明けましておめでとうございます!文科Ⅲ類1年スタッフの髙木彩音です。
いよいよ寒さが厳しくなってきた今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。学校帰りに夜道を歩いていると、高村光太郎の詩集『道程』に載っている「冬が来た」という詩を思い出します。皆さんご存知でしょうか。「きっぱりと冬が来た」「きりきりともみ込むような冬が来た」というような素敵な言い回しとこの気候がぴたりと合っていて、お気に入りの詩の一つです。
さてお正月気分を仄かに残しつつも、東大では本日5日から授業が再開し、知人たちは皆来たる期末テストに向けて暗い顔をのぞかせています。そういう自分は大丈夫なのかって?優秀な友人たちすら且つ苦しんでいる、況や私をやといったところです。二外のスペイン語、復習しなければ...
「掴み」が長くなりすぎましたが、くだらない話は置いておいて、本日は差し迫ったセンター試験について書かせていただきます。受験生の皆さんはいよいよ来週に試験を控え、ソワソワと準備している事かと思います。去年の私は不安な地理、数学の過去問を解き進めつつ、落ち着かない心のまま早稲田のセンター利用の近年の合格最低点をグーグルで調べまくっていました。端的に言うと何回調べても得られる情報量が増えるわけではないので時間の無駄です。特に文系の皆さんにとって併願校を受験する場合、センター利用型は有用だと思いますが、センター前後、そこの合否を憂いて二次の勉強がお粗末にならないようにだけは注意して下さい。
ではセンターに向けて皆さんにお伝えしたいことは3つあります。
まず、これからの残り一週間で点数をあげるぞ!という意気をもってください!
一週間なんて何もできないとあきらめないでください。自分の得意不得意を鑑みて、どの科目をどう復習するのが最もコスパが良いのか、しっかりと分析して下さい。ここまで来たら勉強のマネジメントは普段の定期テストと一緒です。暗記を詰めるのがよいのか、古典の過去問を解き直すのが良いのか、計算速度の短縮化をギリギリまで目指すのが良いのか、、、人によって様々だと思いますので、今一度自分の課題と学力を見つめ直してみてください。
次に本番では、平常心を大切に!
数Ⅰと数ⅠAを解き間違えないように、というのは毎年言われる話ですが、自分はまさかさすがに大丈夫だろう、と高をくくらないでください。そのように考えていた人の中にも、いざ試験開始となるとパニックになってページをめくり、それっぽい数Ⅰの問題が目に入り解いてしまったという人がいます。予め問題冊子をひっくり返しておき、下手に混乱材料を目に入れないようにする、という方法を実行した先輩もいますので、ご参考までに。また、私は休み時間の際に、出来がよくなかった科目について「地理 難化」などとSNSで検索してしまいましたが、自分が求めている以外の結果が表示された場合に凹むだけなので非常にオススメできないです。
最後に、センター後の慢心、落胆に注意!
いざセンター試験が終わると、二次対策に本腰を入れるわけでありますが、その際センターの結果に一喜一憂しないでください。センター試験はたったの110点分です。ここで切り替えができた者が一番伸びるラスト一ヶ月を制します。また今年はセンター試験の日程が早い分、二次までの期間が長いので、最後まで冷静に頑張ってもらいたいです。
稚拙でダラダラとした文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。
自分の勉強方針に責任を持って、後は自分のこれまでの成果に自信を持って最後まで頑張って下さい、応援しています!ファイト!
髙木彩音
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