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2019年9月アーカイブ

2019年9月25日 18:52

目標点をきめよう!

お久しぶりです!文科Ⅱ類2年の勝嵜です。

東大は23日までが夏休みで昨日からAセメスターの授業が始まりました。私は無事経済学部に内定して、大学に入って初めて経済に関する授業をうけています。というのも、どうせ後半の2年半は経済学ばかりやるからということで、前期教養課程では、国際法・心理学・哲学など、専門にはしないけれど興味があることを履修していたんです。色々な学問に触れられるのも前期教養のある東大の魅力ですね(^O^)

大学の話はこれくらいにして本題に入りましょう。。。

そろそろ夏模試のすべてが返却されるころですね。そして早いもので約10日後には第3回東大本番レベル模試があります。

東大模試の結果が返ってきたこの時期にやっておくといいことがあります!それは「二次試験本番の目標点を決めること」です。

これまでいくつか東大模試を受けて、なんとなくでも、自分の得意科目・苦手科目、各科目の伸びしろが分かってきたと思います。それを踏まえて二次試験の各科目の目標点を考えましょう。

入試本番の不測の事態に備えて、合格者平均点を目標にするといいと言われています。文系では、各科目、英語80点・国語70点・数学50点・社会80点の合計280点が一般的に言われている配分です。これをベースに自分なりの目標点を組み立てていきましょう。

もうひとつ、これは私の個人的な意見なのですが、合格者平均点以外に、合格最低点に到達するためには各科目どれくらい得点すればいいのかを考えておくのも重要だと思います。高めの目標を掲げることは成長するために大切なことではありますが、達成のために伸ばさなければならない項目が多くなりすぎて、かえって二次試験本番までにやるべきことが見えにくくなってしまう場合もあります。合格するために最低限なにをやればいいのかを明確にすることも今後の学習を効率的なものにするには大切です。

二次試験本番の目標点を決めたら、次は秋模試の目標点を決めましょう。11月の模試には現役生の夏休みの努力の結果が出ると言われています。自分のやってきたことにに自信を持って、少し背伸びした目標点を掲げてみるとこれからの1か月間のモチベーション維持に繋がると思います。

4科目合計の目標点・科目ごとの目標点を決めたら、さらに大問ごとに何点取れば目標を達成できるか考えていきましょう。これによってどの分野に時間をかければいいかが自ずとわかってくるはずです。

学習計画を立てるにあたって、実際に目標を数値化してみることは有効な手段の一つだと思います。本番まで時間がないと焦ってしまい、やるべきことを整理できていない人は特に、一度落ち着いて自分の目標を明確にしてみると、やるべきことが見えてくるかもしれません。


最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。夏に続き、秋も気を緩めずに頑張っていきましょう!


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2019年9月24日 15:17

模試が返ってきたら

こんにちは、教育学部4年(スタッフ7年目)の勅使河原です。

東大では、今日から新学期が始まりました。
多くの東大生は7月末~8月頭には夏休みを迎える(学部や履修する授業によって異なります)ので、
約2カ月の長い夏休みが終わったという形になりますね。

他大学では前半を「夏学期」・後半を「冬学期」って呼ぶことが多い(あるいは単純に前期・後期)と思うのですが、
東大では前半(夏休み前まで)を「Sセメスター」、後半(夏休み後から)を「Aセメスター」と呼びます。
というわけで、今日からAセメスターが始まったわけです。

新学期なのに初日から何故私が校舎にいるかというと、
4年生も後半なので、授業は週に2コマ程度取ればよくて、
あとは卒論、という状況だからです。
学科の友人のなかにはもう授業の単位はいらなくて、卒論だけという子もいます。
いずれにせよ自分で1日なり1週間なりのスケジュールを組めるから、楽ではありますが、
その分責任が伴います。


スケジュール管理は、受験生の皆さんも直面する課題だと思います。
今は平日は日中学校に行って、その放課後や休日に自分が計画した勉強を進めるという感じでしょうか。
高3生だと12月頃に学校の授業がなくなり、自分の時間がほとんどになる人も多いと思います。

計画立てとその管理・実行には得意・不得意があって、
「こういう風にスケジュールを立てよう!」
と一概には言えないのですが、
皆さんに共通して伝えるべきことがあるとしたら

今、一度立ち止まって、受験までのスケジュールを見直そう!!

ということです。
夏の東大模試も返却されて、本番までの伸びしろの具合も把握できる頃だと思います。
ただ、方向性を間違えてしまえば伸びしろは伸びしろのままで、
いつまでたっても到達したい地点(点数)には辿りつきません。

夏までに思い描いていた、秋以降の勉強計画が多くの人にはあると思います。
そこから軌道修正は必要ありませんか?
伸ばしたい伸びしろを実際に伸ばすために必要な勉強を、
模試の結果を踏まえて再度検討してみてください。
過去問についても、いつ頃から何年分取り組むか、
そろそろ見通しを立てられるといいですね。

それらのプロセスでつまづくことがあったら、
遠慮なく東大特進のスタッフに相談してくださいね!
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2019年9月19日 17:13

駒場祭のすゝめ

こんにちは~この夏ブログへの出現率が割と高めの2年スタッフ、平岡です。

少し肌寒く感じる日も増えてきました。
皆さん体調管理はしっかりお願いしますね。

秋と言えば、駒場キャンパスの銀杏並木(1年目で銀杏が嫌いになるほど秋は臭い)、
そして銀杏並木と言えば、秋に駒場キャンパスで行われる駒場祭です!

東大に足を踏み入れたことのない高校生の皆さん(特に文科生)には
是非駒場祭に行ってみてもらいたいところです。

何故だかお分かりと思いますが、それは文系の試験会場が駒場だからです。

私は地方出身で普段キャンパスを訪れることが出来なかったため、
駒場祭に行くことでキャンパスの雰囲気を掴んだりモチベーションをUPしました!

下見で行くからいいや、と思う方もいると思いますが、
駒場祭に行くメリット、それは・・・



実際に教室に入れること!



どんな机でどんな椅子なのか、受験生にでもなれば気になってしまうものです。


五月祭とくらべるとこじんまりはしていますが、出店もステージもあり、
展示などもどこに何があるのか分からなくなることなく、ゆっくり見て回れるのでオススメです。

五月祭ほど一般の方も多くいらっしゃらないので、
学生のワイワイとした感じがより感じられると思います。


一年生のクラスや、駒場が拠点のサークルによる出店や企画がメインなので、
さすがに私も2年生では関わらないと思っていたのですが・・・



2Sのデザインを学ぶ主題科目を受講した有志の人たちで展示を行なおう、
とTAさんから声がかかったので参加してみることにしました!

準備に気合いが入ります。

部活の後輩のお店を回るのも楽しみです!

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2019年9月17日 18:14

常に全体像を意識しよう

はじめまして、文科Ⅰ類1年の石原威です。「いしはらい」じゃないです、「いしはらたける」です。

ブログには初の登場ですね。授業運営に入っているところをみたことがある、という人はもしかしたらチラホラいるかもしれません。

折角ブログを書くので、まずささやかながら自分の知名度上げ工作でもしておきます。今年の合格体験記の1ページめの奴です。ああ~、あいつかって感じになってくれたでしょうか?まあ、有体にいえば「合格体験記首席」ですよね。こうやっていうと大学の友人達には軽くあしらわれるのが常なんですけどね。エリートは常に孤独です。

さて、9月も折り返し地点を過ぎ、秋の訪れの近さを感じる日も少しずつ増えてきました。夏模試の返却も始まって、入試当日がいつかはくるという事実も、いよいよ皆さんの中で現実味を帯びてきているころかもしれません。

皆さんの現時点での学習目標達成度は、いかがなものでしょうか。この問いに明瞭な答えを返せるかどうかは、実は結構重要です。漠然と6割かな、とか、まだ3割くらいかも、というのではちょっと心許ないですね。本番までに自分がこなしたい作業量を把握できていないということですから。

まだ半年近くあるからなどといわず、ひと月単位でいいですから、自分が本番までにやりきりたいこと(問題集や講座など)をリストアップして、逆算的に配分してみてください。意外に時間がないことや、逆に時間が余りすぎてしまうかもしれないことに、多くの場合気付くと思います。大切なのは可視化することです。なにをやるべきで、なにが足りていないのかを明確にし、できれば一日単位のスケジュールにそれを落とし込んだ上で、受験生活の全体像を描く事。もうその日その日の気分で一日の勉強スケジュールを決めていて良い時期ではなくなりつつあります。ミクロな視点、つまり学習方法そのものが決定的に重要なのはいわずもがなですが、マクロな視点もしっかり持って今後の学習を進めていってほしいと思います。

我々スタッフは、どちらかというとこのマクロな視点から見た受験をサポートするためにいます。(もちろんミクロの方も精一杯お手伝いしますけど!) 今後の目途の立て方がうまく思い浮かばないとか、これでいいのか不安だという時には、是非相談してみてくださいね。
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 どうも、お久しぶりです~。一年生スタッフの平﨑です。

 本日は皆さんに1つお知らせをしたく、ブログに登場させていただきました。

 それはですね、ずばり、10月頭の「東大本番レベル模試を受けよう!!」ということです。

 9月に入り、夏模試の結果もボチボチと返却されている頃ですが、結果に満足できず、もっと取れたのになあと後悔している人も多いでしょう。そのような悔しさを晴らす、いわばリベンジマッチとしてもうってつけでしょう。

 もう一つには、11月にある大型東大模試の前哨戦として、受けてほしいです。11月の東大実戦、東大オープンは、皆さんの学力を他の全国各地の東大志望者と比べる最後の機会と言っても過言ではなく、それだけ重要な模擬試験になります。そのような模擬試験の約一か月前に、東大型の模試を受けて、時間配分や、解き方などを確認しておくことはとても重要だと思われます。


 では、そのような東大本番レベル模試に対して、何を対策すればいいのかということですが、夏に基礎などを完璧にし、ある程度の実力を養えた皆さんは、東大の過去問の演習が大切だと思います。あの形式の問題に慣れていくことや、東大で頻出のパターンなどを身に沁み込ませることも大切です。

 最後に、目標点数も決めてから挑んでほしいです。今日皆さんに去年の模試の点数のデータなどをお送りしました。そちらを参考にして決めていただいても構いませんし、返却された東大模試を見て、何点アップを目指すのかという形で決めていただいてもいいでしょう。あと、総合目標得点を決定した後は、各科目で何点ぐらい取っていくのかという具体的なイメージも持っておきましょう。そのために自分に必要な勉強を見直すことも大切です。

 皆さんの夏の勉強の成果を十分に発揮できることを祈っています。頑張ってください!!
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こんにちは。またまた文科Ⅱ類2年の平岡です。

そろそろ8月に受けた模試の成績表が皆さんの手元に届くころですね。
良かった人、慢心してはいけませんよ。冬にかけて周りもどんどん追いついてきます。
悪かった人、しっかり復習して成長の糧にしましょう。伸びしろはまだまだあるはずです!

東大特進コースでは皆さんに成績表の提出をお願いしています。
特待制度の認定のためでもありますが、一番の目的は現役東大生スタッフが皆さんの成績を見ながら勉強のアドバイスなどをするためです。
模試の成績データが複数あると、その人の得意不得意や成長具合が、全てとは言いませんがある程度は掴めます。
それをもとに、その人にとってより適切で効果的なアドバイスが出来たらいい、という思いで皆さんに成績表の提出をお願いしています!

特待認定には、今まで出して頂いている中で最も良い判定を採用しますので、前よりも判定が落ちたから認定科目が減ってしまう...なんて心配はいりません!
どんどん提出して、どんどんアドバイスを貰いましょう。

また、模試の成績は、合格するための各科目の目標点数を設定するのに、非常に良い目安となります。
自分の成績とじっくり向き合って、合格までの勉強計画の調整に役立てましょう。





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こんにちは!文科Ⅱ類2年の平岡です。
最近は、また夏がぶり返してきたような暑さですね...頑張っていきましょう

タイトルにもある通り、今日は私の2年前の高校生活を振り返ってみようと思います。

1日の大半を冷房の効いた部屋で机に向かうことに費やしていた夏休みも終わり、学校での授業が終わる九月。
センター対策までに残された時間を惜しんで、二次対策に全力投球!という受験生も多いかと思いますが、私の母校洛南高等学校は一味違います。

夏休みが終わると、みんなの頭の中は9月第3週の休日に行われる体育祭のことで頭がいっぱい。
学年4チーム対抗で行う応援合戦の練習に全力投球です。
この応援合戦、選挙区、編集、振り付け、配列、衣装、すべて高3の20人ほどの幹部が取り仕切り、下級生含む200人近くを纏め上げ、4分間の演技を完成させます。
本番まで、放課後は毎日練習に費やし、その後も高3生は残って練習の計画を立てたり、下級生の教育係に振り写しを行なったり...
某塾では「この時期には洛南生は来なくなる」と周知の事実となっていたものです。

私はこの応援団の副団長に務めていたうえ、所属していた書道部の文化祭展示の締切にも追われていました(笑)

けどその2週間、勉強の質が落ちていたかと言われるとそうでもない気がします。

限られた勉強時間を無駄にしないよう、授業中や朝の短時間にグッと集中できていましたし、電車での通学時間など空き時間にもぬかりなく勉強することで、そこまで生活を乱すことなく取り組めていました。
むしろ、夏休みのマンネリ化した生活から抜け出せて、いい気分転換になったぐらいです。

そうやって過ごした2週間は、高校生活のどの瞬間よりも充実して楽しく、本当にいい思い出になりました。

何を言いたいのかというと、
一度きりの高校生活。
もちろん勉強も大事ですが、友達と過ごす時間も大切にしてほしいということです。
勉強を理由に応援団に参加しない生徒もちらほらいましたが、私は参加して本当に良かったと思います。
受かったからこんなことが言えるんじゃないか、と思う方もいるかと思いますが、仮に落ちていたとしても、参加しなかった場合の後悔は計り知れないと思います。

個人的なエピソードをつらつらと書いてしまいましたが、もし勉強と行事や部活を天秤にかけて悩んでいる受験生がいたら、その後押しになればと思います。

大学生になっても、みんなよく「1日で良いから高校時代に戻りたい」って言ってますから。(笑)


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2019年9月 9日 15:43

台風15号

こんにちは、一年生スタッフの熊谷です。
昨晩台風15号が関東に上陸しました。
ものすごい風と雨でしたね、、皆さんのお家は大丈夫だったでしょうか?

電車が止まったり、停電してしまったり、あるいは風雨で家が壊れたり、、
大変なことや危ないことなどもあったかと思います。

そんな時は無理をして外出せずに、安全な場所にいるようにしましょうね!
こういう時にどっかに行くと、自分は大丈夫だとしても行き先が臨時でお休みになってしまったり、自分にも危険なことが降りかかる恐れがあるからです。

今回は月曜日だったので学校に行くか行かないかで悩んだ方が多かったかもしれませんが、もしこれが模試のある日曜日だったらどうでしょうか?
せっかく申し込んだ模試に遅れるわけにはいかない!といって無理にでも行こうとするかもしれないですよね
でも仮に家を出ても、電車の混雑に巻き込まれてへとへとになって自分の実力をフルに発揮できなくなるかもしれませんし、もしかしたら、なんらかの事故に巻き込まれてしまう恐れだってあります。
そもそも模試であれば時間の繰り下げや別室受験を認めてくれることもよくありますよね

ちなみにこれは実際に僕が受験生の時に体験した事なんですが、
台風が接近しているのに、模試を受けに行って、受験こそできたものの、帰りに遅延と運休が続発し、帰りが物凄く遅くなり、結果的に勉強時間がすごい削られて、しかもへとへとになったという事がありました。

受験生に限ったことではありませんが、身の安全は何よりも大切ですし、自然の力をなめてかかると本当に大変な思いをすることになります

これからも台風や、受験期には雪などが我々を襲ってきますが、皆さん正確な情報をもとに、しっかり考えて行動するようにしましょう!

ではまた



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2019年9月 5日 13:55

2Aにむけて

お久しぶりです。文科Ⅱ類2年の平岡です。

9月に入り、残る夏休みも三週間ほど・・・
長いようであっという間に過ぎていく夏休みです。

さて、題名にも書きました通り、そろそろ2Aにむけて切り替えていかなければなりません。


私平岡は進振りの第一段階で無事経済学部に内定しましたので、2Aからは経済学部の必修の嵐です。

経済学部の2Aに取るべき必修は駒場でしか開講していないため、その単位を落とすと3年時に駒場に授業を受けに行く「駒バック」をしなくてはなりません。絶対に避けたいですね。

経済学部は他の文系の学部に比べて必修が多いらしく、週14コマが必修で埋まります。しかも一科目105分×2コマの210分授業。血流が悪くなりそうです。

2Sで週3コマだった私や、そのほか文ニートを謳歌していた人たちの生活が激変する未来がありありと見えてきました。

ましてや週3で1限(8:30開始)です。夏休み、部活が昼or夜、バイトも昼からで優雅に過ごしていた朝の時間(ほとんど睡眠タイム)が無くなってしまいます。早起きの習慣もつけないといけませんね。

1人暮らしの私は、3年からキャンパスが本郷になるため、家さがしも行わなければいけません。引っ越しは2月頃かな...色々準備が大変そうです。

あとは教科書を先輩から譲ってもらう、とかでしょうか。
入学時にも言えることですが、先輩に頼めば案外教科書は買わなくても手に入ります。
私なんて、再現答案で東進を含む各社様から頂いた図書カードがまだ余っています。
入学した暁には新歓時に仲良くなった先輩に頼んで見ると良いですよ~

準備することがたくさんありますが、2Aから始まる専門科目の授業が楽しみでもあります。
駒場の教養課程で授業を受ける中でみつけた、自分の興味があることを深く学べるのはいいですね。
気合いを入れて頑張ります。
と同時に、残りの夏休みもしっかり楽しみます!


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2019年9月 4日 16:34

字は丁寧に書こう

みなさんお疲れさまです、
昨日に引き続き勅使河原です。

今日私が伝えたいことはただ一つ。

字は丁寧に書こう。

タイトル通りです(笑)。


夏休みが終わりいよいよ秋、
これからは模試だったり過去問だったりで「答案」を書く機会が増えるのではないかと思います。
そのとき、時間に追われてか、字が殴り書きのようになってしまっていることはありませんか?

もちろん、試験では字の上手さでは評価されないことは大前提です(採点者が読めないくらいの答案でない限り)。
同じ内容を書いていたら、字が上手かろうが、そうでなかろうが、同じ点数がつけられます。

ただ、皆さんに覚えていてほしいのは、
「もともと字があまり上手くない」のと、
「雑に字を書いている」のは、
採点者は結構見分けられるということ。
私もこれまで何百枚もの答案の添削に携わってきましたが、
何となくわかります。

だから「自分は字上手くないなぁ......」と思っている人、
別に字体が整っていなくても、
読む人に伝わるように丁寧さを心掛けてくれればそれでいいんです。
個人的には字の形も個性だと思うから、
今から教科書みたいな字を目指して練習する必要は全くありません。

ただ、字を丁寧に書く習慣のない人は、要注意だと思います。

「答案は大学へのラブレター」というのはよく言うことですよね。
ラブレターを書く、となったときに、殴り書きする人はあまりいないのではないでしょうか。
自分の気持ちを伝えたいのならば、「伝えよう」という誠実な気持ちが字にも出ると思います。

精神論みたいな言い方になってしまいますが、
受験は運のような不確定要素も大きいです。
模試でA判定を取っていても本番で失敗してしまう人は毎年います。
そんな戦いのなかで、少しでも「運」をたぐりよせようとするならば、
この大学に入りたいです、だから私の考え、私の作った答案をあなたに「伝えたい」です、
といった誠実さを、採点者に伝えられるよう心掛けることも、
案外悪くないと思いませんか?

丁寧に答案を書く、というのは本番でいきなりできるかというと、
結構難しいと思います。
書くのに時間をかけすぎて時間配分が狂っては、本末転倒ですからね。
だからまだ時間と練習の場がある今の時期から、
少しずつ意識できるようになるといいのではないでしょうか。

ちなみに答案だけじゃなくて、計算用紙のような草案の段階でも
少し丁寧さを心掛けると、あとで自分の考えた道筋を辿りやすくなっておすすめですよ。
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2019年9月 3日 13:46

東大受験で身につく力

こんにちは、スタッフの勅使河原です。


私は昨日までの3日間、来春入社予定の会社での研修合宿に行っていました。
約30人の同期たちと一緒に、グループワークをしたりその発表をしたり、
夜には懇親会をしたり、とても楽しかったです。

私の内定先(入社予定先)は、東大卒ばかりではなく、様々な大学出身の方がいらっしゃるので
同期たちも多様なバックグラウンド(社会学的に表現するならハビトゥス)を持っています。
同じ「難関大学」でも、大学によってこんなに文化が違うのか!と驚いたり、
やっぱり同じ大学同士の人は、考え方の様式といった部分で共通するものが多いんだなぁと思ったり。

私は今まで東大生ばかりに囲まれた大学生活を送ってきたわけですが、
自分とは異なるパスをたどり、異なる大学に行きついた同級生と仲良くなると、
彼らとの比較のなかで「東大生」を客観視し、相対化することができるようになると感じています。

例えば(少なくとも私の周囲にいる)東大生の強みとしては、
自分の考えを筋道立てて言語化するのが上手いなぁと思いました。
(他大学の人はそれが下手とか苦手、と言っているのでは決してありません!東大以外にも、論理的でそれを他者に伝えるのも上手い人がたくさんいます)
大学に入ってから勉強して、議論を重ねて学問して、そういった力を磨いていく面ももちろん大きいのでしょうが
「入口」の時点からも、その資質が求められているんだろうなぁ、と思います。

つまりは、東大入試は論理的に文章を把握してそれをまとめたり、
文系なら世界史の大論述で代表されるように、構想したことを言葉で表現することが求められますよね。
これって先述の「論理的思考と、その適切なアウトプット」ができる人をまさに東大が求めている印で、
それができる人が東大に入れるし、
更に言えば東大はそのスキルを磨くことができる環境が整っているのだと思います。


ちなみに、
「やばい、論理とかロゴス化とか苦手だわ......」
って思った東大受験生の皆さん、大丈夫!
私も正直、論理が得意な方ではないです!笑
それでもトレーニング次第で、少なくとも東大には入れたし、
大学で勉強しているうちに少しマシになってきたかな?と思います。多分。笑


論理とか言語化とか、上手になると東大に受かりやすくなるだけではなくて、
その先、例えば就職活動でも多くの場合高く評価されます(特に文系なら)。
就職活動で求められるということは、その先の社会人生活でも求められているのでしょう。
研究者を目指している場合も、言わずもがなですね。
そういう意味では、皆さんが東大受験のために重ねているトレーニングは、
一生ものの力を身につけられる可能性を秘めているのだと思います。


......そんなこと考えている余裕なんてないよー、とりあえず東大に受かりたいー、という感じかもしれませんね(私が受験生のときだったらそうでした(笑))。
それでも、皆さんより7歳とか(?)年上の自分から見れば
受験勉強で身につけられるのは「得点力」だけじゃない、絶対人生で役に立つ経験だと思うので、伝わればいいなーと考え記事にしてみました。
ぜひ頑張ってくださいね(*^^*)
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2019年9月 1日 13:08

息抜きって大事だよ

またまたブログに登場。

一年生スタッフの平﨑です。

とうとう八月が終わり九月に入りました。高校生の皆さんは明日からまた高校が再開するという人が多数でしょう。


夏が終わってしまい、高校の授業が始まる中で、自分のために使える学習時間が減り焦る人も多いでしょう。前にも書いた通り、焦らず着実に勉強していくことが肝心です。そのような思いの中、一層勉強に励む人も多いのでしょうが、そんな皆さんに一言、タイトルにも書いた通り、息抜きって大事です。以下僕が思うこと三点ほど挙げさせていただきたいです。


①睡眠時間はしっかりと確保する!!
 睡眠時間を削ってまで夜中勉強しようとする人も多いでしょう。(実際僕もそうしたことは何度かあります)。しかし、(実体験からも言えますが、)本当にやめましょう!
 睡眠不足だと、翌日眠くて、勉強公立も落ちますし、自習室で寝てしまったりもして、結局本末転倒です。何より、早く寝て、しっかりと睡眠時間を確保した方が次の日と気持ちよく過ごせますよ。


②毎日の中に、ちょっとした楽しみを作る
 これもとても大切です。というより、主にこれを伝えたくて、この記事を書きました。もちろん、一日のメインは勉強であるべきなのですが、その中に、30分から1時間ほどの、日々の楽しみがあるととても精神的に安定して受験生活を送られると思います。
 たとえば、毎日のお昼休み、友達と美味しいお昼を食べに行くことも楽しみにしたり、学校帰り少し寄り道を楽しんだりと、、。僕の学校では、昼休みグラウンドで野球をして楽しんでいた人もいました。
 もちろん、一日のメインが遊びになってしまってはいけませんが、多少の息抜き、楽しみを持っていた方が、精神的に安定しますし、結局、勉強する時にはしっかりと集中できて、効率も上がるんじゃないかなあと思います。(ちなみに、渋谷校には渋谷校周辺のランチスポットをまとめた紙が置いてあるので、もしよければご参考に、、(かくいう僕も最近これを見つけました。))


③(急に具体的提案ですが)洋画とか見るのもいいんじゃない
 基本的には勉強をして日々過ごすのでしょうが、たまにはテレビも見たくなりませんか。バラエティーなど見ることも否定はしませんが、僕が個人的にオススメしているのは外国の(特に英語圏の)映画や、ドラマを見ることです。もちろん、内容的にも楽しめますし、何よりリスニングの練習としても扱えます。息抜きの中に多少の勉強要素を入れられたら最高ですね。僕は撮りためた洋画を休憩がてら見たりしてました。皆さんも少し考えてみてはいかがでしょうか。


以上三点ほど、息抜きについて挙げさせていただきましたが、要は、重要なのは、メリハリをつけることです。適度に休憩しつつ、基本的には勉強に励み、受験生活をうまく乗りきり、東大合格を掴みとりましょう!!
 
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