2018年6月アーカイブ
2018年6月30日 11:24
日本史の勉強法!
2018年6月29日 16:12
本郷の授業紹介~工学部航空宇宙工学科編~
こんにちは。
2018年6月28日 16:07
体調管理には気をつけよう!
皆さんこんにちは。文科Ⅰ類2年の石井爽真です!ブログには数週間ぶりでの登場となります。
最近は梅雨も明けて(?)すごい暑い日が続いていますよね。自分もスーツ姿で校舎に向かうときに暑さに苦しめられることが多く、とても辛い気持ちになります笑
皆さんはこれから受験の天王山と呼ばれる夏休みへと突入していくこととなります。この長いようで短い2ヶ月間を如何に充実させるかが最終的な合否にもつながるくらいの心意気で臨むといいと思います。
...とはいうものの、やはりこの暑くなってきた時期に怖いのが夏バテ。さらに季節の変わり目ということもあり最近は体調を崩してしまう人が身近なところにも多く感じます。一度身体を崩すとその後の療養やら何やらで数日間は勉強に手が付かなくなってしまう...学習計画の崩れにもつながりかねません。 それに、そもそも身体を崩してしまうだけで普通に萎えますよね。
こういった点から体調管理はとても大事であると言えるのではないでしょうか。今回はそんな体調管理について気をつけてほしいことを軽く列挙していこうと思います。
①生活リズム
夏休みは学校がありません。学校は始業時間が定まっているおかげで生活におけるペースメーカー的な役割をはたしてくれますが,それが無いが故に生活リズムが崩れやすくなります。
「今日は追い込んで勉強したいからまだやるぞ!」とか、「今日は頑張ったから日付まわってから遊び散らかすぞ!」みたいな考えがとても危険です。その後いつもと同じ時間に起きて勉強しようとしても眠くて集中できないし身体を壊すもとになります。かといって寝すぎてしまうと生活リズム崩壊の負のスパイラルに陥りかねません。これはよくない。
現在W杯が絶賛開催中で厳しい要求かもしれませんが,日付が変わる頃には寝て、7:30頃に起床という生活リズムがベストかもしれません。もちろん人によって必要な睡眠時間や時間帯は異なりますので各自の理想の生活リズムを見つけ出してほしいのですが、①なるたけ朝型の生活リズムを構築する(朝の涼しい時間は割合快適に勉強できるほか、朝しっかり起きることで生活リズムが一般的に保ちやすい気がします)②睡眠は過不足ない程度に の二点を意識するのが望ましいと思います。
②栄養補給・水分補給
これも当然のごとく大事です。水分補給は言わずもがな。夏バテ予防には必要不可欠です。
またきちんとした食事をとることも心掛けてください。食事自体が面倒だから適当にすませる、自習室などでグミの類を食べすぎて食欲がわかない...など、色々な理由があるとは思いますが、とりあえず一日3食しっかり食べるようにしましょう。朝食をしっかり食べることは生活リズムのキープにも寄与しますし、昼・夜もしっかり食べることは栄養面でとても大事だと思います。「それでも勉強するときは何か口にいれていないと落ち着かないんだけど...」という人はガム、あるいはナッツ類などを少量頂くのが良いかもしれません。食あたりも怖いので食品にも気を使いながら規則正しい食事を心掛けましょう。
なお,逆に食事をとりすぎてしまう人もいるかもしれませんがこれもやめましょう。満腹状態だとすぐ眠くなります。ある程度の空腹感を大事にしてください。また,何より食事(間食含む)を摂りすぎてしまうとぶくぶくと体重が増えていき受験終了後に切ない思いをする僕みたいなことになってしまうので本当にやめましょう。元々着られたはずのズボンが全く入らないときほど屈辱的なことはありません。
今まで簡単に気をつけるべきことについてまとめてみました。マスクをつけるなどの対策なんかはこの時期にはしなくていいとは思いますが、他にもきちんと手を洗ったり、ある程度は運動してしっかり汗を流すなど述べたこと以外にも健康に過ごすために行うとよいことはたくさんありますが、総じて規則ただしく過ごすということが大事なのでは、と感じます。勉強一筋でそれを最大限に優先する時期だからこそこういった生活の細かい部分をきっちりとこなすことも大事になってくると思います。
身体の調子に気をつけながら、自分にとって最大限の成果を残せる夏を過ごしてください。応援しています!
2018年6月28日 12:50
大阪校 「元」東大生スタッフ紹介
2018年6月27日 12:40
本郷の授業紹介~教育学部編~
2018年6月26日 17:36
東大古典について
2018年6月22日 17:50
駒場の授業紹介
こんにちは!お久しぶりです、文科3類2年の用害桃子です。
最近は梅雨でじめじめしていて、かと思えば急に暑くなったりして滅入ってしまいますね...。負けずに普段通りのペースで頑張っていきましょう!
さて、今日は私が今履修している、駒場キャンパスの面白い授業をいくつか紹介したいと思います。
東大の進学選択のシステムでは、2年生の夏学期(Sセメスター)までにとらなければならない単位のほとんどは1年生の間に取れてしまうので、この時期たいていの2年生は暇になっています(笑)私も自分の興味のある楽しそうな授業を中心に履修して、サークル活動にいそしんだり、のんびり過ごしています!
まず紹介するのは、映画論という授業です!
いかにも面白そうですよね、この授業(笑)映画論なのでもちろん映画を観るのですが、毎回映画史や音響、モンタージュ、プロパガンダ、視線といったテーマに沿った教授の解説を聞き、そのトピックに注目しながら映画のワンシーンを観ています。
例えば音響の回では、1920年代くらいの洋画のワンシーンをまず当時の音響バージョンのもので観て、次に同じシーンを最近になってBGMが新たに変更されたバージョンでも観ることで両者を比較し、映画における音響の役割について考えました。私はサークル活動で演劇に携わっているのですが、劇をうつ上でも音楽は重要な存在なので(例えば悲しいシーンでいかにも悲しい曲を流すと、観客は感情を抑えつけられているように感じ不快に思ってしまう、等です)、関連性があって面白かったです。
前回のテーマは怪物・ホラーで、1954年公開の「ゴジラ」や1998年公開の「リング」を観ました。東京を破壊するゴジラは東京大空襲の再現で、ゴジラは戦争の象徴というように、映画における怪物はなんらかのメッセージ性を持っているそうです。ちなみに貞子は反転した母親なんだそう。
日本のホラー映画における幽霊は、西洋のそれとは違って物理的に撃退不可能で、何かこちらに危害を加えてくるからではなく存在自体が恐怖を与える、とか、貞子に関してはテレビとその向こう側という絶対に越えられないはずの境界を越えてきうる点が恐怖の要因となる、といった分析が面白かったです。私は「リング」の方は、怖くて観れなかったのですが...(笑)
このように、ただ単に映画を観るだけではなくて、その奥にある色々なことを学べてとても面白いです。そして教授が映画について説明している姿が、この先生は本当に映画が好きなんだなあ、と感じられてなんだかほっこりさせられます(笑)
次に紹介するのは、外国文学という授業です。
この授業は文学部英文学科の教授が駒場の前期教養でやっている授業で、私自身は英文学科に進む可能性は低いのですが、英文学には興味があるので履修してみました。
授業を通して、E.M.フォースターの「ハワーズ・エンド」という作品を読み進めています。その際に英文学における文体や構成に気を留め、疑問点を生徒同士で共有・ディスカッションしたり、この作品は映画化されているのですが、映画の該当シーンを観て小説と映像における感情などの表現方法の違いを考えたりしています。
英文学を原作の英語のまま読むのはなかなか大変で、皆さんが今頑張って読んでいるであろう大学入試の英語小説より格段に難しいです...!!でも、この小説自体が面白いことと、授業で示されるポイントも興味深いことで、なんとか頑張れています(笑)映画版では若き日のヘレナ・ボナム・カーターが主人公の妹役で出演していたり、世界観も私の好みでとってもステキなので(笑)これまた楽しいです。
このハワーズ・エンドという小説なんですが、面白いです!!ドイツ系の上流階級で文学・芸術的な教養を持ち、理想や情に溢れる姉妹が全く価値観の異なる伝統的・保守的な英国のブルジョワ一家と出会い、この一家のハワーズエンドという邸をめぐって様々な形で交流していく、というストーリーです。イギリス社会の様々な階級の人々との交流や、価値観の違いによる人間関係のもつれなど...。先程も言った通り難しいですが、とても読み応えのある小説だと思います。
次回は私の担当回なので、割り当てられた章を要約して、文体、構成における疑問点をまとめなければならないんですよね...頑張ります!(笑)
このように、東大では単に学術的な授業だけでなく、楽しい上に学問的にも興味深い授業も沢山行われています。興味を持った受験生の皆さんは、東大に合格した暁にはぜひ履修してみてくださいね!
2018年6月20日 19:04
化学の勉強法
2018年6月19日 16:29
地理の勉強法について
2018年6月17日 16:00
模試の受け方
2018年6月17日 15:37
運動会に所属するということ
2018年6月17日 11:41
大学の友人関係
2018年6月17日 10:18
センター試験本番について
2018年6月16日 16:07
採点者が喜ぶ答案を書こう!
2018年6月15日 18:31
東大特有のクラス役員について
2018年6月14日 18:45
数学の勉強法!
2018年6月13日 17:22
生物の勉強法
2018年6月13日 16:04
第1回東大本番レベル模試が行われました!
2018年6月13日 16:03
第1回東大本番レベル模試 所感
2018年6月10日 15:08
東大生の進路
2018年6月 8日 16:34
駒場キャンパスの設備についてそこはかとなく書く
2018年6月 7日 18:47
世界史の勉強法について
こんにちは、文科1類2年の石井です! 前回から一日空けただけでの再登場となってしまいました。最近は大学の授業や課題が少なく自由に時間を使う
前回の谷田さんの記事に続き(?)、今回は文系として世界史の学習法を考えてみたいと思います。
皆さんはどれくらい社会科目に手をつけられているでしょうか?セオリーだとこの時期は英数に力を入れるのがよいとされているので、あまり勉強できていない、、、という人も多いかもしれません。
ただ、やはり世界史は手をつけねばならないことや覚えねばならない事項が幅広く、一定の成績をとるためには相応の勉強が必要になります。事実、受験勉強が遅れてしまった僕はなかなか世界史の学習時間がとれず、結果として知識が定着しきらず受験直前期まで苦手意識を強く持ってしまう科目になってしまいました。。。
今回はそんな世界史の学習に関して、自らの反省も踏まえて(前回と全く同じパターンですね(笑))気をつけるべきことやこうするとよい、みたいなことを考えてみようと思います!
①早めに通史を仕上げよう
この通史は、一般に古代から現代までの知識の大まかな概形を掴むことが主眼に置かれますが、これが遅れると後の過去問対策や知識の拡充という学習にも尾を引き、結果としてディスアドバンテージを背負うこととなってしまいます。ですので、理想的には夏休みの冠模試まで、できれば夏休みが終了するまでにある程度目途を立てるのが望ましい、と考えられます。自分が夏休みから本格的に学習を始めて目途が立ったのが10月下旬だったので、逆算して考えるとそろそろ世界史の勉強の比重をあげていくのがよいのではないでしょうか? ただ原則は英数に力を入れるべきだと考えられるので、学習時間のバランス感は大事にしてください!
また、あまりにも単語を覚えることに拘りすぎることで全体の学習が遅れることがないようにも気をつけてください。特に勉強の始めたてには陥りやすいことだとは思います。実際僕も暗記に拘りすぎてしまった時期がありました。しかし、全体の量を考えるとその進め方だと到底完全には覚えきれないことが多く、また時間もかかってしまいいいことがあまりありません。それに通史を終えた後に知識を改めてチェックし直すタイミングはいくらでもありますし、そもそも東大ではあまり込みいった知識は問われないので、気にしすぎはやはりNGといえるでしょう。
大事な出来事やフレーズは最低限確実に押さえておこう、という程度のある種の割り切りの良さも世界史の学習を進めていくには大事だと思います!
②歴史観を大事にしよう
先程の暗記に拘りすぎないという話とも関連する話題なのですが、知識を身につけようとしすぎるあまり全体の流れを把握できないと、暗記自体が非効率的なものになってしまう上に特に大論述において知識が有機的なつながりを持った解答を書けなくなってしまいます。なので、出来事の因果関係や、出来事同士の対比などにはしっかり注意を払いながら世界史の学習に臨むと良いと思います。ここでおすすめする(宣伝っぽくなってしまいますが(笑))のが特進の荒巻先生の授業です!この授業を通じて、自分が一人で学習する分には得られないような視点やトピックを興味深い先生の解説と共に知ることができます。世界史の学習に行き詰まりを感じている人、関心を持てない人はもちろん、なんかおもろい話聞きたいな、というモチベーションで受けても刺激ある時間になるはずです!
次に細かい勉強で意識したい点について、
③人に説明できるように
世界史に限った話でもないのですが、事柄に対する理解度を確かめる手段としてそれを他人に正しく説明できるほどになっているか、というものがあります。人に説明できる状態であればそれだけ知識が自分の中で体系だてられているということになると思うので、これに関してはむしろ机上での学習以外の時間、例えば電車の中などで人に今日学習したことを説明するとすればどうするか、みたいなことを頭の中で組み上げていく勉強においてのクセをつけられるとベストでしょう。
④復習を大切に
暗記をするにあたって重要なのは反復です。一回では覚えきれないことは二回、三回と反復することで身に着いていくことがとても多いです。確かに暗記に拘りすぎるのはよくないですが、だからといって確実な歴史の流れの理解のためにも多少の暗記が要求されないわけではないのは事実です。これらを踏まえて考えると、学習を前向きに進めていくだけでなく今までの学習が最低限でも定着しているのかを確認していくことも、世界史の通史の地盤固めには不可欠なので気をつけましょう。
少し長くなってしまいました&要求が多くなってしまいました、、、
これら全てを実践するのは正直厳しいとは思いますが、だからこそ頭の片隅に置きながら勉強を進めてもらえるといいかな、と思います。暗記と歴史の流れの理解は、それぞれ適切なバランスで行えば相互に効果が出てくると思うので、そこは大事にしてほしいかな、と思います。
世界史を選択していない人にはあまり需要のない記事になってしまいましたが、これで以上です。これから夏に向かって勉強の負荷はどんどん上がっていくと思いますが夏バテに負けないように頑張って下さい(^^)/
2018年6月 6日 16:22
化学の勉強について
2018年6月 5日 15:11
切り替えってむずかしい
こんにちは~ 文科1類2年の石井です!
皆さんは最近どのようにして時間を過ごしていますか?
すでに受験勉強をガツガツ進めている人(そういった人にはこの記事読まなくていいかも...)
部活で最後の大会に向かってラストスパートをかけている人、学校行事が2学期に控えていてその準備が大変な人...
色々な人がそれぞれの生活を送っていることと思います。
ただ受験勉強以外の学校生活の諸々が終わりを迎え高校生活で残すことが受験勉強のみ、という人が特にこれから増え始めるのではないでしょうか。
去年の僕も5月の中旬ごろにメインの学校行事を終え、いざ本格的な受験勉強へ...
と思っていたのですが、まあなかなか勉強が始められませんでした。何から手をつけてみればいいのかわからないし、そもそもそんなに勉強するムードになれないなどなど、結局6月の終わりになってようやく本格的な勉強を始めるという有様で、受験勉強を開始できた時点から一ヶ月半もの時間を怠惰に過ごしてしまうこととなりました。この後遅れを取り戻そうと夏休みに必死になって勉強をする羽目に、、、
勉強はもちろん大事ですが、部活や学校行事などに熱中することはかけがえのない思い出を残すすばらしいことだと改めて思います。ただ東大の受験が等しく2/25,26にやってくる以上、そういった活動の余韻が尾を引きずりすぎて勉強に身が入らない期間が続くのは受験勉強の進捗的にも大きなマイナスではないでしょうか。
今回はそんな切り替えの方法について、自分の反省と周りの友人を見ていて思ったことを踏まえて考えてみます!!!!!!
①やるべきことを勉強に絞る
本格的に部活や学校行事を終えても、その引継ぎ、後片付けやら部活のやらねばならぬことやらが残っていることは地味に多いと思います。そういったものを後に伸ばしていると脳内で勉強以外のことを考えてしまう余地を残すことになってしまい、時間的にも精神的にも勉強に100%の力をそそぐことが難しくなります。まずはこういった諸々を解決するようにしましょう。
②形だけでも勉強する時間をとる
勉強するムードになれないことは、なんとなく終わったはずの部活や行事のことを考えてしまうことも一因です(これは①である程度解決できるはず)が、それ以上にそもそも継続的に勉強する習慣を持てていないと言うこともあると思われます。そこで勉強する時間を確保する習慣づけから行うようにすることで、こういった問題を解決できるのでは、という案です。実際周りの勉強を早くから本格化させていた友人はヒマになってからの放課後すぐ学校から帰っていた人が多く、後から聞いてみるとそのまま自習室に直行したり、自宅で勉強している人が多かったようでした。
③勉強の指針を立てる
大学受験は今まで以上に何から始めればよいかわからない、と言うことが多く、それが高じて勉強が始められない、というケースが多いと思います。そこでまずは情報収集です。各科目どういった出題がされるのか、勉強は何をどこまでに終わらせるべきか、何を勉強の素材にすればよいのか、など、一般的な受験のセオリーを知っておくこと。それを知った上で自分の現況を鑑みて大まかな学習計画を立てていくと勉強の方針が定まりスムーズに勉強を本格化させやすいと思います。合格体験記を読む、あるいは塾に通っているひとはそこで相談するなどして情報を掴むといいと思います。
長くなりましたがこれで以上です。スムーズな受験勉強のスタートダッシュを切って、合格に向けて頑張って下さい!!!