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2018年5月25日 19:42

現代文の復習は大事^^

こんにちは(*^_^*)文科三類二年の髙木彩音です!街行く高校生たちの衣替えが進み、日々の空気の中に夏の訪れを感じる今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

さて、本日のテーマは電話で相談を受けることも多い【現代文における復習の大切さ】についてです。これは先日ついに完成した、スタッフの汗と涙の結晶、「東大の基礎知識」でも書かせて頂いたことなのですが、お手元にない方もいるかと思うので、こちらでも触れることにします。

現代文の勉強は演習メインになるかと思うのですが、あれってなかなか根気いりますよね。一問解くのにも時間かかるし、何言ってるかわからないと投了となりますし。そんなこんなでやっとこさ仕上げた答案が添削されて返却されたとき、皆さんはちゃんと復習していますか?現代文では類題が出ることはほぼ期待できませんから、何も考えずにただ演習をこなしたきりにするのは非効率的です。特に東大の過去問は良問ですし、復習により一問一問最後まで優しく丁寧に扱ってほしいものです^^


では復習では何をすればよいのでしょう。
ここでやることは3つ。まず一つ目は問題の解き方を理解すること。模範解答が問題文のどこを根拠としているか、どういう論理展開をしているか、を自分の答案と比較する。(模範解答によっては納得できない物もあるかもしれません。その場合はあまりこだわらず、使えるところのみ参考にするのが得策です)

二つ目は、その問題演習で学んだことを一般化して、次回に活かせるようにすることです。最初っから現代文超得意!という人はほとんどいませんし、一度やっただけで完璧に現代文が出来るようになる人もほとんどいないのですから、投げやりにならず、問題演習で学んだことをコツコツ次に生かしていく必要があります。現代文は暗記科目ではないとはいえ、頭の動かし方はある程度一般化できるものなので、今回不足していたものを分析しましょう。

三つ目はは模範解答の優れた表現を学ぶことです。字数に制限のある現代文では、各内容をどれほどきれいに圧縮できるかが大きなポイントとなります。自分の表現は傍線部の表現とずれる、あるいは傍線部中の表現をそのまま使ってしまった場合でも、模範解答ではニュアンスを捉えたスマートな表現がなされていることがあります。こういった表現は他の問題に応用できることも多いので、そのような技は盗んでしまいましょう。


この復習というプロセスをどれだけ深く行うかが、どれほど高いレベルに到達できるかに大きく影響します。良問も時間も有限です。一回一回で最大限成長するようにしましょう。また次に新たな問題に向かっていくときには、得た反省点を元に目標を持つと良いですね^^

すみません長くなってしまいました。前提として、勉強法というものは十人十色なもので、他人がああだこうだいえるものではないです。そのことを踏まえた上で「なんか最近現代文上手くいってないなぁ。。。」という方がいましたら、ちょっぴり参考にしてみてください!最後まで読んでくださってありがとうございました!



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