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2017年9月14日 13:46

中国訪問

こんにちは!文科Ⅰ類から法学部に進学します、2年の若林です。

約1ヶ月ぶりの登場です。比較的登場回数は多い方ではないでしょうか。よければ過去記事も読んでくださいね!

さて、今日は何についての記事を書きましょうか。進学選択について書こうにも、もっとインパクトのある選択をした人がたくさん書いてくれているし...学習に関して書こうにも、地理世界史について直近2記事で書かれているし......

と困りながらここ最近の(9月以降の)ブログを読んでいたところ、思ったより大学の夏休みについての記事が少なめだな、という印象を受けました。

ですので今回は、大学と日中友好協会のプログラムで行った中国(北京・成都)について書こうと思います。

とはいっても、〇日目:〇〇に行きました、では小学生の感想のようでしまりが悪いので、中国で特に感じたこと3つ(+α)に絞って書いていこうと思います。

 

1.発音の重要性

当たり前ですが、中国では中国語が話されています。そしてその中国語、発音が非常に難しいです。四声と呼ばれるルールがあり、それに則って発音しないと何も通じません。日本であれば、多少アクセントやイントネーションが違っても何とかなります。(実際関西弁は大部分の言葉でイントネーションが違います)しかし、中国語はそうはいきません。僕は大学で第二外国語として中国語を選択していたので、ある程度読解することはできたのですが、会話は本当に簡単なやり取りさえままなりませんでした。改めて、四声の重要性を思い知りました。みなさんももし入学後、中国語を選択したならば、【四声への姿勢】を重視しましょうね。はい、ごめんなさい。

 

2.学習意欲の高さ

このプログラムでは、行程中に北京大学、北京第二外国語大学、西南交通大学、の各学生と交流する機会がありました。まずはじめに各大学について軽く紹介しておきます。

北京大学

清華大学と並ぶ、中国トップ大学。ランキングが全てというつもりはありませんが、最近はよくランキングで東大より上位に名を連ねます。

 

北京第二外国語大学

その名の通り、外国語をかなり深く学ぶ大学。日本語専攻の学生と交流しました。

 

西南交通大学

交通研究全般を行う目的で設立された大学の中では、中国で最も長い歴史を誇る大学。中国版新幹線和諧号の開発などにも大きく寄与しています。

 

それぞれの大学の学生と交流したのですが、その学習意欲の高さには驚かされることばかりでした。北京大学、西南交通大学の学生との交流は英語で行なったのですが、特に北京大学生の英語力には驚かされました。聞いて理解できる語彙にはそれほど大きな差は無いと思いますが、自分が話す際に選択できる語彙の幅に大きな差があると感じました。また、研究への情熱も高く、毎日11時ごろまでは殆どの学生が図書館や研究室にいるそうです。『毎日それはしんどくない?』と聞くと、皆『好きなことを学んでいるから大丈夫』との回答。見習わないと...

そして、何より驚いたのが北京第二外国語生との交流です。もちろん日本語を専攻しているのですから、ある程度話せるのだろうな、とは思っていましたが、そんなレベルをはるかに凌駕していました。日本人同士で話すのとほぼ変わらないです。知らないのはスラングの類のみといっても過言ではありません。どうやってそのレベルまで達したのかと尋ねると、多くの人は「アニメやテレビのおかげ」とのことでした。まさか中国人に日本語で『じゃあ、いつやるの?』と言われる日が来るだろうとは...

 

まとめると、どの学生もみな『好きこそものの上手なれ』を実践しているということです。この姿勢は本当に大事だな、と彼らを見ていて痛感しました。皆さんも、受験勉強を好きになり、楽しむ、くらいの気持ちを持てるとよいですね!

 

3.日本に対する印象

突然ですが皆さんは、中国についてどのような印象を持っていますか?国土が広い、人口がとても多く、世界第1位(実はもうインドに抜かれたという噂もありますが...)といった印象を持っている人や、あらゆる統計で上位に来る資源、産業大国だというイメージの人が多いでしょう。ただ全体的に、最近は日本との領土、歴史認識における対立により、日中の関係は冷え込み気味です。ですので、中国人は日本人を嫌っている、というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?

しかし、現実はそんなことはありません。街中で中国の普通の市民の方と会話していても、日本人だというと嫌がるどころか、むしろよくしてくれます。これは予想外でした。情報だけに頼らず、自身で経験することが大切だと、あらためて感じました。

 

+α.トイレ

これはもう、切実な問題です。早急に改善が必要な箇所ダントツナンバーワンです。。まず、使用した紙を流せないトイレがほとんど。ウォシュレット?そんなものはありません。TOTO?いいえ、TOYOです(これはあきらかにTOTOのパクリ企業なのでしょう、YがぎりぎりまでTに似せられていました)

全体的に非常に楽しく、刺激的だった中国訪問ですが、ここだけは受け付けませんでした...

 

さて、いかがでしたでしょうか。中国に対する皆さんのイメージが、少しでも良い方向に変化すれば幸いです。他にも訪問したところはあるので、気になった方は是非話しかけてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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