくつかの必要な単位を揃えれば修了証をもらうこともできますし、そうでなくても一部の興味のある講座のみ取ることもできます(私は後者です)。
主に文学部の宗教学の先生方が授業を受け持つことが多いですが、それ以外の学部・学科からの先生も授業を開いており、まさに学際的なプログラムです。

で、「死生学」とはなんぞや、とおそらくここまで読まれた方は思われると思います。
thanatologyの訳語である死生学は、いうなれば自分自身を含めた人間の死とそこへ向かう生を学問する分野ですが、対象分野は主に2つに分かれます。一つは、民族・社会における死生観(やその変遷)を研究するもの。もう一つは、臨床現場(医療・教育などの実際にヒトを相手にする場所)における実践にまつわるもの。特に後者に関しては、近年脳死や臓器移植の問題、また終末期にある患者さんへの緩和治療の問題など、検討の必要性が時代と共に強くなっている分野でしょう。
同じプログラムの中の授業でも、ある授業ではフランクルの『夜と霧』(自身の強制収容所体験について著したものです)などを講読したり、またある授業では末期がんの患者さんに対するケアの問題を考えたり、など、行うことは非常に様々で興味深いものでした。
「死生学」というと「暗そう!」と言われたりしますが(笑)、死や死についての考え方を学ぶことは、生きている人々の在り方を考えることでもあるので、内容はそんなに暗いものでもありませんでした。例えばお墓や葬送の形式は、まさに故人が生前属していた社会でどのようなポジションを占めていたかを現しますし...

とりあえず、東大の学部後期課程に入ってみて、「何か大学ならではのことをしてみたい」と少しでも思われるのであれば、このプログラムの講座を取るのは非常におすすめです。それこそ若者が散々頭を悩ませがちな生きることと死ぬことについて、過去の研究者たちが考えてきたアイディアの一端を窺い知ることができるので。部局横断型プログラムなので文学部でない学部の方でも受けられますよ!特に教育・医学などの臨床分野を考えている方は受けておくととてもタメになるかもしれないです。もし興味があれば勉強の空き時間に少しだけ検索してみてくださいね。




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2017年8月 9日 16:29

医学部について

こんにちは!医学部医学科4年の早川です。
夏休みの勉強も大変ですが、最近とても暑いので、熱中症だけには気をつけてください!

さて、今回は医学部の実情についてお話していこうと思います。

皆さんは医学部の勉強についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?

勉強がきつすぎて遊ぶ暇もない、覚えるべき単語が多すぎる、テスト範囲は膨大・・・etcなど、ある意味「怖い」イメージを持つ人もいるかもしれません。

確かに覚える単語は少なくはありません。しかし、法学部のテストなどは、教科書2000ページ(あるいはそれ以上?)あるのに対し、医学部は多くても500~600程度。
また、大学のテストにも「過去問」が存在するため、重要なポイントも絞りやすいです。
中には、ほぼすべてのテストを一夜漬けで乗り切る人もいます。

では、実際にどのような勉強があるのでしょうか?一部ですがご紹介したいと思います。興味ない人は飛ばして下さい。

①解剖学(3年)
人体の頭の先から足の先までの部位を覚えるというもの。約2ヶ月にわたって班ごとにご遺体を解剖し、実際に部位を見て名称を学びます。
名前の他にも、「腕を曲げるときにはどんな筋肉を使うか」「大動脈(体の中心にある太い血管)からはどの臓器に何という血管が出ているか」「物の味を感じるとき、なんていう神経が働いているか」など、様々あります。
カリキュラムがしっかりしているので、勉強自体はそこまできつくないですが、実際の解剖が結構きついです・・・自分的には一番きつかった科目です。

②生理学(3年)
解剖は人間の「部位」を覚えますが、今度は「機能」を覚える勉強です。例えば、「足に刺激を与えた時、脳はどのようにして『刺激を受けた』と感じるか」「怪我をしたとき、どのようにして血が止まるか」など、これも色々な臓器について学びます。
ちなみに生理実習という実験がありまして、これも厳しいことで有名です。なにしろ、レポートの枚数が100枚を超えるとかなんとか・・・

③組織学(2年)
解剖と違って、体の部位を顕微鏡レベルで学ぶ学問です。例えば、皮膚を顕微鏡で見ると、何層にも分かれているのですが、その違いを学んだり、目や耳の細かい構造(水晶体、網膜、鼓膜などは良く聞くかもしれません)を学んだりします。個人的に面白いと思ったのが爪や歯で、外から見ると一つの塊のようですが、細かく見ると、意外と何層にも分かれていたりするのです。
組織学は顕微鏡でプレパラートを見てスケッチをするという実習があります。自分は絵がとても苦手なので、得体のしれない物を描いて毎回提出した記憶があります・・・

④寄生虫学(3年)
こんなものもあるよ、という学問。人間に影響する寄生虫についてひたすら勉強します。有名なものだと、マラリアとかでしょうか。テストが非常に楽で有名・・・でしたが、今年からそうでもなくなったようです。

まだまだ色々なものがあります。範囲が狭いものから、かなりきついもの、様々です。ちなみに3年生までが「基礎」といって体の基本的な構造や機能について学びます。4年生からは「臨床」といい、実際の病気や治療法について勉強します。

学問の話ばかりでも面白くないので、大学生活的な話もしたいと思います。

医学部には、医学部生だけしか入れない「鉄門」という部活があります。全学部の人が入れる運動部のことを「全学」といって区別します。(六大学野球をしているのは「全学」の方です)

鉄門の部活は、大学での息抜きにスポーツに取り組みたい、けど厳しすぎるのも嫌・・・という人にピッタリです。鉄門の部活は、「東医体」という医学部専用の大会で勝つためにスポーツに取り組む一方で、どの部活も初心者スタートの人もそこそこいるので、厳しすぎる、ということもありません。
また、大きなメリットとして、全員医学部なので、先輩からテストの情報を入手できたり、教科書がもらえたりします。これは、他では少ないのではないでしょうか。
医学部生の7~8割くらいの人は鉄門の部活に所属しているくらい、人気です。

他にも、医学部スポーツ大会や、五月祭の医学部企画など、多くのイベントもあります。医学部企画では、身近な形で医学の事を紹介したり、実際の検査を体験してもらうなど、盛りだくさんな企画です。

では、その医学部に入るにはどうしたらよろしいでしょうか?もちろんご存知のとおり、理Ⅲに入る、というのがありますが、他の科類からも医学部に行くこともできます。
大学1~2年は教養課程といって駒場で授業がありますが、そこでの成績によって2年後半以降に進む学部が決まります。「進振り」についての詳しい説明は割愛しますが、駒場でいい成績を取ると、他の学部からも医学部に行けます。

どのくらいかといいますと、3000人近い全駒場生中、上位10人くらいに入らなければなりません。また、駒場の成績を上げるにはもちろん勉強量も必要ですが、点の取りやすい科目を選ぶという事も大事です。なので、一般的には理Ⅲに入るより難しいと言われています。
自分も今現在そのような人たちと勉強しているのですが、なにしろ勉強に取り組む姿勢が全然違い過ぎて尊敬します・・・。
ちなみに東大特進のスタッフには3年生に1人います。また、過去にもいたようです。

逆に理Ⅲ生が医学部に行くのはどうでしょうか。これは逆にとても楽です。単位だけ取っていれば基本的に行けます。ここでだらける癖がついて、医学部に行ってもだらけている、という人も多いくらいです。

長くなってしまいましたがこんな感じです。
ぜひ、少しでも医学部に興味を持っていただけたら嬉しいです!
(理Ⅲ志望の方、受験は大変かもしれませんが、入ったらこんな感じなので、もうひと踏ん張りです・・・笑)

では、暑さに気をつけて、勉強頑張って下さい!
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2017年8月 8日 16:21

弁護士になりたい


こんにちは、法学部4年生の歌代彩花です。

以前英語についての記事を書いてから、2回目のブログになります。

ところで東京は台風が過ぎましたが、北陸の方は引き続きお気を付け下さい。


今回は、東大生が法曹(裁判官・検察官・弁護士)になる道のりについて少しお話します。法曹志望でない方も10行程度飛ばしてからぜひ読んで見てください。


東大を目指している皆さんの中には、『国際弁護士になりたい!』『検察官になりたい!』等と思っている方もいるのではないでしょうか。私もその一人でした。

現在法曹になるための主要なルートは、制度改革により2004年より創設された法科大学院(ロースクールとも言います)を修了し、司法試験の受験資格を得て、司法試験に合格することです。

もっとも、法科大学院に進学する時間的・経済的な負担を減らす趣旨で、2011年より司法試験予備試験(以下予備試験と記します)が実施されています。つまり、この試験に合格すれば、2年間短縮して法曹になれるのです。したがって、働きながらの社会人や、最近ではより早く資格を得ようとする学生がチャレンジしています。平成28年度は、出願者12,767人、 最終合格者405人(法務省ホームページより)で、合格率は約3パーセントとなっています。

自分は平成28年予備試験に合格し、今年の5月に司法試験を受験致しました。

短期10か月での合格を目指して猛勉強したのですが、そこでの経験は東大受験よりも辛いものとなりました。ライバルが予備校のカリキュラムを一通り終えてからの出遅れたスタートとなった自分は、答案練習会での点数は一桁台からスタートしましたが(東大世界史の点数が一桁であるのと似ている感覚です)、試験直前の模試では10位台に上りつめました。

その過程では、全てを完璧にするのが物理的に不可能な時間的制約の中で、試験に出やすいポイントをなんとかして見抜き、鍛練し、ゴールとの距離を測っては修正する日々でした。また、アウトプットと並行してのインプットを重視しました。

辛い日々の中で、「自分の東大受験直前の2月を永遠とやっている」と感じて過ごしていました。

もっとも、東大受験の時は1日9時間の勉強が限度であったのに、大学2年生になって13時間くらいできるように成長していました!笑

東大受験、東大の定期試験を経て、自分の勉強法が確立し、そしてより洗練していったと感じます。
具体的には、ゴールからの逆算・アウトプットからのインプットは東大受験の頃から意識していたことでした。受験での成功体験が、将来の夢のための試験でも生きてきます。模試の順位などで一喜一憂し、自分を見失いそうになります。しかし、敵たる東大入試を分析し、効果が高い分野を洗い出し、徹底するというやり方は、どんな試験でも通用すると、自信を持ってお伝えしておきます。

なお現在自分は法律事務所に内定致しまして、M&A(会社の売り買い)に携わっていきたいと考えております。

スタッフの中にも法曹志望・法学部がおりますので、東大入学後法曹へ、というのをイメージするためにもぜひとも気軽にお声かけくださいね!

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近頃夜は寝やすく感じていましたが、台風が通ると一気に蒸し暑くなりますね。

皆様、お体を冷やしすぎないように、ご自愛くださいませ。(℃^)/


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2017年8月 7日 15:40

サークル、運動会について

こんにちは!

ここ一週間で3回ぐらい投稿している気がします、工学部機械工学科3年の足立です(笑)さて、東大に入学した人達の多くは入学後にサークルや運動会(いわゆる部活)などの団体に所属するのですが、今回は東大に入学した人達がどのような感じにサークルや運動会に所属していくのかをざっくりとですが書いていきたいと思います。

まず、合格が決まった少し後にに諸手続きという入学するための手続きをする日があるのですが、それが終わると、まず各団体の勧誘用のチラシが大量に入った袋をもらいます。そのチラシには練習場所や練習日程、新歓コンパなどの情報が入っているのでこれを見れば観に行きたい団体があった時にどこに行けばいいか、いつ行けばいいかが分かります。手続きをしていた建物(例年は駒場の1号館という所です)を出るとサークル、運動会が大量にそばに集まった道がありみんなはその道を通って帰っていくことになるのですがご察しの通りその道のそばには各団体の勧誘の人たちがいるため(団体によっては半ば強制的に笑)各団体のテントブースの中に連れ込まれていきます笑(この道はテント列と呼ばれています) テント列の最初の方にはラグビー部やアメフト部のような異常にガタイの良い人たちが勧誘していてこの人達に目をつけられるともはや抵抗の術がほとんどないように思います笑(私は抵抗むなしく無事テントの中へと連れ込まれました・・・)このテントのなかで何をされるのかというと、その団体に入団しますというまで拷問をされるのではなく、ただ連絡先や勧誘のための紙をもらうぐらいなので特にビクビクする必要はありません! ただ全ての団体のテントに断りきれず入っていると数時間単位で時間を消費してしまうので半強制的に連れ込まれてしまう場合以外は自分の興味が湧いたところにだけ入ることをオススメします笑 もしテント列を通らずにさっさと帰りたい人がいれば、そのための委員の人がいるはずなのでその人に一言言えば大丈夫なはずです。ただ1度しか体験できないことですし、その団体の活動頻度や雰囲気などの情報も手に入るので個人的には通ってみることをオススメしておきます。

これが終わると、自分でどの団体の練習等に行くか、テント列でもらったチラシや諸手続きの建物の中でもらったチラシの入った袋を見て決めていくことになります。興味の湧いた団体や興味のあるスポーツや文化活動をしている団体があれば新歓練習(新入生の勧誘をするための練習のこと)や新歓コンパ(新入生を勧誘するための食事会のこと)に言ってみると良いでしょう。新歓期と呼ばれる大体4-6月上旬ぐらいまでの間は色んな団体が駒場のキャンパス内で勧誘をしているのでその人の話を聞いてみるのも良いと思います。新歓期は大抵の団体は新歓練習メインで活動しているので新入生はビビらずに積極的に興味のある団体の練習にいってみましょう!この新歓期の終わりごろには団体によっては新歓合宿という新入生を勧誘するための合宿があり、これが終わるぐらいには大抵の人は所属する団体を決定することになります。新歓合宿は日程が被りがちだったりしてどちらにいこうか迷うことが多かったりします。これで一通り新歓期の説明は終わりです。

この他にも、新歓期が終わってから秋冬ごろに新しい団体に所属する人、2年生になって1年生に交じって新たな団体に所属する人なども多くいます。また、東大には本郷系サークルというものがあって本郷キャンパスに移動することになる3年生の人達が一番下の代として構成されるサークルもあり、これに3年生になって入る人もいますね。

以上がほぼ大体のパターンですね。雰囲気が合わないから別の団体に変えたりする人も多いですし、複数の団体に所属する人も多く、自由度は高いです。ちなみに私はバドミントンサークルに所属しているので少しバドミントンの団体の紹介をしておきます笑 バドミントンの団体は、運動会と鉄門と呼ばれる医学部の人で構成される部活があり、サークルは学内の人(つまり東大女子、東大男子)だけで構成されるサークルが2つ(団体名はそれぞれ、スポーツ愛好会バドミントンパート・TBA)、インカレ(東大男子と他大女子で構成されるサークルの事で、東大女子は入れないことはないのでしょうが入っている人を見たことはありません)が4つ【ひこうせん(東京女子大学とのインカレ)、スペースシャトル(お茶の水女子大学とのインカレ)、ラブオール(これもお茶の水女子大学とのインカレですが本郷系サークルです)、パンプキン(津田塾、東京外語大学とのインカレ)】です。インカレは男子に他大男子がいるサークルもあったりしますね。とまあバドミントンの団体はこんな感じです。良かったら見に行ってみてください。

長くなりましたが今日はこれぐらいにしたいと思います!!ありがとうございました!!

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2017年8月 6日 12:41

全学体験ゼミについて

はじめまして!理科二類二年の市川です。初めてのブログで何を書けばいいんだろうと少し困っていますが、今回は東大の授業について紹介しようと思います。

皆さんもご存知の通り、東大では二年生の前期までは前期教養課程で一般教養を学びます。そして夏休みが終わってから学部に配属され、専門的なことを学びます(因みに、東大の夏休みは八月から九月の終わりまで二カ月くらいあるんですよ!結構長いですよね)。僕もつい先日前期課程を終えたばかりですが、この一年半で結構たくさんの授業を受けなきゃいけなくて大変でした。必修科目といって第二外国語や数学など必ず取らなくてはいけない授業に加えて、総合科目や主題科目といった選択制の授業も定められた数取らなきゃいけないいんですね。必修科目はともかく、総合科目や主題科目は興味のない分野を選択すると、まあ地獄です。出来るだけ興味のある分野で楽しく勉強したいですよね。特に主題科目のなかには全学体験ゼミという実際にフィールドに出る授業もあるんです。つい最近僕が受講した二つのゼミについて紹介しますね。

一つ目は森の持つ癒し効果に注目して、それを地域で上手く活用する方法を模索するというゼミでした。場所は山中湖にある東大の演習林で、ものすごく自然豊かでした。因みに東大は日本各地に演習林を持っています。東大の敷地のほとんどはこの演習林だそうです。北海道の演習林はかなり広いらしいです。それは置いといて、ゼミでは実際に地域の人にインタビューして情報を集めて森の活用法を話し合うというとても貴重な体験ができた上に、ゼミに参加した人たちと仲良くなれたのはすごく良かったです。このゼミがあるのがテスト期間とかぶっていたので最初は乗り気じゃなかったんですけど、今は受けてよかったな~と思っています。

二つ目は浜名湖にある臨海実験施設で水産に関する勉強をするゼミでした。実際に船に乗って調査したり、魚を釣ったりととても楽しい四日間でした。二日目は釣った魚を自分たちでさばいて食べたんですが本当においしかったです。あと恥ずかしながら魚のさばき方を知らなかったんですが、このゼミを通じて三枚おろしができるようになったんです!このゼミが素晴らしいのはは実習時間以外は基本的に自由で、何をしても良いんですね。僕はずっと釣りをしていたので日焼けして真っ黒になりました(笑)アウトドア派な人にお勧めです!

その他にも実験室で実習したり、富良野に行ったりするゼミもあるみたいですよ。受験勉強しているとどうしてもモチベーションが上がらない時がありますが、そういう時は東大に関する情報を集めてみるのがお勧めです。これからまだまだ長い道のりだとは思いますが、くれぐれも体調には気を付けて頑張って下さいね。ではまた~

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2017年8月 6日 11:50

進学選択の実情

今日もセミがよく鳴いていますね。教養学部3年の黄です。

先日、東大のオープンキャンパスがありました。足を運んでくださった方、どうもありがとうございました。
私も教養学部の質問・相談コーナーのお手伝いをしてきましたが、少しでも多くの方が東大に魅力を感じてくださっていたら良いなと思います。

東大の魅力の一つとして欠かせないのが、進学選択制度ではないでしょうか。
入学時に学部を決めなくていいから東大にした、という声もよくききますし、私もそんな高校生だったので、
今日は、実際にどんな選択があり得るのか、私の身のまわりの事例をいくつか紹介したいと思います。

ご存知の方も多いかとは思いますが、まずは進学選択制度について軽くおさらいしておきます。
進学選択制度とは、大学一・二年生のうちは専門を決めず、大学二年生の夏に大学三年生から進む学部・学科を選ぶ制度のことです。
学部・学科ごとに定員があるので、進学するのに必要な点数は異なるのですが、どこの学部・学科でも、大学二年生の夏までにとった成績が高い順に決まります。
大学一・二年生では、文科Ⅰ類から理科Ⅲ類まで、全員が教養学部前期課程に在籍し、三年生からは理学部・工学部・法学部・医学部などと分かれていくわけです。

さて、私は理科Ⅰ類に入ったので、入学当初、周りの友達は(漠然とであれ)基本的に工学部か理学部に進学するつもりのようでした。
が、入学当初に想定していたところと違う所に進学した例も少なからずあるので、挙げてみます。
・理学部数学科(入学時)→工学部計数工学科(進学)
・工学部建築学科(入学時)→工学部都市工学科(進学)
・理学部天文学科(入学時)→法学部(進学)
・工学部(入学時)→教養学部統合自然科学科認知行動科学コース→文学部行動文化学科社会心理学コース(進学)
・工学部社会基盤学科(入学時)→工学部電子情報工学科→理学部情報科学科→教養学部統合自然科学科統合生命科学コース(進学)
(ちなみに、お気づきの方もいるかもしれませんが、最後のは私です(笑)
私の話は長くなるので、興味をもってくださった方は是非直接お話しましょう!)

話を元に戻すと、理Ⅰの場合は以下のようなことを考えた結果、入学当初に想定していたところとは違うところに進学する傾向があるように思えます。
・数学・物理・化学・情報etc.をやりたいが、理学部か工学部か、はたまた教養学部か
・工学部で近い分野を扱う学科のうち、どこの学科が自分の興味に最もマッチするか(建築?都市工学?社会基盤?など)
・理系科目が得意だが、自分が本当に興味を持っていることは文系の学問なのではないか
ざっとこんなところでしょうか。
二番目に挙げた工学部内でのマイナーチェンジを含めれば、かなりの人が入学当初想定していた学部とは違う所に進学したかもしません。

実際に学部を選ぶ際には、学部・学科ごとに行われるガイダンスに参加する他、興味をもった授業を受けてみる、研究室を訪問するなどして決めた人が多いようです。

さて、今日は(理Ⅰの)進学選択の実例を見てきましたが、いかがだったでしょうか。
他の科類ではまた全然事情が異なってくると思いますが、入学当初に想定していたところと違うところに進学した人は科類を問わず多くいるので、気になる方は是非スタッフに訊いてみてください。
もちろん、行きたい学部に進学するにはそれなりの点数が必要になるところも多いですし、もっと早い段階から専門の勉強をしたいという人もいると思うので、賛否両論ではありますが、
響く人には響くこの制度、是非活用してもらいたいなと思います。

校舎で配付している「東大生が書いた東大の基礎知識」には、スタッフの進学選択の体験記も載っています。
毎年何人かの体験記は入れ替えていますので、興味があれば過去のものも是非見てみてください。

そして、昨日今日と模試を受けた皆さん、お疲れ様でした!
いろいろな感想があると思いますが、当たり前ですがこの時期の学力・模試の結果で合否が決まるわけではありませんから、
うまくいかなかった人も、うまくいった人も、よく復習し、今回の反省を今後に生かしましょう。
二日間に渡る長丁場の試験ですから、今後模試を受ける際には、実力を発揮できるようにコンディションを調節してみてくださいね。
また、夏休みはまだまだ続きますから、今日の疲れを明日に引きずらないよう、よく休んでください。
本当にお疲れ様でした。

それでは!
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2017年8月 4日 13:45

緊張といえば...

はじめまして。文科一類二年の水谷です。ブログは初投稿なので、少し緊張しています...

緊張といえば...、明日から某塾で夏模試がスタートしますね。少なからず緊張している人もいるのではないでしょうか。

何を書くべきなのかわからぬままタイピングしておりますが、今回は自分の東大入試体験を書こうと思います。人の受験話って、直前期に聞くとなんだか自分も体験しているような気になって妙に緊張してきたりしますよね。なので、この早めの時期にお話することにします。振り返ると色んな事があったなと懐かしい気もします。このまま書いていくとダラダラと長くなってしまいそうなので、受験当日の話に絞ります。こんな人でも受かってるのか(苦笑い)程度に読んでいただければ幸いです。

一日目の科目は国語、数学でした。私が受験した年の国語では、漢詩が久しぶりに登場したのですが、全然読めず冷や汗が出ました...。周りの受験生も出来ないはずと気を取り直して、解き続けました。続いて数学。この年の数学は昨年の反動もあり簡単でした。過去問よりさらさら解ける...と逆に不安になりながら、解き進めた100分間でした。どちらかというと数学がいつもより出来たため好感触を抱いて、ホテルへと帰路に着くと、周りの受験生は喜々として友達や母親としゃべっています。今年の数学は簡単だったんだ!と気配で察知し、気を引き締めなければと強く思った記憶が今でも残っています。振り返ると、恐らくこの気持ちの引き締めが肝要だったのかなと思います。

二日目の科目は、文系なので地歴と英語でした。一日目に私のとなりに座っていた人が二日目は欠席したため、普通なら隣の人に手渡ししてもらえるはずの解答用紙、問題冊子の配付が私の列だけ少し面倒なことになりました。たいていは私の分は教員が手渡しで置いていってくれたのですが、一人、面倒だと思ったのか、地歴の解答用紙を机の端から私の席までスライディングさせてきた人がいました。これには周りの受験生も少し驚いた表情をしていました。驚きつつもキャッチしたのですが、笑いをこらえるのに必死でした。前置きはさておき、私の選択は世界史と日本史だったのですが、時間配分も割と上手くいき、地歴は可もなく不可もなく終わりました。お昼を挟んで英語の試験前になり、着席を指示された時になって、直前にトイレに行き忘れたことに気付きました。というのも、他の受験生が手を挙げてトイレへ誘導されるのを見てのことなのですが、他の受験生のように手を挙げてトイレに行こうか行かないでおこうか、試験が始まっても結局決められませんでした。若干動揺した状態で英語の試験に臨んだ訳ですが、英作文の形式が変わったことにまたも動揺し、英作文に時間をかけすぎた結果、全体の時間配分が崩れはじめ、動揺しっぱなしの120分間となってしまいました。英語は得意な方だったので、本番の試験では必ず点数を稼ごうと思っていたのに...。試験終了後、これはもう落ちたと実感し、試験後駒場の門を通る時に心の中でさようならとつぶやいて会場を後にしました。

渋谷で母と落ち合い、電車で品川まで向かうまでの道中、涙をこらえるのに必死でした。(自分の中では)絶望的な状況下、帰りの新幹線で同じ車両に幕内の力士が乗り込むことに気付いて(誰も気づいてないみたいでした)、こんな縁起のいいことがあるんだから、希望はまだある!と立ち直り東京を後にしました。とは言いつつもこの日から合格発表日までは生きた心地のしない日々を過ごしたわけですが。

たった二日間の試験ですが、今でも鮮明に記憶に残っています。書いているうちに恥ずかしくなってきたのですが、最後まで読んでくださった受験生の方が、こんな人でも受かるんだ!とリラックスして試験をうけてくれればと思い、書き直さないことにしました。大事なのは、いかに気持ちを保つかです。二日目の私みたいにならないよう、落ち着いて明日からの模試に挑んでください!

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2017年8月 3日 17:41

インターン

こんにちは。2日ぶりの投稿になります、機械工学科3年の足立です。正直投稿するネタが既につきつつあるのですが頑張って書いていきたいと思います笑

実は私、今月の下旬に2週間ほど実家がある愛知県でインターンというものに参加します。インターンがどのようなものかというと、(色々と企業によって違うようですが私の場合は)企業の業務に実際に一部参加をさせてもらって、その会社がどのようなことをやっているかを体験するといったものです。

自分の学科は機械工学科なので、インターンでは実際に部品を作ってみたり、コンピューター上で部品の解析を行って問題となりそうな箇所を見つけてみたり、流体がどのように流れていくかを解析してみたり...と興味がある事が沢山出来そうなのでとても楽しみにしています。インターンは多くの人は就職活動が始まる半年~1年前にするそうで、僕は大学院に進学する予定なので恐らく就職活動をするのは3年以上後(博士課程に行くか行かないかははっきりとは決めていません)になると思うのですが、学科の授業でインターンに行くために色々とサポートしてもらえるうえに単位ももらえるというものがあってこれは行くしかないと思い参加することに決めました。

ところで、東大の文系では4年生で就職する人が多いのですが私の同期の友達(つまり現三年)はすでに就職活動の1年前ということもあってインターンの面接をたくさん受けたりしていますね。1,2年がおわったらもう就職活動なんて早いという気もします。以上の事は余談でしたが自分に関係のありそうな人は頭のなかにとどめておくと良いかもしれないです。

短いですが今日はこれぐらいで。また更新する機会があればよろしくお願いします!!笑

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2017年8月 2日 11:17

関西

こんにちは!文科Ⅰ類2年の若林です!

4度目の登場です。過去記事も是非読んでくださいね!ただ、過去記事に比べると今日の記事は息抜き向け要素が強いです...笑 気楽に読んでくださいね。

 

さて、早いものでもう8月ですね。毎日暑すぎて外に出るのが嫌になります。

カラッとした暑さならいいんですが、こう湿度が高いと本当にしんどいですね。

 

ところで皆さん、家では冷房をつけていますか?僕は実家暮らしだった頃、なかなか自分の思い通りに冷房を操作させてもらえませんでした。僕が≪20度 風量:強≫にしても、すぐに(本当に一瞬です、3分後とか)≪28度 風量:弱≫に変えられてしまっていました。

 

そんな僕も上京し、今では冷房に関する全権を握る権力者になりました。ただ、やっぱりたった一人のために冷房をつけるのは罪悪感がすごいですね...もったいないというか、我慢した方が良いんじゃないか、とかいろいろ考えてしまいます。ま、結局リモコンポチーってしちゃうんですけど

 

しかし、僕は一時的にとはいえ、その権限をもうすぐ失うのです!なぜか?そう、帰省するからです。

東京での一人暮らしはとても楽しいです。何をするにも自由ですし、自分で身の回りのことをすることで生活力もアップします。気楽ですしね。しかし、実家暮らしは実家暮らしでまた違った良さがあります。家族に会えるのはもちろん、関西に住んでいる友人と遊んだり。あ、あと大阪校で勤務もしますよ!8/19の世界史の授業にお邪魔する予定です。是非話しかけてくださいね!

 

関西に帰るとまず懐かしいのが、イントネーションです。略称なんかもそうですね。代表的なのはやはりマック、とマクドの違いでしょうか。略称は同じでもイントネーションが全く異なるものもあります。例えば、『ユニバーサルスタジオジャパン』は関東でも関西でも『ユニバ』と略しますが発音は全く違います。文字には起こしにくいので伝えられないのが残念ですが...

 

ただ、実はいわゆる『関西弁』もいろいろあるんです。地域によって表現が微妙に変わってきます。例えば〇〇さんが『いない』時、『こない』時

大阪...いーひん、きーひん

奈良...おーへん、こーへん

兵庫...おらん、こん

といった感じです。(もちろん厳密にこのように分かれている訳ではないので当てはまらないこともあります...笑)

他にも、兵庫だと『~している時に』は『~しとう時に』、大阪、奈良だと『~しとる時に』になったりします。

微妙な違いがあるんですね。

あと、アニメによくいる『ワイ』とか『ワテ』、『おおきに』を連呼する、いわゆるコテコテの関西人は、実はそんなに多くないです。笑

 

さて、東大には、関西出身の学生が沢山います。入学後のクラス(基本的には第二外国語の選択に基づき行われます)では、多い所だと3割、4割くらいが関西人だったりします。でも、実はみんなちょっとずつ違った言葉を話していることが殆どです。『やかましい』と言われがちな関西人ですが、こういった微妙な差に着目すると、意外と面白いかもしれませんよ!

 

最後まで読んでもろて、おおきに!

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2017年8月 1日 12:35

部活と勉強

こんにちは、機械工学科3年の足立 建人です。

今回は春休みでの大阪校以来のブログ更新となりますね、宜しくお願いします!

 

さて、今回は記事のタイトルの通り勉強とスポーツの両立方法について自分が考えていること、実践していることを話していきたいと思います。

そもそもなぜそんな話をしようと思ったかというと、7月末にあった学科の期末テストと所属している団体で取り組んでいるバドミントンの団体戦の日程が「テスト テスト 休日 団体戦 テスト テスト テスト テスト」という順番で並んでいて自分がこの2つを上手く両立させていくのに大変苦労したからです。

ここで気づいたのが、テスト勉強をやりつつもスポーツの練習も取り組んでいくこの感じは高校の頃も悩んでいた部活(私は高校もバドミントンをやっていたのでバドミントン)と受験に向けた勉強の両立と似ているんじゃないか?ということです。

 

ということで、今から自分がこのような時どのようにして両立させてきたかを書いていくので、もし勉強と部活(他のものとの両立にも使える部分もあるかもしれません)の両立で悩んでいる生徒の皆さんの中で参考になる部分があれば取り入れてみてください。なので主に高校二年生以下対象の記事になると思います。

 

まず、部活との両立面で自分が苦労すると考えている面は

①部活に時間を割く分そもそも勉強に割ける最大時間が少なくなってしまう。

②精神的にもたない(家に帰ったら眠い、勉強の事を考える余裕が無いetc...)の2つです。

 

この2つをうまく乗り切るべく自分が考えた方法は一日ごとの自分の達成すべき(また、実際に時間面においては達成できると思われる)勉強のノルマを決めてそれをやりきる、もしやりきれなかったら休日にそれを消化するというものです。

 

あくまで自分の中での話ですが、このようにスケジュールを立ててそのスケジュールを書いた紙(自分はA4の紙にその月のカレンダーを手で書いて日の下に作った余白部分にノルマを書いていました)を勉強場所の常に見えるところに貼ることで、疲れて帰ってきても義務感に追われ(あまりにも疲れて出来ない時はありましたが)毎日勉強を高い濃度で出来ました。

 

また、このスケジュールの立て方に置いて自分が大切だと思っているのが(部活、クラブなどが)オフの日のスケジュールの立て方で、休日にもノルマを上限近くに設けてしまうと平日達成できなかった分が積み重なった時にそれを休日に消化できないということになりがちだったので休日はノルマをそれほど多く設けず、平日の未消化分の消化に備えるようにしていました。(もし時間が余れば精神的休息にたまには使ったり、次の日の分を消化して自分を楽にしたりしていました。)部活後に本当に疲れて何も頭が回らない日、精神的に落ち込んで何にも手が付かない日は存在してしまうと思うのでこのような日があるとスケジュールが狂わずに済むと思います。

 

ところで、みなさんコンコルド効果という言葉を知っているでしょうか。

意味は「ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資がやめられない状態」です。

ここで目をつけてほしいのは損失云々の部分ではなくて「それまでの投資を惜しみ、投資が止められない状態」の部分です。多数の人にこの傾向が見られるからこそコンコルド効果という言葉が作られている訳です。(また、損失がなくとも投資を惜しみ、投資がやめられない状態は発生すると思います。)

ということで要は私が言いたいのは、とりあえず(この方法が合いそうならば)長期のスパン根性で(?)続けてみましょうということです。そうすればあれだけ自分は頑張ったんだから。。。という理由で精神的に辛い時も頑張れる人が多いと思います。

 と、色々書きましたがあくまで自分にこの方法があったというだけなので、全て鵜呑みにせず合いそうな部分は取り入れる、合わなさそうな部分は取り入れないなどしてこれからも勉強頑張っていって下さい!!

 

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