2019年8月アーカイブ
2019年8月31日 13:12
今聞きたくなる音楽~夏の終わり編~
2019年8月30日 16:33
【校舎からのお知らせ】東大過去問演習講座・志望校合格コースのご案内
2019年8月30日 12:10
駒場ライフをあれこれと
2019年8月29日 19:57
夏と秋の橋渡し(夏休み失敗したなあ・・の人向け)
2019年8月28日 17:26
秋以降について
2019年8月27日 13:31
モチベーションの保ち方
2019年8月26日 13:05
夏休み短くね?
2019年8月25日 13:28
マイブーム
2019年8月23日 13:25
TLPについていろいろ
2019年8月22日 12:50
新歓スタートダッシュ Part2
2019年8月20日 20:05
第2回8月東大本番レベル模試 所感
2019年8月19日 19:37
お昼ごはんを楽しもう!
2019年8月19日 17:10
新歓のスタートダッシュ
2019年8月18日 12:27
第Ⅴ期講座時間割決定!
2019年8月18日 09:38
インタークラスと理系中国語TLP、そして今年東大で起きた怪奇な現象について(後編)
2019年8月14日 19:46
【校舎からのお知らせ】8月15日の大阪校の開館予定
2019年8月13日 15:20
医師国家試験について
2019年8月12日 13:31
夏休み
暑いですね。この暑さを表現するには「ヤバい」というのが正しいような気がしてきます。
こんにちは、1年生スタッフの小川です。
まずは夏模試お疲れ様でした。あれからもう1年かと思いつつ、まだ1年しか経っていないのかという気持ちもあります。この1年、本当に色々あったなあと思わされます。
勉強の話は得意ではないので、大学生の夏休みについて少し書こうと思います。
大学受験から解放されて迎える初めての夏休み。勉強とは無縁、その通りです。高校と違って宿題は多くの場合ありません。(授業によっては課題があるのかもしれない。)そして夏休みが明けてからの授業の時間割もまだ知りません。勉強しようにもすることがないわけです。
部活、バイト、遊び、旅行などやりたいことができる夏です。楽しい夏を迎えられるよう、これからも頑張ってください!
2019年8月12日 10:13
「地方」という観点から
2019年8月10日 11:10
卒論のおはなし
2019年8月 9日 19:52
東大生のダブルスクール事情
2019年8月 8日 20:33
夏休みを過ごす中で
2019年8月 7日 18:04
よくある質問、相談
2019年8月 7日 12:00
高3の夏を振り返って
2019年8月 6日 12:47
東大模試の有効活用
2019年8月 6日 12:47
東大模試の有効活用
2019年8月 3日 16:08
週5コマ!?東大の第二外国語事情~フランス語編~
2019年8月 2日 12:36
インタークラスと理系中国語TLP、そして今年東大で起きた怪奇な現象について(前編)
はじめまして~。1年生スタッフの石川です。ブログ初登場です......!
初登場のくせにえらい長いタイトル、しかも前編後編とかいうえらい長い記事ですね。思いついたことをそこはかとなく書きまくっていたらやたら長くなってしまったので、前編・後編と言う形でお送りすることになった次第です。ご了承くださいませ。
早いものでもう8月ですね。私たち東大前期課程の学生は試験が7月いっぱいで終わったので、50日ほどの夏休みに入った......のですが、ここ1,2年の間こんなにヒマな期間がなかったので、休みの正しい楽しみ方をあまりよく覚えていません。悲しいかな。
高3生の方々、勉強お疲れ様です。ありきたりな言葉で申し訳ないですが、本当に受験生は「夏が勝負」です。体調を崩さないように注意しつつ、自分が出せる最大のパフォーマンスを発揮して最後まで突っ走ってください。
高2以下のひとは、もちろん学校で扱った単元の復習も行うべきですが、みんなで遊んだり、趣味に時間を思いっきり突っ込んでみるのも楽しいと思います!!せっかくの休みなんだし、楽しいことは若いうちにやっておきなよ。
さて、前置きはこれくらいにして、本題に参りましょう。まずは表題にあるとおり、「インタークラスとはなんぞや?」というお話からです。
インタークラスは、「既習中国語」「既習ドイツ語」「既習フランス語」を選択した人のクラスです......といっても、なんの話じゃー、ですよね。詳しく説明しておきます。
晴れて東大に合格すると、入学手続き時に、大学で履修する言語を2つ(「既習」=学校などで学習済みの言語と、「初修」=大学に入ってからはじめる言語)選択します。ほとんどの人は「既習」として英語、「初修」としてスぺ、フラ、ドイなどのいわゆる「二外」を選択するのですが、1学年に20~30人ほど、留学経験があったり、親戚がその国の人だったり、ということで、「既習」として英語ではなく、ドイツ語、フランス語、中国語を選択する学生がいます。彼ら彼女らが集うクラスがインタークラスです。では、インタークラスと、その他のいわゆる「普通の」クラスとでは、何が異なるのでしょうか。インタークラスの特徴(特長?)をいくつかご紹介しておきます。
・多種多様でインターナショナルなクラスメイトたち
普通のクラスにおいては、同じクラスに属する学生(いわゆる「同クラ」)は、科類が同じで第二外国語も同じです。ところがインターには文1~理3の全ての学生が属していて、しかも上で言ったように履修する言語もバラバラです。そんなインターには本当に国際経験豊かで多種多様かつ個性的な人がそろっています!!インターの人々、話がみんな面白いんですよ。
・インター固有の領土・インプラ
インター以外のクラスについては、第二外国語の授業をみんなで一緒に受けるので、その授業がホームクラス的な役割を果たしています。しかし、インターは科類もバラバラ、言語もバラバラなので、みんなで一緒に出席する授業なんてものはありません......では、インターの人々はどこで集まっているのか?なんと、駒場に「領土」を持っています(笑)。駒場キャンパスの11号館に半円形のベンチを備えた小空間(通称・インプラ)があるのですが、インターの人々はみんな昼休みにそこに集まってごはんを食べたり、話をしたりしています。ただインタークラスの知名度は東大の中でもお世辞にも高い方ではないので、「なんか昼休みに集まってワイワイしている謎の集団」だと思われることもしばしばなんだとか......
・歴代インターの人々とのつながり
普通のクラスでの上下のつながりといえば、年度はじめのオリ合宿で上クラ(一つ学年が上でクラスの番号が同じ人たち)との交流があるくらいで、2つ上以上と交流することはほとんどありません。しかしインタークラスは、「インター大コンパ」という歴代インターの人々が一堂に介する大イベントがあったり、「インターライブ」といって、これまたインターの人々が集まってバンドや出し物をするイベントがあったり、などというふうに、タテのつながりがとても強いのが特徴です。場合によっては90年代入学の人も来てくれてお話ができたり、有名企業に入った人からタメになることを聞けたりすることもあり、1年生のうちから強力な人間関係を作ることができます。
まだ疑問は山ほど残っているかと思いますが、長くなってきたので前編はこのくらいにしておきます。今年の東大で起きた謎の現象とは何か?インターと理系中国語TLPの関係とは何か?そもそも、初修中国語TLPで海外経験なし純粋ジャパニーズの私が、なぜこんなにもインターについて詳しいのか?それらの解決は後編ですることにいたします。ではまたお会いしましょう。