こんにちは。ブログ登場二回目の文科Ⅰ類二年の水谷です。
どんよりした天気が続いて気分も暗くなってしまいますね...
とはいいつつも今週の日曜は東大本番レベル模試です!夏休みも後半に入り、中だるみしがちな時期ではあると思いますが、気を引き締めて頑張りましょう。
今回は、大学で私が受講した主題科目を紹介したいと思います。教養学部の前期課程の講義は基礎科目・総合科目・主題科目の大きく三つに分けられます。基礎科目は語学など必ず受講しなければいけない講義で、総合科目はA~F系列にわたって比較的自由に選択できる講義です。主題科目は、少人数のゼミ形式で行われるものや、課外活動を中心としたものが多いです。私は、(1)グラフィックデザイン概論、(2)国際ビジネス法務の最前線 という主題を受けました。二年生のSセメスターに受講したのでまだ記憶は新しいです。順に紹介していきます。
(1)グラフィックデザイン概論
保田さんというグラフィックデザイナーの方が講師となって、毎週講義とワークショップを行う授業です。定員40名だったので、初回の授業の際に選考がありました。お題は確か、「デザインが日常生活に与える影響とは何か自由に論述せよ」、と「東京大学のフォントを書け」だったと思います。なんと倍率は5倍でした!全ての主題がこんなに人気なわけではありませんが、定員が決まっているものは課題やレポートなどの選考があります。毎週の講義では、グラフィックデザインの歴史や色相環、photoshopの使い方などを学びました。ワークショップではグループに分かれて話し合い、発表といった形だったので受講生とも仲良くなることができ、とても楽しかったです。最終課題は東大のパンフレット作成でした。このブログに載せられないことが残念で仕方ないのですが、講師の想像を上回るクオリティの高い作品が沢山出来上がり、刺激を受けました。
(2)国際ビジネス法務の最前線
特に定員はありませんでしたが、十数名集まりました。ゼミなので、基本的に毎週課題があり、それをもとに討論し、教授が解説するというものでしたが、テーマが難解でついていくのが大変でした。周りの優秀な学生に圧倒されてばかりでした...。アメリカの最高裁判例を批評したものをアミカスブリーフというのですが、それについてや(もちろん英語で書かれています)、アメリカの企業論争、特許法(米日の違いを中心に)についてなど幅広く話し合いました。このゼミを受講してよかったことは二つあって、1つは、優秀な学生と知り合いになれたこと、もう一つは課外活動として、官公庁の人や弁護士の人、更にはアメリカ最高裁Judge leaderのお話を聞けたことです。普通に学生生活を送っているだけではなかなか出来ない経験だったと思います。駒場で開講されているゼミなので、学部に進学した後のAセメスターも受講しようかなと考えています。
いかがだったでしょうか。詳しく知りたいという方がいましたら、校舎で私に聞いてください♪
他にもたくさん面白そうな主題が前期課程では開講されています。吟味してみてください!
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