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2018年6月 7日 18:47

世界史の勉強法について

こんにちは、文科1類2年の石井です! 前回から一日空けただけでの再登場となってしまいました。最近は大学の授業や課題が少なく自由に時間を使う

 

前回の谷田さんの記事に続き(?)、今回は文系として世界史の学習法を考えてみたいと思います。

皆さんはどれくらい社会科目に手をつけられているでしょうか?セオリーだとこの時期は英数に力を入れるのがよいとされているので、あまり勉強できていない、、、という人も多いかもしれません。

 

ただ、やはり世界史は手をつけねばならないことや覚えねばならない事項が幅広く、一定の成績をとるためには相応の勉強が必要になります。事実、受験勉強が遅れてしまった僕はなかなか世界史の学習時間がとれず、結果として知識が定着しきらず受験直前期まで苦手意識を強く持ってしまう科目になってしまいました。。。

今回はそんな世界史の学習に関して、自らの反省も踏まえて(前回と全く同じパターンですね(笑))気をつけるべきことやこうするとよい、みたいなことを考えてみようと思います!

 

①早めに通史を仕上げよう

この通史は、一般に古代から現代までの知識の大まかな概形を掴むことが主眼に置かれますが、これが遅れると後の過去問対策や知識の拡充という学習にも尾を引き、結果としてディスアドバンテージを背負うこととなってしまいます。ですので、理想的には夏休みの冠模試まで、できれば夏休みが終了するまでにある程度目途を立てるのが望ましい、と考えられます。自分が夏休みから本格的に学習を始めて目途が立ったのが10月下旬だったので、逆算して考えるとそろそろ世界史の勉強の比重をあげていくのがよいのではないでしょうか? ただ原則は英数に力を入れるべきだと考えられるので、学習時間のバランス感は大事にしてください!

また、あまりにも単語を覚えることに拘りすぎることで全体の学習が遅れることがないようにも気をつけてください。特に勉強の始めたてには陥りやすいことだとは思います。実際僕も暗記に拘りすぎてしまった時期がありました。しかし、全体の量を考えるとその進め方だと到底完全には覚えきれないことが多く、また時間もかかってしまいいいことがあまりありません。それに通史を終えた後に知識を改めてチェックし直すタイミングはいくらでもありますし、そもそも東大ではあまり込みいった知識は問われないので、気にしすぎはやはりNGといえるでしょう。

大事な出来事やフレーズは最低限確実に押さえておこう、という程度のある種の割り切りの良さも世界史の学習を進めていくには大事だと思います!

 

②歴史観を大事にしよう

先程の暗記に拘りすぎないという話とも関連する話題なのですが、知識を身につけようとしすぎるあまり全体の流れを把握できないと、暗記自体が非効率的なものになってしまう上に特に大論述において知識が有機的なつながりを持った解答を書けなくなってしまいます。なので、出来事の因果関係や、出来事同士の対比などにはしっかり注意を払いながら世界史の学習に臨むと良いと思います。ここでおすすめする(宣伝っぽくなってしまいますが(笑))のが特進の荒巻先生の授業です!この授業を通じて、自分が一人で学習する分には得られないような視点やトピックを興味深い先生の解説と共に知ることができます。世界史の学習に行き詰まりを感じている人、関心を持てない人はもちろん、なんかおもろい話聞きたいな、というモチベーションで受けても刺激ある時間になるはずです!

 

次に細かい勉強で意識したい点について、

③人に説明できるように

世界史に限った話でもないのですが、事柄に対する理解度を確かめる手段としてそれを他人に正しく説明できるほどになっているか、というものがあります。人に説明できる状態であればそれだけ知識が自分の中で体系だてられているということになると思うので、これに関してはむしろ机上での学習以外の時間、例えば電車の中などで人に今日学習したことを説明するとすればどうするか、みたいなことを頭の中で組み上げていく勉強においてのクセをつけられるとベストでしょう。

 

④復習を大切に

暗記をするにあたって重要なのは反復です。一回では覚えきれないことは二回、三回と反復することで身に着いていくことがとても多いです。確かに暗記に拘りすぎるのはよくないですが、だからといって確実な歴史の流れの理解のためにも多少の暗記が要求されないわけではないのは事実です。これらを踏まえて考えると、学習を前向きに進めていくだけでなく今までの学習が最低限でも定着しているのかを確認していくことも、世界史の通史の地盤固めには不可欠なので気をつけましょう。

 

少し長くなってしまいました&要求が多くなってしまいました、、、

これら全てを実践するのは正直厳しいとは思いますが、だからこそ頭の片隅に置きながら勉強を進めてもらえるといいかな、と思います。暗記と歴史の流れの理解は、それぞれ適切なバランスで行えば相互に効果が出てくると思うので、そこは大事にしてほしいかな、と思います。

 

世界史を選択していない人にはあまり需要のない記事になってしまいましたが、これで以上です。これから夏に向かって勉強の負荷はどんどん上がっていくと思いますが夏バテに負けないように頑張って下さい(^^)/

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