受験生時代から時々チェックしていたこのブログをまさか自分が書くことになるとはと思うと不思議な気持ちです。
さて、高3のみなさんは秋模試の真っ最中ですね。今回は、現役生の夏の努力の結果が表れると言われているこの模試について、僕の個人的な意見を少し書いていきます。
①模試当日までに気をつけること
本番を経験したことの無い皆さんは、模試を利用して試験以外の面でも練習をしておくことが重要です。例えば、当日のご飯を何にするかです。いざ当日になってお腹が減って体力切れとか、食べ過ぎて眠くなってしまったとか、そんな理由で実力を発揮できないなんてことになってしまったら嫌ですよね。今のうちから本番を想定して、緊張していても喉が通りそうなものを考えて決めておき、模試の時は実際にそれを食べるようにすると良いと思います。特に、地方から東大を目指す人たちは、当日はコンビニでご飯を買うことになることから、自分の宿泊する施設の近くにはどういうコンビニがあって、その店の何を食べるかまで今のうちから考えておきましょう。試験当日の緊張の中では、いつも食べていたコンビニのパンが心を癒してくれるなんてことがよくあります。他にも、睡眠時間、休み時間、問題が配られてから試験開始までの時間など、本番を意識した行動をすると良いと思います。
②模試を受けた後に気をつけること
まず、当たり前ですが復習をしましょう。そして模試の結果を踏まえてセンター試験までの学習予定や目標とする点数配分を考えましょう。こんな当たり前のことを書いても仕方ないのでもう少し現実的な話をします。
自分の話になりますが、去年の秋、東大オープンを受けた後の僕は数学で明らかに失敗したことで極度に落ち込み、一週間くらい本当に何にも身が入らなくなって、最終的に東大を受験するのをやめることにしました。結局、最後に記念でと思って受けた東大実戦で思うような成績を取れたことから復活したのですが、一週間の空白によって完全に学習計画が崩れ、センター対策を始めるまでの貴重な二次対策の時間を無駄にしてしまうことになりました。
受験勉強に真剣に、全力で立ち向かっているみなさんだからこそ、うまくいかなかった時の辛さ、うまくいったときの嬉しさに、どうしても振り回されることになってしまうと思います。そうして冷静さを欠いてしまうと復習と結果の分析もうまくいかなくなってしまうでしょう。そこで、解決策の一つとしてお勧めしたいのが、自分の状況を人に話すことです。自分の状況を声に出して話すだけでも冷静に状況を把握できるようになるし、話を聞いてもらった人から客観的なアドバイスをもらうこともできます。
秋模試が思うようにいかなかった人、思ったよりうまくいって歓喜の渦に飲まれてしまった人は、是非、先生、両親、友達、東大特進のスタッフに話を聞いてもらいましょう。
多くの人は今週末で秋模試を全て受け終えることになると思います。ここまできたらあと少しの辛抱です。来年東大に通っている自分を想像して残りの受験勉強も頑張ってください!
息抜きがしたくなったら是非駒場祭にもきてくださいね!それでは、長文失礼致しました。
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