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2019年12月アーカイブ

2019年12月30日 16:15

来年に向けて

こんにちは!
文科Ⅰ類一年生の清水です。

あっという間にクリスマスが終わってしまいましたね。
みなさんはどのように過ごされたでしょうか?


さて、年が明けると迫ってくるのがセンター試験です。
何かと話題が絶えないセンター試験ですが、来年でその長い歴史に幕を閉じます。
そのセンター試験、なかなか対策が難しいという声をたくさん聞きます。
実際、昨年受験した僕もそのように感じていました。
それでもなんとかそれなりの点数を出すことが出来たので、以下どのような点が難しかったか、そしてどのように攻略したかを少しご紹介します。


数学
僕にとっては鬼門でした。
とにかく時間がなく、一問一問考えていると全く解き終わらなかったです。
そのため、僕は解き方を覚えるという方向で攻めました。
センターは大問ごとにジャンルが分かれています。一見すると毎年全く違う問題が出題されているように見えるのですが、同じジャンルの問題を何度も演習することで実はそこに共通するパターンがあることに気が付きました。
例えば、図形の問題では最初は図形的な特徴を使って解かせる、などです。
思ったより普通ですか?
でも、何通りか解き方がある中でどの解き方を選択させようとしているかが分かれば試行錯誤の時間を大幅に削れます。
実際にこの「呼吸」を見つけられた後は点数が安定し、九割を超えられるようになりました。


国語
全受験生にとっての敵です。
一問の配点がとても大きいので一つのミスが大きく響きます。
このミスを減らすにはじっくり解くしかないと思いました。
そのために、簡単に解ける問題を素早く解き、難しい問題に回す時間を確保することに務めました。
例えば現代文であれば、事前に自分の中で答えを考えてから選択肢を見ることで一発で選択肢を選ぶことが可能です。これは古典の読解問題にも共通で、これによって選択肢と問題文を何度も見比べていた時と比べて大幅な時間の削減ができました。


英語
得意科目だったのですが満点はなかなか取れなかったです。
二次に比べて圧倒的に簡単なのでできる限り得点したいところです。
そのため見直しの時間を有効活用しました。
具体的には一問の配点の高い読解問題で自信が持てなかった所をを優先して見直しました。
これにより読解問題の間違いはなくなりました。


以上色々と書きましたが、対策は人それぞれだと思います。
重要なのはただ問題を解いて結果に一喜一憂するのではなく、原因を考えてどのようにしたら点数が上がるか戦略を立てることだと思います。
寒いですので体調に気を付けて頑張ってください!!
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冬休み(12/23~1/5)の自習室の開館時間についてご案内いたします。1/6以降は通常通りの開館時間となります。

御茶ノ水校・渋谷校
12/23(月) 10-21時
12/24(火) 10-21時
12/25(水) 10-21時
12/26(木) 10-21時
12/27(金) 10-21時
12/28(土) 10-18時
12/29(日) 10-18時
12/30(月) 10-21時
12/31(火) 10-18時
1/1(水) 10-18時
1/2(木) 10-18時
1/3(金) 10-18時
1/4(土) 10-18時
1/5(日) 10-18時

大阪校
12/23(月) 10-21時
12/24(火) 10-21時
12/25(水) 10-21時
12/26(木) 10-21時
12/27(金) 10-21時
12/28(土) 10-18時
12/29(日) 10-18時
12/30(月) 10-21時
12/31(火) 閉館
1/1(水) 閉館
1/2(木) 10-18時
1/3(金) 10-18時
1/4(土) 10-18時
1/5(日) 10-18時
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東大特進コース担当の講師が、2020年1月から、以下のとおり、新高校2年生対象のライブ授業を実施します。

●高2東大物理
担当講師:苑田尚之先生 予定回数:90分45回+α
●高2東大特進化学
担当講師:鎌田真彰先生 予定回数:90分40回+α
●高2東大世界史
担当講師:荒巻豊志先生 予定回数:90分30回+α

詳細は下記のPDFをご覧ください。

ご不明点がありましたら、お気軽に東大特進コースまでお問い合わせください。

東大特進コース御茶ノ水校 0120-104-215
東大特進コース渋谷校 0120-104-430
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2019年12月20日 20:34

息抜き的な話

こんにちは!たびたびの登場になります、医学部6年の早川です。
12月も後半になってきましたね・・・。いよいよって感じです。
最近はセンター試験など、勉強に関する内容が多いので、今回は多少息抜き的な内容にしようと思います。気楽に読んでください。

今回は、世間の東大生の歪んだイメージを払拭する!!ということで

東大生のテレビ について 
最近東大生よくテレビで見ますよね。なんか頭脳王みたいな「ガチプロ」みたいな人が出ていたり、めっちゃコミュ障みたいなのがでていたり・・・。「東大生はコミュ障か頭脳王しかいないのか!?」って感じですよね。(個人的には五月祭でいろいろ言われるのが嫌いなのであまり出てほしくないんですが・・・)
じゃあ実際の東大生の生態はどうなのか?テレビのイメージと実際の感じを比較してみましょう。

①子供の頃から高校数学とかやっていた・普段は古文や哲学の本を読んでいる・愛書は漢文の〇▲☓※(忘れた)
→高校数学は「高校」で学ぶ数学ですよ。古文や哲学?それ美味しい?って感じです。

②30個くらいの単語を一瞬で覚えられる?記憶力の神?
→テレビに出るレベルのはほぼいません。ただ試験勉強を1日で終わらせる人はいるので、そういうのは記憶力の神と言うんでしょうか。

③ナンバーで足し算してる?
→してません。そういえば車最近のらないな・・・。

④コミュ障が多い?
→確かに他大に比べると多いかもしれません。ちょっとはっちゃけきれてないというか、垢抜けないというか(自分もですが)・・・。テレビに出るレベルのは稀かもしれませんが、食堂でブツブツ独り言を言ってる人はほぼ必ずいる気がします。

一番自分が許せなかったエピソードとしては

昨年のプロ野球の日本シリーズがあった時に、図書館の僕の隣の席で、パソコンで野球のライブ配信の見て、ヒットを打てば「よっしゃ」とか三振すれば「クソッ」とかブツブツ言っている人がいました。図書館でやるのは許せません。(どっちを応援していたかは忘れました)
※ちなみに野球ファンでもこういう人は少ないです!(なので是非皆さんプロ野球を見ましょう)


⑤実際東大生は何に興味を持つの?
(早川調べ)
入学前
1位:国際交流
2位:遺伝子と生命
3位:最新の科学

入学後
1位:コンパ
2位:アイドル
3位:麻雀

こんな感じです(笑)まあ腐っても大学生ですよ(笑)
麻雀は・・・ハマりますよこれ

⑥東大生ならではの記憶法 / 勉強法 / ノートの特徴etc...ってあるの?
→ありません。ノートはほんっっっとに人それぞれとしか言いようがありません。

1個だけ覚えてほしいのが
東大生は
2月25日、26日の試験において合格最低点以上の点数を獲得した人間

でしかないんですよ。
世間的には、何か偶像崇拝?みたいなものを作った方が盛り上がるんでしょうが・・・。

ここからは実際にあった会話集です
「sinx+cosxの・・・(忘れた)個ください」(←YouTubeにあるやつ)

「東大生は勉強はできるかもしれないけどね、人間性を・・・」(この後20分なぜか説教される)

「(医学部生に)〇〇病って知ってますか?僕はその〇〇病について勉強したんですがね、こないだ医者を言い負かしましたよ、やっぱり〇〇病の治療は・・・」(知らない〇〇病について30分語られる)

「今の日本の政治についてどう思いますか?」(はぁ)

「〇☓▲※◇先生(なんかの権威?)知ってますか?」「知りません」「東大生でもあれなのか・・・〇☓▲先生はね◆□研究の・・・」(この後〇☓▲先生についてのありがたいお話)

「・・・・・(コイツじゃ使えねぇ)」(僕の顔を見た瞬間目をそらす取材の人)

や、やっぱメディアの魔力ってなんかすごいんですね・・・(笑)

以上です、まあ思っているより普通の人だと感じてほしいです。

くだらない内容になってしまいましたが、少しでも息抜きになればいいと思います。
それでは、頑張ってください!


(オマケ)
最後に、突然ですが、皆さんにクイズです。
「東大特進において、生の授業ではなく、ビデオで授業を受ける形態のことを何というでしょう?」
手元の紙とかに、書いてみてください。

東大特進関係者正答率約5%、恐らく最難関の問題です。
答えは、t-POD(受講)です!
皆さん書けましたでしょうか?大文字、小文字とかきちんと合わせてくださいね。できた人は素晴らしい!
正式な表記はこれだけです。
(誤答例)
VOD、T-POD、T-pod、tpod、t-pod、などなど
VODって一昔前のやつですね・・・。
これ意外と東大特進関係者の人書けないんですよ。普段「誤字はやめましょう!!」とか言ってるのに笑えますね(笑)
申し込むときとかは全然気にしなくて大丈夫ですよ。ただ、同級生やスタッフに、「t-PODのPODは大文字ですよ(笑)」とか言ってあげると、ちょっといい気分になるのではないでしょうか。
これが出来れば君も名誉東大特進生です。
名誉特進生になって祝勝会に来てくださいね

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2019年12月14日 13:20

センター試験に向けて

こんにちは!経済学部に内定している2年の皆元祐美です!

 

寒がりなので、最近は寒さに耐えられずにヒートテック+貼るカイロ+ヒートテックという重装備で学校に通う毎日です。皆さんも体調に気を付けてくださいね。

 

さて、12月も半ばに入り、センター対策の比重を高めてきた方も多いのではないでしょうか。

センター対策には、もちろん勉強が一番大切なのですが、今日は、勉強以外でセンターに向けて準備しておくと良いことを紹介したいと思います。

 

それは、当日のシミュレーションです!

当日のシミュレーションといっても、何をすればいいか分からないと思いますが、

具体的に言うと当日会場にどうやって行くか、お昼ご飯に何を食べるか、休憩時間をどのように過ごすか、一日目の夜に何を復習するか、などです。

 

受験会場について、当日と同じルートで実際に見に行ってみることをおすすめします。私は建物の中までは入ることはできませんでしたが、建物の近くまで行けたので、当日迷わずに済みました。

これらを考える中で、当日の持ち物も決まってくると思うので、事前に考えておくと、前日とかに慌てなくて済むのでオススメです!

 

ちなみに休憩時間の過ごし方は本当に人それぞれで、勉強している人もいれば、私の高校同期には廊下でラジオ体操をしている子もいました(笑)模試と違ってかなり長いので、いろいろ考えてみたり、特進スタッフに聞いてみると楽しいと思います!

 

そろそろセンターの受験票が届く時期が近づいてきましたね。受験票や一緒に届く書類には当日の流れや持ち物が詳細に書かれているので直前ではなく今のうちに一度確認しておきましょう。

 

少しでもシミュレーションしておくだけでも安心感が違うと思うので、是非試してみて下さい!

 

それではまた!

 

 

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2019年12月13日 18:39

もうすぐクリスマスですね

こんにちは!(^u^)
理科二類から薬学部に内定
している2年の宇野瑛理香です。

さて、私は昨年落とした単位を
無事回収し、薬学部に進学する
ことが出来るのでしょうか?!
受験生の皆さんに負けないくらい、
頑張りたいと思います。
留年をかけた戦い、レディ、ファイッ!!


タイトルにも書きましたが、
もうすぐクリスマスですね。
2年前はクリスマスなんて
気にせず塾の冬期講習に
行っていた覚えがあります(^_^)
受験生のみなさんは、そろそろ
センター対策にシフトチェンジ
する頃でしょうか。


センター対策って、楽しいですよね。
ずっと二次の難し~い問題への
対策をしていると、センターの
問題が(二次と比べて)楽に解けて
しまうもんだから、負担が軽くて
楽しいと思います(?)

でも、楽しさに任せてセンター
ばかりやっていると、後から
やってきます、センターボケです。
みなさん、例えば数学大問1つ
とかでいいので、少しずつでも、
二次の問題に触れるように
しましょう。
私は大丈夫だろうと思って
二次に全く触れていなかったら、
センターボケしました(^_^;)


それではまた~~
2年の宇野でした!!



☆今日の豆知識☆
人が横書きの文字を見るとき、
一気に見られるのは13~4文字
までだそうです。
洋画についてる字幕なども、
13~4文字におさめなければ
いけないのが大変らしいです。
ということで、今回は13~4文字
を意識して文を切ってみました。
ブログだと、逆に見づらい
気がしますね!笑
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2019年12月11日 19:42

センター試験についてpart.2

こんにちは!連日の登場になります。医学部6年の早川です。
昨日はセンター試験の悪口を(?)言ってしまったので、今日はもう少しポジティブな目線で行きたいと思います。

まず、せっかくなので僕のセンターの点数を公開します!(誰得)
(なんで覚えているかって?僕はこういうエピソードの記憶みたいなのが物凄く得意なんです。勉強の単語は覚えられませんが、エピソードの記憶だけは誰にも負けない自信があります)

国語:139 数学:200 英語:195  リスニング:48?(忘れた)
物理:97 化学:100 地理:83 
TOTAL:814(リスニング除く)

ですね。9割は到達し、換算100は行かず、可もなく不可もなく、って感じではありますが、今年の1年生で「僕あまりセンター良くなかったんですよ~836点で~」とか言ってる人もいるので、それを踏まえるとちょっと、って感じです!
ちなみに後輩のスタッフのK君にこの点数を言ったら「早川さんwww現代文なのにwwww結構wwwしょぼいっすねwwwプッwww」って反応されました。覚えとけよ(*^_^*)


「お前現代文のクセに国語しょぼいじゃねーか!!」って思った人いると思います。はい、その通りです・・・。で、でもこ、古文を解こうと思ったらお、お腹が痛くなっちゃって、ほ、本当ですよ!!!(嘘

この年は2014年です。是非、2014年の国語は皆さんも解いてみてくださいね!と~っても楽しいと思います!

ここで終わると隙あらば自分語りになってしまうので、個人的に(他の人がやって無さそうな)センターの勉強法・攻略法をご紹介します。

①発音・アクセント
英語で一番困る分野No1ではないでしょうか。無対策も渋いし、でも教科書を1からやるのもちょっと・・・、っていう人もいると思います。
僕の攻略法は、
過去問集(黒本)に載っている20~25年分を、アクセントだけひたすら解く
というものです。
1年辺り解くだけなら3分くらいで終わるので、20~25年でもすぐ終わります。あとは全部頭に叩き込んでいくのみ。そこ以外のから出たら諦めるという作戦です。ゆうて出るものなんてある程度限られているので、コスパだけは最強です。
これが功を奏したか知りませんが本番のアクセントは満点でした(ということは読解でミスってるんですね・・・(笑))

②センター数学(得意な人向け)
数学得意だから時間はかけたくない、無対策もちょっと・・・。でもただ解くだけって言うのも・・・。
僕の高校のセンター対策の授業ではセンターパックみたいなものを使っていて、その中のIAかⅡBを60分で解く、余った方は自習用、という形式をとっていました。
そこで、
60分でIAとⅡBを両方解き切る
というのをやっていました。
1個30分なので、結構ハラハラして楽しいです。見直しの時間もあまりないので、一発で合わせる緊張感もあります。
自信のある人は過去問でやってみてはどうでしょうか?

あとは、
数ⅡBの選択問題も含めてすべて解き切る
というのもやっていました。
当時は統計やコンピュータを勉強する必要が無かったので、未知の領域を開拓していくのは楽しかったです。

③センター古文(苦手な人)
センター国語って難しいですよね。古文とかは、結構難しいと思います。
意外とあれって、
問題演習から選択肢の作り方を学ぶ
ことができます。
選択肢に慣れてくるとこの選択肢は本文のこの部分を答えさせたくて、ということはこの訳に合っているのを選べばよくて、~みたいなのを見抜けるようになってきます。下手すると全く何言っているかわからないのに選択肢と+1文くらいから正解を選び取れたりします。
なので、文章を読む努力に加えて
選択肢から考えて正解を奪い取る
という力もつけておくと良いと思います。(古文の先生にめっちゃ怒られそうですが)
まあ、本質的ではないですが、良いでしょう。所詮センターなんで(笑)


④本番のリラックス法

本番って、緊張しますよね。そんな時は、
友達と試験監督のモノマネ
をして遊んでいました。
「イヤホン」のことを「イヤフォォン」とかいう人がいたり、めっちゃダンディーな人がいたり、楽しいですよ。
試験監督って怖そうに見えますけど、「この人は金持ちだろうなー」「家で奥さんの尻に敷かれてそうだな」とかバックグラウンドを想像してみると楽しかったりしますよ。

こんな感じです!
まだまだこういうのをスタッフそれぞれ持っていると思うので、色々聞いてみてください!
頑張っていきましょう!


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2019年12月10日 19:37

模試とセンター試験

こんにちは!医学部6年の早川義浩です。
いよいよ試験が近づいてきましたね・・・。僕も尻に火が付きまくっているところです。
お互いストレスmaxだと思いますが、頑張って乗り切りましょう。

今日は「模試」と「センター試験」の2つのテーマについてお話したいと思います。

①模試について
そろそろ秋の東大模試が返ってくるころではないでしょうか。
僕も、国家試験の模試というものがあるのですが、結果を見るたびにストレスmaxです・・・。
さて、模試について、復習法については1年生などにきいているところも多いと思いますので、自分からは違う視点からお話します。(6年ぶりに「模試」というものを受けるようになったので、、)
世間で言われている「模試」についての通説についてお話しようと思います。

・模試の結果に一喜一憂してはいけない。復習が大事。
間違ってはいないと思います。が、正直キレイごとだと思います。
人間なので、模試の結果に一喜一憂するのは当たり前です。模試というのは数少ない「数字」として出てしまう場です。数字というものの魔力は恐ろしいものであり、人間を狂わせてしまうのです・・・。
ですが、復習が大事なのは間違いないです。案外本番に似たような問題が出たりするし、ミスの傾向とかを知るのも重要です。一番大事だと思うのは、大勢の中で緊張感ある試験を受けた時に、自分がどのようなパフォーマンスをし、どの作戦(時間配分等)が崩されやすいか。を知るいい機会だと思います。

・模試の問題/採点は本番のより悪いので、気にしなくていい。(特に現代文
これは的を射ているようで、本質的ではないと思います。まず問題についてですが、現代文含め、悪問というのは想像している以上に少なく、全く吸収することの無い問題はほぼゼロといっていいでしょう。
いわゆる「ほならね理論」ではないですが、僕は受験生とスタッフに関しては模試の問題に対して、「この問題は悪い」といえる立場ではないと思います。これは模試や本番でどんなに高い点数を取っていても変わりません。

次に採点ですが、確かに大味な部分はあると思いますし、それは否定しません。ですが、それは仕方のないことだと思います。例として、普段の現代文の授業では、約50~70枚を2週間で採点すればいいのに対し、模試では文理合わせて受験者数が3000-9000人程度、それを(何人でやっているかは知りませんが)成績表を出したりする手間を考えると1-2週間で採点しなければなりません。とっても大変です。順位を出したりするので、採点者が異なってもある程度基準を統一しなければいけません。なので、大味な採点になることは仕方ないと思います。
ごく、ごくまれに「現代文スタッフがやった方がいい」という意見を見ますが、断言します。100%それはありません。


最近身をもって知ったのですが、人間は自分の結果が悪いと「問題が悪い」と言いたくなる生き物です(自分もです)。それは仕方ないのですが、それをぐっとこらえて吸収するか、問題のせいにして終わらせるは大きな分かれ道かとおもいます。
プロの人が言う「問題が悪い」と受験生が言う「問題が悪い」は意味合いが変わってくると思います。

②センター試験について
センター試験もそろそろ焦ってくるころでしょう。授業で前に出てきたスタッフが、自分の得点を870とか880とか聞かれて答えるたびに、焦りを感じる人もいるのではないでしょうか。
僕はどちらかというとセンター試験は嫌いな方です。本番の点数も、まあ・・・ね・・・。
なので、ここで皆さんにセンター試験についての不安を解消し、僕自身の鬱憤を解消するために、センター試験について語ろうと思います。

※最初に断っておきますが850-880とか取っている人は素晴らしいと思います。僕は一生かかってもたどり着きません。以下の内容は不安解消用だと思ってください。
また、センター利用や後期・医学部の人はそれぞれの目標を別に考えてください。あくまで「東大合格」というものに照準を当てています。

・目標点は?
まず、僕はセンター試験の目標は3つあると思います。
850と860と870?そんなんではないです。
ズバリ、

①800:100の位が変わる
②810:9割
③820:東大の換算得点でおよそ100点

この3つです。分かりやすいでしょう?
ぶっちゃけ、それ以上の点数を取る一番の意義は「大学入学後に自慢できる」こと、次は2次試験にいい気分で向かえること、です。この2つが要らない人はこのくらいが目標で良いでしょう。
(ちなみに僕の点数はこのゾーンに入っていたり)

ではなぜか?大きな理由は東大の圧縮にあります。
ご存知の通り、東大入試ではセンター試験の900点は110点に圧縮されます。
これだけ聞くと「へー」って感じですが、実際に計算してみましょう。

センター880点→880×11/90 →107.5556 (これを0、基準値にします)
センター820点→100.2222(-7.3334)
センター750点→91.6667(-15.8889)

センター国語1問(8点)→0.9778
センター社会(理科基礎)100点→12.2222

皆さん恐らく750はさすがに下回りたくない、820なら可もなく不可もなく、880は神、とか思っていることでしょう。これをどう捉えるかです。
15点って大きいだろ!って思いますが、二次で言うと数学1問でひっくり返る点数であり、また、1教科ごとにならすと、15/5=3点、つまり、1教科あたり3点分の差にしかなりません。リスニング2個分です。こんな差はすぐ引っくり返せそうじゃないですか?
「これは下回りたくない」ラインから「神」に持っていくよりはよっぽど簡単ですよね?

・でも0.何点で落ちるじゃん!じゃあ大事なんじゃないの?
これもよく言われますが、僕が嫌いな言葉の一つです。勿論受験は0.何点分だけ足りないということはあります。でもそれは「センターをあと~点取るべきであった」ではなく、「2次試験であと1点取るべきだった」とも言えませんか?そして、センター~点よりおそらく2次の1点の方が小さい差だと思いませんか?
なぜ、小数点以下の世界になった瞬間に、センターの話に置き換えるのか、全く理解できません

僕自身、2次試験もセンターも、とらえ方としては

1点2点で泣かないためにどのような点に対しても貪欲に取りに行くのではなく、「1点2点で泣く世界」に入った瞬間に負け

だと思っていました。
これは何故かというと、1点2点の世界に入った瞬間、国語の漢字とか、センターとかあまり必要のない所になぜか目が行ってしまうのです。センターを50点上げるよりも2次試験で6点上げる努力をしてください。これは、今の点数が伸び悩んでいる人ほど、上げやすいはずです。「1点2点で泣くゾーンからの脱出」を全ての受験生に考えてほしいです。

「阻害」を「疎外」と書いて東大から「疎外」された?
「疎外」ゾーンに入らないことを目標にしてください。

・でもセンターできない人は学力が足りないんじゃない?
一定の比例関係はありますし、センターが学力を表すいい基準であることは間違いありません。ですが、これも必要以上に考えないでほしいです。
所詮センターはただの「塗り絵ゲーム」です。比例関係はあるものの、一定のラインを超えると、2次は2次、センターはセンターだと思います。
まず、
理系の社会、文系の理科、数学の統計、国語の小説
これは2次と何一つ関係ありませんよね?これができなくても所詮「塗り絵ゲームが苦手な人」でしかありません。
そして他の科目。これに関しても同様に思います。

高校の時に行っていたハイスクールの校舎長に言われて印象に残っているのが(多分向こうはそこまで深く思って言ってないかもしれませんが)

センターと2次試験はソフトボールと野球のようなものだ

です。
まあ確かに野球できる人はソフトボールもできそうですが、100%ではないですよね?
例えば大谷選手とかイチロー選手とか、ソフトボールもできそうですが、別にできなくても野球の世界で活躍できればいいですよね?センターと2次もそんな感じだと思って下さい。
周り見る限り、センターが苦手な人、2次が苦手な人というのは一定数存在すると思います。

なので、センターが悪いからどうこうとかあんまり考えなくていいと思います。


以上になりますが、まとめると、センター試験は
自分の合格にとっての本当の目標ライン(足切・換算得点・センター利用等)を突破する

これだけ考えて、後は思い詰めないでください。
勝負は2次です。



皆さん、寒いですが、勉強頑張ってください!
現代文に来る人は会場でお会いしましょう!


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新高校3年生(現高校2年生)対象の「プレ講座」の時間割が決定しました!
いよいよ地歴・理科の授業もスタートします!
これから受験勉強を本格的に始めるうえでのガイダンスも兼ねた内容になっていますので、自分が受験で使う科目については、受講しておくことをお勧めします。


パンフレットは、12月中に完成予定です。お申し込みの際は、パンフレットをしっかりご確認の上、お申込みください!


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2019年12月 4日 15:14

「頑張る」経験

こんにちは、教育学部4年の勅使河原です。
ここ1週間くらいで東京は随分と寒くなりました。
体調を崩しやすい時期ですが、皆さん大丈夫ですか?
手洗い・うがいをして、あたたかく着込んで、インフルエンザの予防接種もしっかり受けて、
くれぐれも気を付けて過ごしてくださいね。

先日の記事でも少し話した通り、
私は最近東大特進に来ていない日は、もっぱら卒論に追われています。
教育学部は今年の卒論提出期間は1月6日~9日なので、いよいよあと1ヶ月というところです。
ひいひい言いながら書いています(笑)。

大学生は遊んでいる、みたいなイメージが世間では流布していますが、
少なくとも東大生については、勉強や研究をやるときはきちっとやっている印象です。
皆さんも東大入学後も、勉強や研究を精一杯頑張らなくてはいけないときはきっと来ます。
受験勉強で終わりでは決してないです(笑)。

もちろん東大生も勉強だけではなくて、
サークル・部活を頑張っている人もバイトやインターンで活躍している人もたくさんいます。
情熱を注ぐ対象が何であるにせよ、
一度注力した始めたものには精一杯努力できる人が東大には多い気がします。

なんで東大生はそんなに頑張れるんでしょうか。
私の実感ベースの話にはなってしまいますが、
東大受験の経験が、その拠り所になっている気がします。

私も今大学に籠って卒論を書いていると
疲れたし遊びたいー、と思うことが(割と頻繁に(笑))あるのですが
そんなときに頭に浮かぶのが、高校3年生のまさにこの時期の経験です。
これから本番までの時期は、ほとんどの東大受験生が起きている時間の大半を勉強に費やしていると思うし、私もそうでした。
もちろん遊びたいと思うことはあったけど、それでも黙々と勉強し続ける日々を2月の本番まで送った結果、
私は頑張れる人、努力できる人なんだ、と自分のことを思えるようになりました。

私の場合は最終的に無事現役で合格することができましたが
たぶん3月10日、掲示板に自分の番号を見つけた瞬間の、「努力が報われた経験」ではなく
2月25、26日に至るまでの、「努力を続けた経験」それ自体が自信を培ってくれた気がします。

だから今卒論がしんどくても、
18歳の自分が頑張れたなら今の自分も頑張れるはず、と思って、頑張ります。
東大生は多かれ少なかれ受験勉強での「努力」を経験してきた人ばかりなので、
同じように思っている人は多い気がする、多分。

今年度受験を迎える皆さんも、ぜひ、「自分頑張ったなぁ」と思えるまでやってみてください。
その経験が、東大在学中も、きっとその後も、人生の「頑張り時」を支えてくれると思います。

......精神論になってしまいましたが、
もちろん具体的な勉強アドバイスなどもしているので、
困った時は東大特進コースに頼りつつ、「頑張って」くださいね。
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2019年12月 3日 15:18

ミスを減らそう!

皆さん初めまして。文科Ⅱ類から経済学部への進学が内定した二年皆元です。

 

最近悲しかったことは、授業を受ける環境が劣悪になったことです...。授業2Aの経済学部では全ての授業が1323という教室で行われていたのですが、法学部の教室で耐震工事をする関係で、法学部が1323を、経済学部が743を使うことになりました。何よりもしんどいのは大学のwifiが通らないことと椅子が固いことです。iPadでノートを取っているのでwifiが無いと色々不便ですし、今日は2コマ=210分座っただけでお尻が痛くなってしまいました。

なぜ法学部が1323を使って私たちが追い出されてしまうのでしょう。法学部とはしばらく冷戦状態が続きそうですね。

 

授業環境の愚痴はこれくらいにして、本題に入ります。

今回はセンター、二次試験に向けて、一点でも多く取るためにミスを減らしていくことについてお話したいと思います!

 

皆さんは良くミスをしてしまうタイプでしょうか?私はそうでした。数学の記号の見間違い、マーク模試の自己採点ずれ等は日常茶飯事でした(笑) (笑)なんてつけていますが、当時は笑えませんでした(笑)

今日は、こんなミス製造機な私がミスをできるだけ少なくするためにしていたことをご紹介したいと思います。

 ①ミスのまとめノートを作る

 ②問題文を二回読む

①まとめノートは、科目ごとに模試で犯したミスや、普段の問題演習でミスしやすい式変形をメモし、試験前にかならず読み返していました。試験前に自分に注意喚起することで、結構効果はあったと思います。

②当たり前すぎてわざわざ言うまでもないことですが、問題文が一番大切です。二回読むことで、かなりのミスが減らせるのでオススメです。それで足りない方(私です)は、問題文で重要だったり、自分が間違えそうな所があれば丸をつけるなどするとよりいいと思います。

 

ミスが多いけれどもまだ対策に取り組んでいないという方に、このあたりの方法が少しでも参考になれば幸いです。

 

たかがミス、されどミスなので、出来る限りミス0をめざしてがんばりましょう~

それでは!

 

 

 

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12月5日(木)の大阪校の自習室の開館時間は13:30となります。
※御茶ノ水校・渋谷校は変更ありません。

自習に来られる方はご注意ください。よろしくお願い致します。
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こんにちは、文科Ⅰ類一年の石原です。二か月ぶりくらいです。

今日は街を歩いていたら、ベトナム人っぽい女の人に募金を頼まれました。明らかに詐欺っぽかったので素通りしようとしたんですが、めちゃくちゃ食い下がられて結局ちょっとだけ募金してあげちゃいました。高校の時からそうなんですけど、やたら人に道を聞かれたり、カモられたりするんですよね。特に東南アジア系の人に好んで声をかけられます。なんだろう、話しかけやすそうって言えば聞こえはいいけど、どうにも複雑な気持ち...。結局募金しちゃってる辺り、やっぱ見透かされるんだろうなぁ。

まあそんなことはいいとして、いよいよ12月になりましたね。東京に関してはここ数日で一気に冷え込んできた感があります。体調を崩さず、順調に勉強を進められているでしょうか。この時期多くの受験生にとって悩みの種になりがちなのは、センターと二次への対策の配分だと思います。僕自身は一月頭までセンター0、二次10でやってた極端な人間なので、あまり参考にならないかもしれませんが、一応教科ごとにどういう振る舞いをすると良いと思うか、簡単に述べてみたいと思います。

国語...この教科はセンター試験に特化した対策がかなり重要になると思います。特に現代文に関しては過去問演習が命だと思うので、なるべく多くの年数演習を重ねておくに越したことはないでしょう。林先生が良問だと言っている年については特に。古文・漢文も、文章のレベル自体は二次のものと大きい差があるわけではないので、二次対策としても多めにやっておいて損はないです。

数学...かなりの力を持っている人ならともかく、少し自信がないな、という人は問題形式に慣れるために過去問演習を積んでおいた方が良いと思います。僕は、あくまで二次対策として解法の習得などを続けつつ、一月頭ごろから数年分解いて時間配分や感覚を確かめました。

英語...二次対策に終始するのではないかと思います。長文は二次の読解の練習をしていれば楽々読みこなせる難易度でしょうし、文法などで点数を落としやすいとは言っても、せいぜい10点以内であることがほとんどです。もちろんそこも貪欲に狙っていってほしい所ではありますが、現実として二次の地歴対策が不十分だとか、数学が固まっていないなどあれば、そちらを優先して二次の得点につなげた方が何倍も点数効率がいいであろうことは否めないでしょう。

地歴...最も二次対策で十分な教科ではないでしょうか。もちろんどのような形式で問題が出るかくらいはチェックしておいた方が良いですが、それ以外はひたすらインプットに時間を割いた方が二次のことを考えても良いと思います。論述練習を続けていてもいいくらいかもしれません。万一センター慣れしていないことで(正直言い訳としては苦しいですが)数点落としても、挽回できます。センター特化型の勉強に拘るのではなく、試験横断的に通用する知識を身につけるべきです。

理科基礎...なるべく時間をかけずに得点を最大化したい教科です。恐らくほとんどの学校である程度の対策授業がなされていると思いますし、仮にそうでなくとも薄めの参考書を一冊買ってしっかりその内容を理解しておけば、45点前後は固いのではないかと思います。英語でも述べたことですが、それほど点数が伸びなくても、他教科の二次対策を充実させる方が得点効率は何倍もいいです。やりこみ過ぎず、他教科のスキマ時間で詰めるくらいの感覚でもあながち間違いではないかもしれません。

以上、普段押しは弱いくせに、なかなか強気のセンター観を述べてみました。もちろん一切気にかけずセンター10、二次0でも良いとは思いますが、繰り返し強調したいのは、最終目標は合格することだということです。得点を最大化する上で、この方法で行けばいいのだ、と根拠まで含めて説明できるものを自分の中に確立することがなにより大切です。頑張ってください。

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