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お久しぶりです!文科Ⅱ類二年の深澤です!

つい先日、進学振り分けの第一段階選抜があり、経済学部への進学が決まりました。

文科Ⅱ類に入学した人のほとんどは経済学部に進学できるのですが、定員の関係で全体の約4分の1は他の学部へ進学することになります。
実際は興味が別の学部に向いた人などもいるので、経済学部に行きたくても行けない人は下位10分の1程度(約30人)だけですね...

そして東大入試に比べればはるかに簡単なこの関門をくぐり抜ければ、後は華の経済学部生活が待っているのです!


とまあ、東大の中でいかに文Ⅱが楽か、ということを毎度のごとく述べている訳ですが、
今回は4月ごろに書かせて頂いた「二年前期の過ごし方(文科二類編)」の続きとして、
一例として僕の文ニート生活の一部を紹介したいと思います!


前回述べたように、僕はクラスメイト(同クラ)と二人で3週間のヨーロッパ旅行に行っていました。
ちょうどW杯開催期間中に丸被りしていたため、サッカー大国の多いヨーロッパの盛り上がりを肌で感じられて、サッカー好きの僕にはたまらなく楽しい旅行になりました。
もっともW杯の試合はチケットが取れなかったため観戦できませんでしたが...

約3週間で8カ国12都市をまわった訳ですが、最後の方はお金が足りなくなるような貧乏旅行で、3日に1回程度しかレストランに入れませんでした(泣)
毎日10キロ以上、時には20キロほど歩いていたのに、デパートの安いお惣菜(ピザとか)で耐え凌いでいたせいか、余計に痩せてしまいました...

3週間とは長いもので、最初に訪れたロンドンで負った擦り傷が、最後の都市パリに着くころには跡形もないほど完治していましたし、その頃にはロンドンで何をしていたのかさえ忘れかけていましたね(笑)

よく旅をして「人生が変わった!」などという人がいますが、
正直僕は何も変わっていない気がします

ただ、一つだけ強く感じたのが、東大受験を通じて培ったものは確実に自分の糧になっているな、ということです。

一番分かりやすい所で言うと、やはり英語力でしょうか。
もちろん受験勉強でスピーキング技能が上がるわけではありませんが、
東大英語で得点源となるリスニングは上達するに違いありません。
相手の言っていることは聞き取れる、というだけでもコミュニケーションへの大きな一歩となります。

博物館や美術館に行った際に文章がスラスラ読めたり、
税関の記入フォームなどを迷わずに書けたり、
英語を使うことに負担を感じずにいられるかは本当に重要です。

加えて、世界史的な知識も歴史博物館や観光名所の成り立ちを理解する上で大いに役に立ちます。

受験生の皆さんも勉強の進度は様々だと思いますが、
もし少しでも余裕のある人がいるなら、
「将来にわたって使える教科や知識はなんだろう?」と考えながら、
勉強の優先順位を決めてみても良いかもしれません。

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