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2018年4月アーカイブ

2018年4月30日 14:13

病院実習

こんにちは!医学部医学科5年の早川義浩です。

今日で4月も終わりです。皆さん新学年には慣れましたでしょうか?

受験勉強についての内容は下の学年のスタッフに任せるとして、今回はついに病院実習が始まったので、それについてお話したいと思います。

まず、病院実習とは何か?について簡単にお話します。
医学部のカリキュラムでは、いわゆる(試験などがある)座学は4年の12月で終了します。
そして、4年の1月からは病院に行き、実際の働いているお医者さんと一緒に患者さんを診察したり、患者さんがどのような病気か考え発表したりするというものです。

最近「ブラックペアン」というドラマが放送されていますが、ちょうど僕も心臓外科、呼吸器外科を回ったばかりなので、ものすごく実感がわきます。

今回は少しでも皆さんに病院について知ってほしいのでそれについてお話したいと思います。(全て東大病院で見たことを話しますので、他では違うかもしれません)

・研修医(卒業したての人)は大変?
→ある程度は大変そうですが、大きい病院だと一般的なサラリーマンと変わらないと思います。小さな病院だと、手術をやらされることも多いらしいです。

・上の先生は怖い?
→中には怖い人もいますが、テレビドラマのように怒鳴ったりする人はほとんどいません。ただ、救急のように一刻を争う所ではそういう人もいるかもしれません。

・よくドラマで、教授を一番前にして他の先生が行進しているような絵があるけど、実際にある?
→教授回診といって、実際にあります。まあでも、あそこまできっちり行進するわけではありません。

・手術ってどのくらい時間かかる?
→短いのだと1時間切るくらい、長いのだと16時間くらいのがあります。心臓だと5~7時間くらいです。テレビでは省略されますが、意外とお腹を開けたり閉じたりする時間が長いのです・・・。

・手術の「執刀医」はどんな人がやるの?
→簡単なのだと3~4年目の先生がやったりしますが、基本的には10年以上キャリアがある人が殆どです。教授はよほど重要な手術ではない限りは手術はしないことが多いです。

・外科って手先器用じゃないと無理?
→そんなことはありません。基本的には慣れの要素が大きいです。ただもちろん器用なのが有利な場面は多いですが、大事なのは知識と、自分のモチベーションです。

・きつい診療科、楽な診療科は?
→極めて楽なものはないと思いますが、外科・産婦人科は結構体力がいるので、割ときついと思います。

(ここからは、ブラックペアンについての話です)
・ペアンって?
→外科の手術の時には糸をたくさん使います。ハサミのようなものでその糸を掴み、その場にキープしておくための道具です。

・外科手術は博打?(ドラマ内の台詞)
→もちろん物にもよりますが、そんなことはないんじゃないのかな、と思います。基本的には99%以上の確率で成功する手術が殆どです。

・スナイプ手術はある?
→研究はされているらしいですが、今の日本ではないようです。ただ自動縫合器といって、「スナイプ」に似た器械はあります。

まだまだありますが、長くなりそうなのでこの辺にしておきたいと思います。
5年生以上のスタッフは受験についてはカリキュラムすら違う時代に受けたので、下級生スタッフよりお役にたてることは少ないですが、こういう大学についての内容は下の学年より詳しいと思います!
疑問等あればぜひ聞いてください!
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2018年4月29日 11:06

学部に進学しました

こんにちは、農学部獣医学課程3年の市川です。最近急に暑くなりましたね。実習で白衣を着るのが億劫です(笑)

最近2年生スタッフが大学生活に関する記事を書いているみたいなので、今回は3年生がどんな感じの生活をしているのか紹介しようと思います。どうしても理系に偏ってしまいますがご容赦下さい。

東大には進学選択というシステムがあることをご存知の方も多いと思います。ご存知ない方のために簡単に説明すると、1年生と2年生前期までの成績をもとに自分の行きたい学部を選択するというシステムです。2年後期までは進学内定という扱いでしたが、今年の4月から正式に進学したという扱いになりました。どうして2年後期までは内定という扱いか、詳しくは述べませんが、簡単に説明すると必修などの単位が足りない人がもう一度1年生をやらなきゃいけないからなんですね。大学の単位だの進学だのの話は割と複雑なので気になる人は特進スタッフに聞いてみてください。

こうして無事に学部に進学すると、より実践的な授業がスタートします。医学部では解剖実習が始まったり、工学部では自分でプログラミングを作ったりします。薬学部や理学部では遅い時間まで実験があって大変との声を聞きました。大体どの学部も週15~20コマくらいでしょうか。こうしてみると去年の2年生のこの時期に比べてかなり忙しくなります。その反面、より専門的なことを学べるので楽しいこともあります。それに加え座学ではなく自分の手で学ぶので、大変かもしれませんが退屈はしないし学べることは多いと思います。

ちなみに獣医学科は午前は座学で主に生体機能的なことを学び、午後は実習です。実習は現時点では、組織の観察とマウスを使った実験です。実験はどうしてもマウスをいじめているようで可哀想な気もしますが、やはり座学よりも学べることは多いです。

やはり3年生になって忙しくなったと感じますが、自分のやりたい分野を勉強しているので充実もしているように思います。入学後、どの分野を勉強したいか考えてみるのもモチベーションに繋がるかもしれません。学部の生活について気になることがあればまたぜひ気軽に声をかけてくださいね。

では、また。

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皆さん、こんにちは。文科二類2年の深澤崇史です!
今年度初めての投稿になります。

今日は2年スタッフの森谷さん、天野康一君に続く
「2年生前期の過ごし方」シリーズ第三弾となる文科二類編
つまり...
「文ニートの過ごし方」
について書いていきたいと思います!


まず始めに、「文ニート」の紹介から入りましょう。

2年生前期の文Ⅱ生は、
法学部専門科目の授業が始まる文Ⅰ生、
厳しい進振りに向けて追い出し(平均点を上げるために余分に授業をとる)に注力する文Ⅲ生と異なり、
全く授業をとらずに済みます。

僕の周りの状況から推測するに、文Ⅱ生の約3割は週3コマ以下しか履修していません。

2年前期には一部の文Ⅱ生が大学から姿を消してしまうのです(笑)

このように、猫よりも暇、とも称される文Ⅱ生のことを言い表した言葉が「文ニート」なわけです。


では、「文ニート」は文字通り家で引きこもっているだけなのでしょうか?

もちろん答えはNOです。
むしろ授業のあった1年次よりも家にいないかもしれません。


そこで、僕の華の文ニート生活(笑)の一部を紹介することにしましょう!


①サークルにコミットする

誰かが同じようなことを書いていた気がするので、簡潔にいきます。

僕は現在フットサル・テニス・海外ボランティアの3つのサークルに入っていて、
気分によりますが、週3、4回はどれかに顔を出しています。

自由に行ったり行かなかったりできるのがサークルの良いところですね!


②お金を稼ぐ

やはり遊ぶにはお金が必要になってきますよね。

大学生になるとほとんどの人がアルバイトを始めますが、
僕のような実家暮らしだと稼ぎを自由に使えるのが嬉しいところです。

ただ、社会人でもないのに、お金を稼ぐためだけに時間を使うのはもったいない気もします。

そこで僕は、長期インターンを始めることにしました。

インターンには、
職場体験ともいえる短期型(長くても2週間ほど、基本的には無給)と、
社員と同じ立場でまとまったプロジェクトを実行する長期型(週3日以上、半年程度で有給)があります。

短期インターンの方が有名企業が多く、就職に直結することもあるため、
就活中の大学3年生以上が参加者の大半を占めています。
(もちろん1・2年生向けのものもあります)

一方、長期インターンをやる意味は、就職後も役に立つスキルを身につけられるという点にあります。

例えば、僕がインターンをしている仮想通貨メディア企業では、
仮想通貨に関する知識はもちろん、
SEO対策といって、Google検索結果上位になるような記事の書き方であったり、
有料コンテンツとして配信するアナリストレポートのためのリサーチ手法であったり
を身につけることが出来ます。

インターンを探す際には、
その企業で働くことによってどんなスキルを身につけられるのかを明確にし、
どこまでやったらやめるのかまで考えておくといいですよ。


③旅行に行く

大学生になると、
長期休みのたびに海外に旅行してSNSにその写真をあげ、
外国かぶれみたいになっているヤツが登場します(笑)

「モン=サン=ミッシェル行ってないやつは人生損してる」
などと自慢されると多少ムカつきますが、
彼らのやっていること自体は、学生生活を満喫することの一つの答えに違いありません。

先程長期休みのたびに、と述べましたが、
文Ⅱ生にとっては、「春休みの終了」=「夏休みの開始」です(笑)
全国の学生が学期中だろうが、お構いなしに旅行に行けちゃいます。

しかも一般的な海外旅行のピークと時期がずれるため、航空券及びホテルの料金が安くなります。

これは旅行に行くしかない(確信)

僕もクラスの文ニート仲間と二人で3週間ヨーロッパに行くことにしました。
また夏にブログを書く機会があったら、旅行のことを書こうと思います。


④運転免許をとる

正直東京にいても車は必要ないです。
ドライブデートに誘うような相手もいません(泣)

でも、運転免許持ってる人って、大人って感じしません?

ちなみに、免許を取得するには、通いか合宿かという二つの方法があります。

大学生の多くは時間がないので、
大学もしくは自宅近くの免許センターに通って、早い人で3ヶ月程度で免許を取得します。

一方、免許合宿に行けば、2週間程度で免許が取得でき、料金も通いより10万円近く安いです。

これは免許合宿に行くしかない(二度目の確信)


ということで、僕もサークルの友達(彼らも文ニートです)と免許合宿に行くことにしました。

免許合宿は空き時間が多く、一人で行くととても退屈なようですが、
友達と一緒ならばなんとかなるでしょう。


以上、文ニートの過ごし方でした。

皆さんも是非文科二類に入って、華の文ニート生活を満喫しましょう!

目指せ文ニート!!!

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2018年夏休みに実施する「夏期集中講座」の時間割が決定しました。
パンフレットは5月中旬完成予定ですので、そちらもご確認ください。


御茶ノ水会場

渋谷・新宿会場

大阪会場

名古屋会場

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2018年4月23日 16:10

サークル選び

みなさん、こんにちは。理科三類2年の山本康太です。東大特進のブログには初登場です!

今回もまた受験勉強の話ではなく、大学生活についての紹介です(笑)

ここ最近投稿されたブログで大学生になってからの学業については大体紹介できたかなと思うので、学業以外のことについて書こうと思います。


みなさんは大学に入ってからどんなサークルに入ろうか考えてみたことはありますか?
今回はサークルについてざっと紹介したいと思います。

大学では4月は新歓期真っ盛りです。ちょうど今の時期ですね。
毎日どこかしらの団体が新歓活動、コンパを開いて一年生を温かく迎えてくれます。コンパは一年生はすべて無料!先輩のおごり!で行う団体が多いので、私は去年いろんな団体のただ飯巡りをしていました(笑)(逆に今年はお財布が辛いです...。)
高校時代は、何かやりたい活動があってもそのような団体がないため諦めた人もいるかもしれませんが、大学では(少なくとも東大では)そんなことはありません。サークルの数を200は軽く超えています。

運動や芸術活動に精を出す、部活と聞いて皆さんがイメージするような団体。
一風変わった趣味をもつ仲間でそれをとことん突き詰める団体。(東大みかん愛好会、ディズニー研究会なんていう団体もあります)
社会のために役立つ企画を行う団体。(修学旅行で東京に来た高校生に東大を案内してあげるサークルがあると聞きました。)

いろいろな団体があります。

200以上の団体があってどうやって絞ればいいんだ!?と思う人が多いでしょう。

入学する前に、テント列という楽しくもあり恐ろしくもある行事があります(笑)
これは200mほどの長い道の両端にテントがずらーっと並び、そのテントの中へと先輩が誘い(引きずり込み)、各サークルの紹介をしていくというものです。私は一周回るだけで4時間もかかり、長丁場でヘトヘトになりましたが、いろんな団体の話を聞けてとても面白かった記憶があります。

このテント列のあと、興味のあるサークルを10個程度に絞り込み、4月中に各サークルの新歓コンパを巡りながら絞っていくという流れです。新歓練習会や新歓コンパにたくさん回るのは、無料でいろいろ体験できたり食べれたりする他にも、初対面の人とたくさん話ができて、知り合いがぐっと増えるという点でもオススメです!(コミュ力増強されます(笑))

東大のサークルには、東京大学の生徒のみしか入れない団体もあれば、他大生も受け入れているインカレ団体もあれば、鉄門クラブといって東大生の中でも理Ⅲ生と医学部生しか入れない団体もあります。

私は、医学部の先輩と何か接点を持ちたいと思い、鉄門系の運動部に入りました。また他大生との交流も深めたいなと思い、大学入学前から注目していたインカレの管弦楽団にも入りました。

どこかの管弦楽団(大学生で構成されるアマオケ)に入りたいと大学入学前から考えていたので、受験勉強の気晴らしがてら学生オケの定期演奏会巡りをしていました。受験勉強のいい気晴らしになりました。

大学生活におけるサークルについて少しイメージは掴めましたか?
受験勉強に疲れた時は、大学生になってからの生活について想像を膨らませてみると気晴らしになっていいですよ。

それでは。

山本
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2018年4月19日 14:39

2年生前期の授業(理系)

こんにちは。理科三類2年の天野康一です。
肌寒い季節も終わりが見えてきて、最近は暑いなと感じる昼間も多くなってきましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
以前、2年生の文系スタッフが、2年前期(2Sといいます)の過ごし方についてブログで書いていたと思うので、今回は2Sの理系の学生の授業、大学生活について書きたいと思います!

大学2年生というと皆さんはどんな生活をイメージしますか?勉強が大変そう...?、大学生らしく遊んでばかり!...などいろいろあると思います(笑)

実際のところ、2年生の前半は、はっきり言って「自由」です。理系の場合、必修科目は週4コマしかありません。(文系は2年になると必修が無くなるみたいで羨ましい限りです...笑)

そのうち2コマが「基礎生物学実験」というもので、2コマ連続で授業が行われます。光学顕微鏡の使い方を学んだり、ウジガエルの解剖をしたりと、その内容は多岐に渡っています。授業にきちんと出席し、実験に真面目に取り組み、授業時間内にレポートを書いて提出すれば、容易に単位を獲得することは可能(だそう)ですが、この授業の怖い(?)所は、万が一単位を落としてしまうと、即留年になってしまう所です。
他の授業では、単位を落としても東大側がいろいろ助け船を出してくれますが(笑)、この授業に限っては容赦がないです。
ええ怖い!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ご心配なく。普通にやっていればちゃんと単位は来ます。
大学生となったからにはもちろん遊ぶことは大切ですが、学業の方は疎かにすると後々大変な目に合うので最初からしっかりやっていくことが大事なんだな、と再履修に追われている人を見て思ったりしてます(笑)

必修科目以外の時間は、興味のある科目を積極的に履修したり図書館でゆっくり自習したり、はたまた渋谷に出て少し遊んだり、など過ごし方は本当に自由です。
僕の場合、面白そうだなと思った科目を取ることは勿論ですが、あまりに取りすぎると試験前がとてつもなく大変になってしまうので、履修登録をせずに好きな授業に潜る、なんてこともしています。

先程渋谷で遊んだりもする、と書きましたが、一旦渋谷に出てご飯を食べて友達と喋ったり映画を観たりすると、駒場に戻って授業を受けるのが物凄く億劫になってしまいます...(笑) 僕はこの間、空きコマにディズニーに行ったりしたのですが、その時の駒場に戻る時のダルさといったら言葉にできません。

こんな感じで2Sは本当に自由なのですが、2年の後半になり、医学部の授業が始まるとそれが一転してしまうようです。まあ遊べるのも今のうち、という感じなのですかね。

受験生の皆さんも、勉強に疲れたら大学生活について思いを馳せてみると良いでしょう。
それではまた!
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2018年4月18日 14:11

大学院に進学しました

こんにちは。
おひさしぶりです。

スタッフの東京大学新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻修士1年の高柳です。
この春から大学院に進学しました。
今までは「東大の工学部です」とだけ言えばよかったのですが、いまでは「東京大学の新領域創成学研究科の環境学研究系の社会文化環境学専攻っていうとこです」、と言わなければいけなくなって苦戦しています(笑)。

不便な点はもう1つ、キャンパスが柏にあることです。
駒場キャンパス、本郷キャンパスの他に東大が持つキャンパス、それが柏キャンパスです。

東京からはつくばエキスプレス+バスで約1時間ほどでしょうか。
駒場キャンパスや本郷キャンパスのように都心にないので、アクセスが若干面倒くさいです・・・。
その分都心にはない広々とした雰囲気や近くに大きな公園があったりもします。

肝心の今なにを勉強しているかについてですが、
環境学という見方を軸として、都市や建築を考える、といったところでしょうか。
実を言うと、自分でも正確な所はわからないな、というのが本音です。

私の所属する専攻では、建築、都市工学、土木、情報工学、社会学といったいろいろなバックグラウンドの教授が所属して講義をしていて、本当に様々な分野の話を聞けます。
今は、興味をそそられる話はたくさんあるけれど何とかその中から自分の研究対象とするものを選ばなきゃいけないなあと、という段階です。

特に自分は工学部の精密工学科というところで、機械とかの勉強をしていたので、大学のころとはかなり毛色の違うことをしているため、日々勉強しなければいけないなあと思う事ばかりですが、何とか楽しくやっています!

大学院というと、高校生の皆さんには大学より更になんだかなじみのないものだとは思いますが、少しでも参考になればうれしいです^^

それでは







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2018年4月17日 14:25

ある東大生の春休み

こんにちは!2日連続での登場になりました、文科一類2年の森谷美祐です。

昨日は二年生の前期の過ごし方についての記事を書きましたが、今日は私がこの春休みに何をしていたか少しご紹介したいと思います(^_^)

まず、1月末に期末試験が終わります。これが終わると晴れてながーい春休みに突入します!
時間がたくさんあるので、何に使うかはひとそれぞれ。
私が春休みにしたことで大きかったのはアメリカに行ったことですね。
サンディエゴに二週間ほど、そのあいだにロサンゼルスやディズニーランドにも行きました。

メインの目的は、2週間ほどの短期留学です。

私はもともと留学などに興味があり(そのわりに英語があまり得意でないので困っていますが......)、東大に入学してからなにかしらの形で海外に行こうと考えていました。

その中で見つけたのが今回のプログラム。東大の国際交流課が実施しているウィンタープログラムの1つで、カリフォルニア大学のサンディエゴ校(世界大学ランキングでも毎年高順位です)に2週間ほど授業を受けに行くものでした。

詳しい内容を書くととっても長くなってしまうので今回は割愛しますが(興味のある方、ぜひ私まで聞いてくださいね!)、とっても楽しい2週間でした。

海外経験のあまりない私には、本格的な留学等を真剣に検討する良いきっかけになったと思いますし、一緒に参加した学部や学年をこえた東大生と友人になれた事も非常に有意義でした。
そして、サンディエゴという町が大好きになりました!アメリカの中でも特に治安のよい町として有名で、メキシコに面する、カリフォルニアのなかでも最も南の地域です(私が行ったのは2月でしたが、とても暖かかったですよ)。夕日が有名で、とってもきれいな夕日が毎日見られます。

2週間という短い期間ではありましたが、忘れられない思い出です!

留学のプログラムの休日には、カリフォルニアのディズニーランドにいったり(私はディズニーが本当に大好きなので、とっても楽しかったです)、プログラム終了後にアメリカに残り、ロサンゼルス観光をしたりもしました(ハリウッドではちょうどアカデミー賞の授賞式準備の時期でしたよ)。

受験生活、なかなかつらいことも多いかもしれませんが、たまにこのブログを覗いて、東大入学後の楽しみを見つけてモチベーションアップにつなげてもらえたら嬉しいです!

それでは!







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2018年4月16日 15:13

2年生 前期の過ごし方

こんにちは!ひさしぶりの登場になります、文科一類2年の森谷美祐です☺
東大では、新入生の入学式もおわり、いよいよ自分も2年生になったのだなぁと実感する毎日です。1年経つのは結構速かったように思います。

私を含め、ここのところしばらく新2年生によるブログが続いているようですね。
今回は東大の、特に文系の2年生前期(4月から夏休み前まで)の過ごし方について紹介したいと思います。

東大では、文系の2年生は前期に必修の授業がありません(理系は2年生前期にも少し残るようです。)

一年生の間に、前期教養学部を修了させるための単位を全部とりきってしまえば(1年生の間の勉強やテストが多少きついですが、やって出来ないことはありません。わたしもなんとかやりきりました!)、全く授業にいかないこともシステム上可能ということです。

つまり、とっても自由に時間をつかえる期間になります。

みんながどのような生活をおくっているのか、私が知っている中で紹介しますね!


①大学外での活動にコミット
授業の数が少ないので、大学以外のことに時間を割いている人が多い気がします。
例えば、長期インターンを始めて毎日のように企業に働きにいってみたり、バイトに精を出してみたり。
また、授業が1つもない友人は6月から7月にかけて、短期留学に行くと言っていました。
後期課程に進んでからはなかなか出来ない贅沢な時間の使い方が出来る時期とも言えそうです。


②サークルにコミット
学外での活動と重複するところもあると思いますが、授業が忙しいときにはなかなか時間を割けなかったサークル活動に全力の人も多い気がします。2年生のサークル活動といえば、新歓がまず山場です。
授業が始まる前から新歓は始まり、授業開始後もしばらくは新歓強化期間のことが多いので、新歓を頑張っているうちに気付いたらあまり授業に行かなくなっていた......というパターンもあり得る気がします。


③授業
え、授業ないって言ったじゃん。という感じだと思いますが、もちろん、受けたければ受けることが可能です!
単位を全て/ほとんど取りきっていて余裕のある人は、あまり成績や難易度を気にせず、自分の好きな分野や興味のある分野の授業をとっていたり、進振りで点数の高い学部・学科を目指している人は、追い出しのために授業をとっていたりします。
(進振りや追い出しに関してはここでは詳しい説明はしませんが、興味のある方はぜひ特進スタッフまでお尋ねくださいね)
また、1年生の間に成績が振るわなかった人は、3年生になれるかどうかがかかった大事な授業を取っているというパターンもあります。


こんな感じでしょうか。
大学生は時間を比較的自由に使える期間。その中でも特に時間的余裕がある2年生の前期。
どう過ごすかはもちろんみなさんの自由ですが、なにか大学外でこの期間にしてみたい!という場合は1年生のときからの計画性がある程度大事だと思うので、頭の片隅で考えておくといいかもしれませんね。
それではまた!


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2018年4月12日 20:21

語学紹介:ドイツ語編!

こんにちは!文科2類2年の伊藤城那です。新学期が始まってからある程度経って、そろそろ新しい学年にも慣れてきた頃合いでしょうか?高3生はいよいよ受験勉強が本格的にスタートするので気を引き締めて頑張ってください!

さて皆さんは今大学入試に向けて英語という外国語を勉強していると思いますが、大学に入るとまたもう1つ別の外国語を「第二外国語」として勉強することになります。今回は僕が勉強したドイツ語について一体どんな言語なのかを皆さんに説明できたらなぁと思います。

ドイツ語は東京大学で履修できる第二外国語の中では一番英語に近いと言ってもいい言語です。英語もドイツ語も元はゲルマン語系で、単語なども英語のwaterがドイツ語ではWasserだったりして結構似ています。しかし、そんなに似てるなら勉強もしやすいのかなと思いきや世の中そんなに甘くはありません。ドイツ語は名詞が男性名詞、女性名詞、中性名詞にほぼランダムでわかれており、名詞が出てくるたびに覚えないといけなかったり、ドイツ語には「格」というものが存在していて格変化を覚えないといけなかったりなど初等文法で覚えることは他の言語に比べて多くて大変です。

そんな地獄のような言語のドイツ語ですが、良い面も勿論あります。まずは初等文法が難しいぶん初等文法さえマスターすればかなりレベルの高いドイツ語の文章でも辞書さえあれば比較的難なく読めるようになります。法学や哲学などの勉強をする際にはドイツ語の本を読む機会があったりするので文1生や文3生にはメリットがあると思います。特に文1生は法学部に進学した際に法学を海外で学ぶとなるとドイツの大学に留学するということが良くあるので留学したいと思っている法学部志望の受験生には是非ドイツ語はオススメしたいです。

学問の面では非常に役に立つドイツ語ですが実はドイツ観光をするにあたってはそんなに重要ではないんです。実際大学の語学研修で僕はドイツに行きましたが、ほとんどの人が一定レベル以上の英語が話せてしまうので、ほんとうにちょっとだけドイツ語が話せれば問題なくやっていけました。

以上がドイツ語という言語についての紹介になります。いかがだったでしょうか?ドイツ語はかなり難しいですがマスターできれば非常に学問において役に立ちますので学習意欲の高い人たちは大学に入ったら是非チャレンジしてみてくださいね!
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2018年4月11日 18:31

受験勉強のその先に

こんにちは!東大特進理科Ⅲ類新2年スタッフの天野健一です!

新学期が始まりましたね。東京大学でも4月5日から授業が始まりました。そして、明日12日は新1年生の入学式です。毎年入学式は4月12日前後に日本武道館で行われています。入学式の前に授業が始まる、ということで少し違和感を待たれる方も多いと思います。



新高校3年生は入試まであと残すところおよそ9か月になりました。まだ残された時間がたっぷりあるように思えるかもしれませんが、実際はあっという間です。自分に今足りていないものを意識しながら、本番まで悔いのないように受験勉強に取り組んでいきましょう!

新高2生、新高1生の皆さんも、受験というものを意識し始めてもよい時期だと思います。センター模試や東大模試にチャレンジして、今の自分が合格までどれくらいの位置にいるのかということを目の当たりにするのも良いでしょう。勉強法などで相談したいことがありましたら、校舎にいるスタッフに聞いてみたり、合格体験記を読むなどしてくださいね!





さて、今回は皆さんが今している受験勉強が東大でどのように役に立つのか、という観点で東大の前期教養学部1年の必修の授業を紹介したいと思います。僕自身が理系で、文系の必修授業のことがあまりよくわからないので、全体的に理系の皆さん向けとなっていますことを予めご了承ください...。
それでは科目ごとに見ていきます。

①英語
東大では1年でALESS(文系の人はALESA)という授業があります。これは、1年のうちで最も大変な授業と言われているくらい、労力・体力・時間を要するものです。ALESSは、簡単に言うと、自分で(もしくは数人グループで)科学的な実験を行い、その結果を過去の類似研究を扱った英語論文と照らし合わせ、考察・発表する、というものです。自分が行なった研究について1500~2500語程度の英語論文を書いて、学期末に提出する必要があります。これだけの量の英文を書かされるので、英作文の力がかなり要求されることが分かりますね。
東大では毎年自由英作文が2題(今年は1題のみとなりましたが...)出題されていますが、要求されている語数はそれぞれ40~80語程度です。なんだか少なく感じますね。(これでも大変だという受験生も多いと思います。僕も自由英作に苦労した記憶があります(笑)。)
東大のこの授業では、英作文の能力が既にある程度身についていることを前提に展開されるので、入試のためだけでなく大学の授業で苦労しないためにも、英作文はきちんと勉強しておきましょう!

1年生の間には、このALESS/ALESAという授業だけでなく、FLOWというスピーキングの授業や、教科書を用いた読解の授業を行う英語一列などもあります。
先生が日本語をあまり話せない外国人であることもあり、英語のみで行われることも多いです。その場合は、課題の指示なども英語で行われるので、最低限のリスニング力がないと聞きもらしてしまうこともありえます。英作文だけでなくリスニングの力も今のうちに磨いておく必要がありますね。


②数学
理系の1年生が受ける必修の数学の授業は大きく分けて2つあります。1つが線形代数学でもう1つが微分積分学です。
それぞれ具体的にどんなことをやるのかということについての言及は今回はしませんが、簡単に言うと抽象度の増す議論が多く、難しいと感じる人も多い授業のようです。
東大入試の数学では、論理の飛躍が無い答案を書くことが要求されますが、抽象度の増す大学の数学では、この論理的に思考できる力が一層必要なように感じます。また、大学の期末試験は、入試と同様、ほぼ白紙の大きな解答欄に答案を書く、という形式なので、答案を簡潔に見やすく分かりやすくまとめるという力は大学に入ってからも当然ながら必要です。


③理科
理系の1年生の必修の授業は、力学、電磁気学、化学熱力学(理科Ⅰ類の場合は熱力学)、構造化学、生命科学(理科Ⅱ、Ⅲ類のみ。理科Ⅰ類の場合、生命科学は2年で必修になります。)、が挙げられます。
力学、電磁気学、化学熱力学(熱力学)は、高校物理の延長ではあるのですが、授業についていくにはそれなりの力が必要です。僕自身は高校時代に、苑田先生の授業などで発展的な物理の学習をしていたので、そこまで苦労することはありませんでしたが、高校物理の基礎すらおぼつかない状態で東大に入った人たちは、そこそこ苦労しているように見受けられました。具体的には、どの授業も微積を多用します。慣れてしまえばそこまで難しくはないので、余力のある皆さんは是非、微積を使って物理の本質的な理解を今のうちからしてほしいですね。
構造化学は、高校で言う原子物理から出発したあと、シュレーディンガー方程式を使って原子や分子の構造を調べていきます。未知の概念がたくさん登場するので、難しいですが、理解が深まるにつれて楽しくなっていきます。
生命科学も、高校生物の知識を前提として展開されます。なので、僕を含めた物理選択者は幾分苦労することになると思います...。





以上、大学1年での授業を一部だけ紹介しましたが、いかがだったでしょうか。皆さんが今している受験勉強が大学に入ってからも少なからず役に立つ、ということが分かっていただけたのではないでしょうか。


最後に、時間の制約の都合上、内容が限られたものになってしまったことをお詫びします。まあ、あまり紹介しすぎると、大学に入ってからの勉強の楽しみが減ってしまう恐れがありますもんね(笑)。


もし、聞きたい授業のことがあれば、遠慮なくスタッフに聞いてみてくださいね!

皆さんの受験勉強のモチベーションアップにつながることを願って...

それでは!
                              理科Ⅲ類2年 天野健一


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2018年4月 9日 19:12

主題科目のすゝめ

こんばんは。

2回目のブログを書かせていただきます、東大特進理科Ⅱ類2年スタッフの後藤優和と申します。

 前回は「理科Ⅱ類からの医学部進学」について書かせていただきました。もしかしたら覚えている方もいらっしゃる?かも?という感じですが、今回は打って変わって学問的意欲をそそる大学の授業の紹介です。

 僕のように、定期試験でより高い点を取ろうと目指す人は、「興味のある授業」より「点が取りやすい授業」を履修しようとしてしまいます。せっかく東京大学に入学して、様々な分野に触れられる教養学部に在籍していながら、自分の興味を優先して授業を履修できないというのは少し悲しい気もします。が、進学選択という東大の制度の是非については議論し出すと止まらないのでこれくらいにしておきたいと思います(笑)

 そんな東大の授業の中でも「合格」か「不合格」しか評定されない(つまり進学選択の点数に関係しないので興味の赴くままに履修できる!)、主題科目について今日は少し紹介していきたいと思います。

 主題科目の種類は様々です。政治、経済、人類学、数理科学、物質科学、医学など、多種多様な分野の授業が開講されています。授業の内容も多岐に渡ります。例えば、教授の研究室を毎週訪れて話を聞いたり実際にその研究の一端に触れられたりする授業、あるいは何泊かの旅行に行ってその地域の特質について学ぶ授業、さらには数学の問題を150問解いて単位を取得できる授業なんてものもあります。

 主題科目の良いところは何と言ってもその「深さ」です。教養学部の段階で実際に研究の現場に立ち会うことが出来る機会はとても少ないですし、ただの座学である必修科目では得られないような「生の」経験を得ることが出来ます。実際に僕が履修した「医学に接する」と「最先端メディカルサイエンスゲノムを体験する~来て、見て、触れて、医学研~」の2つの主題科目は貴重な経験を与えてくれました。

 「医学に接する」は理Ⅲ生のほとんどが履修する授業ですが、全学体験ゼミナールという区分に属するので、全科類の学生を対象としています。授業内容を簡潔に言いますと、「4日間かけて医学の臨床と研究に触れる」というものです。履修者はたくさんのコース・分野に振り分けられますが、僕のコースでは分子細胞生物学研究所と形成外科を2日間ずつかけてまわるというものでした。
 前2日では、ヌードマウスの脳を解剖によって取り出し、それを数μm単位でスライスして神経の様子を観察するというものでした。観察するというのも、神経細胞一つ一つは極微小、かつ入り組んでいて一般的な光学顕微鏡では不可能です。そこで最先端の蛍光顕微鏡(数千万円するらしいです!)を用いて軸索と樹状突起を色分けすることで明瞭に視認することができるようになります。僕は実際にその顕微鏡を覗いてマウスの脳神経を観察しました。
 後2日では、前半(3日目)が研究、後半(4日目)が臨床という形を取って授業が進められました。前半の研究では、形成外科ではどのような基礎研究がなされているのかというのを実際に研究室を訪問することで体験するというものでした。後半の臨床では、東大病院を訪問して実際にオペに立ち会いました!象皮病の患者さんや、事故で指が切り落とされた患者さんなど、3人のオペを1メートルぐらいの距離から見させていただきました。滅多に経験することのできない現場に立ち会え、感動・興奮を覚えました。

 「来て、見て、触れて、医学研」は上北沢にある医学総合研究所を訪問して最先端の基礎研究を網羅的に見て回るというものでした。実際にそこで働いている方々から貴重な話を聞くことができ、基礎研究への興味がとても高まりました。あまり詳しく書くと、入学後の楽しみが減ってしまう恐れがあるので、これくらいにしておきますね(笑)

 このように、普通の授業では経験できないようなことを主題科目は実現してくれます。何をどれだけ履修するのも学生の自由です。「東大に入ったらこんなことを研究してみたいな」、とか「東大のあの先生からいろんな話を聞いてみたいな」、など人それぞれ東大を目指す理由は様々あると思いますが、その中に「東大に入ったら色々な主題科目を履修して刺激的な経験を得たいな」なんて言ってくれる人が出てきたら書いた僕もとても嬉しいです(笑)

それではまた!
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2018年4月 7日 11:17

転学部しました。

こんにちは。
教育学部の3年生になりました、勅使河原です。

もしかしたら、
このブログを遡って読んでくれているような東大特進のファンの方がいらっしゃれば(いるか分かりませんが)、
「あれ?勅使河原って法学部じゃなかったっけ?」
と思ってくれたかもしれません。

正解です。私はつい3月までは、学籍上は法学部の4年生でした。

そう。私この度転学部いたしました。

東大に入ると、全員が経験するのが進振りです。
進振りではご存知の通り前期教養学部から、後期課程に進む学部を選びます。

では東大での転学部とは何かというと、
進振りを既に終え、後期課程に進んだあとになって
学部を変えたいと思ったときに使える制度です。
(ただしとてもマイナーな制度で、使う人は珍しいです。
スタッフのなかでも今回私が史上初だと思います。)

手続きも、進振りよりも複雑です。
一例として、今回私が踏んだ手続きとしては、
①受け入れ先の学部問い合わせて、希望のコース(学科)に定員の余裕があるか確認してもらう
②定員がOKなら、進振り時の点数・志望理由書・面接の3つを考慮して審査してもらい、内定獲得
③転出元の学部の学部長と面談して、転出の可否を判断してもらう
④転出元、転出先それぞれの教授会で通れば、無事転学部が確定
という形です。

そこそこ労力がいるので、
皆さんはぜひ進振りのときに熟考して進学先を選び、
転学部の制度を使わずに済むようにしてください(笑)。


では、転学部して私はどうかというと、
まだ授業が始まって2日目ですが、とても楽しいです!
教育学部、特に私の所属する比較教育社会学コースはこじんまりとしたところなので
アットホームで、学生同士も仲良いし
先生方も熱心に指導して下さる姿勢が伝わってきます。
入って数日なのにこんなに居心地がいいなんて、
相性ってやっぱりあるんだなーと思いました。


皆さんも受験科類を決める際や、進振り先を決める際は
必ず自分の興味関心や適性を考慮して
一番合っていそう!と思えるところを選んでください。
大学の科類や学部ごとのイメージは持ちにくいと思うので、
そのあたりはどんどんスタッフに質問してみてくださいね。
4月21日の学部ガイダンスも絶好の機会だと思います!
(数日前に武田くんが書いてくれた記事参照)
学年を問わず、ぜひぜひお越しください♪
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2018年4月 6日 11:48

好きなことについて

こんにちは!

 

 工学部物理工学科4年の小野です。5日から大学で授業が始まりました。4年生なので卒業論文と大学院入試に向けてばりばり勉強しなければならないのですが、なんとか頑張っていきます。春はそれぞれの生活が新たに始まる季節です。穏やかな自然とはうらはらになにかとストレスの溜まりやすいこの季節ですが、無理せずぼちぼち頑張っていきましょうね。

 

 先日、本郷キャンパスの工学部2号館内にある工学部図書館で大学院入試に向けた勉強をしていました。2号館にある図書館にその日初めて行ったのですが、行ってみるとビックリ。何がビックリかと言うと、工学系の教科書や専門書が自分が予想していた以上に本棚にびっしりと置かれていたんです(まあ当たり前と言えば当たり前)。自分の勉強のモチベーションがあがったのかその日は勉強がとても捗りました。

 

 私は小さいころから科学関連のことが好きで、小学生向けの科学雑誌を買ってもらったり、親に頼み込んで地元の小さな科学館につれて行ってもらったりしていました。プラネタリウムは今でも好きです。

 

 数学や物理が好きだったということもあり、東大の理科一類に合格し、そこから工学部の物理工学科に進学したわけですが、実際に「物理学」という学問を進めていくと、宇宙の謎を解き明かすのには全く及ばないようなレベルの分野でも理解するのは難しく、ついていくのに精一杯といった感じです。一時期は物理が嫌になりました。

 

 そんな時に、2号館の図書館で大量の数学書や物理書を目にしました。不思議と嫌な気持ちにはなりませんでした。自分の知らない所でこんなに色んな世界が広がっているのかと、わくわくというのか、言葉ではうまく説明できませんが、そんな気持ちでした。そしてその時、「ああ、自分はやっぱり物理が好きなんだなあ」とも思ったのです。

 

 本当に好きなものや人について、その理由を説明するのは難しいと思います。なので皆さんも、「なんかよくわからないけど好き」という気持ちが何かに対して芽生えたら、その気持ちを大切にしてほしいです。

 

 これは勉強だけではないと思いますが、思うように行かなかったり、壁にぶつかったりといった状況が長く続いていると、自分を見失ってしまう場合もあると思います。そんな時、自分が本当は何が好きなのか考えてみるのもいいかもしれません。

 

 

 

自分が何をしたいのか、何が好きなのかを考えるというわけで、4月21日(土)の12時30分から14時30分まで、御茶ノ水校で東大学部ガイダンスというものが特進3年スタッフによって開かれます。参加費は無料で、実際にスタッフに相談できる時間もありますので、皆さん是非ご参加ください。参加される方は、所定の申込書に記入していただくか、御茶ノ水校までお電話ください。待ってます!

 

自分の好きなことに全力で取り組める1年にしていきましょーう!

 

ではまた~

 

小野 

 

 

 

 

 

 

 

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2018年4月 4日 17:44

大学生活のはじまり

こんにちは。理科三類新二年の礒田杏実です。
最近は暖かい日が続き、春を感じるようになりました。
新年度がまさに始まろうとしている時期ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私が所属する東大教養学部も明日から新学期が始まります。
私も二年生になります。新生活に期待と一抹の不安を感じていた昨年の四月がつい先日のことのように思え、時の流れの速さを実感しています。

東大の一年生にとっては明日が大学に入ってはじめての授業ですね。
といっても同じクラスの人とはじめて顔を合わせるわけではありません(東大には第二外国語に従って決められるクラスがあり、必修の授業は同じクラスの人と受けることになります)。合格手続を済ませた後、ガイダンスや、プレオリ、オリ合宿といったオリエンテーション行事が行なわれます。
今日は、その中で、オリ合宿について書きたいと思います。

オリ合宿はオリエンテーション合宿の略で、新入生を新二年生が一泊二日の合宿に連れて行くイベントです。先ほど東大にはクラス制度が存在する話をしましたが、一学年上の同じ番号のクラス(上クラといいます)が企画します。
観光や体育館でのレクリエーションなどを通じて、新入生が同じクラスの人と仲良くなることを目的としています。私は昨年オリ合宿に参加したことで同じクラスの友人ができ、スムーズに大学生活を始めることができました。
行き先は伊豆や山中湖など関東近郊が多いです。
例年、理系は四月一日と二日、文系は二日と三日に行なわれています。

私も先日上クラとして参加し、館山に行ってきました!
私のクラスは、一日目にバーベキューと体育館での班対抗レクリエーションを、二日目に水族館での観光をするというスケジュールでした。夜にはコンパがあり、大学生活や、選択科目の履修、サークル・部活についての話などをします。
上クラとしての参加でしたが、私自身もすごく楽しめました。
館山に行くのもはじめてでしたが海がきれいですごくいいところでした。普段東京に住んでいると海を見る機会があまりないので、海岸に行くとテンションが上がりますね。
新入生も皆、二日間が終わる頃には打ち解けて積極的に話すようになっていて嬉しかったです(私は企画にはあまり関わっていないのですが・・・)。

短い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。大学生活をイメージする一助になれば嬉しいです。
受験勉強のことだけでなく、大学生活のことについても何か聞きたいことがあればお気軽にスタッフに声をかけてくださいね。
それでは新学年、気持ちを新たにがんばりましょう!

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