お久し振りです。文科Ⅰ類二年の川島拓海です。
いよいよ11月に入り入試の足音が聞こえてくる中、やらなければいけないことややりたいことが次々と出てきて大変な時期を迎えている受験生の方も多いかと思います。僕自身、高3の時はそうでした。
さて、受験勉強するなかで、もしくは高2や高1の時に進路を決める際に、「いまやっている勉強がどう大学で役に立つのか、大学での勉強は高校までの勉強と何が違うのか」といった疑問が頭をよぎったことがある人は少なくないかと思います。
今日は、その疑問に対する答えの一部を、僕が大学で勉強をしていて感じたことを中心に書こうかと思います。あくまで一人の体験を基に書いていることですので、そんな考え方があるんだくらいに思っておいてもらえると嬉しいです。
大学に入って少しずつ変わっていく何より大きいことは、学問の自由度が上がっていくことです。学年が上がるにつれて専攻が分化していき、自分で自分のやりたい学問をやっていけるようになります。これは本当に楽しいことです。
僕たち二年生は前期教養の授業が終わり学科に入ってまだ数週間ですが、これからどんどん学問が面白くなっていくという予感があります。もちろんより発展した内容に入っていくわけなのでしんどいこともありますが、それを越える面白さがあるように感じるのです。
そして専門的な分野に入っていく中でも個人個人で得意なことが違うため、自分が少しずつやってきた好きな学問は武器になっていきます。高校までだと学校で良い成績を取ろうと思えば一つの教科だけでは無理がありますが、大学ではみんながそれぞれの得意分野を持っているということを強く痛感させられます。最近僕は、比較的できるプログラミングで友達を助ける代わりに苦手な物理を教えてもらっていたりしますが、そういう得意分野の違う友達を見ていると、こういう人たちと協力して研究をこの先やっていくのが非常に楽しみに思えてきます。
しかしこういったなかでも、基本的に大学の勉強は高校の勉強の延長線上にあります。そんなこと当たり前じゃないかと言われるかもしれませんが、やはりそれは実際に大学で学んでいく中で強く感じます。基礎的なことが分かっているからこそ積み上げられるものが多いというのは、僕自身も感じますし大学の多くの先輩たちも口をそろえて言っていることです。高校でやっていて良かったということやもっとやっておきたかったということは、最近本当に痛感させられます。
ダラダラと書きましたが、高校生の皆さんも、自分がやりたい勉強のための布石と思って目の前の勉強に取り組んでもらえたらなと思います。
今日はこのあたりで筆をおかせてもらいます。駄文、失礼しました。
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